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関東屈指の綺麗さの星空スポット、戦場ヶ原をご紹介!おすすめエリアや見頃の季節も!

神話の舞台でもある戦場ヶ原は、関東でも星空がとても綺麗と評判のところです。そんな戦場ヶ原の夜に行くなら、星空を鑑賞できるおすすめスポットを知っておくのが大切。鑑賞エリアや見頃の季節など、戦場ヶ原天体観測に必要な情報をご紹介します。
2021年6月14日
はぐれ猫
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目次

戦場ヶ原とは

栃木にある国内旅行で人気の自然

昔から有名な戦場ヶ原は、奥日光の高原にあります。ここは標高が1,400mにも達している、日光国立公園の中。周辺では男体山や太郎山などの山々が取り巻き、竜頭の滝といった自然の絶景スポットも多い、栃木県で指折りの観光地です。

戦場ヶ原は400ヘクタールの面積があり、ラムサール条約で守られる湿原地帯となっています。この名は大昔、男体山の大蛇と赤城山の大ムカデが戦ったとの神話にちなむものだとか。そんな戦場ヶ原は夜の星空が綺麗なため、天体観測も無視できない魅力になっています。

関東でも屈指の綺麗な星空

今や戦場ヶ原エリアで星空が有名となったのは、幾つかの理由がありました。標高が高いために平野部よりも星空に近いことや、空気が薄いこと。そして周辺都市の明かりが届かない、暗い環境が維持されていることも理由です。

そのため雲や樹木がない場所であれば、比較的どこでもはっきりとした満天の星空が見え、星座を確認するのも楽しみ。戦場ヶ原には、綺麗な星空を鑑賞できる幾つかのスポットがあるので、予めチェックしてからお出かけするのもおすすめします。

基本情報

戦場ヶ原

  • 住所
    〒321-1661
    栃木県日光市中宮祠
  • 公式サイトURL
    http://www.city.nikko.lg.jp/kankyou/kankou/ramsar/introduction.html

戦場ヶ原の星空スポット

①三本松園地駐車場

観光客がいつも集まる戦場ヶ原三本松園地は、星空鑑賞をする上でも1番手に選びたいところです。むかし三本の松の木があったのが名の由来だと言われています。国道120号線沿いでバス停もあり、戦場ヶ原の中央に近いためにハイキングの拠点になる場所です。

駐車場は200台のスペースがあり、休日には車と人でごった返します。いつの季節でも、夜間には無料車中泊の人気スポットにもなっているのも特徴的。評判な2軒の茶屋が隣り合っているため、お食事を必要とする場合にもおすすめできます。

人気の三本松駐車場ですが、年間を通じて夜間に混雑する場面は少なめです。周辺に邪魔な樹木や建物がないので、星空の鑑賞にはうってつけと感じます。国道120号でアクセスしたその場で、天体観測できるのも魅力なところ。

もっとも鑑賞しやすいポイントを選んで、陣取ってみてください。南側の中禅寺湖方面は、深夜0時前までは、空が若干明るいこともあります。しかしその他の方面は十分な暗さがあり、晴れた夜空なら星々の鑑賞にはぴったりです。

基本情報

三本松園地駐車場

  • 住所
    〒321-1661
    栃木県日光市中宮祠
  • 公式サイトURL
    http://www.nikkoyumoto-vc.com/road/parking.html

②戦場ヶ原展望台

戦場ヶ原の全域を見渡せる展望台が、三本松のエリアにあります。ここは三本松園地駐車場の茶屋から、国道120号を渡ってわずか5分の場所。展望台へ日中に行けば、湿地エリア周辺を遠方まで一望できます。戦場ヶ原を象徴する、立て看板があるのも魅力的です。

そして夜の展望台は、星々や星座の絶景が見られる屈指の天体観測スポットとしても、有名になっています。夜から朝まで自由に利用できて無料ということもあって、大勢の人々が星空鑑賞を目的に訪れて止みません。


展望台は足場が石造りでしっかりな印象で、木の手すりが取り付けられた設備です。夜の展望台に立てば高山や外山などの山々と湿地を広い範囲に見渡せるので、開放感も抜群。上空には星空が一面を覆い尽くしています。

駐車場のほうとは違い、車のヘッドライトや街灯などの明かりに左右されません。そのため展望台は、写真撮影をするにも最適。星空を見るために訪れた観光客も、感動的だったとの感想を残して行く最高におすすめのところです。

基本情報

戦場ヶ原展望台

  • 住所
    〒321-1661
    栃木県日光市中宮祠三本松
  • 公式サイトURL
    http://www.nikko-kankou.org/spot/10/

③赤沼駐車場

もう一つ戦場ヶ原の国道沿いにある夜空の名所が、男体山が近くに見える赤沼駐車場です。戦場ヶ原の南東側に位置する有名な場所で、ここは160台の駐車場スペースとバス停があるため、日中には多くの観光客が集まって来ています。

赤沼の名もまた、戦場ヶ原の大ムカデの戦いに由来するとの伝承がまことしやかです。日中ならば、茶屋で名物料理を味わえるのは楽しみの1つ。星空が見える夜間も、無料駐車場を始めとして各種の設備を利用できることで人気があります。

おすすめな赤沼駐車場は広々としていて、平日の夜間に混雑することは少なめです。上空を樹木が覆って、邪魔なこともありません。ただ場所によっては電線があったりするので、駐車場では場所選びが重要です。

南側の中禅寺湖方面は明るい時間もありますが、北側の戦場ヶ原や西の小田代原の方面の星空は、晴れると暗さも十分と言われます。とくに深夜の時間帯を迎えると、満天の星が綺麗に観測できると評判です。


 

基本情報

赤沼駐車場

  • 住所
    〒321-1661
    栃木県日光市中宮祠
  • 公式サイトURL
    http://www.nikkoyumoto-vc.com/road/parking.html

④戦場ヶ原自然研究路

もっと戦場ヶ原の自然と星空の素晴らしさを求めたら、自然研究路を歩いてみてもよいです。湿原エリアの有名な遊歩道は湯川歩道の一部であり、全体を環境省が管理しています。無料で歩くことができ、平坦な湿地に木道が伸びているのも特徴的です。

一般的に戦場ヶ原の自然研究路は、朝から夕方にかけて景色や植物を楽しむ場所。しかし夜間に歩いて、星空を鑑賞することも許可されています。ただ夜には暗く足元が危険なので、夜間ハイキングの装備を万全にして行くのが大切です。

注目度の高い自然研究路で、気軽に天体観測のために歩きやすいのは、赤沼駐車場を始発点とするコースです。湯川沿いに木道があり、星空の撮影を実現しやすい環境になっています。駐車場の設備が利用しやすいことでも、メリットは高めです。

戦場ヶ原から、西の小田代原の方面へと星空を撮影しに向かう人もいます。しかし初心者が歩くなら無理がないのは、北の湯滝方面。青木橋や泉門池などの知られた名所までなら、いつの時期でも短時間の星空ハイキングが実現可能です。

基本情報

戦場ヶ原自然研究路

  • 住所
    〒321-1661
    栃木県日光市中宮祠
  • 公式サイトURL
    http://nikkoyumoto-vc.com/hiking/

⑤光徳駐車場

三本松園地より北方へ2kmほど行けば、光徳駐車場があります。太郎山のふもとにある駐車場で、これより北へ行けば鬼怒川へたどり着きます。光徳駐車場は料金が無料になっていて、登山道もあるのでハイキングにも利用しやすい環境です。

光徳駐車場は戦場ヶ原から離れていて、周囲は樹林に囲まれたところです。しかし市街地から特に離れた場所なので、星空も非常に綺麗です。奥まった場所なので利用しづらい印象もありますが、穴場を求める人にはおすすめします。

基本情報


光徳駐車場

  • 住所
    〒321-1661
    栃木県日光市中宮祠
  • 公式サイトURL
    www.nikkoyumoto-vc.com/road/parking.html

戦場ヶ原周辺の星空スポット

①竜頭の滝

迫力抜群な竜頭の滝は、昔から奥日光三名瀑に数えられてきた有名な絶景です。標高1350m地点の滝は、戦場ヶ原を流れる湯川の南にあり、その規模は落差210m×幅10m。滝は2手に分かれて大岩を挟み込んで流れる姿が、龍のようと表現されるほど圧倒的です。

晴れた夜間になると、滝の上空も星空を見られる有望なスポットになります。迫力の滝の姿と音を耳にしながら、満天の星空が見られたら最高の気分。ここは観光地だけに茶屋があり、いつの季節でも無料で利用できるのでおすすめです。

基本情報

竜頭の滝

  • 住所
    栃木県日光市中宮祠
  • 電話番号
    0288-22-1525
  • アクセス
    日光宇都宮道路「清滝IC」より30分

②竜頭の滝上駐車場

人気のある竜頭の滝の周辺には、幾つかの駐車場があります。中でも天体観測におすすめなのが、竜頭の滝上駐車場です。こちらは戦場ヶ原から離れていない国道120号沿いにあります。料金は無料ながら駐車場台数は30台と少なめですが、夜間なら支障ありません。

周囲は杉の木など背の高い木々が生えていますが、上空はなかなか広々と見渡せる環境です。樹林と星空の取り合わせが、竜頭の滝上駐車場の魅力になっています。天の川も綺麗に撮影できると評判です。

基本情報

竜頭の滝上駐車場

  • 住所
    〒321-1661
    栃木県日光市中宮祠
  • 公式サイトURL
    http://www.nikkoyumoto-vc.com/road/parking.html

③湯滝

湿原の北にある湯滝は、奥日光三名瀑に入る自然の名所です。湯ノ湖から下る滝は落差70m、最大幅25mもあって、12月からは氷爆の風景も魅力です。湯滝は湯川となって、戦場ヶ原を南へ流れ下っています。

湯滝と向かい合うエリアも、感動的な星空を期待できるところです。無料の駐車場に行けば、滝の真上に星空が見えて、周囲の森林と組み合わさった様子が見事。湯滝の有料駐車場も、星空の撮影スポットになっています。

基本情報

湯滝

  • 住所
    〒321-1662
    栃木県日光市湯元
  • 電話番号
    0288-53-3795
  • 公式サイトURL
    http://www.city.nikko.lg.jp/kankyou/kankou/ramsar/introduction.html

戦場ヶ原の利用

星空の鑑賞の季節と時間

7~9月にかけての戦場ヶ原周辺は、たいへん雨が多くなる傾向にあります。そのため星空や星座を見に行くなら、秋、冬、春の季節がおすすめ。特に見頃と言われる季節が、12月を含む冬の頃です。冬の見頃は降雪量も少なく、夜間に晴れる確率が高まります。

天体観測の時間帯としては、夏なら19時以降から朝の5時まで、冬ならば夕方17時から朝6時の頃が見頃です。ただ冬季は朝霧が発生しやすくなります。しかも時間帯に関係なく、非常に寒いことは念頭に置きたいところです。


夜間に利用できる施設

各地の駐車場や名所ならば、必要なトイレを併設していることはメリットです。戦場ヶ原の自然研究路を利用するなら、トイレが利用しやすいルートを考えておくとよいです。基本的に自然研究路などの遊歩道や展望台も、夜間開放されています。

茶屋などの商店は夜に利用できませんが、トイレや茶屋のそばには自動販売機が設置されている場合があります。近隣のコンビニは夕方で閉店しているので、いつの季節でも自動販売機は星空の鑑賞に役立つ設備です。

必要なもの

この戦場ヶ原は、12月を含む真冬のシーズンは氷点下の気温になります。そのため帽子や手袋を含む、防寒着の装備は確実に必要なもの。星空鑑賞が12月以降なら、地面には積雪もあるので、滑らない靴の装備も必要です。

遊歩道に入ってみれば、暗くて見えづらい場所もあります。したがって、懐中電灯の装備も必要とします。しかも周辺はクマも出没するエリアです。クマ対策として熊よけの鈴など、熊対策グッズの必要性も高くなっています。

戦場ヶ原のアクセス

車で戦場ヶ原に向かう場合、栃木県に通る日光宇都宮道路や、いろは坂で知られる国道120号が近道です。西側の群馬県側からでも、沼田経由で120号線で行くことができます。ただ120号は冬季閉鎖する時期があり、群馬側から通行できません。

戦場ヶ原の星空を見るなら、路線バスなどで行くことも可能です。有名な路線は、JR日光駅や東武日光駅から戦場ヶ原へ向かっている東武バス。春から秋にかけては、県境の金精峠を越える日光かたしなエクスプレス号なども利用可能です。

戦場ヶ原の星空を見に行こう

自然と星空の絶景で癒やされたい

もし夜の戦場ヶ原が晴れ渡っていれば、満天の星空を鑑賞できることは確実です。自然に満ちた場所なので、常に高原はマイナスイオンに満たされています。綺麗な星空や星座を眺めたら、心身も癒やされるに違いありません。

この戦場ヶ原なら、トイレなどの休憩施設や、観光名所に恵まれていることも、天体観測の時のプラス要素。今度の休日には周囲の自然の名所の鑑賞、そして夜は関東屈指な星空鑑賞まで存分に楽しみたいですね。

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