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インスタ映えする石垣島の人気観光スポット!川平タバガーの魅力やアクセスをご紹介!

石垣島の「川平タバガー」といえば以前は地元民が集う超穴場ビーチでしたが、機内誌などで紹介されてからは、今や「インスタ映えする人気観光スポット」になりました。注目の川平タバガーの由来からアクセス方法、そして魅力や注意点まで、隅から隅までご紹介いたします。
2021年5月29日
@おきなわ
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目次

川平タバガーとは?

石垣島川平にある内緒のビーチ

出典:ライター撮影
 

石垣島で「川平」といえば「川平湾」が沖縄旅行や沖縄ツアーで定番ですが、インスタ映え必至と話題のビーチ「川平タバガー」もすっかり人気スポットになりました。ちなみにタバガーの「ガー」は、沖縄では「湧水や井戸」のことを言い、川平タバガーも岩場が多いことから湧き水などがあった場所のようです。
 

呼び方がいろいろある地元に親しまれたビーチ

出典:ライター撮影
 

一般的には「川平タバガー」と呼ばれますが、このビーチには他にも様々な呼び方があります。まずは「撮影場」。理由はここで映画の撮影が行われたことで、地元の人はこぞってこう呼びます。もう1つが「にしっぱり」。沖縄では「北」を「ニシ」と読み、石垣島でも北部エリア・北向きにあるビーチなのでこう呼ばれるようです。
 

川平だけど川平湾にはない秘密のビーチ

出典:ライター撮影
 

川平タバガーは所在地こそ「沖縄県石垣市川平」ですが、沖縄旅行や沖縄ツアーで定番の「川平湾」からはかなり離れています。川平湾と一緒に行く感覚ではありません。さらに超わかりにくい場所にありアクセスもしにくいもののなかなかたどり着くことができないので、インスタ映えで有名になっても秘密のビーチの雰囲気は今なお健在です。
 

インスタ映えブランコはもともとなかった

出典:photo-ac.com
 

川平タバガーがインスタ映えで一気に話題になった理由は写真映えする「フォトジェニックなブランコ」。でもこのブランコはもともとありませんでした。川平タバガーに10年以上前から通っていますが、このブランコが設置されたのは近年の話。ちなみにブランコは川平タバガー入口から海に向かって100mほど左へ行った岩場近くにあります。

川平タバガーへのアクセス方法4ステップ

①石垣シーサイドホテルへ行く途中に入口あり

出典:ライター撮影
 

同じ川平でも川平湾とはちょっと違った場所にある川平タバガー。そのアクセス方法を分かりやすくご紹介いたします。まずは川平湾まで行き「石垣シーサイドホテル」ないし「クラブメッド石垣島」方面の道に入ります。川平湾にある集落の坂を上ると「ロータリー」がありますが、そこからセンターラインがある道路を道なりに進みます。
 


②角の墓地がポイント

出典:ライター撮影
 

ロータリーから約500m進むと沖縄らしい大きなお墓の「墓地」が左右にあり、右手に墓地が見えたらその手前の道に右折します。この墓地ポイントが川平タバガーへの入口なのがわかりにくく、しかも墓地ともなればなかなか右折しにくいですが、まさにその墓地の脇道こそが「川平タバガーへ続く道」だったのです。
 

③未舗装の悪路をまっすぐ進む

出典:ライター撮影
 

川平タバガーへアクセスしにくさは、わかりにくい墓地脇の入口もさることながら、その先の「未舗装の悪路」も原因。単なる未舗装の道ではなく完全な「悪路」なので、レンタカーでスピードを出そうものなら車体に大きな傷を付けてしまうほどです。レンタカーで行く場合はスピードを落とし、ゆっくりと運転しましょう。
 

④草むらの先にビーチがある

出典:ライター撮影
 

未舗装の悪路を進むと途中で左に道が分かれますが、とにかくまっすぐ進みます。すると道はさらに悪路になり、周辺も草木が密集してきますがその先に川平タバガーがあると信じましょう。すると道の先に少しだけオープンスペースがあり、そこでレンタカーなどを駐車可能。その先の草むらをかき分けるとそこが川平タバガーです。
 

川平タバガーの魅力5選

①とにかく美しい海

出典:ライター撮影
 

とにかくアクセスに苦労する川平タバガーですが、その努力のかいは必ずあります。草むらをかき分けてビーチに入ると、その美しさに目を奪われること必至。あの悪路のあとともなると、さらに美しく感じることでしょう。その美しさの理由は「遠浅の海」。天然の海とは思えない、きらびやかなプールのような景色を楽しめる川平タバガーです。
 

②遠浅なので安心して泳げる

出典:ライター撮影
 

川平タバガーの海は超遠浅。常に波が立ちにくいので、シュノーケリングなども思う存分できます。ただし、トイレもシャワーもありませんので、トイレは行く前にホテルや川平湾の公園などで済まし、シャワーは帰り際に底地ビーチなど他のビーチに寄るかホテルに戻ってから浴びるのがおすすめです。
 

③混雑知らず

出典:ライター撮影
 


アクセスのしにくさもあって、インスタ映えで話題になったあとでも、混み合いにくい川平タバガー。しかも砂浜が広いのでビーチや海で混雑を感じることはまずありません。そもそも駐車場のキャパがあまりに少ないので、ビーチに行くことができる人数が駐車場で制限されている次第です。
 

④隠れ家的な岩場がある

出典:ライター撮影
 

川平タバガーはインスタ映えで話題になるまでは、地元の憩いのスポット。特に日影になる岩場では、今でも地元の人が昼寝していることもあるぐらいです。そんな岩場の中でも、ブランコがあるビーチの左側には、隠れ家的な岩場もあっておすすめ。ブランコまでしか行かない人がほとんどなので、まさに秘密のスポットです。
 

⑤ひたすらのんびりできる

川平タバガーの魅力はとにかく「のんびりできる」こと。穴場のビーチもあってマリンレジャーやボートツアーからの騒音がなく、聞こえるのは波の音だけです。地元の人が昼寝しに来る理由も分かります。最近は人気スポットになって観光客が増え、ビーチが騒々しくなることもしばしば。川平タバガーでは節度をもって静かに過ごしましょう。
 

川平タバガーで注意したいこと5点

①アクセス道路が超悪路

出典:ライター撮影
 

川平タバガーへ観光やツアーで訪れる際、注意したいことはやっぱり「超悪路」。特にレンタカーでアクセスする場合は、車を傷つけてしまうだけではなく、脱輪などの事故にも注意しましょう。さらに人気スポットになってからは往来する観光客が増え、悪路ですれ違うこともしばしば。アクセスの際には細心の注意をはかりましょう。
 

②駐車場がない

出典:ライター撮影
 

川平タバガーまでのアクセス以上に注意したいのが「駐車場がない」こと。穴場ビーチもあって駐車場は整備されていません。あるのは空き地だけで車も数台分のスペースのみ。ビーチ内での混雑以前にレンタカーなど車を停めることができず、ビーチへ行きたくても行けないこともあります。早めの時間に行くのがおすすめです。
 

③干潮時は泳げないほど浅くなる

出典:ライター撮影
 

遠浅で穏やかな海が故に安心して遊泳やシュノーケリングを楽しめる川平タバガー。ただし潮が大きく引く干潮時は、遠浅が故にどこまで行っても浅くて泳げないこともあります。シュノーケリングなど泳ぎ目的で川平タバガーへ行かれる際は、事前に潮位を調べていくのがおすすめです。
 


④トイレ・シャワーなどの施設が一切ない

出典:ライター撮影
 

川平タバガーは穴場ビーチが故に、トイレやシャワーなどの施設は一切ありません。トイレはホテルなどで済ましてから行き、シャワーはホテルに戻った後に浴びるのが基本です。人気観光スポットになっても施設が整備されることはありませんので、必ず用はホテルなどで済ましましょう
 

⑤悪天候時は波が入りやすく要注意

出典:ライター撮影
 

基本的に穏やかな海の川平タバガーですが「にしっぱり」と言うだけあって北向きのビーチで、北風になる台風時や冬場は高波が押し寄せてくることもあります。特に夏場の台風直後に沖縄旅行や沖縄ツアーで来る際には要注意。台風直後は晴れても北向きの海は猛烈に荒れますので、悪天候の際は写真や景色を楽しむだけにしておきましょう。
 

まとめ

地元の憩いの場所なので静かに過ごそう

出典:ライター撮影
 

インスタ映え写真などですっかり人気観光スポットになった川平タバガー。でも観光化されているわけではありませんので、基本的には静かに過ごしましょう。「地元の人の憩いスポット」でもあることを忘れることなく、謙虚な気持ちで写真も景色も楽しむことがおすすめです。
 

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