7点セット サーフボード
サーフィンについて
マリンスポーツの代表格とも言うべきサーフィン。これから来る夏にぴったりのスポーツですが、サーフィンをやってみたいと思う初心者の中には「難しそう」「準備が大変そう」などという理由から敬遠する人も少なくないでしょう。
ですが、サーフィンは方法・やることを明確に押さえれば初心者でも性別・年齢に関わらずプレイ可能。初心者がエンジョイするために重要な点や注意点を解説いたします。
初心者からのサーフィン魅力
基本的に、波に乗り滑ることをサーフボードを用いて楽しむのがサーフィンです。サーフィン入門編の時期にいる初心者には、やること・習得すべき技術が多いと感じるかもしれません。
ですが入門時期を乗り越えて初めて波乗りに成功した際の感動やサーフィンの素晴らしさに浸ることができるのは初心者の特権です。サーフィンに出会って人生が変わったという人も。年中通してできる生涯スポーツでもあるため最初の一歩を踏み出して新しいライフワークを手に入れましょう!
サーフィンの初心者入門おすすめ時期
サーフィンを行う時期と聞くと初心者の方の多くは夏というイメージを持たれているでしょう。ですが、基本的に夏でなくてもウエットスーツなどの防寒対策をとれば、日本では一年中サーフィンを楽しむ環境が整っています。
そのため、基本的に、初心者であっても仕事の都合などとの兼ね合いから時間を取りやすい時期を選べば問題ありません。ただ、あえて、サーフィンを初心者が始める時期としておすすめをあげるとすると、ずばり秋になります。
秋がサーフィン入門に最適な理由とは
秋が初心者の入門時期に最適な理由としては下記点が挙げられます。
①海水温がまだ割と暖かい |
②低気圧の関係でいい波が来やすい |
③夏に比べ海が空いてる |
①については、夏の炎天下で海が温められ、秋でも暖かさが保たれているためです。②に関しては「秋は気圧の影響でいい波が来る」というのはサーファーの間で定説となります。③に関してはサーファーが減れば接触事故やルール違反による他のサーファーとのトラブルも避けられ初心者には安心ですね。
サーフィン初心者のやるべきこと3選
①:サーフィンに必要な道具を揃える
サーフィンに初めてチャレンジしたい初心者がやるべきことで、まず挙げられるのは必要な道具を揃えることです。何から揃えるべきかイメージがつかないかもしれませんが、代表的なものでは、サーフボードがまず必要と言えますね。
その他にもサーフィンを初心者がストレスなくプレイするにあたり、重要な道具や時期によっては必要になるのもあるので紹介いたします。
(1)サーフボード
上述した通り、初心者がサーフィンを初めて行うに当たり最初に揃えるべき重要グッズがサーフボードです。サーフボードのタイプ選びはサーファーのパフォーマンスを最も左右する点として大事になるため、自分に最適なタイプを選ぶようにしましょう。
サーフィンショップで手に取ってイメージしてみたり、初心者向けを店員に確認したうえでサーフボードを選ぶのが一番です。
サーフボードの3タイプとは
サーフボードは下記の3タイプに基本的には分類されます。
ロングボード | 全長270cm以上の最大タイプです。波乗りが容易で初心者向き。持ち運びは大変なところが注意点です。 |
ショートボード | 全長190cm以下の最小タイプで波乗りの際、不安定になりがちですが小回りが利くため高等技術を習得しやすく携帯性も良好。 |
ファンボード | 上記の中間タイプとなり、乗りやすさと携帯性双方を求める初心者には、おすすめです。 |
(2)リーシュコード
サーフボードとサーファーを接続するリーシュコード。サーファーが転倒などした際に、サーフボードが独りでに流れて行ってしまうのを防ぐのに重要な役割を果たし、初心者に意外と見落とされがちな重要グッズになります。
基本的な選び方としては体格に合うものを選ぶ方法やサーフボードにそぐう外観タイプといったデザイン性で選ぶ方法などもあり、お好きな方法を選択しましょう。
(3)ウエットスーツ
ウエットスーツは肌を守ったり健康管理グッズの面として重要になります。こちらは基本的に人気のサマーシーズンであれば、マストではありませんが、寒くなってくる時期や真冬には必須になるため初心者なら揃えておきましょう。
また、冬でなくても日焼けを気にされる方や長時間、海水に浸かってサーフィンを楽しむことも想定している初心者の方は揃えておくのが無難です。
(4)サーフワックス
サーフボードの表面に塗布して滑りにくくすることにより足場を安定させるアイテムのサーフワックスも初めての方には重要です。摩擦力を上げることにより滑りにくくする仕組みであり、入門編の時期にいる初心者であれば少しでも波乗り成功率を上げるためにおすすめ。
最初に塗るベースコートとその上から塗るトップコートの2タイプがあり、トップコートは季節に応じたタイプが用意され基本的には使うシーズンに対応するタイプを塗ります。
(5)フィン
サーフボードの裏面にくっ付けて操作性を向上させるためのアイテムがフィン。こちらも入門編にいる初心者の方のサーフィンステップアップを補助する方法の一つとして、推奨されます。
また、フィンは初心者用のサーフボードだと、最初から付属してるケースもあるため、フィンが付属する初心者向けの中からサーフボードを選ぶのもよいですね。
②:サーフィンの練習方法・指導者を確定
次にサーフィンの初心者がやるべきこととして挙げられるのは「サーフィンの練習方法」「サーフィン指導者」を決めること。最初に、それらがしっかりと確立していないと、せっかくサーフィンを始めても、すぐに挫折してしまう初心者も少なくありません。
「自分に適した練習方法」「指導者」を見つけることはサーフィンにおいて初心者がステップアップするために、やることとして、重要になりますが下記のようなバリエーションがあります。
(1)友人・知り合いに教えを請う方法
初めてのサーフィンを習う際に、まず挙げられる方法は友人・知り合いのサーファーに指導を依頼するということ。知り合いのサーファーに頼むなら、基本的にはスクールに通うのと違って費用はかからないと思われる上、何からするかなど気軽に初心者らしい質問ができます。
サーファーは基本的に気さくで社交的な人が多く、頼めば初心者でも快諾してくれるケースが多いため思い切って頼んでみましょう。
(2)動画サイトで学習
今はyoutubeなどで手軽に初心者向けの親切な指導動画が手に入る時代。動画サイトや情報サイトを参考に独学で初心者流にサーフィンを学ぶのも一つの手です。
サーファーの知り合いもおらず、かといってサーフィンに費用を掛けたくない初心者なら動画サイトで波乗りの注意点や重要ポイントを学びながら、やることを抽出してステップアップを目指すのも悪くないでしょう。
(3)サーフィンスクールに通う
最後にサーフィンスクールに通って指導を受けるというのが挙げられます。初めての方に指導するのに慣れたプロ指導者であれば何から始めるべきかを含めて初心者特有の注意点、波乗りの重要点などを一から効率的に指導可能。
スクールには他にもサーフィンを初めて体験する初心者がいるため、モチベーション維持や仲間づくりも期待できます。プロの指導を受ければ基本的に、初心者でも一日で波乗りできるでしょう。
③:サーフィンの練習を繰り返す
サーフィンの初心者がやるべきこととして最後には練習をひたすらやることが言えます。上述したサーフィンを最初にやる前に重要な環境・準備が整ったら、後に初心者がやることは、練習を重ねるのみです。
初心者なら、自宅でバランスボードや椅子を用いてイメージトレーニングする方法もおすすめ。ここでは波乗り習得のため練習方法で基本的な点を解説いたします。
(1)パドリング練習
サーフィンの初心者が初めて行う入門的なテクニックがパドリングです。パドリングとはサーフボードに腹ばいとなって身体を預け、海水を掻き分けながら前進するテクニックとなります。
初心者が初めて試すと思ったように前進できず苦労すると思いますが、波乗りを行う前の重要なステップになるため、自宅でもバランスボールなどを使って現場をイメージしながらトレーニングするとよいです。
(2)テイクオフ練習
パドリングの次はテイクオフの練習が必要。テイクオフとはサーフボードの上に立ち上がるテクニックです。こちらはサーフィンを楽しむうえで必須テクニックのため、徹底した練習を重ねた上で気を付けることを自分なりにまとめておきましょう。
初心者が初めてテイクオフに成功した瞬間は何事にも代えがたい喜びとの声も。その瞬間に向かって練習をこなしましょう!
(3)いい波を見極める練習
いい波を見極める目を養うことも重要なトレーニングです。当然、熟練サーファーと言えど、全ての波に乗れるわけではないです。自分に適した波を見分ける目力を養うことも初心者がやることの一つになります。
具体的には波のうねり具合や大きさ、向きから判断するのがポイントに。最初に波情報サイトなどを活用してその日や時間毎の風速や風向きなどの情報を仕入れておくのも、やることリストに加えておくとよいかもしれません。
(4)動画でイメージトレーニング
海でのトレーニング前後にはyoutubeなどのネット動画やDVDなどを用いてのイメージトレーニングもおすすめ。動画内で気を付けることやパドリングなどのテクニックでやることのコツを解説しているケースもありイメージを掴めれば実技にも反映されることでしょう。
実際に動画講義を受講したグループの方がそうでないグループよりもテクニック上達率が高くなったという研究データもあります。是非動画トレーニングも取り入れてみましょう!
初心者向け波乗りのコツ
サーフィンの世界に入門したばかりの初心者は基本的な技術ややることを理解しても最初は中々上手くいきませんよね。サーフィンは体で覚えるものとは言っても、闇雲に繰り返しているだけでは日が暮れてしまうでしょう。
ここからは、サーフィンをやってみたいという方からすでに入門した初心者向けに波乗りの成功に少しでも近づくためのコツを解説していきたいと思います。
(1)最初はパドリング技術の向上を
初めてサーフィンに挑戦する初心者は立ち上がるテクニックであるテイクオフの方に目が行きがちです。ですが、実はその前のステップであるパドリングがカギになるケースも。
パドリングの際、気を付けることとしては波のスピードと自身の前進速度を近づけシンクロさせることになります。初めてだと難しいかもしれませんが、できる限り波のスピードとシンクロさせることが上手なパドリングのポイントです。
(2)ポジショニング技術の向上も
パドリングのコツを押さえられたらポジショニング技術を高めることも大事になります。サーフィン初心者はポジショニングと言われても「何からすればいいかわからない」と思われるかもしれませんが、やることとしてはサーフィンに最高なポジションで待つというだけです。
最高なポジションはというと、ずばり波が崩れかかる瞬間になります。この位置はピークポイントとも言われ最もエネルギーが発生。ピーク付近で位置をとれるように意識しましょう。
(3)テイクオフのタイミングを意識
入門編にいるサーフィン初心者の方は、テイクオフの際、波に乗り遅れないようにという焦りから、タイミングがやや早くなる傾向にあります。上述した通り、波のスピードとサーフボードの前進するスピード・方向が揃うのを全身で感じ取った上で立ち上がるように意識しましょう。
波が出来上がって到達するまでの時間なども参考にしてタイミングを上手く押さえられるようになれば、ゴールは目の前です。
サーフィンの入門マナーについて
サーフィンはスピードを伴うダイナミックなスポーツです。よって、いくつかの注意点・マナーを順守しないと事故やトラブルにつながりかねません。マナーと言われても「何から何まで守ればいいんだ」と思うサーフィン初心者の方もおれられことでしょう。
最初にサーフィン初心者が最低限、知っておくべきマナーについて解説いたします。
(1)ワンマン・ワンウエーブ
最初にサーフィン初心者が知っておくべきマナーはワンマン・ワンウエーブです。名前の通り、「一つの波に対して一人だけが波乗りする」というマナーになります。こちらは世界共通となるため海外でのサーフィンも検討されている初心者は是非ここで覚えておきましょう。
厳密には「波のピークに一番近く、最初にテイクオフした人に優先権がある」とされ、原則として後から別の人が波乗りするのは禁止となります。
(2)リーシュコードを付ける
続いて、リーシュコードを付けることも大切なマナーの一つです。特に初心者の中には「時間がかかる」「パドリングの邪魔になる」などの理由からリーシュコードの装着を怠る方も少なからずいます。
上述した通り、リーシュコードはサーフボードが独りでに流れるのを防ぐのみならず、他のサーファーのプレイを妨害するのを防ぐためのもの。リーシュコードの装着は必ず行いましょう。
(3)パドリングの場所を選ぶ
波乗り中のサーファーの周辺ではパドリングを避けるといことも大切なマナーです。波乗りをしているサーファーとの距離が近いところでパドリングしていると余計な神経を遣わせてしまいトラブルにつながりかねません。
初心者の場合、特にパドリングは時間をかけてでも他のサーファーと十分な距離を保った上で行うようにしましょう。
初心者の気になるサーフィン初期費用とは
これからサーフィンを始めようと考える初心者の方が、気になるのは、やはり初期費用になりますね。新しいライフワークを始めるのにお金がかかるのは付き物ですが、サーフィンも決して安くはない費用が必要になります。
基本的には本記事で紹介したすべてのアイテムを揃えるのにも10万円程度の予算があれば十分と思われますね。また、サーフボード費用の占める割合が高い為、費用と求めるものを比較しながら、慎重に選びましょう。
初心者向けサーフィングッズセット
7点セット サーフボード
サーフィングッズは複数あり、各種タイプ揃えるのが面倒という初心者の方も多いでしょう。そんな方におすすめなのがセットでの購入です。その中でも上記のファンボード 7'4は本記事一押しになります。
老舗メーカーSCELLから発売の初心者向けサーフィンセットで値段も手頃なため、初心者の方はとりあえず、こちらから手を出して様子を見るのもおすすめです。愛着の湧くマイサーフィングッズを手に入れてライバルに差を付けましょう。
まとめ
「何から始めればよいか、やることがわからない」と言うサーフィン初心者向けに、やるべきことを解説いたしました。また、実践編でのコツも説明しましたね。本記事がサーフィン初心者やサーフィンを始める前の時期にいる方々にとってサーフィンライフをエンジョイするための一助になれれば幸いです。
サーフィンは時期に関わらず年中通して行える生涯スポーツ。サーフィンという新しいライフワークを手に入れて人生を変えましょう!
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