ツーリングではリュック派の私:はじめに
バイクで背負うのはダサい?危ない?
私、ツーリングではリュック派です。荷物が多いキャンプツーリングではリュックを使いませんが、日帰りツーリングではリュックを背負うことが多いですね。
私は初心者時代からツーリングでリュックを使ってきました。ですので、リュックを背負う人は多数派だと思っていたのです。
しかし、どうやら近年は様子が違います。どうも!暮らし~のでライターをしておりますhosokawa_takaです。
リュックに馴染めない人もいる事実
私の妻は結婚するまでリュックを持っていませんでした。子どもとの散歩中、疲れた息子に抱っこをせがまれ、初めて必要性を感じたそうです。
「背中に熱がこもるし、降ろさないと荷物を出せない」というのが、妻のリュックを使わない理由でした。結婚すると驚きの事実が判明します。
一番驚いたのは、結婚して初めて餃子の王将で食事をしたという事実。今では、餃子の王将の餃子をビールで流し込んでいるときが一番幸せそうです。
リュック派は少数派?
ツーリングでリュックを使うのはダサいという情報も見かけます。ツーリング用のシートバッグやリヤボックスをバイクに固定しているバイク乗りは増えました。
どうでもいいことなのですが、真理の潜んでいるにおいがします。当たり前を疑え!とはよく言ったものです。
では本題!私がツーリングでリュックを使うことについて語ります。なお、この記事は2021年5月19日現在の私の心境をもとに作成しますことをご了承ください。
リュックはツーリングで疲れる?
バイクに固定しなくてもいいのがメリット
バイクに荷物を固定しなくてもいいのがツーリングでリュックを使うメリットです。気軽にバイクで出かけられますし、ツーリングの立ち寄り地で荷物を積み下ろす必要がありません。
私は集合住宅に住んでいますので、ツーリングの荷物をリュックで背負うメリットは大きいですね。自室からバイクを駐車している場所まで荷物を楽に運べます。
荷物以外にもヘルメットを持ってエレベーターに乗らなければなりませんので、両手を使えるのは便利です。
リュックをバイクに固定する
ツーリングでリュックを使うメリットは他にもあります。シートバッグは背負えませんが、リュックはバイクに固定する選択肢が残されているのです。
ツーリングの往路は観光や散策などでバイクを離れることが多いので、リュックは背負ったままです。しかし、日が暮れて復路になると荷物を出し入れする機会が極端に少なくなります。
折り返し地点を過ぎると、リュックを背負う必要はありませんので、迷わずバイクに固定します。
リュックはツーリングで疲れる?
しかし、リュックはメリットばかりではないのも事実。リュックを背負ってツーリングをすると疲れます。また、体重に荷物の重さが加わり、お尻の痛くなるのが早いですね。
肩が疲れるのは工夫次第で防げます。私の対処方法は大きめのリュックを背負うこと。15Lのリュックで入る荷物を35Lのリュックに入れると荷物を軽く感じます。しかし、お尻が疲れるとリュックをバイクに固定するしか方法はありません。
ツーリング先での荷物の出し入れが面倒
リュックは背中から降ろさないと荷物の出し入れができません。これがリュックの最大のデメリット。ツーリングでの休憩では水筒を取り出すのも億劫になります。カメラを取り出すのが面倒で、写真の撮影枚数が少なくなるのも事実です。
小さなショルダーバッグを肩にかけてからリュックを背負って対処していた時代もありましたが、今は無対策。休憩の度にリュックを下ろせば、肩が疲れるのを防げるからです。
ツーリングではリュック派の私
危ないからツーリングにおすすめできない?
ツーリングでリュックを背負うのは危ない!という情報も見かけます。リュックを背負うと体重に荷物の重さが加わり、転倒時のダメージが大きくなるからです。また、転倒時に何かに引っかかるとケガを重症化させる可能性もあります。
リュックを背負っていると体を捻りにくくなり、安全確認で煩わしさを感じるのも事実です。リュック背負っていたことが原因で疲れると、注意力も散漫になります。
危ない!という言葉は説得力が強いですね。
ツーリングでリュックを背負う選択肢
しかし、すべてを「危ない」で済ませてしまうことに、私は疑問を感じます。「危ない」の対処法に「ツーリングでリュックを背負わない」という選択肢もあれば、「安全な方法を模索する」という方法もあるからです。
「危ない」のヒトコトで済ませてしまい、バイク乗りみんながツーリングでリュックを背負わなくなれば、バイクの楽しみ方が画一化します。
選択肢が少なくなるのは悲しいことです。
ツーリングにリュックはダサいの?
先述した通り私はリュック派です。「リュックはダサい」について調べると、「リヤボックスはダサい」「バイクに荷物を固定するのはダサい」など、バイク乗りのスタイルに関わる部分にたどり着きました。
「ダサい」という簡潔な言葉には説得力があります。しかし、それぞれのバイク乗りがそれぞれのスタイルに自信を持ち、正当性を主張しているだけでした。根拠のない「ダサい」を真に受ける必要はありません。
ツーリングは独りよがりが許される趣味
バイクは見た目も重要です。「ダサい」という言葉に敏感になる気持ちも分かります。しかし、独りよがりが許されるのもツーリングの醍醐味です。
他人の独りよがりも大切にしてこそ、バイクは楽しくなるのでは?と思います。少なくとも、リュック派かリヤボックス派か?その程度の独りよがりはルールやマナーに触れません。
バイク乗り全員が同じスタイルでツーリングをする…そのほうがダサいのではないでしょうか。
ツーリングではリュック派の私:まとめ
今後も続くリュック探求
しかしです。私のリュックってダサいですよね。普段使いのタウン用リュックをツーリングで使っていますので、背負い心地はよくありませんし、バイクとの相性もイマイチ。本当はラフ&ロードのアタックザックが欲しいのです。
年齢と共にツーリングで疲れることも多くなりましたので、バイク用のシートバッグにも興味があります。しかし…お財布事情が追いつきません。現在シートバッグの自作を模索中です。
妻がリュックを使わない理由
話を妻のリュックに戻します。妻のリュックは私のよりいいものです。モンベルのトラベル系リュックを使っています。にもかかわらず、妻はリュックを使いたがりません。
使い慣れていないのが原因のようです。妻はファスナーを開けっぱなしにしてショルダーバッグを使います。荷物を出し入れするのに背中から降ろすのが面倒なのではなく、ファスナーを開け閉めするのが面倒なようです。
連れ合っていてもわからないこと
佃煮の瓶のフタ、強く締めすぎ!ジャケットのボタン、全部止めるのはダサい!そう妻に言われます。閉じるためについているのだから閉じる、そう言い返しても、ショルダーバッグのファスナーを締めない妻には通用しません。結婚して8年経っても違いの溝は埋まらないのです。
しょっちゅうおならをする私、私の前では絶対におならをしない妻、計量カップで調味料を測る私、目分量が基本形の妻。違いがあってこそ楽しいのも事実です。
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出典:ライター撮影