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サーフィン時のバックサイドを上達するには?ライディングのコツは肩と姿勢にあり!

サーフィンのバックサイドはサーファーの中でも苦手な人が多い傾向にあります。「サーフィンでのバックサイドを上達したい」「バックサイドのコツを知りたい」という方も少なくないでしょう。本記事ではバックサイド上達のコツについて紹介しているので、参考にしてみてください。
更新: 2023年8月29日
Hiroshi
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サーフィンのバックサイドは難しくない!

バックサイドで波に乗るイメージをしておく

バックサイドは波に乗るイメージをしておくことが必要です。バックサイドは波に背を向けてライディングを行い、派手なアクションを起こしやすいのが特徴ですよ。フロントサイドとは違い波を確認しづらいので、サーファーの中でも苦手な人がとても多い傾向にあります。

バックサイドのライディングはフロントサイドと変わらない動作なため、バックサイドも練習すればでできるようになりますよ。

コツを掴んで練習するれば簡単

サーフィンのバックサイドは練習してコツを掴めば、簡単にできるようになりますよ。フロントサイドと同じやり方ではありますが、体の使い方や感覚、進行方向が異なります。下半身の動かし方や体重移動のタイミングなど波によって使い分けるのが重要です。

バックサイドを実践的に練習するのが上達の近道で、コツさえつかめば難しくありません。後ほど紹介するコツを踏まえて、サーフィンのバックサイドを練習してみましょう。

サーフィンバックサイドの基本姿勢

基本姿勢①背後の波のトップ部分に目線を合わせるイメージ

サーフィンのバックサイドは、波のトップ部分に目線を合わせるイメージを持ちましょう。バックサイド時は波のボトムを見るのに目線が下を向いてしまう人が多くいます。しかし、目線が常に下だと背中が丸まり肩が上がってしまうので、バランスを崩してしまう可能性が高いです。

そのため、サーフィンのバックサイドは目線を高くすることで、ライディングの姿勢を上手く保てるようになります。

基本姿勢②波に乗る前に腰を少しだけ捻っておく

サーフィンのバックサイドを行う際は、腰を内側に少しだけひねっておきましょう。波に乗る前に腰を少しひねっておくことで、さまざまな波に対応できるバックサイドのライディングができます。また、あらかじめ腰をひねることで若干前傾姿勢になり、自然に体を進行方向に向けられます。

さらに、バックサイド時に腰を少しだけ内側にひねっておくと無駄に体を開くこともなく、安定して進行方向へ進めるようになりますよ。

基本姿勢③ステップバックを意識する

Photo bydimitrisvetsikas1969

サーフィンでのバックサイドはステップバックを意識しましょう。ステップバックはテイクオフ後やターン時に軸足を一歩程後ろに下げる行為です。テールに体重を乗せることでブレーキがかかり、アクションに入りやすいくなります。

逆にノーズに体重をかけることでスピードが増し、素早いラィディングが楽しめますよ。サーフィンでは波に合わせてステップバックを行うとバックサイドでも簡単にバランスを保ちやすいです。

サーフィンバックサイドを上達するコツ

バックサイド上達のコツ①軸足を押し込みノーズを少し浮かせる


サーフィンのバックサイド時は軸足を適度に押し込み、サーフボードのノーズを少し浮かせましょう。バックサイドでボトムターンを行う際は、スピードが出すぎているとボードをコントロールしづらいです。波に合わせてノーズを浮かせるとバックサイドでも簡単にアクションを決めやすくなります。

また、軸足はサイドフィンの上に置かないと体重がうまくのらずスピードがでないので、脚の置き場所にも注意しましょう。

バックサイド上達のコツ②波の状態に合わせて入り方を変える

サーフィンのバックサイドは、毎回同じような波が来るとは限らないので、常に波の状況に合わせる必要があります。セクションごとに体の動きを変化させつつ波が崩れるところに目線を合わせ、自分が乗れそうな波をまってテイクオフしましょう。

サーフィンのバックサイドはフロントサイドに比べて少し難易度が高いので、波の状態を見極める力もサーファーに必要な能力です。

バックサイド上達のコツ③下半身の内転筋を活用する

バックサイドでは下半身の内転筋を上手く活用しましょう。下半身の内転筋を内側に絞りながら軸足を踏み込むとスピードやボードのコントロールが非常にしやすいです。内転筋を絞るように使うことで、波のトップ部分にボードのノーズが自然と向いていきます。

さらに、バックサイドのボトムターンにもつなげやすいため、サーフィンでのライディングでは内転筋を絞るような使い方が必要です。

バックサイド上達のコツ④下半身に動きを足す

サーフィンのバックサイドでは下半身に動きを足しましょう。バックサイドは上半身を動かすことよりも脚の使い方や腰のひねりなど、下半身の動きが非常に重要です。軸足と前足の内転筋をうまく活用しつつ、腰をひねり下半身でドライブをかけていくとバックサイドでも簡単にライディングしやすくなります。

サーフィンのバックサイドがうまく行かないサーファーは、下半身をしっかり動かせているか確認してみてください。

バックサイド上達のコツ⑤アップス&ダウンを使いこなす

サーフィンのバックサイドではアップス&ダウンを使いこなしましょう。アップス&ダウンはサーフィンでの基本動作になります。サーフィンのアップス&ダウンは膝の屈伸運動が重要で、バックサイドでライディングし続けるのに最適な動作です。

また、サーフィンでのアップス&ダウンは、バックサイド以外のさまざまなアクションにも使えるので、初心者サーファーは覚えておくとよいでしょう。

バックサイド上達のコツ⑥上半身は進行方向に向けたままにする

サーフィンでは下半身は波に乗るために動かして、上半身は進行方向に向けておきましょう。上半身がぶれてしまうとバランスを崩しやすく、進行方向にまっすぐと進みづらいです。また、上半身を後ろや前に倒しすぎるとサーフボードから落ちてしまうので、注意しましょう。

腰とハムストリングで体重を支えながら肩を斜めにして、少し前傾になり、上半身を進行方向に向けておくと安定したフォームを維持しやすいです。

バックサイド上達のコツ⑦自分の強みと弱みを理解する

サーフィンのバックサイドで自分の強みと弱みを理解しましょう。サーフィンのバックサイドはいくつかの動作によって構成されたもので、上手くいかない場合は弱点となる動作を克服する必要があります。

サーフィンでの下半身の使い方や体重移動、目線や腰の使い方などの弱点動作を見つけて練習しましょう。動画やアドバイスをくれるサーファーと一緒に練習すると強みや弱みが明確になり、バックサイドの上達が早くなりますよ。


バックサイド上達のコツ⑧バックサイドのテイクオフは力を抜く

サーフィン時のバックサイドでは、テイクオフに余計な力を入れる必要はありません。苦手意識が高いサーファーほど、バックサイドのテイクオフ時に力んでしまっている人が多いです。パドリングも力む必要はなく、波にのるための助走にすぎません。

力みすぎるとライディングの際に体重をうまく使えずにバランスを崩してしまうため、サーフィンのバックサイドは力を抜いてライディングしましょう。

バックサイド上達のコツ⑨肩越しに波を見るイメージをもつ

サーフィンのバックサイドは肩越しに波を見るイメージを持ちましょう。バックサイドはフロントサイドとは違い、波が背中にあるので波の状態を把握しづらいです。肩越しに後ろにある波を見ようとすると自然と目線が上がり、肩が開きすぎず波に乗りやすい姿勢を保てます。

サーフィンのバックサイドを陸上で練習する場合は、壁から1m離れて若干前傾姿勢になり、肩越しに後ろを見る方法がおすすめです。

バックサイドの一連の流れ

バックサイドの流れ①フロントと同じようにテイクオフする

フロントサイドと同じようにテイクオフして波に乗りましょう。サーフボードは体の軸がストリンガーの中心部分にくるように置きます。テイクオフする際はレールに手を添えて置き、前足を手の位置まで持ってきて軸足も少し前におきましょう。両足がサーフボードのストリンガー部分に乗っていれば問題ありません。

バックサイドの流れ②波に合わせてバックサイドでライディングする

テイクオフができたらバックサイドでライディングをしましょう。サーフボードのストリンガー部分に脚を置き、腰を低くくし目線を上げます。進行方向に上半身を向けてアップス&ダウンができればバックサイドでのライディングになりますよ。

最初は難しいので「失敗しても大丈夫」という気持ちでライディングするコツを掴みましょう。

サーフィンバックサイドが難しいのはなぜ?

体の使い方に慣れていない

体の使い方に慣れていない人は、サーフィンのバックサイドが難しく感じる場合があります。フロントサイドと同じ動作ではあるがテイクオフがいつもと逆だったり、体の使い方に慣れていなかったりと難しく感じる傾向にありますよ。

バックサイドの際に「スピードがうまく出せない」「体が開きすぎてしまう」という方は、動作を1つづつ確認して慣れていきましょう。動作に慣れてしまえば、バックサイドは簡単にできます。

乗りたい波がイメージできていない

乗りたい波を上手くイメージできていないとサーフィンのバックサイドは難しく感じてしまいます。フロントサイドとは違いバックサイドは背中側に波があるので、視界が狭くなり波の状態を把握しづらいです。

波が見えない恐怖心を持っている人もいるため、乗りたい波をイメージしておくことが重要になります。常に目線を上げてどのような波なのかを確認し、乗りやすい波のイメージを把握するとバックサイドの難易度が下がりますよ。


ボトムターンができればバックサイドは簡単

体の使い方を覚えられる

フロントサイドでボトムターンができるようになれば、バックサイドも簡単にできるようになります。下半身の使い方や体重コントロールを理解できるようになるためです。波への恐怖心も薄くなり、バックサイドでのライディングを積極的に挑戦できるようになります。

フロントサイドでボトムターンをマスターすれば、バックサイドでも同じ原理でライディングできるので、サーフィンのテクニックが上達しますよ。

波に乗るイメージがわかるようになる

ボトムターンができるとバックサイドで波に乗るイメージがわかるようになります。波の状態によってテイクオフのタイミングは異なりますが、フロントサイドでボトムターンができるようになると波に乗る感覚が徐々にわかってくるようになりますよ。

また、波に乗るイメージがわかるようになると恐怖心がなくなり、積極的にバックサイドの練習ができるようになります。

サーフィンのバックサイドを練習しよう!

バックサイドが使えるとライティングが楽しくなる

Photo byKanenori

バックサイドが使えるとアクションの幅が広がり、ライディングが楽しくなります。フロントサイドと比べて慣れない動作が重なり苦手意識を持つサーファーが多いですが、バックサイドが苦手なサーファーが多いからこそ、できるようになれば自分の自信へと繋がりますよ。

また、サーフィンのバックサイドは力強いアクションが多く、バックサイドにしかないアクションも存在します。バックサイドを練習してサーフィンを楽しみましょう。

サーフィンに関する情報が気になる方はこちらの記事をチェック!

サーフィンに関する情報が気になる方はこちらの記事をチェックしてみてください。サーフィンは奥が深いスポーツで、上達するには練習やコツを掴む必要があります。

また、専門用語や知識も多く、ボードや波について理解することでライディングのレベルは格段に上がりますよ。下の記事では、サーフィン初心者の方でもわかりやすく知識やアクションの上達方法が紹介されているので、気になる方は参考にしてみてください。