インパチェンスの花言葉を解説!
こぼれ種からでもよく育つインパチェンスは、とても丈夫な草花で、ガーデニング初心者でも簡単に育てることができます。花壇や鉢植え、寄せ植えやハンキングの花材に人気です。
花の咲く期間が長く、秋の終わりまで次から次に花を咲かせてくれます。熱帯の花らしく明るくはっきりした色合いで、夏の花壇の彩りには欠かせない花の1つ。長い期間、華やかに庭の飾ってくれるインパチェンスの花言葉を解説しましょう。
インパチェンスの花言葉
「強い個性」「鮮やかな人」
インパチェンスを代表する花言葉は「強い個性」です。この言葉の由来はインパクトのある鮮やかな花色と、夏を乗り越え秋まで色あせることなく花を咲かせる植物学上の性質が由来している言葉だと言われます。
また1説には成熟した実に触れると種を弾くというそんな特徴が由来して付いた言葉だという説もあります。「鮮やかな人」という花言葉の由来は、見た目どおり花色が鮮やかであることでこんな言葉でイメージされています。
「短気」
ネガティブなイメージに捉われがちですが、インパチェンスの花言葉には「短気」という花言葉もあります。これは熟した種が弾け飛ぶという植物学上の性質に由来すると言われます。
インパチェンスという花名はラテン語で「我慢できない」という意味で、この名前も熟した実に触れるだけで弾けて種をまき散らすことに由来しているのだと。種の特徴が由来となり「短気」時には「我慢できない」という言葉でイメージされています。
インパチェンスの特徴
ツリフネソウ科ツリフネソウ属の1年草
インパチェンスはツリフネソウ科ツリフネソウ属の一年草です。学名はImpatiens wallerianaと表記します。原産地は熱帯アフリカ。赤、紫、ピンク、白、複色などの花の色がありますが、どの色もとても鮮やかです。
花壇に地植えするほか、鉢植えで楽しんだり、寄せ植えに人気の花です。また下垂性があるのでハンキングにして楽しむにも最適です。
開花時期は5月中旬~11月
インパチェンスの開花時期は5月中旬~11月下旬。インパチェンスは鮮やかな花色で初夏から秋まで咲き続ける人気の花です。草丈は20cmくらいでこんもりと茂り、日なた、半日陰でたくさんの花を咲かせます。また植物の中では珍しく日陰でも育つ花です。
インパチェンスの人気の最大の特徴は、長い期間花盛りを楽しめること。微妙に違う同色のものをまとめて植えると、色のグラデーションも楽しめます。
種を弾く性質から付く英名
インパチェンスは花後にみずみずしい緑色のサヤのようなものを作りその中に種を作ります。面白いことにここにちょっと触れただけでも種が弾けだすのです。
そんな特徴が由来し、英名は「touch me not(私に触らないで)」という名前で呼ばれています。ちなみに日本では別名で「アフリカホウセンカ」と呼ばれることもあります。ホウセンカも種が弾け飛ぶ性質があり、そんなことが別名の由来となっているそうです。
「ニューギニアインパチェンス」は別の植物
お花屋さんで「ニューギニア・インパチェンス」という花名のピンクや白い花を見かけたことはありませんか?「インパチェンス」という名が付いますが、これはインパチェンスとは性質の違う別種です。
「ニューギニア・インパチェンス」はニューギニアが原産地のインパチェンスの園芸品種。鉢植えで出回る多年草で、花も大きく暗い光の下でも花を咲かせます。よく似ていますがインパチェンスと管理の仕方が違うのでご注意ください。
インパチェンスの咲き方の種類
一重咲き
花色も豊富ですが、インパチェンスはさまざまな咲き方の種類があり、それぞれに楽しめます。インパチェンスの種類の中でも一重咲きは一番ポピュラーな咲き方です。
めいっぱ花びらを広げ、鮮やかな花色の種類がとくに多いのが一重咲きのもの。一重咲きでも大きな花を咲かせる巨大輪系の「テンポスカーレット」という品種は、直径5cmくらいの花を咲かせます。
八重咲き
花びらが幾重にも重なってボリュームたっぷりの八重咲きのインパチェンスもとても華やかで人気です。鮮やか色が多いインパチェンスの中でも「カリフォルニアローズ・フィエスタ」という品種は上品な明るい色の八重咲きの種類。こんもりと丸まって咲く花姿が可愛い種類です。
八重バラ咲き
八重咲きのインパチェンスの中でも、バラをイメージしたゴージャスな形をした種類もあります。八重バラ咲きのインパチェンスの種類として流通し、まるで小さなバラを思わせる花姿です。
流通している八重バラ咲きの品種の1つである「カリフォルニアローズ・フェスタ」は、ゴージャスでありながら上品な色と気品のある小さなバラのような花姿をしています。
シーシェルインパチェンス
咲き方というカテゴリーではないかもしれませんが、花の形が貝殻に似ているインパチェンスがあります。花びらが「貝殻=sea shell」に似ていることから、この種類をシーシェルインパチェンスと呼んでいます。
シーシェルインパチェンスの花の色は黄色系。外側の弁に赤い筋が入っているものもあります。花の形が鳥のインコの顔に似ているなどとも言われ、別名インコインパチェンスと呼ばれることもあるそうです。
長くきれいに楽しむには
花がらつみをこまめにする
種まきも苗を植え付けて育てる場合も4~6月下旬までに作業すれば秋の終わりまで花を咲かす元気な花。花が咲いた後は自然に落ちますが、花がらはこまめに摘むようにしましょう。
花後の花は自然に落ちるので花がら摘みをしなくてもよさそうに思いますが、落ちた花がらが腐って病気の原因となることがあるので、こまめに花がらを取り除くことがおすすめです。散った花びらが葉に張り付いているものも放置せず取り除くようにしてください。
摘心や切り戻しをする
長く花を楽しむためには、草丈が10cm以上になったら茎の先端を摘みとります。これを「摘心」と言いますが、こうすることで枝数が増えて株の形もきれいに丸く整います。
また茎が伸びて草姿が乱れてきたら、随時切り戻しをすることで新しい茎や葉を伸ばすことができ形が整います。特に夏の花後は思い切って1/2に切り戻しすると、株は元気を取り戻して、また秋に花をたくさんつけるようになります。
病害虫に注意する
植物の栽培にはつきものである病害虫の問題。インパチェンも例外ではありません。春先はハダニが付きやすので水やりの時に勢いよく洗い流すか、殺ダニ剤を散布して駆除してください。
また水はけや風通しが悪い場所で管理すると葉に斑点ができそこから腐っていく灰色カビ病にかかりやすくなります。かかってしまったら市販の薬剤で対処してください。予防は風通しのよい日なたで管理することが一番の予防です。
管理の原則は風通しと日当たりのよさ!
インパチェンスは日陰でも育ちますが、全く日が当たらないと徒長ぎみになり育ちが悪くなります。葉もボロボロになり病気にもかかりやすくなることでしょう。
また丈夫だとはいえ乾燥は苦手。だからといって水のやりすぎも灰色カビ病の原因になります。丈夫な草花ですがより長くきれいに楽しむためには風通しと日なたで育てることを原則にすると秋の終わりまで十分きれいな姿を楽しめます。
花言葉を知ってインパチェンスを楽しもう!
インパチェンスの花言葉は「強い個性」「鮮やかな人」という言葉でイメージされています。インパチェンスは、眩しいほどくっきりとした花色が暑い夏の時期もその日差しに負けず輝き、花言葉どおり丈夫で鮮やかな花を咲かせます。
「短気」という花言葉の由来となる種の特徴は、我慢できないほどエネルギーがある証拠!花言葉を想いながら、元気なインパチェンスを花壇、鉢植え、ハンキングなどで楽しんでみてください。
花言葉ついてもっと知りい方はこちらもチェック!
当サイト「暮らしーの」では花言葉について他にもまとめています。特に月曜日は連載して季節の花を追いながら、その花言葉や花名の由来、そしてその花にまつわる伝説などを解説中です。
花言葉を知ると日ごろの花選びもとても楽しくなりますよ。花言葉についてもっと知りたい方はこちらもチェックしてみてください。

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