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日本一の星空スポット、波照間島をご紹介!天体観測に人気のエリアやアクセスも!

沖縄の最南端にある波照間島。日本で唯一、南十字星が見える、隠れた人気スポットです。満天の星空はとても綺麗で息を呑むほどの美しさ。綺麗なビーチや観光スポットもあり素敵な島です。波照間島で見る星空の魅力やアクセス方法、星空以外の観光などをご紹介します。
2021年6月7日
Thomas1
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星空で有名な波照間島とは

日本最南端の島

出典:ライター撮影

波照間島は、日本の最南端にある沖縄県の有人島です。沖縄旅行といえば沖縄本島、石垣島、宮古島などの島が一般的に有名でアクセスも便利ですが、実は他にも魅力的な離島がたくさんあります。

その中でも満天の星空が有名で、南十字星を見ることができる波照間島。飛行機で行くことができない島です。アクセス方法はフェリーのみ。天候にも左右されやすく、どうしてもアクセスしにくい波照間島ですが、それ以上に行ってみる価値がとてもある素敵な島です。

波照間島の魅力

出典:ライター撮影
 

沖縄の離島である波照間島は、沖縄本島とは違い、お店も少なくコンビニもなく、のんびりした、いい意味で何もない島です。星空とビーチが人気で、日本とは思えないほどゆったりとした時間が過ぎ、また温かい人ばかり。建物も少なく、ヤギや牛もいて、都会とは全然違う自然いっぱいの素敵な風景に出会えます。

ぜひ、昼間はレンタサイクルで波照間島の風を感じながら、ゆっくりとまわり、夜は綺麗な星空を楽しみましょう。

星空が綺麗な波照間島へのアクセス方法

出典:ライター撮影

まず、各空港から石垣空港へ出発します。直行便がない場合は沖縄那覇空港より石垣空港へ。便数もたくさんあるので、直行便でいい時間がない場合は那覇空港経由もおすすめです。

石垣空港からフェリーのりばへのアクセス

石垣空港へ着いたらフェリーのりば(ユーグレナ石垣港離島ターミナル)へ移動します。

移動手段は2パターンあり、1つ目はタクシーです。待ち時間も少なく、荷物も一緒に運んでもらえるので便利。所要時間は約30分弱で、3000円位です。

2つ目はバス。所要時間は30~40分ほどで、500円位です。時刻をしっかりチェックしておけばバスのほうが断然安いので、時間に余裕があり、荷物の持ち運びが負担でなければバスもおすすめ。

フェリーのりばから波照間島へのアクセス

フェリーのりば(ユーグレナ石垣港離島ターミナル)に着いたら、次は波照間島へのフェリーに乗ります。この路線のフェリーは波や風に影響を受けやすく、欠航になってしまうことも。当日天気がよくても強風で欠航ということもあります。

また、揺れを感じやすいため、心配な方は酔い止め薬を飲んでおくと安心。3月、4月あたりは欠航率が低いです。

出発時間

石垣島から波照間島までの高速船は、安栄観光という会社のみ運航していて、1日3便です。

石垣港出発の時刻は8:00、11:45、15:30発で、波照間港出発は9:50、13:15、17:20発となっています。所要時間は60分、大原港経由便は80分です。(2021年6月現在の情報です)


乗船券の予約・購入方法

事前に安栄観光ホームページより予約が可能です。当日も空席があればユーグレナ石垣港離島ターミナルの窓口で購入することもできます。

料金は往復で大人は6910円、小人は3470円。ホームページから予約をすると5%割引になります。もともと便数も少ないので、希望の時間に乗船するためにもお早めの予約が安心です。(2021年6月現在の情報です)
 

フェリーのりば周辺について

フェリー出発時間までまだ余裕があれば、ユーグレナ石垣港離島ターミナル周辺をぶらりと散策するのもよいです。徒歩10分ほどの場所に「ユーグレナモール」という商店街があります。

10時位から営業するお店が多いですが、中には朝早くから営業しているお店も。お土産屋さんや、食料品など数多くのお店が並んでいて珍しい食材などもあるので、歩くだけでも楽しいです。

波照間島には、商店街はもちろん、お店も少ないので、必要なものがあれば石垣島で揃えておくと安心。

波照間島で満天の星を天体観測しよう

波照間島が天体観測に人気の理由

波照間島で天体観測するのに人気の理由はこちらです。緯度が低く、大気が安定している、南十字星が見えること。星空、天の川も綺麗に見えます。街灯が少ないため、暗い状態で夜空を見ることができるのです。
 

南十字星が見れる

特に魅力的なのは、南十字星が見えること。星空がきれいに見えるのは日本国内でも何箇所かありますが、南十字星は基本的には南半球でしか見えません。日本の波照間島で見ることができるのは限りなく南に位置するから。

ハワイやオーストラリアなどへ行かなくても日本国内で見れるのはすごいことです。南十字星に限らず波照間島で見る星空は圧巻。

星空を見るために波照間島で宿泊しよう

出典:ライター撮影

波照間島行きへのフェリーは1日3便です。石垣島から日帰りで楽しむことも可能ですが、星空を見たい方は時間的に不可能なので、波照間島で宿泊が必要となります。

小さな島なので、大きなホテルはなく、民宿やペンションがメインです。宿泊できるお部屋数も限りがあるので、早めの予約がおすすめ。ほとんどの宿では、波照間島港から宿まで送迎してもらえるところばかりで、荷物があっても送迎があれば楽ですし、その後周辺観光もしやすいです。
 

波照間島星空観測タワーへ行こう

星空といえば、波照間島星空観測タワー。波照間港から車で約15分、島の南東エリアにあります。

宿泊先から送迎が出ていることが多いです。昼間はよいですが、夜に星空観測タワーへ行きたい方は、送迎してもらえる宿を選ぶと安心でよいでしょう。天体望遠鏡で星を近くで見れて、貴重な体験ができます。(2021年6月現在休館中です)
 

天体観測に人気のエリアと宿

出典:ライター撮影

波照間島では、ほぼどのエリアでも星空が綺麗に見えます。天体観測に必要な条件は、街灯が少ないこと。集落を避け、農道や宿泊先の屋上などで観測するのがおすすめです。波照間島は、もともと街灯が少ないため、天体観測に好条件となり、綺麗な星空を見ることができます。

また、街灯がなくても満月に近いと夜空が明るくなり、せっかくの星空も見えにくくなってしまうので、事前にチェックをし、新月に近い日程で波照間島の旅行を計画してより満天の星を満喫しましょう。


人気エリアその①波照間島星空観測タワー

波照間島星空観測タワー周辺には何もなく街灯もないため、夜空がより綺麗に見える場所です。星空観測タワーが建っているだけあって星空を見るのに好立地となっています。

どこで星空を見ようか迷ったら、星空観測タワーへ向かえば間違いありません。すぐ近くに、日本最南端の公衆トイレもあります。
 

人気エリアその②宿泊先の屋上

星空観測タワー周辺が人気エリアではありますが、民宿やペンションがあるエリアからは少し離れています。

星空観測タワーは徒歩で30分ほどの場所になりますので、夜間で不安な場合は、宿泊先の屋上が最適です。屋上で星空観測できる宿を選びましょう。さっと気軽に行けて星空をじっくり楽しむことができます。

星空撮影ツアーで人気の宿

星空撮影ツアーで有名な宿、ハウス美波。夜空と一緒にオリジナルのペンライトで文字や絵を描いて撮影ができる人気ツアーです。ハウス美波に宿泊される方はもちろん、宿泊されない方でも予約できます。

料金は、宿泊の方:大人1000円、一般の方:大人1500円。ハウス美波20:30出発で所要時間約2時間です。自分では難しいペンライトを使っての撮影は、めずらしいのでよい記念になります。

天体観測おすすめの時期

波照間島では、88星座のうち、84星座が見えるといわれていて、ほとんどの星座を見ることができます。なかなか都会の街頭では見ることのできない数です。

波照間島で星空は年中見ることができますが、南十字星が見えるのは12〜6月。その中でも4〜5月がおすすめです。天の川は6〜10月がおすすめの時期となります。

星空をもっと見るために

出典:ライター撮影
 

石垣島から波照間島まで運よくフェリーに乗れても、夜曇ってしまったり、雨が降ったりして星空が見えないこともあります。せっかくここまで来たからには、南十字星や、綺麗な星空を見て帰りたいですよね。

そんなときは波照間島で見れるチャンスを増やしましょう。旅行日程を波照間島で1泊だけでなく、2泊、3泊と泊数を増やすとその分、星空を見れるチャンスもアップ。1泊では行けなかったお店やビーチへ行ってみたり、観光を楽しんだり、何もせず過ごすという贅沢な時間を使うこともできます。
 

星空だけじゃない波照間島の観光スポット

波照間島内の交通手段

出典:ライター撮影

まず、波照間島の交通手段はタクシーも路線バスがありません。レンタサイクルやレンタバイク、レンタカーで島内をまわります。中でもおすすめなのはレンタサイクルです。

波照間島は小さい島なので、自転車でも島内1周するのに1〜2時間あればまわれるくらい。レンタサイクルで自由にゆっくり観光スポットを巡るのがちょうどいいです。その周辺で素敵な景色に出会えたり、途中でヤギに遭遇したり、気ままに立ち止まったりできるのもレンタサイクルならでは。


 

観光スポット①ニシハマビーチ


出典:ライター撮影

まるで海外のような、日本と思えないくらい美しいニシハマビーチ。透明度が抜群に高く、綺麗なビーチです。ニシハマビーチは日本一きれいとも言われています。

3月中旬くらいから海開きもするので本島より早い時期から海に入ることが可能。3月中旬頃から本州でいう初夏に近い気温になりますが、日によっては3月、4月はまだ肌寒い日もあります。周辺にトイレ、更衣室、シャワーも。波照間港より近い場所にあるので、まずはニシハマビーチへぜひ行ってみてください。

 

観光スポット②日本最南端の碑

出典:ライター撮影
 

北海道の日本最北端の反対にある、日本最南端の碑。「日本最南端の碑」と書かれた三角の形のものと、「日本最南端平和の碑」と書かれた大きい岩のような丸い形のものと2つあります。どちらも訪れたほとんどの方が写真を撮る人気スポットです。

観光スポット③高那崎

日本最南端の碑周辺にある、日本最南端の岬です。断崖絶壁の海岸が1㎞ほども続いていまるんです。穏やかなニシハマビーチや他のビーチと比べて、全然違う海を見ることができます。波を打ちつけている姿はとても迫力満点。
 

出典:ライター撮影

星空や他にも魅力いっぱいの波照間島

出典:ライター撮影

南十字星や、都会の街頭では見ることのできない綺麗な星空が見えることで有名な沖縄の離島、波照間島。観光スポットもあり、美しい海も、ゆったり過ごすことができる島自体もとても魅力いっぱいです。

昼も夜も楽しめる、まるで日本じゃないような波照間島。日常の忙しさから解放されます。ぜひ次回の旅行先に波照間島へ行ってみてはいかがでしょうか。
 

星空が気になる方はこちらもチェック!

波照間島についてご紹介しました。暮らしーのでは、他にもいろいろな記事があります。全国エリアで星空がきれいに見えるキャンプ場の記事もありますので、気になる方はぜひご覧ください。