ユニフレーム コーヒーバネット cute
キャプテンスタッグ ステンレス製パーコレーター3カップ
ボダム トラベルプレスセット 【正規品】 K11102-01
ソロキャンプで優雅なコーヒータイム
ソロキャンプに合ったアウトドアコーヒーを
キャンパーの中には朝のコーヒーが楽しみという人もたくさんいます。アウトドアで本格コーヒーを味わうために各ブランドからたくさんの便利アイテムが発売されており、ハンドドリップや使用する抽出器具などにより作る方法や注意点も変わってくるのが実情です。ソロキャンプでは荷物が制限されるため使える器具も方法もある程度限られてきます。
次からはそんな中でもワンランク上のアウトドアコーヒーを作るための適切な方法を紹介していきます。
アウトドアコーヒーの作り方【ドリッパー使用】
まずはアウトドアコーヒーを作るのに一番基本的で便利なペーパーフィルターを使う方法です。とはいえ抽出の仕方によって味が異なってしまうのがハンドドリップですので、手順をしっかり理解していないとおいしいコーヒーを作ることはできません。
ドリッパーも各ブランドから人気商品がたくさん発売されていますが形状や穴の数、傾斜角度によりできあがるコーヒーの味も変わりますので自分好みのドリッパーを探すのもおもしろいかもしれません。
ドリップポットが大事
ハンドドリップはコーヒー粉にコンロで沸かしたお湯を静かに注ぐのですが、お湯を注ぐポッドの注ぎ口の形状が重要となります。初心者は注ぎ口までの太さが一定で細口タイプのものが、お湯のコントロールがしやすく便利です。逆に細口でも根本が太い鶴口タイプは中、上級者向けとなりますので注意してください。
また普通のケトルしかなくてもドリップボトルに変換できるコンパクトな器具が市販されており、アウトドア向けとして人気があります。
おいしい作り方
直前に挽くコーヒー豆は中細挽きにしておき、量は1杯分なら10~12g程度でよいでしょう。必要な器具はドリッパー、サーバー(必要なら)、ペーパーフィルター、ドリップポッドとなります。
アウトドアでは少し手間がかかるのですが、さらにおいしいコーヒーを飲みたいならドリッパーやカップも温めておいたほうがよいのですので、気になる人は準備しておいてください。
(1)お湯を沸かしドリップの準備をする
お湯をコンロなどで沸かしていくのですが、沸騰したとこでまず火を消し沸騰した空気の泡がなくなるまで待ちましょう。泡が収まったときが抽出に最も適している温度となります。次にフィルターをドリッパーにセットします。フィルターとドリッパーの隙間をなるべくなくすことがポイントですので、それぞれのサイズや形はきっちり合わせておいてください。
(2)コーヒー粉を入れ蒸らしを始める
コーヒー粉を入れたらお湯を注ぐときのムラをなくすため表面をなるべく水平にしておきましょう。まずは少量のお湯をそっとコーヒー粉に注ぎます、これがいわゆる「蒸らし」という手順でお湯を含ました状態で20秒ほど待ちます。ポタポタとコーヒーが落ちてきたら、いよいよ本格的に抽出です。
(3)抽出する
1杯を140ccとすると80、40、20と3回に分けてお湯を注いでいきます。その際「の」の字を描くように優しく注ぐのがポイントです。ドリッパーの壁際でなく中心付近に「の」の字を書く、注いだお湯の3分の1がなくなったら次のお湯を注ぐというのを意識してやってみてください。
おすすめのドリッパー紹介
UNIFLAME(ユニフレーム)コーヒーバネット cute(キュート)
ユニフレーム コーヒーバネット cute
バネ状のため使用しないときはたたむことで、とてもコンパクトに収納できるアウトドア向けの便利なドリッパーです。コーヒーをおいしく飲むためにはガスをできるだけ放出する方がよいのですが、この商品は壁面がない構造でガスを放出しやすくなっています。雑味のない本格コーヒーが手軽にドリップできる便利なアイテムです。
1~2杯のコーヒーをドリップでき、ユニフレームで購入できる専用フィルターや市販の円錐型フィルターが使用できます。
アウトドアコーヒーの作り方【パーコレーター使用】
パーコレーターという器具をコンロなどの直火にかけて作る方法で、焚き火も利用できるためアウトドア向きです。中にあるパイプをお湯が循環することでコーヒーを抽出します。高温での抽出となり味わいが強めになるのが特徴です。必要な器具はパーコレーター、コンロなどの熱源となります。
焙煎度合が浅めのコーヒー豆を粗挽きで準備します。1杯作るのにコーヒー粉は12g、お湯は160ccでよいでしょう。
おいしい作り方
(1)コーヒーをセットしお湯を沸かす
「バスケット」と呼ばれる部分にコーヒー粉をセットします。中ぶたをしめ置いておき、次に本体の方に水を入れコンロなどの火にかけお湯を沸かしましょう。
(2)バスケットをセットして抽出する
お湯が沸騰したら火を止めコーヒー粉が入ったバスケットを本体にセットし最後のふたを閉めます。弱火にかけて抽出開始です。時間は4分程度、ツマミから見える抽出液が濃くなってきたらOKとなります。強火のまま抽出したり時間をかけ過ぎるとにごったクセのあるコーヒーになってしまうので注意してください。
アウトドアなら焚き火を利用するかもしれませんが火加減には気を付けておきましょう。
おすすめのパーコレーター紹介
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ )18-8ステンレス製パーコレーター3カップ M-1225
キャプテンスタッグ ステンレス製パーコレーター3カップ
パーコレーターは一度に大容量のコーヒーを淹れるのが得意なアイテムなのですが、こちらは2~3人分と少量のためソロに人気の商品となっています。重量が390gと軽く、本体には必要量のコーヒーを作るための目盛りが付いているのも便利ポイントです。
パーコレーターはろ過機を取ることで普通のケトルとして使うことができ、この商品も例外ではありません。荷物を厳選する必要があるアウトドアにおすすめです。
アウトドアコーヒーの作り方【コーヒープレス使用】
抽出器具とポットがひとつになったコーヒープレスを使う方法で今回はフレンチプレスと呼ばれる器具の手順です。コーヒーより紅茶を抽出するシーンの方が見たことがあるのではないでしょうか。発祥はフランスでコーヒー本来のさまざまな成分が味わえるのが特徴です。深炒りから中炒りのコーヒー豆を中細挽きから粗挽きで使用します。
1杯分はコーヒー粉12gに対してお湯160ccが適量です。必要な器具はコーヒープレスとお湯を沸かすコンロなどの熱源となります。
おいしい作り方
(1)コーヒーとお湯をなじませる
コーヒープレスに適正なコーヒー粉とコンロで沸かしたお湯を入れます。お湯を注ぐ前にコーヒープレスを温めておくことが、さらにおいしいコーヒーを作る方法です。乾いた粉が見えなくなるぐらいまでにお湯を入れヘラやスプーンなどで優しく馴染ませます。
30秒後に残りのお湯を注いでフィルターは上げたまま(つまみが上がった状態)で約4分待ちます。この時間が抽出となりますので楽しみに待ちましょう。
(2)抽出後注ぐ
次につまみをゆっくり押すことで金属製のフィルターがコーヒー粉を押し下げていきます。下まで押し切ったらカップに注ぎましょう。挽き目が細かいとコーヒー粉がカップの中に入ったりして若干のザラつきなどを感じることもあります。自分好みに挽き目や抽出時間を工夫していくのも醍醐味です。
おすすめのコーヒープレス紹介
BODUM (ボダム) TRAVEL PRESS SET トラベルプレスセット フレンチプレス コーヒーメーカー (タンブラー用リッド付き) プラスチック 350ml ブラック
ボダム トラベルプレスセット 【正規品】 K11102-01
持ち運べるタンブラーとフレンチプレスが一緒になった手軽に本格コーヒーを味わえる便利アイテムです。コーヒーを抽出したあと、そのままタンブラーとして利用でき直接飲むことができます。
本体はダブルウオール構造で保温性、保冷性ともに優秀、アウトドアだけでなく仕事場や出張先など多岐にわたる使い方が人気の秘密です。プラスチック製で携帯性抜群の商品となります。
アウトドアコーヒーをさらに楽しむための器具
コーヒーミル
コーヒー豆は挽き立てが最もおいしいためアウトドアで本格コーヒーを楽しむための必須アイテムがコーヒーミルとなります。さまざまなブランドから発売されていますがソロキャンプには一度にできる量が多い必要はないので、コンパクトに収納できることが選ぶ第一条件となるでしょう。
次にお手入れがしやすいもの、耐久性が高いものを選びましょう。自動はボタンひとつでできるので人気ですが、音が大きい点には注意する必要があります。
マグカップ
たくさんのブランドから多種多様な製品が発売されています。アウトドアで本格コーヒーを飲むのに最適なのは保温力が高いステンレス製、丈夫で軽いチタン製などが便利でおすすめです。直火にかけれるシングルタイプやスタッキングができる製品も見過ごせない魅力があります。自分のスタイルと好みに合ったマグカップを選びましょう。
インスタントコーヒー
もっと手軽にアウトドアコーヒーを楽しみたいという方はインスタントコーヒーのドリップパックなどがおすすめです。コンロで沸かしたお湯を注ぐだけの簡単製法で持ち運びも容易ながらしっかりとした本格コーヒーを味わえます。アウトドアコーヒーを楽しむ登竜門とも言えますから初心者キャンパーは当然、ベテランまで人気のある方法ではないでしょうか。
直火式エスプレッソメーカー
「エクスプレス」が変化して「エスプレッソ」となったとおり圧力を使い素早く抽出が可能なイタリア式本格コーヒーが楽しめます。その特徴は適度な苦みと濃厚な風味で、焙煎度の深い豆を極細挽きにするのがおいしく味わう条件です。
1度に作れるのが最小でも2杯ですので濃厚な味を生かして2杯目はミルクなど混ぜて飲むのがおすすめとなります。アウトドア向けとしてはサビや腐食に強いステンレス製がお手入れがしやすく人気です。
まとめ【アウトドアコーヒーを楽しもう】
ソロキャンプは一人の時間を楽しみに変えるわけですが自然の中、早朝に飲むアウトドアコーヒーはそれを最大限感じさせてくれるものですよね。逆に言えばアウトドアを楽しむためには素敵なコーヒータイムが必要ということです。記事の内容を参考にして朝の優雅な時間を過ごし、思い出に残るアウトドア体験を目指してみてください。
アウトドアコーヒーについてもっと知りたい方はこちらをチェック!
当サイトでは「ソロキャンプに優雅な時間を!アウトドアでのコーヒーの作り方解説!必要器具も紹介!」以外にもアウトドアコーヒーを楽しむための記事がたくさん掲載されています。アウトドア向けの人気の道具やもっとおいしく飲むためのコツなどを紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
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出典:pixabay.com