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豊かな自然で夏に打ち勝つ!四国の避暑地オススメ12選!旅行で楽しい観光スポットも!

暑さが辛いこの季節、涼しさに癒される避暑地は絶好の旅行先です。大自然に囲まれた四国にはバラエティ豊かな避暑地が存在し、人気の観光地から四国屈指の絶景を楽しめる贅沢なスポットまで特徴もさまざま。今回は旅行にもオススメな四国の避暑地を、詳細に渡ってお伝えします。
2021年7月27日
morimumarine
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四国のオススメ避暑地:はじめに

四国は夏の旅行に最適な避暑地が勢揃い

フリー写真素材ぱくたそ

温泉やグルメなど数多くの魅力が揃う四国には、今や国内外より一年を通して多くの旅行者が訪れます。桜や紅葉の季節もオススメですが、豊かな自然が広がる四国には避暑地も多く、これからの暑い季節にぴったり。

川や滝はもちろん、日本屈指の絶景が望める高地や洞窟など、四国にはさまざまな特徴を持つ避暑地が存在します。そんな四国のオススメ避暑地を、今回は厳選してお伝えします。

【四国の避暑地】徳島県のオススメ4選!

①祖谷のかずら橋

三好市の山深く、どこまでも広がる渓谷美が特徴的な祖谷渓(いやけい)は、一年を通して多くの旅行者が訪れる四国の有名観光スポット。そのシンボル的存在とされるのが、日本三奇橋のひとつである祖谷のかずら橋です。

約5トンという野生のシラクチカズラを編み作られるという橋は長さ45m、幅2m。3年ごとに架け替えられ、そのむかし人々の生活路として活用されていた原始的な姿が今でも守り継がれています。

四国の避暑地ポイント:涼を感じながら楽しむ周辺施設も魅力

高さ14mの吊橋はスリル満載ですが、夏には橋桁の隙間から見えるエメラルドグリーンの清流や周りの新緑が美しく、祖谷川が作り出す涼しい空気に癒されます。また避暑地としてはもちろん、趣ある景色が広がる紅葉の時期も大変人気です。

秘境でありながらお店や大きな駐車場もありアクセス良好。水しぶきが心地良い琵琶の滝や絶景温泉、写真映えする小便小僧の像など周辺にも楽しめる四国の魅力が豊富です。

基本情報

祖谷のかずら橋

  • 住所
    〒778-0102
    徳島県三好市西祖谷山村善徳162-2
  • 電話番号
    0883-76-0877
  • アクセス
    徳島自動車道「井川池田IC」より約60分

②大川原高原

徳島市内から約1時間とドライブに最適な大川原高原は、約1020mと高い標高にあり避暑地としてもよく知られる有名スポット。風車が印象的なその頂上からは、四国八十八景に認定されたという最高の景色が見渡せます。

草をはむ牛たちに癒されたり、ソフトクリームを片手に豊かな自然を散歩したりと1日満喫できること間違いなし。周辺にはキャンプ場や佐那河内村の生物について学べる施設もあり、大人から子供まで楽しめます。

四国の避暑地ポイント:あじさいや星空も屈指の絶景

大川原高原はあじさいの名所としても有名で、毎年7月上旬には約3万株ものあじさいが一面に咲き誇ります。土の酸性度が強いため青色になりやすく、新緑や真っ白な風車とのコントラストがいっそう際立ちなんとも芸術的。

遮るものがないため夕日や星空も感動的で、頂上にあるヒルトップハウスには天体望遠鏡も設置されています。夏には天体観測のイベントが開催されることも。夕涼みに訪れるにも最適な避暑地です。

基本情報

大川原高原

  • 住所
    〒771-4102
    徳島県名東郡佐那河内村大川原
  • 電話番号
    088-679-2115(佐那河内村産業環境課)
  • アクセス
    徳島市内より車で30km(約50分)

③剣山

標高は1955m、四国で2番目に高く日本百名山の一つとされる名峰剣山(つるぎざん)。頂上付近の西島駅までは登山リフトも出ており、初心者にもおすすめのハイキングコースです。

西島駅からは4つの登山道が整備されており、自分のレベルに合わせて選択可能。頂上の展望デッキからは四国の山並みや眼下に広がる雲など素晴らしい景色が見渡せます。豊かな自然に囲まれて、アクティブに過ごしたい方にオススメの避暑地です。

四国の避暑地ポイント:様々な伝説が残るパワースポット

古くから山岳信仰の対象とされてきた剣山。屋島の合戦に敗れた平家が安徳天皇とともに休息を取ったと言われる「刀掛の松」やパワースポットの大劔神社など、避暑地としての魅力以外にも見どころが満載です。

大劔神社には日本百名水に選ばれる御神水があり、病気を治す若返りの水としても有名なことから、今ではそれを目的に剣山を訪れる人も多いのだとか。乾いた喉を潤す湧水と涼しい高地の風に気分もリフレッシュできるでしょう。

基本情報

剣山

  • 住所
    徳島県吉野川市美馬市木屋平・那賀郡那賀町・三好市東祖谷
  • 公式サイトURL
    https://www.awanavi.jp/spot/20718.html
  • 電話番号
    0883-67-5277(剣山観光推進協議会)
  • アクセス
    徳島道美馬ICから車で約100分

④大歩危・小歩危


先ほどご紹介した祖谷のかずら橋より程近く、合わせて観光に訪れる人も多い大歩危小歩危(おおぼけこぼけ)は、2億年という時間をかけて自然が作り出した国指定の天然記念物。今では四国を代表する人気の観光スポットです。

夏の避暑地としてはもちろん、春には100匹以上の鯉のぼり、秋には紅葉を眺めながらのウォーキングと一年を通して魅力が満載。エメラルドグリーンに透き通る吉野川は見るだけでも涼しさを感じます。

四国の避暑地ポイント:爽快感たっぷりのリバーアクティビティ

暑さも吹き飛ぶ多くのアクティビティが魅力です。爽やかな風を感じながら壮大な渓谷美を満喫したい方には遊覧船がオススメ。船頭さんのガイドに耳を傾けながら、芸術とも言えるV字谷を間近に見られます。

よりアクティブに涼を感じたい方にはカヌーやキャニオニングなどスリル満点のアクティビティも。なかでも大歩危小歩危は世界大会も開催されたラフティングの名所で、水しぶきをたっぷり浴びながら日本一の激流を楽しめます。

基本情報

大歩危・小歩危

  • 住所
    徳島県三好市山城町重実~上名
  • 電話番号
    0120-404-344(三好市観光協会 )
  • アクセス
    JR大歩危駅より徒歩約30分~1時間

【四国の避暑地】高知県のオススメ3選!

①四国カルスト

ドライブやツーリング好きの間では有名な避暑地である四国カルスト。高知県と愛媛県の県境をまたぎ、山口県の秋吉台や福岡県の平尾台とともに日本三大カルストの1つとされています。

標高は最高地点で約1400m、地表に現れた石灰岩が雨により浸食されることで生まれるカルストの白は青空と草原の緑によく映えます。春から夏にかけては放牧された牛たちがのんびりと過ごす、海外のような景色が見られます。

四国の避暑地ポイント:涼しい風を感じて天空の道をドライブ

付近に宿泊施設やレストランを備え観光拠点でもある姫鶴平、四国カルスト随一の絶景が見られる五段高原や天狗高原へと伸びる県道383号は「天空の道」とも呼ばれ、周辺の山々と空を近くに感じながらドライブを楽しめます。

天狗高原はカルストの中で最も高い地点にある天狗の森の麓に広がり、遊歩道が整備されているためハイキングに挑戦するのも良いでしょう。夜には星空も綺麗に見られるので、宿泊しての旅行にもオススメです。

基本情報

四国カルスト

  • 住所
    高知県高岡郡津野町・仁淀川町/愛媛県上浮穴郡久万高原町
  • 電話番号
    088-821-4842
  • アクセス
    高知自動車「須崎東IC」より80分

②龍河洞

四国でオススメの避暑地は高地や川ばかりではありません。空気がひんやりとした鍾乳洞も暑い日にはぴったり。香美市にある龍河洞(りゅうがどう)は日本三大鍾乳洞のひとつとされ、国の天然記念物にも指定されています。

全長約4km、うち約1kmが公開されており一般観光コースで所要時間30分ほど。1億7500万年かけて作り出された自然の偉大さを体感できます。無料駐車場があり車でアクセスしやすいのも嬉しいポイント。

四国の避暑地ポイント:生まれ変わった施設と演出に感動

2019年7月には体験型施設として新しく生まれ変わった龍河洞。洞内の至る所に光と音の演出が施され、高さ11mの「天降石」や10m超える洞内最大の滝「記念の滝」を幻想的に彩ります。国内の鍾乳洞では初となる大型プロジェクションマッピングも感動すること間違いなし。

もちろん鍾乳洞としての歴史的価値も高く、約2000年前に弥生人が洞内で生活したことを示す「神の壺」をはじめ見どころが満載です。

基本情報

龍河洞

  • 住所
    高知県香美市土佐山田町逆川1424
  • 公式サイトURL
    http://ryugadou.or.jp/
  • 電話番号
    0887532144
  • アクセス
    高知自動車道南国ICより車で25分

③仁淀川

西日本最高峰石鎚山(いしづちさん)を源流とし高知県6市町村を経て太平洋へと注ぐ一級河川、仁淀川(によどがわ)。鮮やかな青をした透明度の高い水から仁淀ブルーと呼ばれ、近年ますます注目されている四国の人気避暑地です。

広い範囲に渡ってさまざまな絶景スポットがあり、上流部に位置するにこ淵やコバルトブルーが特に美しい安居渓谷、中津渓谷のエリアが代表的。車でアクセスし見どころをいくつか回るのがオススメです。

四国の避暑地ポイント:心まで涼しくなる透明度抜群の青

四国随一の景色が多くあるなか、必ず訪れたいのがにこ淵と安居峡谷にある水晶淵。にこ淵は仁淀ブルーが知られるきっかけとなった場所であり、時間により変わる水の色と神秘的な滝に魅せられる絶景の避暑地です。また水中をどこまでも見通せる透明度抜群の水晶淵は一見の価値あり。

仁淀川周辺には宿やキャンプ場も多いため宿泊してゆっくり見どころを回ったり、SUPなどアクティビティでリラックスしたりするのも良いでしょう。


基本情報

仁淀川(にこ淵)

  • 住所
    〒781-2511
    高知県吾川郡いの町清水上分1278
  • 電話番号
    088-893-1211(いの町観光協会)
  • アクセス
    高知市内より車で約70分
  • 公式サイトURL
    https://niyodoblue.jp/

【四国の避暑地】愛媛県のオススメ2選!

①滑床渓谷

四万十川の支流、目黒川の上流に広がる滑床(なめとこ)渓谷。侵食によってできた花崗岩の滑らかな岩肌が特徴的な、約12kmにわたり広がる自然豊かな渓谷です。

渓谷に沿って遊歩道が整備されており、夏は避暑地として森林浴を楽しめるほか、紅葉シーズンも人気のスポット。滑床渓谷のシンボルとも言える「雪輪の滝」をはじめ神秘的な「鳥居岩」、河床が200mの一枚岩でできた「出合滑(であいなめ)」などの名所が揃います。

四国の避暑地ポイント:暑さ吹き飛ぶ大興奮のキャニオニング

夏の滑床渓谷は四国屈指のキャニオニングスポット。滝壺に飛び込んだり水の流れを受けながらボルダリングをしたり、特に雪輪の滝での40mに及ぶスリル満点ウォータースライダーは大興奮間違いなしです。

プランもさまざまあり、1日かけて渓谷の魅力を堪能できるものから子供と一緒に楽しめるファミリーツアーまで用意されているのが嬉しいポイント。友達同士はもちろん家族やデートでも、夏一番の思い出作りができるでしょう。

基本情報

滑床渓谷

  • 住所
    愛媛県北宇和郡松野町目黒・宇和島市野川
  • 電話番号
    0895-42-1116(松野町役場 森の国創生課)
  • アクセス
    松丸駅から車で20分

②霧の高原

標高約1000m、塩塚峰に広がる霧の高原はさまざまなアクティビティが楽しめる四国屈指の避暑地です。敷地内にはキャンプ場やバーベキューハウスなど豊富な施設が揃い、夏には涼しい気候のなか友人や家族とアウトドアを楽しむ人で賑わいます。

センターハウスではキャンプや調理用品のほかマウンテンバイクのレンタルも行っており、全長約2kmのオフロードに大人も子供も大興奮。豊かな大自然で充実した1日を過ごせます。
 

四国の避暑地ポイント:周辺にはリラックスできる施設も

近年ではパラグライダーのメッカとしても知られ、四国以外からも多くのファンが訪れる霧の高原。不定期で体験会も開催されており、インストラクターが初歩から丁寧に教えてくれます。

周辺には「霧の森」があり、温泉施設やレストラン、カフェなど癒しの空間が広がります。オーガニックの新宮茶を使ったレストランやカフェのメニューは大人気で、なかでも「霧の森大福」は売り切れていることが多く、幻とも言われているそうです。

基本情報

霧の高原

  • 住所
    〒799-0302
    愛媛県四国中央市新宮町上山
  • 電話番号
    0896-72-3113
  • アクセス
    新宮ICから車で約20分
  • 公式サイトURL
    https://www.kirinomori.co.jp/

【四国の避暑地】香川県のオススメ3選!

①寒霞渓

紅葉で有名なスポット、小豆島にある寒霞渓(かんかけい)は夏の旅行先にもオススメの避暑地です。約1300万年前の火山活動によってできた岩が年月をかけ作り出した壮大な景色はまさに唯一無二。

ロープウェイで山頂駅に向かえば2ヶ所ある展望台で絶景が待っています。目の前に広がる海や四国の山並みを眺めながらリラックスするもよし、先に伸びる登山道に挑戦し奇岩に感動しながらハイキングするのも人気の楽しみ方です。
 

四国の避暑地ポイント:大人気もみじサイダーでクールダウン

リラックスのお供にはご当地グルメがオススメです。香川のブランド牛「オリーブ牛」を使ったコロッケ入りバーガーと、真っ赤な色が特徴的なもみじサイダーは相性抜群。天然のもみじ葉を使用したアントシアニン入りのサイダーは爽やかで美味しいと評判です。

ハイキングはもちろん、開放感たっぷりなオープンデッキでのバーベキューや幸せ祈願のかわら投げなど楽しめるアクティビティも豊富で、1日中満喫できるスポットです。

基本情報

寒霞渓

  • 住所
    〒761-4433
    香川県小豆郡小豆島町神懸通乙168
  • 電話番号
    087-982-2171
  • アクセス
    池田港よりロープウェイ乗り場まで車で30分

②あじ竜王山公園


標高239m、庵治町(あじちょう)竜王山に位置するあじ竜王山公園は、2016年に新しくオープンした公園です。管理が行き渡った園内に、見渡す限り広がる瀬戸内海の絶景はまさに四国随一。風も涼しく、日帰り旅行でピクニックを楽しむのにオススメな避暑地です。

6月には紫陽花が綺麗に咲き誇り、家族や愛犬との写真撮影を楽しむ人も多いのだとか。通常は人も少なく、静かにリラックスしたい方には最適のスポットです。

四国の避暑地ポイント:絶景と芸術の調和を楽しむ

あじ竜王山公園はその景色だけでなく、さまざまなアート作品を楽しめる芸術スポットとしても有名。園内を歩くと至るところに彫刻があり、自然豊かな景色と見事に調和しています。

なかでも見どころは瀬戸内国際芸術祭にも出展した展望台「ウォッチタワー」で、「見る」と「時計」の2つの意味合いが込められています。時計の文字盤部分が見晴台になっており、実際に日時計としても機能しているユニークなアート作品です。

基本情報

あじ竜王山公園

  • 住所
    〒761-0130
    香川県高松市庵治町竜王山
  • 電話番号
    087-845-5585
  • アクセス
    JR八栗駅から車で約20分
  • 定休日
    火曜・年末年始 (火曜祝日の場合、翌平日に休園)
  • 営業時間
    5月~10月:午前7時~午後6時
    11月~4月:午前8時~午後5時

③塩江温泉

大自然に囲まれた、讃岐の避暑地とも呼ばれる塩江温泉。奈良時代に名僧行基が発見し、弘法大師が湯治を人々に勧めたとされる四国随一の名湯です。

旅館やホテルでの宿泊はもちろん、疲れを癒す無料の足湯や立ち寄り湯「行基の湯」があるため日帰り旅行にも最適。温泉郷では四季を通してさまざまな祭りも楽しめ、夏にはホタル祭りや花火大会が開催されます(2021年度は中止)。

四国の避暑地ポイント:水遊びで涼んだ後の温泉は格別

夏には行基の湯や「道の駅しおのえ」横にある香東川で水遊びを楽しめるのも魅力の一つ。浅く流れも緩やかなため、休みの日には子供連れの家族で賑わいます。もちろん遊んだ後は温泉ですっきりするのが定番の過ごし方。

周辺の避暑地を一緒に見て回るのもオススメで、弘法大師が修行をしたと言われる「不動の滝」や、真夏でも10度程度の涼しさを保つという高鉢山(たかはちやま)の風穴は、暑い日にぜひ訪れたいスポットです。

基本情報

塩江温泉郷

  • 住所
    香川県高松市塩江町安原上東390-9
  • 電話番号
    087-893-0148

四国のおすすめ避暑地:まとめ

四国には避暑地に最適な観光名所がたくさん

Photo byPoswiecie

いかがでしたか。四国でオススメの避暑地をご紹介しました。大自然に囲まれた四国では、絶景が見られる高原やウォータースポーツでアクティブに涼を感じられるスポットまで、バラエティ豊かな避暑地が揃います。

人気の観光地やご当地グルメを楽しめるスポットもあり、暑い毎日が続くこの夏の旅行には最適。ご家族や友達同士、四国の避暑地で自然の涼しさに癒されてみませんか。

全国の避暑地が気になる方はこちらもチェック!

涼しく旅行を楽しめる避暑地は夏にぴったりのスポット。四国以外にも、魅力的な避暑地は多く存在します。下記には全国のオススメ避暑地が紹介されているので、ぜひこの夏の旅行の参考にしてみてください。