テントマットはキャンプでは必需品!
アウトドアやキャンプをするとき、テントを張って楽しむことも多いでしょう。簡易的なテントから大人数が泊まれるテントなど様々ありますが、軽くてコンパクトにするため、地面に接しているところもナイロン製のテントがほとんどです。
そうなると、せっかくテントを張って快適にすごせるのに寝転がってみるとゴツゴツしていて寒さも感じるかもしれません。そんなときにマットをひとつ敷くだけで、とても快適に過ごすことができます。
なぜテントマットは必要?
ただ、テント用のマットをわざわざ購入しなくても、寝袋で寝れば問題ないし座る時ブランケットを敷いておけばお尻も痛くないと考えるかもしれません。しかし、テントに専用のマットはゴツゴツを軽減するだけではないのです。
本記事ではテント用マットの必要性を選び方とあわせて詳しく紹介します。また、マットの種類やおすすめのメーカーなども交えて、失敗しないテント用マットを種類別に紹介しますのでぜひ参考にしてください!
テントマットの選び方
テント用のマットは、アウトドアを扱っているブランドなら必ず売っています。もしかして、テントや寝袋並みに種類があるかもしれません。そこで何を買ってよいか迷う時、3つの選び方を覚えておけば自分に合うテント用マットを買うことができるでしょう。
テント用マットの選び方は、もっと細かく分けられるかもしれません。本記事では、1泊のキャンプ泊を想定して紹介しています。
人数
キャンプに行くとき、ソロキャンプが多いのかファミリーや友達とキャンプが行くのが多いのか想定しましょう。ソロの場合はあまり荷物を多くせずコンパクトに持ち運ぶものを選びます。
ファミリーや友達など大人数でテント泊をすることが多いときは、快適性を重視することが多いです。また、小さい子供がいる場合はクッション性の高い大きいマットを選ぶかもしれません。人数や行く手段を考えれば、必然的に自分に合うテントマットが見つかるはずです。
断熱性
アウトドアやキャンプは、夏でも夜になると気温が低くなります。そのような場面でテントマットを敷かず寝袋だけで寝ると、一気に体の熱は奪われるでしょう。どんなに洋服を着こんでも、地面からの寒さは防げません。
そこでテント用マットを1枚敷くだけで、寒さから解放されます。ブランケットとテント用マットのいは、断熱性に優れていることになります。どんなに格安なテント用マットでも断熱性はあるし、季節問わず使えるでしょう。
キャンプは急な天候変化がつきもの
どんなに前日天気予報を確認しても、急な天候変化は必ずあります。いきなり雨が降ったり風が強かったりする経験はあるでしょう。逆に気温が高すぎて夜寝付けないこともあるかもしれません。
テントマットを持って行くと、寝付けない夜に寝袋を使わないでそのまま寝ることもできます。銀マットだったら、ブランケットを一枚敷いて長袖を着れば快適に眠れること間違いなしです。
快適さ
マットを使って寝る時、人によって快適さは違います。硬めのマットがいいという人やクッションのように柔らかいテント用マットがいいという人もいるでしょう。また、素材の違いで快適さも違うのです。
テント用マットは、あらゆる素材で作られています。テントの中で寝ることを考えると、寝心地もポイントのひとつです。テント一面に敷くマットを選ぶときは、一緒に使う人のことも考えなければいけないかもしれません。
テントマットの種類
まずは、テントマットの種類を把握しておきましょう。テントマットといっても、テント専用のマットだったり家でも使えるような簡易的なマットだったり様々な商品が売られているので、今回はテント泊をする際におすすめのマットを紹介します。
テントマットは大きく4つに分けられ、どれも機能性や素材などに特徴があり迷うかもしれません。そこで、それぞれの特徴を詳しく説明しています。
銀マット
テント用マットの中で一番有名なのが、銀マットと呼ばれるテント用の発泡マットです。これは、コンパクトにして持ち運びもでき値段も2千円前後と格安なのでアウトドアやキャンプをする人は必ず持っているといえるでしょう。
表面がアルミ素材なので、断熱性もあります。ただ、他のテント用マットより薄いので銀マットだけだと寝たときに気になるかもしれません。また、冬の寒いときは、違う種類のテント用マットと重ねた方がいいでしょう。
ウレタンフォーム式マット
発砲フォーム式マットとも呼ばれるウレタン素材のテントマットは、銀マットよりも断熱性が高いのが特徴です。また、表面にデコボコしていてクッション性もあります。値段は銀マットより高いですが、コンパクトに持ち運びできるのでおすすめです。
ウレタンフォームマットは、1～2人用のものが多くコンパクトにたためるので大きいサイズを購入する人がいます。もし、大きいサイズを購入予定の場合は、テントの大きさや使う人数を考えましょう。
エアマット
エアマットは、発砲フォーム式マットと違い空気でテントマットを膨らませてクッション性を出しています。空気を入れなければいけない手間はありますが、ウレタンフォームマットより柔らかいので快適さは段違いでしょう。
以前は大きいサイズのテント用エアーマットが定番でした。しかし最近は、1～2人用のエアーマットもいろいろ売られています。また、厚さの種類も増えて自分に合ったエアーマットを選びことができるでしょう。
エアマットを使うときのポイント
エアマットは、他のテントマットに比べて弾力性があります。普段寝ているとき硬めのテント用マットで寝ている人はあまり適さないかもしれません。
また、テント用マットの表面の素材によっては寝返りを打ったとき生地がこすれる音が聞こえます。寝心地や寝返りが気になるなら、実際にエアマットを触って感触を確かめた方が良いでしょう。
インフレーターマット
最近は、いろいろなアウトドアブランドからインフレーターマットが出ています。ウレタンフォームマットのように断熱性が高く、エアマットのように寝心地が良いと人気です。また、軽くてコンパクトになることも人気のひとつでしょう。
インフレーターマットは、中に芯になるウレタンが入っているためバルブを開くと空気が勝手に入っていきます。マットの厚さも種類があるので、スペースがあるなら、厚いテント用マットがおすすめです。
主流になりつつあるインフレーターマット
最近では、格安のインフレーターマットが売られています。空気が自動的に入るし、断熱性もありコンパクトに持ち運びができるということで注目されているテント用マットのひとつです。
それなら、銀マットやウレタンフォームマットは必要ないのではと考えるかもしれません。しかし、テントマットを使う状況は人それぞれです。まず基本となるインフレーターマットを購入して、極寒地で使うときは銀マットを足すなど臨機応変に使いこなしましょう。
テントマットおすすめ7選
本記事では、テント用マットそれぞれの種類からおすすめのマットを紹介します。まずは、自分が使うとき一番優先する性能を考えて選びましょう。テント用マットによっては、2枚使ってより性能を求めることもできます。
サイズや価格もチェックして、自分に合ったテント用マットを選んでください。
【1】キャプテンスタッグシルバーキャンプマット
老舗のアウトドア総合ブランド店キャプテンスタッグは、テントマットからカヌーまでアウトドアで使うアイテムを総合的に取り揃えています。ただ、銀マットならどこでもよいと思うかもしれません。
しかし、キャプテンスタッグなら1人用のSサイズから2人用のLサイズやLLサイズまであります。また、じゃばらに折りたためるタイプのテント用マットもあるので、使い勝手がよいものを選ぶことができます。
【2】サーマレストアウトドア用マットレス
スリーピングバッグやブランケットも取り扱っているサーマレスト（Thermaresut）は、厚さ2センチのウレタンマット人のテント用マットが人気です。特にZライトソルはアルミ蒸着なので、断熱性が向上しています。
表面は柔らかいですが、凹凸があるので気になる人はブランケットを敷くと気にならないでしょう。また、折りたたんでコンパクトになるのでソロキャンプのテント用マットにおすすめです。
【3】ノースイーグルエアベッド
北海道に本社があるノースイーグルは、有名なアウトドアブランドよりリーズナブルに買えるのにクオリティが高いと人気のお店です。テント用マットはシングルとダブルの2サイズがあり、表面の素材はベルベットになっています。
空気を入れるときは、ポンプを使わなければいけませんが寝心地は快適で車中泊にも向いているでしょう。一人でゆったり使うなら、ダブルのテント用マットを購入しても有名ブランドより格安な値段で買えます。
【4】モンベルコンフォートシステムエアパッド
モンベルには、様々な種類のテント用マットがありますが、超コンパクトに収納できるエアマットがおすすめです。収納すると片手で持てるくらいの大きさになるので、ソロキャンプにぴったりでしょう。
厚さが70mmあるので、断熱性も十分にあるし別売りのポンプバッグを使うと簡単に空気を入れることができます。とにかく軽さに特化したテントマットなので、キャンプで荷物が多くなる時には、持っておきたいアイテムです。
【5】ロゴスインフレートマット
人気アウトドアブランド「ロゴス」からは、高密弾力のインフレートマットがおすすめです。厚さが55mmとかなり分厚いのでクッション性も高くなっているのです。また、インフレーターマットの特徴でもあるバルブもワイド設計になっています。
一番のおすすめは、同じテントマットを連結できるボタンがついていることです。2人用のテントマットもありますが、1人用を2セット持つことで様々な状況で使うことができるでしょう。
【6】スノーピークインフレータブルマット
圧倒的に寝心地が良く快適だと人気のインフレータブルマットは、スノーピークの商品です。価格はかなり高めですが、空気の出し入れもスムーズで専用の収納袋がついているのも人気の理由でしょう。
このテントマットは、厚みも62mmで軽量のウレタンフォームが内蔵されています。テントマットがワイド設計になっているため、体が大きい人が寝たり寝返りをうったりしても落ちることはありません。
【7】WAQインフレータブルマット
日本初アウトドアブランドのWAQ（ワック）は、インフレータブルマットが爆発的に人気です。高機能なのに他のアウトドアブランドと比べても値段が安く、コスパが高いということで注目されました。
デザインも落ち着いた色で、どんなテントでも合うでしょう。また、厚さも80mmあるし、吸引速度の速いバルブを使っているので3分で完了します。車中泊に使用している人も多く、フラットにならない座席でも寝心地は抜群です。
これから大注目のWAQ
インフレータブルマットだけではなく、アウトドア用品全般に人気のあるWAQは今後大注目のブランドです。インフレータブルマットと一緒に使いたいフォールディングコットや荷物がたくさん入るアウトドアワゴンなど、キャンプに欠かせない商品がコスパで買うことができます。
日本のブランドなので、万が一の保証もすぐ対応できるサービスも魅力のひとつなのでしょう。
テントマットは選び方を考えて使おう!
テントマットの選び方
- 断熱性、快適さなど何を重視するか明確にする
- 状況によってマットを2枚使いする
- できるだけテントマットを実際に触って確かめる
いろいろなテント用マットを紹介しましたが、今手持ちのテント用マットがあるけど物足りないと感じたら、追加で購入し2枚重ねで使うこともできます。季節によっても使うマットが変わるかもしれないので、何を基準に選ぶかを考えて買いましょう。
今では、アウトドアブランドが多数存在しています。何を買ってよいか迷った時は、本記事を参考にして快適なテント用マットを選んでください。そして、ぜひ素敵なアウトドアライフを過ごしましょう!
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特に人気のインフレーターマットやエアマットのおすすめアイテムも紹介しているので必見です。
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