BALMUDA The Lantern
バルミューダLEDランタンの魅力
バルミューダLEDランタンは使い勝手が抜群
バルミューダLEDランタンは、指先一つでダイアルを回すだけで光のコントロールができる使い勝手が抜群によいランタンです。日常の何気ない時間を少しでも豊かな時間に彩ることを目的に開発された魅力的なランタンになります。
ダイアルを無段階で回すだけで明るさや色合いが、ロウソクのような暖色から温白色まで変化するバルミューダLEDランタンの魅力を余すことなく詳しく紹介します。
バルミューダのランタンはインテリアでも魅力的
ランタンといえばキャンプやアウトドアのイメージが強いのですが、バルミューダのランタンは屋外だけでなく屋内のインテリアや寝室にもマッチする素敵なランタンです。バルミューダのランタンは揺らめくろうそくの炎から、落ち着いて本が読める明るさまでランタンの常識を超える微妙な光の変化は幻想の世界を演出します。
バルミューダLEDランタンのデザイン
バルミューダLEDランタン(BALMUDA The Lantern)は丸みを帯びた円筒形のデザインで、サイズも手頃なのでどこに置いてもマッチします。またシーンに合わせて明るさや色を無段階のダイアルで調整できるので、さまざまな雰囲気を演出できるのです。
本体のカラーも5色あり、好みに合わせて選ぶことができます。またバッテリー内蔵なのでどんな場所にも簡単に移動ができ、キャンプやアウトドアにも最適です。
光のデザインは試行錯誤の変遷の旅
バルミューダランタンの命とも言える部分は光の色合いです。焚き火やろうそくの炎の揺らめきを再現し、しかも複雑な明るさを簡単に調整でき、雰囲気のある照明を実現しようと何度も試作を繰り返しました。
その結果たどり着いたのが、LED光源の無段階調整ダイアルの「BALMUDA The Lantern」です。だからバルミューダのランタンの光は部屋にいても焚き火のような雰囲気があり、幻想の世界に惹きこまれます。
バルミューダランタンの外観デザインは四角柱だった
バルミューダランタンの外観のデザインは、ふっくらと丸みを帯びた円筒形ですが、最初は四角柱で設計されていました。それは街角にある古い街灯や暖炉をモチーフにした雰囲気のあるデザインで最終段階まで進んでいたのです。
ところが料理を並べたテーブルに置くと四角柱はそぐわないという致命的な欠陥が見つかり、決定寸前だったデザインは廃案となりました。再設計の末、今のバルミューダランタンの円筒形になったのです。
バルミューダLEDランタンの機能
バルミューダLEDランタンは、光源にLEDを使用しているので光の寿命が半永久的で、充電池の容量も大きいので連続使用時間も長いのが特徴です。使い勝手がよく優しい雰囲気があるバルミューダLEDランタンの機能と性能を詳しく紹介します。
光の調整機能
バルミューダLEDランタンの本体についているダイアルは一つだけで、無段階で光の調整が可能です。ダイアルを右に回すと点灯し、さらに回せば明るさが変化していきます。無段階で調光できるのは他社製品にはない機能です。
最初の色合いはキャンドルのような心を和ませる雰囲気ある暖色で、くつろぎながら音楽を聴くときや、お酒を飲みながら食事をするディナーテーブルにぴったりでロマンティックなムードを演出します。
ダイアルを回すだけで色合いの変化が楽しめる
キャンドル暖色のダイアルをさらに回せば、温かみがあるナチュラルで優しい光に変化します。寝室のベッドサイドや常夜灯に最適です。さらに回すと温白色(WARM WHITE)に変化し、本を読むのに十分な明るさになります。
上品な白色なので、夜道の散歩やキャンプなどの屋外活用も可能。左に回せば消灯できます。無段階のダイアルを回すだけで微妙な変化を楽しめるのがバルミューダLEDランタンの優れた機能です。
充電池の機能
バルミューダLEDランタンには小型でも容量が大きい優秀な充電池(バッテリー)が内蔵されています。バッテリーの連続使用時間は最大照度で約3時間、最小照度では約50時間もあるのでアウトドアでも安心して使用が可能です。
また内蔵充電池は約500回の充電に耐えられる耐久性能があるので長期使用ができます。電源からフル充電には約6時間かかりますが、充電しながら点灯も可能なので使用中の電池切れにも安心です。
バッテリーの交換時期の目安
バッテリーを交換できるのもバルミューダランタンの嬉しい機能で、バッテリーの交換時期(寿命)の目安は、充放電の耐性機能が約500回なので毎日連続で充電した場合は約1年半です。
毎日充電することは通常使用ではほとんどないので、寿命は1年半以上あることになります。充電回数がわからない場合は点灯時間が最大照度で1.5時間以下に落ちたときが交換の目安です。
バルミューダLEDランタンの詳細スペック
バルミューダLEDランタンは、ダイアル1つで明るさから色合いまで無段階で調整ができ、インテリアやアウトドアのさまざまなシーンに活用できる使い勝手抜群の商品です。サイズや重量も手頃で防水性(生活防水)や耐久性もあります。詳細なスペックは下記を参照してください。
BALMUDA The Lantern
本体サイズ | 幅 110mm×奥行 103mm×高さ 248mm(ハンドル含む) |
---|---|
本体重量 | 約630g |
消費電力 | 最大6.0W、待機時0.1W |
充電バッテリー | Ni-MH充電バッテリー 3.6V/2000mAh(ニッケル水素電池) |
充電時間 | 約6時間 |
充放電 | 約500回 |
連続使用時間 | 3〜50時間(最大照度〜最小照度) |
防塵・防水性能 | IP54(生活防水) |
光源 | 暖色用:太陽光LED/温白色用:白色LED |
明るさ | 約195ルーメン(全光束) |
調光機能 | 無段階調光 |
本体カラー | ブラック、ホワイト、グレー、クラシックレッド、ネイビーブルー |
バルミューダLEDランタンを開発したブランド
バルミューダ(BALMUDA)は生粋の日本ブランド
バルミューダLEDランタンの正式製品名は「BALMUDA The Lantern」なので製品名だけを見ると輸入ブランドのように感じますが、2003年に東京で設立された生粋の日本ブランドです。
バルミューダ(BALMUDA)は「自由な心で夢見た未来を、技術力で実現して人々の役に立つ」というコンセプトで数々の家電を作り上げているブランドで、その集大成とも言えるのがバルミューダLEDランタンになります。
バルミューダLEDランタン開発にかけた思い
バルミューダのランタンは、本を読んだり音楽を聴いたり食事を囲むテーブルや、夕暮れの森や星空や月明かりの下の散歩、そんな何気ない時間を少しだけ味わいのある時にできないかという思いでテストを繰り返し開発されたランタンです。
それはバルミューダ(BALMUDA)ブランドの基本理念に基づき、実現するため険しい道のりであっても何度もトライするのがバルミューダの商品開発に対する姿勢になります。
バルミューダランタンの開発裏話
バルミューダランタンの開発チームから社内のクリエイティブルームでパーティーを開きたいというメッセージが社長に届きます。社長が出席してみると、そのパーティーはバルミューダランタンが料理が並ぶテーブルで、想定通りの性能を発揮できるかどうかの実験だったのです。
バルミューダは社員が一丸となって開発に努力するブランド、だからこそ人の心を惹きつけるバルミューダランタンが開発できたのではないでしょうか。
コオロギの鳴き声のアイデア
人類を救うために宇宙船で立ち向かうというSF映画「インターステラー」を見たバルミューダランタンの開発チームは、コオロギの鳴き声をバルミューダランタンに活用できないかと考えました。
それはさまよう宇宙船の中で不安にかられたクルーが、録音されたコオロギの鳴き声に癒されるというシーンに感化されたからです。それを実現するためにチームの一人は自宅でコオロギを飼い、秋の夜な夜な鳴き声を録音しました。
コオロギの鳴き声が廃案になった理由
コオロギの鳴き声をバルミューダランタンから出すためには、録音したメモリーとマイコン、スピーカーなどが必要でコストがかかります。しかしこのアイデアが廃案になった理由はコストではありません。
実際に実験してみるとコオロギの鳴き声があまりにもリアルすぎて、コオロギがあたかも部屋の中にいるように感じてしまうのです。癒しや安らぎを与えるどころか、逆に不安になってしまうのが廃案になった真の理由になります。
バルミューダランタン開発のきっかけ
バルミューダランタンを開発しようと思ったきっかけは、バルミューダの社長がスキーで泊まった長野県戸隠のロッジです。社長は幼少の頃よりスキーが好きで、よくこのロッジを利用していました。
一日中スキーを楽しみロッジに戻り、食事後にラウンジでお酒を飲みながら山の本を読んでいたときに、どうしてこんなに居心地がいいのだろうと不思議に思ったのです。周りを見ると照明の違いに気がつきました。
バルミューダLEDランタンの原点はロッジの照明
ロッジのラウンジには大きな照明がなく、少し暗めの明かりがたくさん置かれていることに気がつきました。その明るさは本を読むのにほどよく、しかも心が落ち着く暗さの両方が溶け合い、素敵な雰囲気をかもし出していたのです。
これだ!と思った社長はいても立ってもいられず、帰る途中から理想的なランタンの構想を練り始めました。自宅に戻るなり早速本格的にバルミューダLEDランタンの開発に取りかかったのです。
何気ない夜をもう少し楽しい時間にするために
暖炉や焚き火のように見飽きることのない複雑に揺れるような灯り、午後から次の日の明け方まで使える灯り、ソファやベッドでもテーブルでも使え、電源のない屋外でもどこにでも持っていけ、夜をもう少し楽しくするランタンができないかと考えたのです。
その社長の熱意が社員に伝わり、魅力的で素敵なランタンの開発が始まりました。そして誕生したのが電源がいらない無段階で調光できるバルミューダLEDランタンです。
バルミューダランタンの受賞歴
「BALMUDA The Lantern」は2020年度にグッドデザイン賞とキッズデザイン賞を受賞しています。グッドデザイン賞は日本で唯一の総合デザイン賞で国内外の優れたデザインに与えられる賞です。
キッズデザイン賞は子ども達の「安全・安心に貢献する」「創造性と未来を拓く」「産み育てやすい」の3つの観点から選ばれます。バルミューダのシンプルな機能美と、光のデザインの創造性が評価されたのです。
バルミューダランタンは独創性と努力の結晶
バルミューダの社長のユニークな経歴
バルミューダの社長は17歳で高校を中退し、日本を飛び出しスペインからイタリア・モロッコ、地中海沿岸をまわる放浪の旅を経験しました。
帰国後には音楽バンドを結成し大手レーベルとの契約や破綻を経験し、2001年にバンドを解散します。その後もの作りの道を志し独学で設計や製造技術を学び、2003年に家電製造会社を設立するというユニークな経歴の持ち主です。
ユニークな感性と情熱は社員に伝染する
ユニークな経歴と感性から生まれる発想が、光を微妙に変化させるという独創的なアイデアのバルミューダランタン開発に向かわせたのです。その感性と情熱は設立した会社の社員全員に伝染して行きます。
その感染力が強いからこそ社員一丸となって努力する姿勢が生まれるのです。魅力的で独創的なバルミューダランタンができたのには、社長が世界を放浪して得た経験と、ユニークな感性が伝染した社員の努力の結晶と言えます。
バルミューダの音と光へのこだわり
廃案になったコオロギの鳴き声をバルミューダランタンに取り入れようとした試みは、開発チームが映画に感化されたことによりますが、それを容認した社長には音楽経験から得た音に対するこだわりがあったからです。
またバルミューダランタンの光の変化にこだわったのも、音楽ライブでは照明は非常に重要な役割を占めます。そんな思いが開発チームに伝染したのではないでしょうか。
バルミューダLEDランタンはバルミューダの完成形
バルミューダは会社設立以来、扇風機やサーキュレーター、加湿器や空気清浄機、ワイアレススピーカーなどさまざまな家電や食品のカレーソースまで作っています。2020年の12月決算では125億8千7百万円の売上を計上し、ドイツ、中国、韓国にも進出する企業です。
そんな大企業が開発したバルミューダLEDランタンは、揺らめくやすらぎの光を求めた原点を社員一丸となって実現した完成形と言えるのではないでしょうか。
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バルミューダのランタンで豊かな日常を!
バルミューダLEDランタンは、無段階に光の調整ができサイズ感もほどよく、部屋の中アウトドアどこでも使い勝手が抜群のランタンです。ここまでバルミューダLEDランタンの魅力やブランド理念、開発の軌跡などを紹介してきました。
これまでの記事を参考にしてバルミューダランタンで少し特別な時間を、日常生活でもアウトドアでも大いに楽しんでください。
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出典:pixabay.com