朽木キャンプ場とは
関西の滋賀県にあるキャンプ場
目的地の朽木キャンプ場は、関西の滋賀県高島市にあるスポット。別名で桑野橋河川公園とも呼ばれ、周囲は比良山地の自然に囲まれた地元では清流で知られる、安曇川に接する場所です。
京都や大阪の方面からも訪れやすい立地で、バーベキューや川遊びなどのアウトドアが充実できると評判が高まっています。(当記事は2021年7月14日時点の情報を元に掲載中です。)
夏は川遊びとキャンプが魅力
この朽木キャンプ場が夏に人気を集めるのは、楽しい川遊びができることが最大の理由です。ここは比良山地の中と言っても標高80m程度ですが、それでも安曇川の川遊びで涼しさを感じ取るには十分な高さになります。
安曇川はとても綺麗な水質な上に水量が豊富で、夜の河原は星空も綺麗なこともおすすめできる要素です。自然の中で川遊びできる夏は、バーベキューも美味しく感じられるに違いありません。
基本情報
朽木キャンプ場
- 住所〒520-1423
滋賀県高島市朽木大野420-1 - 公式サイトURLhttp://www.hatinosu.net/camp/archives/726/
朽木キャンプ場のアクセスと駐車場
南方の京都方面から車やバイクで朽木キャンプ場に行くなら、鯖(さば)街道こと国道367号線をたどるのが一般的です。琵琶湖側からは国道161号や、県道23号線などを経由して現地に向かいます。
川遊びができる朽木キャンプ場の目印となっているのは、朽木キャンプ場と安曇川に架かっている桑野橋。駐車するスペースにも困らないキャンプ場です。
電車とバスでアクセス
京都の市内から、電車と京都バスで行くこともできます。出発のバス停は、鴨川沿いの京阪出町柳駅や、叡山ケーブル八瀬駅前。京阪出町柳駅からは、朽木キャンプ場そばの桑ノ橋バス停まで1時間ちょっとです。
また、滋賀県内に走っているJR湖西線の安曇川駅からは、江若バスの朽木線が出ています。川遊びできる朽木キャンプ場の桑ノ橋バス停までは、わずか30分ちょっとの道のりです。
朽木キャンプ場の施設
①キャンプのサイト
Kutikomi : 朽木キャンプ場(桑野橋河川公園)を詳しくブログで紹介。関西で直火ができ予約不要のキャンプ場。 https://t.co/lKRdLcisPd pic.twitter.com/gDGIapSveJ
— まぁかつ (@MAAKATU) December 17, 2018
最高に開放的な朽木キャンプ場の河原サイトは、桑野橋の北から南方へ、全長600m以上も伸びている細長い形状です。その全域が、テントサイトとオートサイトの兼用となっています。
キャンプエリアは、通路とサイトスペースで区切られたスタイル。キャンプと川遊びで利用する時は、河原の空いているスペースを見つけ、車を自由に乗り入れて構いません。
サイトの特徴
滋賀県高島市の朽木キャンプ場へ。
— machi (@machi8600) September 25, 2019
1人1泊600円が1000円になったのは知ってたけど、2000円になったのは知らなかったー😣
ビザかなんかのCMみたいに、じゃいいですぅー!と言えなかったヘタレの私。
でも、とっても心地良いキャンプ出来たから良かった❤️ pic.twitter.com/LBmYRAG61m
サイトは大きく分け、2種類があります。1つは砂利の地面で駐車場付きの簡易サイト、もう1つが電源と水道付きサイトです。どちらを利用する場合でも予約は不要ですが、電源付きは休日になると混み合います。
朽木キャンプ場は、川遊びやBBQにペット同伴OKなころなのも、家族連れに好まれる理由です。なお以前は直火の焚き火が許可されていましたが、2021年現在は禁止されています。
②キャンプ場の設備
現地の管理棟はチェックインの受付や、支払いで使われる施設で、販売品などは用意されていません。朽木キャンプ場はトイレやゴミ捨て場は完備していて、24時間いつでも無料で利用できます。
その他水道や流しなど、最低限の無料設備は整っている施設です。しかし他に使いやすい設備はまったくないので、川遊びとバーベキューをするなら道具の準備は不可欠です。
朽木キャンプ場の川遊び
安曇川での川遊び
安曇川は京都の丹波高地に水源がある川で、比良山地を流れて東の琵琶湖へと注いでいます。朽木キャンプ場の西側を、悠々と流れる姿は清々しいもの。キャンプ場のあたりでは、川幅が15~30mと広めです。
夏は水量も豊富な時期ですが、川の水深は深いところでも大人の腰の高さ程度。そのため夏を迎えると、川遊びには絶好の場所となっています。無料なので、夏休みの川遊びは人が詰めかけるほど人気です。
川遊びの過ごし方
キャンプ中に川遊びを実現するなら、周辺で流れが緩やかな場所を見極めるとよいです。飛び込み遊びは難しい場所ですが、浮き輪遊びも遊泳もできるし、水中の生物を捕まえるという楽しみ方もあります。
子供が安曇川で川遊びをするなら、特に水深が浅いところを選ぶことです。朽木キャンプ場の安曇川は深いポイントもあるので、大人が一緒にいることが大切になります。犬と一緒の水遊びも支障ありません。
川遊びの時期
夏には猛暑の日も多くなる朽木キャンプ場ですが、川遊びにふさわしくなるのは水温が上がる6月の下旬からです。通常なら6月には水温は23度程度で、適度に冷たい水で川遊びができます。
7月と8月は気温30度以上で、水温は25度ほどの環境のため、川遊びには最高の季節です。朽木キャンプ場なら、9月下旬の時期まで川遊びが楽しめます。
朽木キャンプ場の見どころ
①綺麗な星空
都会の光が届かない比良山地は、無料で星空を鑑賞するにはもってこいの土地です。朽木キャンプ場も最高の星空が見えると評判なスポットで、川遊びと合わせた宿泊キャンプもおすすめできます。
星空を目的にするなら、テント周辺に邪魔になる樹木がない場所を選び出すことが大切。真っ暗になった河原で、お目当ての星や星座を確かめてみてください。
②春のお花見
滋賀県高島市朽木の桑野橋河川公園のキャンプ場に来てます。桜は満開で綺麗です! pic.twitter.com/OZlixlNcV7
— かずちゃん京都市🌸 (@kazutiyan1956) April 15, 2017
春になった朽木キャンプ場は、お花見をするにもよいところです。それはキャンプ場周辺には、ソメイヨシノなどの桜の木々がすくすくと育っているため。最高のお花見バーベキューも楽しめます。
朽木キャンプ場で桜が開花する時期は、例年4月の初旬頃。見頃の時期は4月中旬にピークを迎え、下旬までお花見が可能。川遊びは向かない時期ですが、春の朽木キャンプ場も見逃せません。
朽木キャンプ場の利用
利用の料金
以前までは清掃協力金として大人1人500円で利用できた場所ですが、近頃はやや値上げされました。現在の朽木キャンプ場の料金は、デイキャンプなら大人1,000円、1泊するなら大人2,000円が必要です。
この料金は駐車料の利用料金が込みになっているので、かなり安いと感じられます。家族で利用する場合、中学生以下は無料なことも、朽木キャンプ場で川遊びをする時の大きな魅力です。
利用できる期間と時間
河原の川遊びが楽しみな朽木キャンプ場は、1年中利用できるところです。年末年始も含めて定休は存在しないので、お正月に訪れても大丈夫。ただし大雨による増水や悪天候の日は、休場することがあります。
営業時間は24時間のキャンプ場です。チェックインやチェックアウトの時間は、定められていません。確実に料金を支払えば、宿泊でもデイキャンプでも、いつ駐車場から出てもOKというわけです。
キャンプや川遊びに必要なもの
ここは販売品もレンタル品も、なにもないキャンプ場です。そのため朽木キャンプ場に行くなら、道具をすべて用意する必要があります。虫除けアイテムや、BBQの食材についても準備が必要です。
川遊びの用品も、自前で準備することになります。必要なのは浮き輪、着替え、タオルなど。必要なものが足りないなら、キャンプ場に行く前にホームセンターやコンビニに寄るのがよいです。
朽木キャンプ場の近くの見どころ
①グリーンパーク想い出の森(くつき温泉てんくう)
くつき温泉てんくう
— ホザンナ (@hen_naojisan_) April 26, 2021
てんぐ風呂と
きのこサウナ pic.twitter.com/TdXpc2tHVM
滋賀県の山間部にあるグリーンパーク想い出の森は、自然を感じる休日にはぴったりな複合施設です。人気スポットは川遊びの朽木キャンプ場から北3kmの地点なため、それほど遠くはありません。
グリーンパークにはくつき温泉てんくうがあり、気軽に日帰り入浴ができるのは理想的。温水プールもあり、喫茶店炭火BBQ、宿泊の山荘やバンガローも使えたりと、最高な楽しみを得られるスポットです。
くつき温泉天空のお風呂とプール
くつき温泉てんくうでおすすめなのは、露天風呂です。比良山地の自然に囲まれた温泉のお風呂はとても優雅な雰囲気。開放的なてんぐの湯、木の湯、石の湯、サウナもあり、夜の時間まで湯巡りが楽しめます。
さらに室内温水プールのほうも、温泉同様に使えるのが人気の理由です。巨大なてんぐの顔があるてんぐぶろは、施設の象徴的存在。各種のプールがあり、朽木キャンプ場の川遊びと違った楽しさがあります。
無料でも遊べるグリーンパーク
グリーンパークを訪れた子供たちにおすすめなのは、丸太遊具と呼ばれる穴場の無料アスレチック施設。ローラー滑り台や各種障害物が揃った丸太遊具は、かなり規模も大きくて遊びがいがあります。
さらにここにはグラウンドゴルフ協会公認の穴場コースもあり、必要な道具は施設でレンタルできるから安心。朽木キャンプ場の川遊びと合わせた遊びプランで、1日を充実できます。
基本情報
グリーンパーク想い出の森
- 住所〒520-1415
滋賀県高島市朽木柏341-3 - 電話番号0740-38-2770
- 公式サイトURLhttps://gp-kutsuki.com/spa
②道の駅くつき新本陣
道の駅・くつき新本陣ついた つーか R367 が超理想的な流れで気持ち良く走れてよかったです! pic.twitter.com/A1jalfBei4
— 猫山ぽるか (@nekonyanma) May 10, 2019
道の駅くつき新本陣は、高島で人気の高いお買い物スポットです。無料で利用できる駐車場があるのは、旅行者に好評な特徴。この施設では朽木周辺の特産品や新鮮な夏野菜など、名物を豊富に扱っています。
日曜日は朝市があり、鯖寿司などの名物が入手できるのも嬉しい要素。ここなら旬の食材を使った料理も味わえます。朽木キャンプ場で川遊びやデイキャンプをする時も、必要な食材の購入に活用してください。
基本情報
道の駅くつき新本陣
- 住所〒520-1401
滋賀県高島市朽木市場777 - 電話番号0740-38-2398
- 公式サイトURLhttps://kutsuki.net/
③犬の駅くつき
小浜の帰り道。朽木で犬の駅を見つけました。寄り道。暑いのかテンション下がったはります❣️ pic.twitter.com/CnvnSJmnKG
— シミズマリコ (@pochitama4131) May 12, 2019
鯖街道には、犬の駅くつきというドッグカフェがあります。自然を感じながら犬と一緒に楽しめる穴場のカフェで、おしゃれな見た目のログコテージが目印。朽木キャンプ場とは目と鼻の先にあります。
犬の駅くつきでは、カツカレーや鯖寿司といった名物料理が楽しみ。犬を連れていけば、安曇川を眺める場所のドッグランの施設で犬を遊ばせる魅力もあります。川遊びと組み合わせてみたいお店です。
基本情報
犬の駅くつき
- 住所〒520-1423
滋賀県高島市朽木大野178 - 電話番号080-1440-8779
④朽木郷ごはん屋山水
遅い昼食を、朽木郷 ごはん屋 山水にて
— 72☆ナツ🍥 (@72natsu_bn6) October 13, 2018
いつもながら、ステキなお店でした!!
鯖街道を通る際には、お立ち寄りを!! pic.twitter.com/xKfEA1nStl
そんな鯖街道のカフェのすぐ隣には、地元で人気の朽木郷ごはん屋山水があります。風情ある和風お食事スポットは、朽木キャンプ場からすぐの場所。川遊びの前後のお食事にも利用できる名店です。
山水で評判な名物と言えば自家製の蕎麦で、山芋とろろそば、天然きの子そば、揚げ餅おろしそばなど美味しいメニューが勢揃い。里めし、へしこのおにぎりなど田舎らしい味を堪能できます。
基本情報
朽木郷ごはん屋 山水
- 住所〒520-1423
滋賀県高島市朽木大野420−1 - 電話番号0740-38-3495
朽木キャンプ場へ行ってみよう
安曇川の川遊びとキャンプで楽しく過ごそう
清流に寄り添った滋賀県の朽木キャンプ場なら、夏に涼しく楽しいオートキャンプも実現できることが分かってきました。自然に囲まれたデイキャンプをすれば、川遊びとBBQを組み合わせて充実しそうです。
そして穴場のエリアには、温泉からグルメまで見どころが多彩なのも、時間をかけて過ごしたい魅力。次のお休みの日には、朽木キャンプ場で最高の1日を過ごしてみたいですね。
滋賀が気になる方はこちらもチェック!
当サイトでは自然と川遊びが魅力的な朽木キャンプ場の他にも、滋賀県の名所情報をまとめています。滋賀県で観光を充実させたい方は、チェックしてみてください。
滋賀県のおすすめ温泉ランキング10!琵琶湖の絶景も堪能できる人気温泉も!
滋賀県のおすすめ温泉をランキングにしてご紹介!滋賀県と言えば琵琶湖が一番有名だと思いますが、温泉地としても充実していることをご存知でしょうか...
滋賀県のおすすめ観光スポット14選!人気観光地や琵琶湖周辺の見どころも!
滋賀には室町時代の昔から「近江八景」などで選ばれた人気のおすすめ観光スポットがあり、その他にも新たに「琵琶湖八景」という名所も追加選出され、...