夏休みに行きたい!東北の避暑地をご紹介
「青森県・岩手県・秋田県・宮城県・山形県・福島県」の6つの県がある東北エリアには、大自然の絶景が堪能できる観光スポットやレジャー施設が豊富そろう地です。
そんな東北エリアにある人気のスポットの中から、家族そろって涼しい夏休みを過ごしたい時におすすめの避暑地をご紹介します。東北エリアの避暑地で観光旅行やレジャーを楽しみながら、快適な夏休みを過ごしましょう。(当記事は2021年6月時点での情報を元に作成しています)
東北エリアの避暑地について
今回ご紹介する東北エリアの避暑地は山間部に位置しているものが多いため、天候の急変に注意が必要です。荒天により道路が通行止めになったり、乗り物が運休する場合もあるので、別のアクセス方法や代替え案も考えておきましょう。
また、鍾乳洞は外との気温差が激しいため、寒く感じたり天井から水滴が落ちてくることもあるので、上着やタオルなどがあると安心です。しっかりと準備して、東北エリアの避暑地で快適に過ごしてみてください。
東北のおすすめ避暑地:青森県2選
東北・青森の避暑地①津軽岩木スカイライン
「津軽岩木スカイライン」は、青森県を代表する有名な山のひとつで津軽富士とも呼ばれる「岩木山」にある有料道路です。
岩木山は登山にも人気の山ですが、「津軽岩木スカイライン」を通って8合目まで車やバイクで行くことができ、8合目からリフトに乗れば9合目まで気軽に到達できます。時間や体力に余裕があれば山頂まで登山を楽しむのもおすすめです。大自然の絶景が堪能できる避暑地でゆったりと過ごしましょう。
東北の避暑地「津軽岩木スカイライン」の基本情報
「津軽岩木スカイライン」の全長は9.8kmで、69ものカーブが続くのが特徴です。徐々に視界が開けてくるため景色が気になるところですが、脇見をせずに安全運転で8合目に向かいましょう。
山道の運転に不慣れな場合にはシャトルバスを活用するのもおすすめです。天気が良ければ北海道も見える時もあるので、東北ならではの絶景を堪能してみてください。
津軽岩木スカイライン
- 住所〒036-1345
青森県弘前市大字常盤野字黒森56-2 - 電話番号0172-83-2314
- 営業時間4月中旬~10月下旬
AM8:00~PM5:00(最終入場はPM4:00) - 公式サイトURLhttps://www.iwaki-skyline.jp/index.html
東北・青森の避暑地②八甲田ロープウェー
「八甲田ロープウェー」は、青森の有名スポットの八甲田連峰の絶景を眺めながら空中散歩が楽しめる人気の施設です。ロープウェイの山頂公園駅や周辺には展望デッキと広場があり、東北ならではの絶景を堪能できます。
また、山頂公園駅から周回で散策できる「八甲田ゴードライン」は1kmと1.8kmの2つのコースがあるので、湿原や高山植物など避暑地の自然に触れてみてください。
東北の避暑地「八甲田ロープウェー」の基本情報
「八甲田ロープウェー」の乗車時間は10分ほどです。営業時間は季節により変動し、8月中旬には9日間ほどの限定で営業時間を2時間延長する「夕焼けロープウェー」を運行しています。避暑地から夕焼けの絶景を楽しみたい時には、運行情報をチェックしておきましょう。
また、その日の運行情報や天気などは公式サイトに掲載されているので、訪問前に確認してみてください。
八甲田ロープウェー
- 住所〒030-0111
青森県青森市荒川寒水沢1-12 - 電話番号017-738-0343
東北のおすすめ避暑地:岩手県2選
東北・岩手の避暑地①八幡平
岩手県は安比高原や岩手山など有名な避暑地がそろう地で、その中でも「八幡平」はトレッキングや温泉などが楽しめる自然や施設がある充実したスポットとして、東北エリアでも人気の避暑地となっています。
トレッキングコースの「八幡沼・ガマ沼展望台コース」は往復1.8kmほどで、子どもと一緒にチャレンジするのもおすすめです。展望台からさらに徒歩8分ほどで八幡平山頂にも行けるので、体力にあわせて楽しみましょう。
東北の避暑地「八幡平」の基本情報
八幡平エリアにはさまざまなトレッキングコースがあるので、子どもの体力にあわせてコースを選んでみてください。
また、近くにある「藤七温泉 彩雲荘」は東北最高地にある天然温泉の宿泊施設で、宿泊のほか日帰りでも温泉に入浴できます。避暑地で身も心も癒したい時に利用してみてください。
八幡平
- 住所〒028-7100
岩手県八幡平市 - 電話番号0195-78-3500
東北・岩手の避暑地②龍泉洞
「龍泉洞」は、暑い夏でも洞内の気温が10度前後と涼しく過ごせることで人気の鍾乳洞です。日本三大鍾乳洞の一つとされていて、洞内には地底湖があるのも有名となっています。
洞内の総延長約4000mのうち、700mほどが公開されているので、地底湖や鍾乳石、コウモリが生息する蝙蝠穴などをじっくりと見学しましょう。
東北の避暑地「龍泉洞」の基本情報
「龍泉洞」は通常営業時は入口と出口が同じ場所ですが、繁忙期などは一方通行で出口が別の場所になる場合があります。一方通行での営業時は60段ほどの階段を通るので気をつけましょう。
また、第三地底湖には270段もの階段がありますが、のぼらない選択もできるので子どもの体力にあわせてルートを選んでみてください。道路を挟んだ場所にある「龍泉新洞科学館」も、子どもと一緒に鍾乳洞について学びたい時におすすめです。
龍泉洞
- 住所〒027-0501
岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉字神成1番地1 - 電話番号0194-22-2566
東北のおすすめ避暑地:秋田県2選
東北・秋田の避暑地①史跡 尾去沢鉱山
「史跡 尾去沢鉱山」は、観光坑道の見学や純金砂金採り体験など、さまざまなレジャーが楽しめる施設です。
観光坑道見学コースは、1.1kmの「標準コース」と1.7kmの「特別コース」があり、江戸時代の坑道や採掘の様子の再現を見学できます。坑道内は気温13度ほどと低いので、避暑地にいるような気分を楽しみながら見学してみてください。
東北の避暑地「史跡 尾去沢鉱山」の基本情報
「史跡 尾去沢鉱山」では「純金砂金採り」や「天然石掘り」といった体験もでき、ファミリーにおすすめです。坑道の見学や体験メニューは天候を気にせずに楽しめるので、雨の日でも安心して利用できます。体験で採れた砂金や天然石は持ち帰ることができるので、家族で楽しみましょう。
史跡 尾去沢鉱山
- 住所〒018-5202
秋田県鹿角市尾去沢獅子沢13-5 - 電話番号0186-22-0123
東北・秋田の避暑地②寒風山
「寒風山」は標高355mと低い山ながら、雄大な景色が眺められる人気の避暑地です。寒風山回転展望台は有料となりますが、4階の回転展望室からは海岸線や白神山地、大潟村の平地など秋田ならではの景色を堪能できます。
また、展望台の1階から3階には男鹿半島の歴史や自然にまつわる展示もしているので、あわせて見学してみてください。
東北の避暑地「寒風山」の基本情報
展望台には景色を眺めながら「男鹿しょっつる焼きそば」や「あんぷら餅」などの郷土料理や、男鹿半島の海水で作った「藻塩」を使った「男鹿塩ソフトクリーム」がいただけるレストランがあり、こちらもおすすめです。
また、寒風山ではアクティビティも楽しめます。「寒風山パラグライダースクール」は経験者はもちろん、初めてでも「二人乗り体験飛行」でパラグライダーが楽しめる人気のアクティビティとなっているので、チェックしてみてください。
寒風山
- 住所〒010-0663
秋田県男鹿市脇本富永字寒風山62番地内 - 営業時間展望台オープン時期:3月中旬~12月上旬 8:30~17:00
- アクセスJR「脇本駅」から車で10分。「秋田駅」から約60分
東北のおすすめ避暑地:宮城県2選
東北・宮城の避暑地①御釜
宮城県の「御釜」(おかま)は、湖畔から見学するエメラルドグリーンの火口湖が人気の避暑地です。山岳道路の「蔵王エコーライン」と「蔵王ハイライン」を通ってアクセスした終点にある駐車場からは徒歩数分で「御釜」が眺められる展望台に行くことができ、子どもと一緒に景色を堪能したい時におすすめとなっています。
東北の避暑地「御釜」の基本情報
乗り物が好きな子どもと一緒ならリフトを使って「御釜」に向かうのもおすすめです。「刈田駐車場」に車を停めて「蔵王刈田リフト」のシングルリフトに8分ほど乗車し、おりばからは徒歩5分ほどで御釜観賞地へ行くことができます。
御釜から熊野岳などへ向かう登山ルートや、刈田駐車場から高山植物が群生する「御田の神湿原」を散策するルートもあるので、子どもの体力にあわせて観光を楽しみましょう。
蔵王の御釜
- 住所〒989-0916
宮城県刈田郡蔵王町蔵王国定公園内 - 電話番号0224-34-2725
東北・宮城の避暑地②秋保大滝
「秋保大滝」(あきうおおたき)は幅6m・落差55mの迫力のある滝で、滝つぼまでおりることができる人気の避暑地です。
「秋保大滝 駐車場」から秋保不動尊を通って階段をおりた場所にある「滝見台」までは徒歩5分ほどと子連れでもアクセスしやすく、滝を上から眺める景色が楽しめます。さらに滝つぼまでおりる道もありますが険しいため、服装や履物などに気をつけて向かいましょう。
東北の避暑地「秋保大滝」の基本情報
滝つぼへおりる道が子連れでは心配という場合には、「秋保大滝 滝つぼ駐車場」に車を停めれば滝つぼまで徒歩10分ほどで向かえますが、駐車場の収容台数が10台ほどと少なめなので気をつけましょう。
また、「秋保大滝」から近い場所にある「秋保温泉」は東北でも人気の温泉地となっているので、宿泊や日帰り温泉を利用するのもおすすめです。仙台市街地からもアクセスしやすい人気の避暑地で、ゆったりと過ごしてみてください。
秋保大滝
- 住所宮城県仙台市太白区秋保町馬場字大滝
- 電話番号022-398-2323(秋保温泉郷観光案内所)
- 公式サイトURLhttps://www.sentabi.jp/guidebook/attractions/116/
- アクセス東北自動車道仙台南ICから車で30分
東北のおすすめ避暑地:山形県1選
東北・山形の避暑地①蔵王温泉
山形県の「蔵王温泉」といえば冬の樹氷が有名ですが、実は夏も涼しく過ごせる避暑地として人気です。
蔵王温泉には樹氷観光でも人気の「蔵王ロープウェイ」の「山麓線」と「山頂線」のほかにも、蔵王温泉の中心部から山頂へと向かう「蔵王中央ロープウェイ」や、小型のかわいらしい搬器が特徴の「蔵王スカイケーブル」、夏山リフトがあり、乗り物が好きな子どもにもおすすめの避暑地となっています。
東北の避暑地「蔵王温泉」の基本情報
ロープウェイやスカイケーブルはそれぞれ乗り場が離れていますが、駐車場が無料で利用できるので車で乗り場へ移動することもできます。また、トレッキングコースもあるので体力にあわせてロープウェイと組み合わせて楽しむのもおすすめです。
蔵王温泉は東北で人気の温泉地でもあり、宿泊施設や日帰り温泉施設もそろっています。温泉宿を拠点にして避暑地の快適な夏を過ごしましょう。
蔵王温泉
- 住所〒990-2301
山形県山形市蔵王温泉853-3 - アクセス山形新幹線「山形駅」からバスで「蔵王温泉」まで約40分。
「山形空港」から車で約60分
東北のおすすめ避暑地:福島県2選
東北・福島の避暑地①あぶくま洞
「あぶくま洞」は、幻想的な鍾乳石が見学できる福島で人気の鍾乳洞です。全長600mの洞内は夏でも涼しく、避暑地のような気分で楽しめます。
また、追加料金が必要となりますが、洞内にある120mの「探検コース」は足場の悪い場所や狭いところがあり、探検気分を味わいたい時におすすめです。
東北の避暑地「あぶくま洞」の基本情報
「あぶくま洞」から近い場所にある「入水鍾乳洞」(いりみずしょうにゅうどう)は、さらに探検気分を楽しみたい時に人気の鍾乳洞です。
全長900mのコースは「A・B・C」の3つのコースに分かれていて、膝まで水に浸かったり、膝をついて進んだりと、探検気分が楽しめます。Cコースは高校生以上からとなりますが、ヘルメットやヘッドライト、膝肘パットを着用して入洞する本格的なコースとなっているので、あわせて訪問してみてください。
あぶくま洞
- 住所〒963-3601
福島県田村郡滝根町菅谷東釜山1 - 電話番号0247-78-2125
- 営業時間8:30~17:00
- アクセス磐越自動車道「田村スマートIC」より15分
東北・福島の避暑地②桧原湖
「桧原湖」は、緑豊かな裏磐梯エリアにある福島で人気の避暑地です。「桧原湖周遊道路」でドライブを楽しんだり、「桧原湖探勝路」で湖畔での散策をしたりと、涼しい中で快適に自然を堪能できます。
また、「桧原湖」はスモールマウスバスが釣れることでバス釣りにも人気の湖です。レンタルボート店もそろっているので活用して、湖上でゆったりとバス釣りを楽しみましょう。
東北の避暑地「桧原湖」の基本情報
「桧原湖」がある裏磐梯エリアは高原リゾート地としても知られています。「桧原湖」のほかにも「曽原湖」や「小野川湖」などの湖や、色とりどりの神秘的な湖沼めぐりが楽しめる「五色沼」など人気の観光スポットもそろっていて、あわせておすすめです。
また、宿泊施設や日帰り温泉施設、グルメスポットも充実しているので、事前にチェックしてゆったりと過ごしてみてください。
桧原湖
- 住所福島県耶麻郡北塩原村桧原
- 電話番号0241-32-2349
- アクセス磐越自動車道「猪苗代磐梯高原IC」より30分
夏休みは東北の避暑地でゆっくり過ごそう!
東北エリアにある、観光やレジャーも楽しめる夏休みにおすすめの避暑地をご紹介しました。東北エリアには、高原や湖畔、鍾乳洞など、6つの県でそれぞれの魅力あふれる避暑地がそろっています。
気になるスポットをみつけたら宿泊旅行や日帰り観光などシーンにあわせて計画を立てて、避暑地の魅力に触れながら快適で涼しい夏休みを過ごしましょう。
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