KBファーム プロゼリー
インセクトランド バイオ育成クワガタ虫マット
菌糸ビン E-800 【クワガタ幼虫用】
マルカン フルーツ農園
SANKO 国産 浅型ワイド育成ゼリー
ミタニ カブト・クワガタ成虫用 コバエがいやがる昆虫マット
マルカン ダニも落とせる消臭マット 5L
菌糸ビン G-pot 850cc
クワガタの成虫のエサはこれでキマリ!
クワガタは子どもに人気の昆虫です。ノコギリクワガタやコクワガタなどのクワガタをおうちで育てる際、どんなエサがいいのかを知っておくことはとても大切です。エサの種類によっては、管理方法がむずかしくなるものもあります。
そこで今回は、クワガタのおすすめのエサや、クワガタに与えてはいけないエサについてご紹介します。合わせてクワガタのエサやりに便利なものなどもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
クワガタがエサを食べないときの参考に
クワガタがエサを食べないという悩みはつきものです。クワガタが好むエサを与えても、どういうわけかエサを食べないということもよくあります。成虫になったばかりのクワガタは一般的に何も食べません。しかし、昨日まで食べていたクワガタが、急に何も食べていないとき、何か問題があるのかもしれません。
そんなとき本稿をクワガタにエサを与える方法や管理する方法を見直す際の参考にしてください。
成虫のクワガタはどんなエサをどれくらい?
昆虫ゼリーなどのエサが種類のエサがおすすめ
クワガタのエサには昆虫ゼリーなどの種類がおすすめです。クワガタが元気よく育っていくための栄養素がしっかりと含まれ、バナナやいちごなどのフレーバーや、蜂蜜などクワガタが食べやすいフレーバーもあります。値段もさほど高いものではないので、子どもたちとクワガタを育てていきやすいのも嬉しいです。
小さなカップに入っているエサや皿に入れるタイプのエサなどもあります。使いやすい昆虫ゼリーを選ぶことも可能です。
ゼリー以外のエサとして果物は選んで与える
昆虫ゼリー以外のクワガタのエサとして、バナナやリンゴなどの種類の果物を与えていらっしゃる方がいます。クワガタはバナナのような甘い果物が好物のようで、クワガタを見つけるためにバナナをエサとして利用することもあるほどです。
昆虫ゼリー以外のエサとして準備しておくと便利ですので用意しておきましょう。ただし、スイカなど気をつけたい果物もありますのでしっかりと確認したいです。
スイカなど水分の多い種類のエサは注意
甘い果物でも水分の多いスイカやメロンなどの果物は水分が多いため、尿の量が増えてしまうことから、クワガタを育てるケースが汚れてしまうなどのデメリットがあります。同じ理由で、きゅうりなどの野菜も水分が多いだけで栄養価がさほど高いわけではないため、あまり与えない方がいいとされています。
水分の多い野菜を与えてしまうと、元気がなくなるなどの症状が現れることもあるようです。スイカやきゅうりなど水分の多い果物や野菜は要注意しましょう。
樹液に似た黒蜜などの種類はエサになるのか?
黒蜜や蜂蜜は野生のクワガタが食する広葉樹の樹液に似ています。このため、実際の黒蜜や蜂蜜を与えてみる方もいらっしゃいますが、糖質の高いエサはクワガタにはあまりよくありません。
一方、メープルシロップは広葉樹の樹液ですので、天然の製品であればクワガタに与えることは可能です。水などで薄めて与えるようにしましょう。また、昆虫ゼリーなどには黒蜜風味などの製品もありますので、こういった製品をうまく利用するのも手です。
エサを与える時間やどれくらいの量が必要?
クワガタに与える昆虫ゼリーは1パック16g程度のものがほとんどです。この量は、3~4日程度で食べ切るほどの量となります。ただし、長い時間、同じエサを置きっぱなしにしておくと、虫が湧いてきます。清潔に保つためにも、頻繁に交換してあげるようにしましょう。
また、エサを与える時間については、食べたいときに食べるため、時間を気にする必要はありません。とにかく、同じエサを長時間置いておくのはよくありませんので、飼育環境には気を配りたいです。
クワガタにおすすめのエサ【昆虫ゼリー】3選
おもに成虫のクワガタに与える市販のエサが昆虫ゼリーです。人気の高いブランドの製品をご紹介しますので、クワガタを育てる上での参考にしてみてください。
なお、それぞれのクワガタには好みがあります。あまりエサを食べないようであれば、バナナのフレーバーをいちごのフレーバーに変えるなど試してみましょう。
①KBファーム プロゼリー(16g 50個入り) カブトムシ・クワガタ用
KBファーム プロゼリー
このエサはクワガタやカブトムシ用の昆虫ゼリーとなっています。バナナ風味のエサで、栄養価も高く、たんぱく質もしっかりと含まれているため、カブトムシが元気よく育っていくためのエサとして最適です。
1個16gの小さなケースが50個入っています。カバーをはがしてそのまま置くタイプで、ノコギリクワガタを育てている方が元気になったというコメントが散見されます。
② マルカン フルーツ農園フラット55 F-24
マルカン フルーツ農園
こちらの昆虫ゼリーは、いちご、オレンジ、メロン、パインの4つのフレーバーとなっています。クワガタが食べやすいフルーツのフレーバーで、クワガタに必要な栄養素などもしっかりと配合されています。
また転がらないようにエサ皿が付き、口が広い浅型のカップです。いちごなどのフレーバーを試してみたいという方は、ぜひこちらの製品を使ってみてはいかがでしょうか。
③SANKO 国産 浅型ワイド育成ゼリー
SANKO 国産 浅型ワイド育成ゼリー
クワガタが大好きな黒蜜風味の昆虫ゼリーです。日本製なので安心できる製品で、トレハロースなどクワガタが必要とする栄養素が配合されています。
カップの口が広く、また浅い作りなのでクワガタが食べやすい仕様です。1カップの分量は16gと平均的な分量なので、無理なく日々のエサとして使うことができます。
クワガタにおすすめのエサ【昆虫マット】3選
昆虫マットは、クワガタが好む朽木を細かく粉状にしたもので、クワガタの産卵用にも使えるほか、幼虫を育てる際にも使うことも可能です。
ただし、昆虫マットはダニやコバエなどが発生しやすいため、衛生上、気になる方もいらっしゃいます。クワガタの幼虫や成虫には無害ですので、使うかどうか判断しながら管理しましょう。
①インセクトランド バイオ育成クワガタ虫マット
インセクトランド バイオ育成クワガタ虫マット
クワガタの幼虫や成虫に適した人気の昆虫マットです。クワガタが快適に過ごせるために使うエサで、クヌギやナラが原材料となっています。どのくらいのペースで交換したらいいのかというと2週間程度で、古いマットをある程度残して、新しいマットを追加しながら使っていきます。
自然の材料を使っているため、場合によっては白い菌糸が発生することもありますが、幼虫のエサにもなるため、そのまま放っておいても問題ありません。
②ミタニ カブト・クワガタ成虫用 コバエがいやがる昆虫マット
ミタニ カブト・クワガタ成虫用 コバエがいやがる昆虫マット
ヒノキを原料とした成虫用の昆虫マットです。ヒノキの天然成分がコバエやダニの発生を抑制し、抗菌性にすぐれた飼育環境を作ることが可能となっています。
ただし、防虫効果はあるものの、クワガタにはヒノキの香がキツイかもしれないというコメントが散見されます。落ち着くまで食欲が減るなどの症状が現れるかもしれませんので、様子を見ながら利用したいです。
③マルカン ダニも落とせる消臭マット
マルカン ダニも落とせる消臭マット 5L
こちらの昆虫マットは、ダニやコバエが嫌がるスギやヒバが原料となっているマットです。クワガタを飼育する上ではとくに問題にはならないダニやコバエですが、あまりにも発生がひどくなった際に利用し、発生を抑えることでクワガタの飼育環境が改善されます。
ただし、香りなどを好まないクワガタもいるため、発生が抑えられるようになったら、元の環境に戻すなどの使い分けをしたほうがいい場合も。
クワガタにおすすめのエサ【菌糸ビン】3選
クワガタの幼虫を育てるのにつかわれる菌糸ビン。細かく砕いた広葉樹にキノコ菌を植えて、幼虫が食べやすいようにエサにしたものです。クワガタを卵から育ててみようという方はぜひ利用してみましょう。最近ではクワガタの幼虫飼育で最も人気のある育て方となっています。
①菌糸ビン E-800 【クワガタ幼虫用】
菌糸ビン E-800 【クワガタ幼虫用】
オガクズにきのこ菌を植えつけた菌糸ビンです。幼虫のクワガタを育てるためのもので、オオクワガタなどの種類は大きく育てることができます。ただし、ミヤマクワガタなど菌糸ビンでの飼育が合わない種類もありますので確認しましょう。
使い方のポイントとして、これから飼育する幼虫は、飼育環境にならしながら使いはじめるようにしましょう。本格的に飼育をはじめると、幼虫がえさを食べた後などが見られることがあります。
②菌糸ビン G-pot 850cc
菌糸ビン G-pot 850cc
こちらの菌糸ビンは高さ170mm、底辺の直径 95mmです。国産のクヌギのオガクズにヒラタケ菌を使用。菌糸ビンでの飼育に適しているクワガタの種類として、オオクワガタ、コクワガタ、ノコギリクワガタ、ヒラタクワガタなどとなっています。性別や個体の大きさによっても向き不向きがありますので、購入前に確認しましょう。
なお、菌糸が劣化すると幼虫に影響を与えることもあります。使い方をしっかりと確認し、失敗のないように飼育していきたいです。
③【最高級】菌糸瓶 1500㏄ 家殖床金
家殖床金
オオクワガタなどの幼虫の飼育に適した菌糸ビンがこちらです。長年にわたって、国産のオオクワガタ専用の菌糸ビンの製造に携わってきたメーカーの製品で、クワガタが大きく成長するという自社実績を持っています。
クワガタの発育に必要な栄養素がしっかりと配合された製品ですので、クワガタを大きく育ててみたいという方は、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。
エサを食べないクワガタの4つのチェック項目
①クワガタの飼育環境を見直してみよう
クワガタがエサを食べなくなったら、まずは飼育環境を見直しましょう。エサを置いたままどれくらいの時間が経っているのか、汚い状態のまま放置していたりしていないかどうかを確認します。エサが残っていても処分して新しいエサに変えることで、クワガタがエサを食べるようになることもあります。
エサ皿などを使っていらっしゃる方は、皿が汚れていないかも確認したいです。虫などが湧いていたらきれいに掃除して、クワガタが気持ちよく生活できる環境を作ってあげましょう。
②クワガタのエサを変えてみるのも手
これまで与えてきたエサを突然食べなくなってしまったら、エサの種類を変えてみましょう。昆虫ゼリーを与えていたら、フレーバーを変えることで風味が違ってきます。バナナのフレーバーからイチゴのフレーバーに変えるなど、ちょっとしたことからはじめることが可能です。
昆虫ゼリーばかり与えている場合は、果物などに変えることで食べるようになることもあります。クワガタも食べ飽きることもあるようですので、いろいろと工夫していきたいです。
③食べ物のエサは食べやすく工夫を
クワガタにエサを与えても食べないとき、エサが食べにくいという可能性も考えられます。昆虫ゼリーなどの製品は半分にカットしたり、エサ皿を使ってエサが固定されるようにしたりすると食べやすくなりますので工夫してみましょう。
また、クワガタの種類によって顎が邪魔になって食べにくいことなども考えられます。口の広いタイプのエサ皿を使うなどの配慮もしてみましょう。
④クワガタの成長段階も確認しよう
クワガタのエサを選ぶ際、クワガタの成長過程を考えてそれに合ったエサを選んでいくことが大切です。たとえば男女ペアのクワガタを飼う場合、クワガタが卵を産み、ふ化して幼虫になり、蛹(さなぎ)になって成虫になるための昆虫マットをはじめ、幼虫から蛹になって成虫となるクワガタを管理するための菌糸ビンなどがあります。
成虫となったクワガタは市販の昆虫ゼリーなどをエサとして与えますので、クワガタが育っていく段階でエサの種類を変えていきましょう。
クワガタに正しいエサを与えて元気に育てよう
クワガタは子どもから大人まで楽しく育てることのできる昆虫です。クワガタが気持ちよく生活できるためには、正しいエサや食べ物の与え方が大切となってきます。
昆虫ゼリーなどの特別な食べ物を与えるほか、果物などのエサもうまく利用して、楽しくクワガタを育てましょう。夏のすてきな思い出となるはずです。
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