常夏の島ハワイ!有名なハワイの花をご紹介
青い海と真っ青な空が魅力の常夏の楽園・ハワイの花を部屋に飾るだけでも気分はリゾート気分です。日々忙しく休暇をとれない方も、ハワイの花を部屋に飾って南国の島国へ旅した気分にひたり、癒されてみてはいかがですか。
ハワイアンジュエリーのデザインにも使われるハワイの花。ハワイアンジュエリーをつけているだけでも気分はウキウキ!ここではハワイの花で人気の種類をピックアップし、花言葉と一緒にご紹介します。
ハワイの花の人気で有名な種類
ハイビスカス
ハワイの花と言えばだれもがご存知のハイビスカス。ハワイの花として有名な植物です。アオイ科フヨウ属の植物で、学名はHibiscusと表記します。
ハイビスカスの開花時期は5月~10月と長い期間花の時期を楽しめます。花色は誰もが知っている赤のほか、黄色や白、ピンク、オレンジがあります。花の大きさは在来系の大輪種から小ぶりのコーラル系などその種類は豊富です。
ハイビスカスの花言葉
ハワイの花で人気の種類であるハイビスカスの花言葉は「繊細な美」「新しい恋」という言葉でイメージされています。ハイビスカスは咲くと1日で枯れてしまう1日花。花言葉の意味は、毎日新しい花を咲かせるハイビスカスの特徴からイメージされたと言われます。
特に赤いハイビスカスには「常に新しい美」「勇敢」という花言葉でイメージされ、白いハイビスカスは「艶美(えんび)=あでやかで美しい」という花言葉が付いています。
プルメリア
ハワイの花はプルメリアかハイビスカスかと言われるくらいハワイの花の代表的存在のプルメリア。キョウチクトウ科インコソケイ属の花で、学名はPlumeriaと表記します。
プルメリアの開花時期は6月~10月。白を基調に黄色、ピンク、赤などの色が混色した花びらを持つ上品な花を咲かせます。ホノルルの空港でかけてもらえるハワイアンレイに使われる白地に花の中央が黄色い品種はハワイの花としてよく知られています。
プルメリアの花言葉
プルメリアの花言葉は「気品」「恵まれた人」です。意味は特になく上品なプルメリアの見た目の印象からイメージされた言葉だと言われます。また、プルメリアの花は心地よい香りが特徴で、そんな香りも花言葉にイメージされているという説もあります。
ハワイの花の代表的な種類であるプルメリアには「日だまり」というとても癒される花言葉もあります。南国の陽の光をいっぱい浴びてたくさん花を咲かせることが由来だそうです。
アンスリウム
ハートの形をした赤い艶やかな質感のアンスリウムもハワイの花として有名です。私たちが花だと思っている赤いハートの形をした部分は、蕾を包む葉が変形した仏炎苞(ぶつえんほう)という部分で、本当の花は中央に伸びている部分です。
サトイモ科ベニウチワ属で、学名はAnthuriumと表記します。花に見える仏炎苞は赤いもののほか、黄緑のものもあります。
アンスリウムの花言葉
ハワイの花の人気の種類として知られるアンスリウムの花言葉は「恋にもだえる心」「情熱」「煩悩」です。光沢のある鮮やかな色の苞が恋に焦がれている心を連想させることから、このような花言葉でイメージされていると言われます。
ハワイの花として人気のアンスリウムは、ハワイでは別名「フラミンゴリリー」とか「テールフラワー」と呼ばれていますが、日本ではその見た目から「オオベニウチワ(大紅団扇)」とも呼ばれています。
ブーゲンビリア
ハワイの花で人気のブーゲンビリアは、オシロイバナ科ブーゲンビリア属の植物です。ハワイの花としてハイビスカスと共に情熱的な花として有名です。学名はBougainvilleaと表記します。
ハワイの花の種類で人気のブーゲンビリアも、花びらのように見える部分は葉が変化した苞の部分で、本来の花は真ん中の白い筒状の部分。花びらのように見える苞の色は赤、ピンク、黄色、オレンジ、紫、白などの色があります。
ブーゲンビリアの花言葉
ブーゲンビリアの花言葉は「情熱」「あなたしか見えない」「あふれる魅力」などという言葉でイメージされています。花言葉の由来は熱帯生まれの植物ならではの情熱的な花の雰囲気からこのような言葉でイメージされているそうです。
ちなみにブーゲンビリアという花名は、ブラジルでフランス人の探検家であるブーガンビルという人物がこの花を発見したことで、その名にちなんで付けられた花名。情熱なハワイの花として有名です。
ストレリチア
ハワイの森林に潜んでいる鳥のようなハワイの花であるストレリチア。花の形が極楽鳥に似ていることから別名「極楽鳥花」とか「バード・オブ・パラダイオス」とも呼ばれています。ゴクラクチョウ科ゴクラクチョウ属の植物で、学名はStrelitziaです。
開花時期は通年で不定期に開花しする面白い特徴があります。ポピュラーな花の色はオレンジで、そのほか黄色、青、紫などです。
ストレリチアの花言葉
ニューギニアに生息する極楽鳥を連想させるエキゾチックな花姿が人気のハワイの花であるストレリチアの花言葉は、南国の花らしい派手な色合いと、ツンと上を向いたような個性的な花の様子から「気どった恋」「すべてを手に入れる」という言葉でイメージされています。
「極楽」という言葉の付く花名を持つことで「輝かしい未来」という花言葉もあります。十分な存在感があるので、花束の花材としても古くから人気です。
オヒアレフア
ハワイの花として有名はオヒアレフア。フトモモ科オガサワラフトモモ属のハワイ固有の低木植物です。学名はMetrosideros polymorphaと表記します。キラウェイ火山周辺に自生している植物です。
火山の女神ペレによって1人の青年の化身した木でだという伝説があり、ハワイでは「火山の女神」を象徴するハワイの花。花に見える部分は雌しべと複数の雄しべで赤、オレンジ、ピンク、黄色があります。
オヒアレフアの花言葉
オヒアフレアの花言葉は特に花言葉としての記載はありません。ただハワイではこの花にまつわる神話からオヒアフレアの花をむやみに切り取ると雨が降るいう言い伝えがあります。
それはこの植物にまつわる悲恋の中に登場するレフアが悲しんで涙を流すからだという意味からこんな言い伝えが残されているのです。
ハワイの花・オヒアフレアの伝説とは
青年オヒアと美少女レフアの2人は愛し合う恋人同士でした。しかしオヒアに恋をした火山の女神ペレ。もちろんオヒアにふられてしまいます。その腹いせにペレはオヒアを樹に変えてしまったのです。
樹になったオヒアはずっと泣き、レフアも泣きながらオフアを探し、森はずっと二人の涙で雨が続きました。二人を引き裂いたペレは反省してオヒアの樹に花を咲かせました。それがハワイの花・オヒアレフアのハワイに伝わる伝説です。
ティアレ
アカネ科クチナシ属の可愛い白い花を咲かせるティアレ。ハワイではナーヌ(Nanu)と呼ばれています。学名はGardenia taitensisと表記します。ハワイ固有種の常緑低木です。
現在は絶滅危惧種に指定されおり、野生のものは限られた場所でしか見ることはできません。花には心地よい香りがあり、レイや耳飾りに使われる有名なハワイの花です。未婚の女性は右耳、既婚者は左耳に耳飾りに付けるのだそうです。
ティアレの花言葉
レイや耳飾りに人気のハワイの花であるティアレは、6枚~8枚の白や黄色の花びらを付けた上品な花を咲かせます。花言葉は「清らか」「清楚」「幸福」です。
花に心地よい香りがあることと、見た目の印象からこのような花言葉が付いたと言われます。幸福をもたらす意味を込めてレイに使う花として人気のハワイの花だと知られています。開花時期は5月~10月。心地よい香りと可愛い花に癒される季節を迎えます。
イリマ
ハワイを代表する有名なハワイの花のイリマ。イリマは18世紀後半から約100年続いたハワイ王朝の時代からハワイで親しまれてきたハワイの花です。イリマはアオイ科キンゴジカ属の常緑小低木。学名はSida fallaxと表記します。
開花時期は4月~10月。開花時は黄色い花を咲かせますが、日が経つごとに濃いオレンジに花の色が変わります。樹高は1m~3mくらい。花の大きさは3cmくらいです。
イリマの花言葉
イリマの花言葉は「あなたを誇りに思います」です。ハワイの花のとして有名はイリマは小さなハイビスカスにもたとえられ、ハワイの花として人気です。
ハワイでレイをかける習慣は紀元前から続くもので、魔除けや幸運祈願の意味があります。ハワイの王族からも愛されてきたイリマで作ったレイは、特に「ロイヤルレイ」と呼ばれ幸運の象徴とされています。
ハワイの花と同様に人気の観葉植物
モンステラ
ハワイの花と同様に人気のモンステラはサトイモ科モンステラ属の常緑樹です。学名はMonstera deliciosaと表記します。団扇のような大きな葉に深い切れ込みや穴が開いているのが特徴です。ハワイではアロハシャツやハワイアンジュエリーのモチーフによく使われます。
自生のものや植物園などで生育しているものは、7月~9月に白い仏炎苞に包まれた花を咲かせますが、見ごたえのあるものではありません。
モンステラの花言葉
モンステラの花言葉は「うれしい便り」「壮大な計画」「深い関係」「献身」という言葉です。自生しているものは薄暗いジャングルの中に生息しています。
モンステラの葉は生長するにつれて切込みが入ったり穴が空き、そこから太陽の光が差し込むことで、ハワイでは「希望の光を導く」葉として伝承されている観葉植物。そんなことが花言葉の由来となっているようです。
ドラセナ
ドラセナもハワイで人気の葉や樹形が魅力のある植物です。リュウゼツラン科ドラセナ属の常緑中低木。学名はDracaenaと表記します。「幸せの木」と言われ、ハワイでは玄関前などによく飾られています。
花は咲きますが、めったに見られません。その頻度は10年に1回くらいなのだと。花の形は種類によって異なりますが、ボンボンのようなものであったりツツジのような花です。
ドラセナの花言葉
ドラセナの花言葉は「幸福」「隠しきれない幸せ」という言葉です。花言葉の由来は明らかではありませんが、ハワイでは昔から幸運の象徴する木として儀礼の時の装飾品として使ってきたことに由来するという説があります。
ハワイの花をたくさん知って楽しもう!
ハワイの花は陽の光がよく似合い、観賞していて元気をもらえます。だからハワイの花の花言葉もポジティブで嬉しい言葉でイメージされているのですね。ハワイの花、そしてハワイの花と同じようにハワイで人気の観葉植物をあなたの家にも飾ってトロピカルな雰囲気に癒されてみませんか。
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