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モデルチェンジしたホンダのモンキー125を解説!新型は馬力も燃費も大幅アップ!

モンキー125が2021年に新しくモデルチェンジをしました。新型のモンキー125は馬力や燃費、カラーバリエーションも大きく変更されています。本記事では、モデルチェンジしたモンキー125を詳しく解説しているので参考にしてみてください。
更新: 2021年9月8日
Hiroshi
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目次

モンキー125とは

ホンダが販売している原付二種バイク

モンキー125はホンダが販売している125CCのエンジンを搭載した原付二種バイクです。乗り心地がよく速さがあるので、2018年に発売が開始された当時はとても目立つ車種でした。

コンセプトは「世界を広げる小さな相棒」ということで、どこまでも走り続けたくなるようなデザインになっており、新車価格は407,000円(税込)、ABS付きだと440,000円(税込)の2種類です。(当記事は2021年7月15日時点の情報をもとに作成されております。)

ホンダの人気車種

モンキー125はホンダの販売しているバイクの中ではかなりの人気がある車種になります。コンパクトなのにパワフルで、女性でも扱いやすい大きさが人気の理由となっていますよ。1人用のシートなため荷物は乗せられません。

ハンドルも起き上がっているので、乗車姿勢がとてもラク。キースイッチをオンにするとデジタルメーターがウィンクするモーションがあり、とてもかわいいですよ。

50CCの排気量モデルも存在した

モンキーには少し前には50ccエンジンを搭載したモデルが存在しました。2017年の8月末で新車の生産を終了してしまったので、現在は中古車販売のみとなります。初代モンキーは1967年に登場し50年以上も販売されていた歴史のあるバイクです。

排ガス規制とコストの面から生産が中止されてしまいました。兄弟車ではエイプ、ゴリラというバイクもあり、どちらも燃費が高く、人気のある車種となっていますよ。

新型モンキー125のスペック

スペック①以前のモデルとは違うカラーバリエーション

2022年にモデルチェンジをする予定のモンキー125は、2018年に発売されたモデルとカラーリングが異なります。2018年に登場したモデルはパールネビュラレッド、パールグリッターリングブルー、バナナイエロー、パールシャイニングブラックの4色です。

モデルチェンジしたモンキー125のカラーバリエーションの名前は一緒ですが、所々車体の色が現行のモンキー125と比べると反転しています。

スペック②125ccバイクの中でもかなりの低燃費

モンキー125は原付二種バイクの中でもかなりの低燃費を誇ります。エンジンには空冷4ストロークOHCを搭載し、PGM-FIを採用することで低燃費が実現できました。

PGM-FIとは電子制御によって燃料を自動で調節する装置で、エンジンの回転数によって最適なガソリン量を噴射できるメリットがあります。おかげで、モンキー125の燃費は71.0km/L(60km/h定地燃費値)とかなり低燃費な仕様ですよ。

スペック③馬力をアップしつつフリクションを軽減

Photo byRonPorter

モデルチェンジしたモンキー125は馬力をアップしつつフ、リクションを軽減することに成功しました。ローラーロックアームとオフセットシリンダーを採用したのが理由です。

現在、バイクを新しく販売する際は排ガス規制をクリアする必要があります。排ガス規制を乗り越えるために馬力を落とすことがよくありますが、モンキー125は馬力を下げずに規制を乗り越えました。モンキー125の馬力は9.4psと高い数値です。

スペック④フロントフォークに倒立フォークを採用

モンキー125は旧モデル同様に倒立フォークを採用しました。倒立フォークを採用することで剛性力、走行性能、デザイン性が向上しますよ。2018年頃から販売されるバイクに倒立フォークが採用されることが多くなり、バイク自体の性能が向上しています。

一般的なバイクは正立フォークを採用しており、後から倒立フォークに変更するとなると車種によってはかなりの金額になります。倒立フォークのバイクに乗りたい方に最適です。

スペック⑤2本のリアショックで快適走行が可能

モデルチェンジしたモンキー125は2本のリアショックで快適な走行が味わえます。2本のリアショックが地面からの振動を吸収するためです。

原付二種にしてはかなり豪華な装備で、現行で販売されている125CCのバイクに2本のリアショックを標準搭載しているモデルはあまりありません。モンキー125は快適な走行をしたい人に向いていますよ。

スペック⑥すべての灯火類にLEDを採用

モンキー125はすべての灯火類にLEDライトを採用していますよ。メーター、ヘッドライト、ウィンカー、テールランプのすべてがLEDライトになっています。LEDライトを搭載することで夜道でも明るく照らせて、周りからも認知されやすいです。

消費電力も少ないのでバッテリーが長持ちするメリットもありますよ。すべての灯火類をLEDに変えるとなるとかなりの費用がかかるので、とてもお買い得です。

スペック⑦新型グロム125と共通のエンジン

モンキー125は新型グロムと共通のエンジンを採用しています。エンジンの詳細については詳しく発表されていませんが、先日発売された新型グロムと同じエンジンを採用していると写真から見てとれます。

ロングストローク化されており、トルクと馬力が向上しているとのこと。新型のグロムは以前よりスポーツ走行性能がアップしたので、新型のモンキー125は以前のモデルより、速さがある走りが楽しめますよ。

モンキー125の魅力

ふかふかのシートで乗り心地抜群

モンキー125のシートはクッション性が高く、厚みがあり乗り心地がいいです。モンキー125のシートは厚みがあり、乗り心地が追求されている加工がされています。

タックロールデザインでドレスアップされており、シートの面積が広いのでポジショニングが自由にとれますよ。モンキー125はニーグリップはしにくいですが、安定した乗り心地を体験できるバイクになります。

足つきがよく手軽に乗れる

モンキー125は足つきがかなりよく、気軽に乗れるバイクです。シート高が775mmとそこまで高くなく、女性でも簡単にまたがりやすい高さで足を地面に置きやすくなっています。モンキー125は車体が軽くコンパクトなため、気軽に乗りやすいバイクといえるでしょう。

小さいサイズで小回りが利く

モンキー125は他の原付二種と比較してもかなり小さく、小回りが利きやすいバイクです。大きさは全長1,710mmで全幅755mm、全高が1,030mmとバイクにしてはとてもコンパクトなサイズになります。ハンドルもよく切れるので、狭い道や行き止まりの道でも簡単にUターンができますよ。


デザインがとてもキュート

モンキー125はデザインがとてもキュートなのが魅力です。一目でモンキー125とわかるようなデザインで、全体的にコンパクトなパーツを採用しています。

以前発売していたモデルの雰囲気をうまく盛り込んだデザインで、作りこまれた質感は幅広い世代の方から人気です。小ぶりなサイズ感は女性からも人気があり、キュートなデザインをしていますよ。

ホイールサイズが小さいのに安定している

モンキー125はホイールサイズがかなり小さいのに安定した走りを堪能できますよ。ホイールサイズに合った車体の大きさなため安定して走行が可能です。

モンキー125のフロントタイヤのサイズは120/80-1265J、リアのタイヤサイズは130/80-1269Jになります。また、標準でブロックパターンのタイヤを履いていて、出かけたくなるようなデザインですよ。

2018年モデルとの比較

ギアが4速から5速に変更

Photo by422737

2022年にモデルチェンジをするモンキー125はギアが4速から5速に変更になります。以前のモデルはギアが4速までで、速さはあまりありません。しかし、モデルチェンジしたモンキー125はギアが5速となり、今までより速さのある走りが可能です。

走行中に「4速だと坂を上らない」「3速だと回転数を回しすぎてしまう」という声があり、ギアが5速になることでギア比の問題が解決されるでしょう。

旧モデルに比べて価格が少し上がる

モデルチェンジしたモンキー125は旧モデルに比べて価格が少し上がるでしょう。以前になかったものが付け加えられているので、どうしても価格が上がってしまいます。

現行のモデルは価格が407,000円~となっていますが、ヨーロッパでは値上げしているので、日本も影響を受けるでしょう。ホンダ公式では発表されていませんが、400,000円(税込)を超えるのは間違いなさそうですね。

日本での発売時期は?

日本での発売時期は未定

Photo bygeralt

モデルチェンジしたモンキー125は日本での発売時期が未定です。日本に輸入するためのコンテナや船が不足している状態なためです。現在は2021年9月21日に発売が予想されていますがおそらく延期するでしょう

すでに販売している国もある

タイではモデルチェンジしたモンキー125をすでに発売しています。モデルチェンジしたモンキー125はタイにあるホンダの工場で生産されているためです。

現在、市場に登場していのはタイのみですが、欧州でもモデルチェンジしたモンキー125の発表がされました。日本での販売は未定ですが、ものすごく遅くなるわけでもなさそうなので、もう少し待ってみましょう。


モンキー125はカスタマイズしやすい

さまざまなカスタムパーツが存在する

モンキー125はさまざまなカスタムパーツが用意されています。カスタムで人気のあるモンキー50をモチーフにして作られたためです。バイクパーツ専門ネットショッピングサイトによると適合するカスタムパーツは1059点も存在しています。

モンキー125は荷物を載せるスペースがないのが難点ですが、リアキャリアを装着すると荷物を載せられますよ。荷物を載せたい人はモンキー125のカスタムが必須ですね。

タイではモンキーのスペシャルカスタムも!

先日タイでモンキー125のスペシャルカスタムが発表されました。発表した会社はホンダのレジャー系バイクを専門に扱う「カブハウス」というディーラーです。新型モンキー125の特別仕様車でタイ国内の店舗で販売されます。

燃料タンクには「超モンキー出現」というかわいらしいサルのロゴがペイントされており、モンキー125のかわいらしさを演出しています。日本に輸入されたらとても人気がありそうなカスタムですね。

新型モンキー125をゲットしよう

新型モンキー125でツーリングしよう

モデルチェンジしたモンキー125でツーリングを楽しみましょう。コンパクトなサイズ感で気軽に乗れて取り回しがしやすいのが魅力です。馬力も原付二種の中ではあるほうで、厚みのあるシートは長時間乗っていてもお尻が痛くなりません。

また、リアサスペンションも2本付いているので、地面からの嫌な振動もなく、長距離も余裕で走れます。モデルチェンジしたモンキー125が販売されたら、是非購入してみてはいかがでしょうか。

モンキー125以外の原付二種が気になる方はこちらの記事をチェック!

モンキー125以外の原付二種が気になる方はこちらの記事をチェックしてみてください。125CCは維持費や車体にかかる費用が安く、とてもコストパフォーマンスが高いバイクです。原付のように時速30km制限がなく二段階右折も必要ありません。

一般道なら車の流れについていけるので日本の道路に適していますよ。昔より原付二種の種類も増えているので、気になる方は是非参考にしてみてください