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自転車で50kmはロードバイク初心者に最適距離!必要な準備や所要時間を紹介!

自転車で走る50kmはロードバイク初心者にとって最適な距離と言われています。50kmといっても実際の距離や走り切る時間はどのくらいなのでしょう。ロードバイクという自転車の特徴や初心者が乗るための心得や選び方などを詳しく紹介します。
2021年6月10日
eiji0601
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目次

自転車で50kmはロードバイク初心者に最適距離!

ロードバイクはどんな自転車?

出典:unsplash.com

ロードバイクは自転車競技用に開発された自転車です。できるだけ速く長い距離を走るための自転車なので、ハンドルの形状やフレーム・重さなどがママチャリとは全く違います。

風の抵抗をなくし速く走るために、ハンドルは前傾姿勢になるように車体は軽量でスリムに設計されているのです。

ロードバイクを初心者が乗りこなすには

サイクリングをロードバイクで走れればと憧れる人が多いのではないでしょうか。と言ってもレース用の自転車を初心者が乗りこなせるのか不安かもしれません。

しかし、ロードバイク特有の前傾姿勢に慣れるまで多少違和感がありますが、上体を起こして走るより楽で疲れにくいので意外に乗りこなせてしまいます。まずは走行距離50kmを目指しましょう。

走行距離50kmは初心者に最適

出典:unsplash.com

買い物や通勤通学で、自転車で走る距離はほとんど5km(往復10km)以内です。50km(片道25km)は長い距離に感じますが、ロードバイクでは意外に楽な距離なのです。

ロードバイクはママチャリの半分以下の力で前に進むので、50kmは初心者でも負担なく乗りこなせます。今まで自転車と電車を併用して会社まで通勤していたのに、自転車だけで往復できればダイエットにもなり快適です。

初心者に50kmが最適な5つの理由

出典:unsplash.com

ロードバイク初心者にとって走行距離は気になります。初心者の最適距離が50kmなのはなぜでしょう。前述と重なる部分もありますが、その理由5つをまとめてみました。

①50kmライドは気負わずに快適に走れる距離

50kmライドは心身ともに疲れずに負担なく快適に走れる距離です。ランニングで50kmといえばフルマラソンより長く肉体的に大変きつい距離です。

自転車はエネルギー効率がランニングに比べ非常によいので、ロードバイクなら初心者でも気負わずに気楽に走れる距離が50kmなのです。

②50kmはロードバイクで2時間あれば走破できる

ロードバイクは長い距離を速く走ることに特化した自転車なので、50kmはおよそ2時間程度で走ることができます。

朝の9時に出発すれば昼前には戻ってこれるのです。休日のちょっとした運動やダイエット・健康維持にも効果があります。生活に負担がかからない2時間で走破できる距離だから50kmが最適なのです。

③50kmは補給食を必要としない距離

出典:pixabay.com

100kmを超えるロングライドでは、グリコーゲンが不足して起こるハンガーノック症状が危惧され、なんらかの補給食が必要になります。

しかし50kmライドでは補給食は必要なくドリンクだけでOKです。朝食をしっかり食べてから出発すれば、ハンガーノックになる心配はありません。散歩気分で快適に走れるから最適距離と言えるのです。

④50kmは覚悟の貯金ができる距離

100kmを超える長距離ライドに挑戦する場合、初心者にとっては相当の心の準備や覚悟が必要になります。

50kmライドを何回か経験することで、次のステップに挑戦する覚悟の貯金(準備)ができるのが理由です。つまり50km走で初心者がこれから乗り越える壁、チャレンジする勇気を蓄えることができます。


⑤50km走で達成感と自信が生まれる

初心者でも50kmを完走すれば、50kmを走破したという達成感や自信が生まれます。

50kmライドができたという自信が、ロングライドやサイクリング・ツーリングへステップアップする夢につながるのです。最適な走行距離の理由の一つもそこにあります。

自転車の種類

出典:pixabay.com

自転車には普段に使われるママチャリと、自転車競技仕様のロードバイク、そのちょうど中間のクロスバイクがあります。

ママチャリは、街でよく見かける買い物カゴをつけた自転車です。ハンドルはやや幅広で車体も重めで長距離走には不向きですが、普段使いには便利なように作られている自転車です。

ロードバイクはスリムで軽量

ロードバイクは長距離を速く走るために設計された自転車です。空気抵抗を減らし軽量にするため車体やタイヤはスリムに、ハンドル幅は狭く低いドロップハンドル構造になっています。

ドロップハンドルにすることで、走行姿勢が前傾になり空気抵抗を減らし、50kmを走っても疲れないのです。またフレームを軽量にして走行負担を減らすよう材質も工夫されています。

クロスバイクとの違い

出典:pixabay.com

クロスバイクは、ママチャリとロードバイクの中間の自転車です。ハンドルもロードバイクほど前傾しないやや上体を起こして乗れるように設計されていて、タイヤ幅もマウンテンバイクのようにやや太めです。

スピードはロードバイクにはかないませんが、街中でカッコよく安定感のある走りをしたい人におすすめの自転車です。50km走は可能ですが50kmを超えるロングライドではロードバイクほど快適には走れません。

初心者がロードバイクに乗るときの心の準備

自転車に乗る目的を見つける

出典:pixabay.com

ロードバイクというレース用の自転車になぜ乗りたいと思うのか、自分の目的を具体的にしてみることが大切です。

ロードバイクはカッコいいから乗ってみたいという目的も決して悪くありません。そこから自転車に愛着がわき、大切に乗る姿勢が生まれるでしょう。最も大切なことは自分に合った目的を明確にすることです。

通勤通学に使う

通勤通学でロードバイクを使いたいという気持ちも、目的の一つになります。毎日通う通勤通学では50kmに届かないかもしれませんが、電車を使わずに自転車で風をきって通うのは爽快で快適です。

むしろ50kmを一気に走るより、毎日無理のない短距離で積み重ねていくのは初心者のロードバイク上達への近道かもしれません。

ダイエット目的で乗る

出典:unsplash.com

ダイエットでは有酸素運動が効果があるとされています。自転車は有酸素運動を無理なく長時間続けられるので非常にダイエット向きです。

ダイエットでは無理な運動は長続きせずリバウンドにつながります。自転車は体力的に無理がかからず、長時間運動できるので非常に有効です。1週間に1度の50km走でも、毎日少しずつの短距離走でもダイエットに効果があります。

長距離ライドやサイクリングに使う

サイクリングやツーリングに参加すれば、心がウキウキしてきます。そのためにロードバイクに乗りたいというのも素敵な目的です。

ロードバイクは長距離を走っても疲れない自転車です。50kmと言わず何百kmにも耐えられる耐久性と疲れさせない人間工学を自転車構造に生かしています。

ツール・ド・フランスでは20数日間をかけ平地から山岳まで3000km以上をロードバイクで走破するのです。

自転車レースに出て見たい!


出典:pixabay.com

ロードバイクに乗る目的に、一度はレースに出てみたいという想いで始める方が多いのではないでしょうか。最初は50kmライドからはじめ、ステップアップして目標を自転車レースに置いている方がたくさんいます。

ツール・ド・フランスとまではいかなくても、自転車レースはあちこちで開催されています。夢を抱いて始めるのはモチベーションを高める素敵な目的です。そのためにも50km走破からはじめましょう。

街乗りでもカッコよく

街中でママチャリをスイスイと追い抜いてゆくロードバイクはカッコいいです。街乗りでカッコ良く乗りたいという目的もありです。

しかし街中でのスピードの出し過ぎは衝突の危険が多々あります。街中でカッコ良く走るにはしっかりマナーを守り、ライディングテクニックを上達させなければなりません。初心者はまずテクニックの向上とマナーを学ぶことに努めましょう。

ロードバイクに乗った自分をイメージする

出典:pixabay.com

自分の目的がわからないときには、難しく考えずに自分がロードバイクに乗って50kmを快適に走っている姿をイメージしてみましょう。

ここまでいろいろな目的のパターンを紹介してきましたが、自分が快適にロードバイクを走らせているイメージが目的を具体化する最短のポイントなのです。

自分でカッコいいと思う目的の走り方が最高

ノウハウやうんちくで自転車に乗るのではありません。50kmが最適の距離といっても、自分なりの50kmの走り方があるはずです。楽しく自転車に乗れなければ意味がありません

そのためには自分がカッコいいと思える目的を決め、自分がカッコいいと思う50kmの走り方をするのが最高です。

ロードバイクの選び方

初心者の最適な走行距離は50kmと言われています。しかしサイクリングやレースでは50kmを超え数百kmの距離も要求されます。

またロードバイクには性能・機能やデザイン・材質などさまざまなタイプが発売されていて迷う方が多いのではないでしょうか。ここではロードバイクの選び方のポイントを紹介していきます。

①身長や体力に合ったサイズを選ぶ

出典:unsplash.com

フレームのサイズが大きいロードバイクはスマートで美しいのですが、自分の体格身長に合わなければ、前傾姿勢をとって漕ぐのに余分な体力を使い50km走が困難になります。

ロードバイクは自分で跨ぐことができるサイズが基本です。XS、S、M、Lなど表示されていますが、ポジションによって適正サイズが変わるので実際にまたいで見ましょう。また体型や体力には男女差があるので女性には女性向けモデルをおすすめします。

②目的で選ぶ

目的は個人差により千差万別です。短距離を毎日楽に走りたい、とにかく速く走りたい、長距離ライドに挑戦した、サイクリングを楽しみたいなど目的により選ぶ機能やフレーム素材が違います。目的別に選び方のポイントを紹介します。

通勤通学など短距離の場合

出典:unsplash.com

通勤通学の場合は距離も10〜15km前後とさほど長くないので、毎日無理なく走るにはエントリーモデルか少し上のタイプが良いでしょう。

駐輪場では他の自転車と接触する可能性が高いので、丈夫なアルミやクロモリ素材の自転車をおすすめします。突然の雨に対応できるディスクブレーキモデルも視野に入れておきましょう。

また通勤通学で高額な上位モデルを使用していると盗難の可能性があるので鍵などに注意が必要です。

サイクリングなど長距離ライドの場合

サイクリングなどで50kmを超える長距離ライドでは、ロングライドモデル(通称エンデュランスロード)というロードバイクがあります。

このモデルは上体が起きた状態を取れるので、初心者でも乗りやすい自転車でおすすめです。また長距離では路面の衝撃で疲れてくるので、材質は振動吸収性が良いカーボンフレームが良いでしょう。

③予算で選ぶ


出典:unsplash.com

ロードバイクは同じように見えても10万円以下のものから100万円を超えるものまであります。その価格差は主にフレームの材質とコンポーネントのグレードの差です。もちろん有名ブランド代などの付加価値的要素も絡んできます。

初心者が50km走を目指すにはどのくらいのグレードを選び、どのくらいの予算を準備したら良いのでしょう。

5万円以下の商品はルック車

5万円以下のロードバイクは、実はルック車と呼ばれる自転車になります。見た目はロードバイクの形状をしていますが、走行性能はママチャリレベルで50km走破はとてもできません。

5km以内の通勤通学や日常使いでロードバイクの気分を味わう自転車なのです。予算がないからといって安易に購入すると失敗することに繋がるでしょう。

最低12万円は準備する

ロードバイクに乗り50km走破したいなら、最低でも12万円の予算は準備しましょう。自転車本体は10万円程度のエントリーモデルであれば50km走は可能です。

しかしロードバイクに乗るためには自転車本体以外にも必要なアイテム(ヘルメット、手袋、サングラス等)があり約2万円程度かかります。自転車本体+必要アイテムで12万円は準備しておきましょう。

④フレームの材質やコンポーネントで選ぶ

カーボンフレームは強度が高く軽量で最も優秀な材質ですが、非常に高価なので初心者の場合は手頃な価格のサビに強いアルミや、衝撃吸収性があるクロモリを選びステップアップしていくのが良いでしょう。

コンポーネント(変速ギア、ブレーキ、クランク等)にはグレードがあり、グレードが高いほど変速ギアが多く軽量で耐久性・操作性が増します。

⑤自転車のスペック重視で選ぶのは危険

出典:unsplash.com

同じ価格のロードバイクでコンポーネントやフレームのグレードに差があってもメーカーの表示通りに優劣があるとは限りません。つまり表示されているスペック重視で選ぶのは、何が欲しいのかがわからなくなり危険です。

最も大切なのは楽しんで乗り続けることなので、自分の感性やフィーリングを信じて選べば自転車に愛着がわき50km走も楽しくなります。

最適距離の50kmライドで楽しく走ろう!

出典:unsplash.com

ロードバイク初心者に最適距離は50kmと言われています。50kmが最適な理由やロードバイクの特徴や選び方などを紹介してきました。

また自分の感性とフィーリングを信じて選ぶのが最も大切なことも紹介しました。これらを参考にしてロードバイクという素敵な自転車で50kmライドを乗りこなして楽しんでください。

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