Fast-130 カーボンW
シナノTerrain125A/S
シナノロングトレイル125(トレッキングポール・伸縮タイプ)
フォールダ―TWIST
シナノ3YS-HSS 2W(ステッキタイプ)
シナノFast-BC PRO
トレッキングポール Tグリップ2Wayタイプ 4C-R
シナノトレランポール13.6Pro
sinanoトレランポール14.0
シナノのトレッキングポールをご紹介
シナノといえば、登山用のトレッキングポールをはじめとするポールやストックの総合メーカーです。スキーポールからはじまったシナノは、100年という長い時間を経てさまざまな時代の変化とともに必要とされるポールを生産し続けています。
スキーにはじまりステッキや杖へと分野を広げるシナノ
シナノには4つの生産ラインがあります。この4つは長い人生にわたって付き合っていくポールの用途そのものです。つまり、若いころにはスキーポール、青年になってトレッキングポール、熟年で必要となるウォーキングポール、高齢になるとステッキや杖と、シナノのポールは人生の大半をともに歩むパートナーになりえます。
このようにシナノは、時代の変化とともにユーザーのニーズに沿ったポールづくりを目指しているのです。
トレッキングポールを用途別にご紹介
そんなポールやストックの総合メーカー、シナノのトレッキングポールには、伸縮タイプ、折り畳みタイプ、ステッキタイプ、バックカントリータイプと用途によって異なるラインナップが存在します。また、トレイルランニングに特化したトレランポールのラインナップもあり、幅広い使い方が可能です。
今回はそんなシナノのトレッキングポールをご紹介します。なお、本稿は2021年6月29日現在の情報を元に作成しております。
トレッキングポールで有名なシナノとは?
シナノは創業100年以上の伝統技術を有する
シナノは1919年、自然に囲まれた長野県に創業した総合ポールメーカーです。創業から製造し続けているスキーポールではシェア1位を獲得し、高い評価を得ています。
この実績を活かしたシナノのポール加工技術は、トレッキングポールやウォーキングポール、ステッキや杖などの分野においても健在です。
日本製というシナノならではの信頼性を持つ
シナノは国内一貫生産を貫く総合ポールメーカーです。シナノは日本人の生活環境や置かれた状況などを想定し、過去の経験から蓄積されたさまざまなデータや安全基準に沿ってトレッキングポールなどの製品を作り続けています。
また、シナノは日本人の体型や手の大きさに配慮して形状や材質などにこだわっています。このためトレッキングポールなどのシナノの製品には信頼性が高いのです。
シナノのスタッフにはモノづくりへの情熱がある
シナノはモノづくりに対する情熱が非常に強い総合ポールメーカーでもあります。シナノの技術者はこれまでの常識を覆すさまざまな製品を開発し、またスキーポールを原点として、これからの高齢化社会に必要とされるトレッキングポールやウォーキングポール、つかみやすいグリップを採用した2本杖やステッキなど、新しい分野に挑戦してきました。
また、シナノのスタッフが自ら製品を使って登山に出かけ、街中を歩くなど、製品に対する愛情が伝わります。
シナノはユーザーから高い評価や評判を得ている
こうしたさまざまな裏付けが、シナノのポールに対する高い評価や評判という形で現れています。
今回は、多くのレビューなども参考にしながら、シナノのトレッキングポールをはじめとする人気モデルをご紹介していくつもりです。さまざまなシーンで活躍するシナノのポールを選ぶための参考にしてみてください。
シナノのおすすめ人気トレッキングポール9選
①シナノFast-130 カーボンW(伸縮タイプ)
Fast-130 カーボンW
使用サイズ | 105-130cm |
---|---|
収納サイズ | 60cm |
重量 | 約228g |
耐荷重 | 31.1kgf |
超軽量アルミを上段に、カーボンを中上段に異なる材質を採用、重心を手元に近い位置に設定したことで、ポールの振りやすさを実現した快適仕様のシナノのトレッキングポールです。新設計のグリップは安定感とフィット感が備わった形状で、日本人の手に合ってスリップを防ぐ働きも兼ね備えています。
肌触りのいい撥水ストラップや登山中に先ゴムが落ちないようにストッパーがついているなど、細かい配慮が行き届いている製品です。
おすすめのポイントや評判・評価の高いレビュー
このモデルは異なる材質を組み合わせることで振りやすくしている使いやすいトレッキングポールです。このシナノの細かい配慮によって、疲れにくくなるというという画期的で最大の特徴となっています。
なお、トレッキングポールの長さが短いFast-115 カーボンWはレディース向けモデルで、グリーンとマゼンダの2種類のカラーリングがあります。メンズ向けモデルはネイビーで、長身の方でも使いやすいトレッキングポールです。
②シナノTerrain125A/S (伸縮タイプ)
シナノTerrain125A/S
使用サイズ | 100-125cm |
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収納サイズ | 66cm |
重量 | 約262g |
耐荷重 | 34.3kgf |
グリップ内にアンチショック機能が搭載された画期的なシナノのトレッキングポールがこちらです。ストロークが長いため、トレッキングポールを使用中に手首にかかる負担を吸収してくれます。休日の登山を快適に過ごすためのトレッキングポールです。
また、軽い力で固定できるレバーが採用され、自在に長さ調整ができます。グリップも握りやすく、グリップの下にアンダーグリップが装着されているため、トレッキングポールの長さを調整しなくても短くポールを使うことが可能です。
おすすめのポイントや評判・評価の高いレビュー
こちらのトレッキングポールはメンズ用でカラーはブラックですが、レディース用はサイズが小さくなって、カラーはホワイトとなっています。いずれも雪山登山にも使えるトレッキングポールで、別売りの雪山用スノーバスケットを装着することが可能です。
登山中に先ゴムが落下しないようにストッパーがついたエコ仕様です。ポールの長さはメンズ用で25cm、レディース用で20cmのサイズが調整できて便利に使えると評判です。
③シナノロングトレイル125(伸縮タイプ)
シナノロングトレイル125(トレッキングポール・伸縮タイプ)
使用サイズ | 100~125cm |
---|---|
収納サイズ | 59cm |
重量 | 約250g |
最大耐荷重 | 31.5kgf |
超軽量アルミを使用した耐久性の高いトレッキングポールがこちらです。扱いやすく軽量なので、トレッキングポール初心者の方におすすめとなっています。
また、シナノのトレッキングポールのラインナップの中ではリーズナブルで、コストパフォーマンスの高いモデルです。長さの固定も簡単にできるため、操作性もよく、長いスパンで使うことができます。
おすすめのポイントや評判・評価の高いレビュー
長さの調整が簡単にできるのがうれしシナノのトレッキングポールです。この機能は非常に便利で、しっかりと止めなければシャフトの長さが変わってしまって不便だという声もありました。購入する際は、長さ調整などを試してみることをおすすめします。
こちらの製品には長いタイプと短いタイプがあります。長いタイプはターコイズとブルーの2色、短いタイプはマゼンダとイエローの2色の設定です。短いタイプはレディース用としてもおすすめとなっています。
調節が早く出来るのがとても便利です。
早く買えばよかったと思っています。
④シナノフォールダ―TWIST110(折り畳みタイプ)
フォールダ―TWIST
使用サイズ | 95~110cm |
---|---|
収納サイズ | 36cm |
重量 | 約214g |
最大耐荷重 | 55.9kgf |
カーボン製の超軽量トレッキングポールがこちらです。ストラップまで軽量化されるほどシナノがこだわりを貫くトレッキングポールで、折りたたむと25リットルののザックに収納できます。
トレッキングポールとしての強度も高く、耐荷重55.9kgを実現。組み立てる際はボタンがカチッとなるまで引き出すだけで、折りたたむ際はシャフトをひねるだけと、非常に簡単です。
おすすめのポイントや評判・評価の高いレビュー
身長150cmの方が低身長の方はぜひ試してほしいとレビューされています。こちらのシナノのトレッキングポールは可動域が広いため、身長の低い方で折り畳みタイプのストックを探していらっしゃる方はぜひ試してみましょう。
なお、フォールダ―TWISTには、長さの種類が3種類あって、最長の長さが125cm、115cm、110cmとなっています。実際試してみて、ご自身のサイズに合ったトレッキングポールを選びたいです。
日本人に合うちょうどいい高さで、可動域が広くて調節も柔軟、使っていて負担にならず、むしろ使えば使うほど愛着の湧くシナノの「フォールダーTWIST」はおすすめ
⑤シナノ3YS-HSS 2W(ステッキタイプ)
シナノ3YS-HSS 2W(ステッキタイプ)
使用サイズ | 66-90cm |
---|---|
収納サイズ | 47cm |
重量 | 約235g(1本) |
最大耐荷重 | 72.8kgf |
グリップが2とおりのシナノのトレッキングポールがこちらです。登りの際と下りの際でそれぞれの握り方ができるため、登山シーンで重宝するトレッキングポールとなっています。
しかも、収納サイズ47cmとコンパクトに収納でき、登山中の持ち運びにも邪魔になりません。さらに、先ゴムの落下を防止するためのストッパーである落ちにくい先ゴムが装着されているため、自然にやさしい配慮もなされています。
おすすめのポイントや評判・評価の高いレビュー
こちらはグリップに大きな特徴のあるシナノのトレッキングポールで、やはりグリップの評判がとてもいいモデルとなっています。ただし、中にはグリップの大きさが合わなかったという声も。購入時には必ず確認したいポイントです。
また、収納サイズに気を取られてしまい、ポール本来の長さが短すぎたなどのレビューもあります。スペックをしっかりと確認して、失敗のない買い物がしたいです。
今日、初めて使いましたが、疲れが全然違いますね。
このコルクグリップも気に入りました。
⑥シナノ4C-R(ステッキタイプ)
トレッキングポール Tグリップ2Wayタイプ 4C-R
使用サイズ | 86-98cm |
---|---|
収納サイズ | 40cm |
重量 | 約220g(1本) |
最大耐荷重 | 65.1kgf |
こちらもグリップに特徴のある収納性の高いシナノのトレッキングポールです。登り時はグリップしたの部分を握って力を入れやすく、下り時はグリップを上から握ることで体への負担が軽くなります。
収納は3段階に収縮でき、40cmサイズにコンパクトになります。登山時などの持ち運びにも便利です。カラーは2色、ブラックとマゼンダがあります。カップルや友だちと色ちがいで使うなど楽しめます。
おすすめのポイントや評判・評価の高いレビュー
こちらのトレッキングポールはラチェット式で長さ調整を行います。ラチェット式は、ボタンを出して固定するタイプで、シャフトについている穴からボタンを出すという使い方です。ボタンを押しながら短くして収納します。
また、こちらのポールは非常にリーズナブルなので、いきなりハイスペックの高級トレッキングポールを購入するのに躊躇する方におすすめです。実際に試してみると、登山時に必要とされるものが何なのかがわかります。
⑦シナノBC-Lite(バックカントリータイプ)
シナノFast-BC PRO
使用サイズ | 105,110,115,120,125,130cm |
---|---|
収納サイズ | 105,110,115,120,125,130cm |
重量 | 105cm→210g/本, 110cm→214g/本, 115cm→218g/本, 120cm→222g/本, 125cm→226g/本, 130cm→230g/本 |
最大耐荷重 | 105cn→62.2kgf , 110cm→58.7kgf , 115cm→53.0kgf , 120cm→49.5kgf , 125cm→42.7kgf , 130cm→38.2kgf |
雪山で重宝するシナノのカーボン製トレッキングポールです。このポールは装備が重くなる雪山登山で欠かせない軽量化を実現するべく、長さの調整機能を排除し、軽快で壊れにくいポールとなっていることが特徴です。
また、外径約90mm幅の深雪用バスケットが装備され、雪に埋もれてしまわないような造りになっています。バスケットの下の長さもゲレンデ用のポールよりも長く設置され70cmです。
おすすめのポイントや評判・評価の高いレビュー
自然の山へと挑むバックカントリー用のシナノのトレッキングポール。特化した製品となっていますが、疲れにくく壊れにくいトレッキングポールが必要とされるシーンでは、体への負担が少なく、アクティビティを楽しめる製品を選ぶようにしたいです。
また、バックカントリー初心者の方は、トレッキングポールの使い方にも注意しましょう。安全に楽しいトレッキングを満喫したいです。
⑧シナノトレランポール13.6Pro(トレランタイプ)
シナノトレランポール13.6Pro
使用サイズ | 100cm, 105cm, 110cm, 115cm, 120cm |
---|---|
収納サイズ | 100cm→ズ29cm, 105cm→30cm, 110cm→31cm, 115cm→32cm, 120cm→33cm |
重量 | 100cm→約142g, 105cm→約146g, 110cm→約150g, 115cm→約154g, 120cm→約158g |
最大耐荷重 | 100cm:34.3kgf 105cm:32.2kgf 110cm:30.2kgf 115cm:27.8kgf 120cm:25.8kgf |
折れにくいアルミ素材で作られた耐久性の高いトレラン用のポールです。重量はなんと146gで、折りたたむと30cmほどのサイズになります。スマホ程度の重さで、リュックのポケットに収納しても問題ありません。登りや下り、急な斜面などでも操作性が高いのも魅力です。
また、折れにくいアルミ材質なので、過酷なレース中に万が一ポールが曲がってしまっても、急に折れることはありません。。組み立ても簡単なので、走りながら設置することもできます。
おすすめのポイントや評判・評価の高いレビュー
こちらはトレランのフィールドで人気のトレッキングポールです。レースの選手なども使っているトレッキングポールなので、購入される方もいらっしゃいます。かなり高額なポールですので、購入の際はしっかりとサイズを選びましょう。
とくにはじめてトレランのポールを購入される方は、サイズ選びはむずかしい面があります。シナノが推奨する表を見て選ぶか、実際に手に取ってスタッフに相談しながら選びたいです。
トップレベルの選手が大会で使っているので安心して購入
⑨シナノトレランポール14.0(トレランタイプ)
sinanoトレランポール14.0
使用サイズ | 100cm, 105cm, 110cm, 115cm |
---|---|
収納サイズ | 100cm: 28cm, 105cm: 30cm, 110cm: 31cm, 115cm: 32cm |
重量 | 100cm:重量約172g, 105cm:重量約177g, 110cm:重量約182g, 115cm:重量約187g |
最大耐荷重 | 100cm:46.3kgf 105cm:43.3kgf 110cm:40.3kgf 115cm:37.3kgf |
こちらはトレラン初級者や中級者のための人気のトレラン用トレッキングポールです。こちらもアルミ材質が採用され、上級モデルの13.6よりもシャフトが太く、登高時に必要な耐性を備えています。しかも上級モデル同様に軽量なので、急な斜面を下る際の操作性がよく、軽快に走ることができます。
また、ポールが不要なときは、スリップストッパーによって滑りにくく、気温が下がっても手が冷えません。
おすすめのポイントや評判・評価の高いレビュー
トレラン用のトレッキングポールの強度について心配されているレビューがあります。シナノの説明によると、トレラン用のポールにはトレッキング用のポールとしての強度は備えていないため、強度を超えた使い方をしたら折れてしまいます。
ただし、こちらのトレッキングポールは、トレランの際にシャフトが破損しても、各部のシャフトが交換できるようになっています。有償ですが愛用のポールを使い続けることができるのはうれしいです。
組立の際に紐をひっかけて安定させるだけなので、劣化した場合の強度が心配。
シナノのトレッキングポールとともに登山へ
シナノのトレッキングポールには、100年を超える歴史が受け継ぐ技術や作り手から伝わる情熱があります。トレッキングポールの購入に迷ったら、ぜひシナノのトレッキングポールを手に取ってみてください。じっくり検討してぜひ気に入ったトレッキングポールを購入しましょう。
シナノ以外のトレッキングポールも気になる方はこちらもチェック!
今回、シナノのトレッキングポールを中心にごしょうかいしました。シナノのトレッキングポール以外のトレッキングポールにも興味があるという方は、ぜひこちらの記事も参考にしてみてください。シナノ以外のメーカーのトレッキングポールと比較することで、さらにシナノの製品のよさが見えてくるはずです。

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