リクシル TA クローゼットドア
フルネス L5262
ラシッサS ASCN-LAE
ラシッサS クローゼットドア 折れ戸
ASCN-LAB 08M20
クローゼットの扉は簡単にDIYできる!
「今のクローゼットに付いている扉を新しく交換したい」「和室にある押入れのふすまをクローゼット扉に変えたい」と思っている方におすすめなのが、DIYです。DIY方法をしっかりチェックしておけば、クローゼットの扉は意外と簡単に交換できます。
クローゼットの扉を交換してみよう
基本的なやり方を覚えておくことで、和室の押入れのふすまもおしゃれなクローゼット扉に変身させられます。DIYすれば、コストが抑えられるのも嬉しいポイントです。クローゼットの扉をリーズナブルに交換したいなら、DIYに役立つ方法を学んで挑戦しましょう。
本記事では、簡単にできるクローゼット扉のDIY方法について紹介します。引き戸と折れ戸のDIY方法をそれぞれ解説するので、ぜひ役立ててみてください。
クローゼットの扉をDIY!「引き戸」について
まずは、引き戸タイプのクローゼットの扉を取り付ける際のDIY方法について紹介します。引き戸とは、左右にスライドさせて開閉するタイプの扉のことです。初心者でも簡単にDIYで引き戸に交換できます。おしゃれな引き戸を取り付けましょう。
引き戸の魅力と注意点
クローゼット用をDIYする際に確認しておきたいのが、扉の種類によって異なる魅力・注意点です。それぞれのいいところと悪いところをチェックして、自分の部屋に合ったタイプの扉をクローゼットに取り付けるようにしましょう。
魅力:開閉時に余分なスペースが必要ない
クローゼットの扉を引き戸にする魅力として挙げられるのが、開閉時にスペースを取らないという点です。引き戸はレールの上を左右にスライドさせれば開くので、開閉の際に余計なスペースは必要ありません。
クローゼットのすぐそばに家具を置いていても、開閉時に引っかかる心配をしなくてよいのが引き戸の利点です。部屋のスペースが狭く、家具が密集している時に重宝します。
注意点:クローゼットを完全に開けない
引き戸式の扉では、クローゼットをフルオープンにできません。左右のどちらかに扉が常にある状態なので、クローゼットを完全に開放したい方には向かないでしょう。
引き戸式の中には扉を壁面に入れるフルオープンタイプもありますが、DIYで行うのはかなり困難です。高度な知識を持った人でなければ不可能だと考えられます。引き戸式を選ぶ場合は、扉がフルオープンにならなくてもいいか熟考しておいてください。
必要な道具
クローゼットの扉を引き戸にすると決めたら、道具を準備していきましょう。まずは、クローゼットに設置する引き戸が必要です。DIYに役立つクローゼット用の扉は、通販やホームセンターなどで販売されています。
デザインや色は、部屋のインテリアに合わせて決めてください。例えば壁の色に扉のデザインを合わせると一体感が出て、圧迫感が減ります。ミラー付きの扉なら、姿見としての役割も果たしてくれるのが魅力です。好みに合わせて選んでみてはいかがでしょうか。
電動工具なども準備
扉をビス留めする際には、インパクトドライバーのような電動工具があると便利です。手動でビス留めをしていくと、とても時間がかかります。使い勝手のいい電動工具があれば時短に繋がりますし、他のDIYにも役立てられるので購入を検討してみてください。
またレールがない場所に扉をDIYする時は、専用のレールも必要です。扉とレールがセットになった商品もあるので、活用しましょう。もし、押入れのように既存の枠をそのままを使う場合は、レールの準備は必要ありません。
【引き戸】クローゼット扉のDIY方法
①枠のサイズを測る
DIYで使う扉を購入する際に重要になるのが、サイズです。サイズが合わない商品だと取り付けるのが不可能となるので、慎重に行ってください。1人でメジャーを使って正確なサイズを計るのが難しい場合は、家族や友達に手伝ってもらうのがおすすめです。
扉の交換の際には、幅と高さを計るのが基本となります。枠をそのまま活用する場合は、枠の内部でサイズを計ることが大切です。メジャーがたわまないようにピンッと張り、きちんとサイズを計っていきましょう。
②レールを付ける
サイズを正確に計り、全ての道具が手に入ったら、実際にDIY作業へと移って行きます。もし、何もない空間に扉を取り付けるのであれば、レールを付ける作業から始めます。扉を設置したい場所にレールを仮置きしてください。場所を決めたら天井と床、それぞれにレールをビス留めします。
もし、押入れのふすまなどの枠そのままを使うのであれば、レールの設置は必要ありません。ふすまの枠についた溝でも、クローゼットの扉は取り付けられます。
③扉を付ける
上と下のレールの準備を終えた後、扉のDIYを行います。購入した扉の取り付け金具をレールの溝の中に入れ込みましょう。扉の説明書をよく読み、順番通りに取り付けていきます。
扉が固定されたら、左右に動かして問題がないか確認してください。もし動きに問題がある場合は、金具がきちんと取り付けられていない可能性があるので、一度取り外して確認するのがおすすめです。スムーズに扉が動くようなら完成となります。初心者でも意外と簡単に取り付けられますよ。
おすすめの引き戸3選
DIYに使える扉はバリエーション豊富です。ここからは、簡単にDIYが完成するおすすめの引き戸を紹介します。好みの商品を選んで、DIYに活用していきましょう。
おすすめ①パネルドア
フルネス L5262
パネルドアはVレール方式で、スムーズに扉の開閉ができるのが特徴です。ストレスを感じることなく、クローゼットを開閉したい方におすすめします。引き手の部分は、手を引っ掛ける場所を内部に付けることで、操作性を向上させています。
扉を閉めた時に本体が跳ね返るのを抑えるため、ブレーキ機能が付いているのも魅力です。閉じた時にバタンと大きな音を立てることなく、静かに開閉できます。左右どちらからでも開閉ができる引き違いタイプです。
おすすめ②ラシッサS
ラシッサS ASCN-LAE
ラシッサSは、あえて樹脂にデコボコをつける特殊加工で、ナチュラルな木目肌を実現しています。天然木のような高級感があり、おしゃれな雰囲気を演出できます。光が当たった時に、きれいな艶が出るクリアカラーの表面仕上げを施しているのもポイントです。
片方の扉を固定せず、左右どちらでも開閉ができる引き違いタイプなので、開口スペースを大きく取れます。ホワイトやアイボリー、ダークブラウンといった多種多様なカラーの中からお気に入りを選びましょう。
おすすめ③リクシル TA クローゼットドア
リクシル TA クローゼットドア
カラーバリエーション豊富なクローゼット扉をお探しの方には、こちらのアイテムがおすすめ。4つのカラーが取り揃えられているため、お部屋の雰囲気に合わせて選択できます。
ツバ無薄下枠タイプ、フラット下レールタイプ、埋込下枠タイプの3つが用意されているので、こちらもお好みに合わせて選びましょう。価格は5万円程度なので、気になるという方はぜひこの機会に購入してみてください。
クローゼットの扉をDIY!「折れ戸」について
引き戸の次は、折れ戸のDIY方法についてもチェックしていきましょう。折れ戸とは、ジャバラのように扉を折りたたんでクローゼットを開くタイプのこと。クローゼットの開閉方式は違いますが、DIY方法に大きな違いはありません。基本の方法をチェックして、DIYを楽しんでみてください。
折れ戸の魅力・注意点
引き戸と同じように、折れ戸にも魅力と注意点があります。どのような点に気をつければよいのか確認し、自分のライフスタイルに合ったタイプを選ぶようにしてください。
魅力:フルオープンになる
折れ戸の魅力は、フルオープンが可能になる点です。ジャバラのように全ての扉が折りたたまれるので、開口スペースが広くなります。クローゼット内部を見渡したい場合や、大きな物を出し入れすることが多い場合に最適です。
注意点:開閉にスペースが必要
折れ戸を開ける時は、扉が手前に出ます。クローゼットの近くに家具が置いてあると、扉が引っかかる可能性が高いです。
部屋のスペースが狭く、いろいろな家具がクローゼット付近に置いてある場合は、引っかかる可能性があるため注意が必要となります。折れ戸を開閉する際に、十分なスペースを確保できるか確認した上で選ぶようにしてください。
必要な道具
DIYに必要な道具は、引き戸とほとんど変わりません。取り付けに必要なインパクトドライバーなどの電動工具や、好みの折れ戸を準備しましょう。何もない場所にクローゼットを設置する時は、レールの準備を忘れずに。枠そのまま使う場合は、レールの準備は不要です。
【折れ戸】クローゼット扉のDIY方法
①枠のサイズを測る
折れ戸を設置する際も、サイズ計測は重要なポイントです。サイズ違いの扉をオーダーしないよう、しっかりと計ってください。扉を設置予定の枠の内側から、高さと幅を計ります。計測したサイズを元に、扉を注文しましょう。
②上部にレールを設置
何もないところにクローゼットの扉を設置する場合、折れ戸なら上部のみにレールを設置して吊り扉式にすることが可能です。レール設置の手間を省きたい時におすすめします。固定力を高めたい場合は、下部にもレールを取り付けてください。
和室の押入れなど、既に溝のついた枠がある場合はレールの取り付けは不要です。引き戸と同じように、既存の溝を活用してDIYを行えます。
③扉を取り付ける
レールの準備が整ったら、扉を取り付けます。取り付け金具を溝にはめ込みましょう。扉を開閉し、スムーズに動くようなら完成です。
扉が変わるだけで雰囲気はガラッと変わります。和室でも、洋室のようなおしゃれな雰囲気にできるのが嬉しいポイントです。完成イメージを湧かせながら、ぜひDIYを楽しんでください。
おすすめの折れ戸3選
基本のDIY方法をチェックできたら、DIYにおすすめの折れ戸も見ていきましょう。さまざまな商品を集めたので、自宅のクローゼットや押入れに合わせて選んでみてください。
おすすめ①:クローゼット扉 4枚折戸
ラシッサS クローゼットドア 折れ戸
カラーバリエーション豊富な折れ戸をお探しの方には、こちらのアイテムがおすすめ。カラーは全6色取り揃えられているため、お部屋の雰囲気を変えたいときは気軽に購入できます。
ノンレールタイプの折れ戸となっているので、比較的簡単に設置できるのが特徴的。取っ手はそれぞれ異なるカラーが取り付けられているので、お好みに合わせて選びましょう。気になるという方は、ぜひこの機会に購入してみてください。
おすすめ②:4枚折戸クローゼット取っ手なし
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お部屋の雰囲気に合わせてクローゼット扉を選びたいという方には、こちらのアイテムがおすすめ。上記の扉に取っ手がついていないタイプとなります。取っ手がついていないことでフラットになっており、手をかけられる溝が設置されているのが特徴的。
ノンレールタイプのクローゼット扉となっているので、クローゼット内の掃除が非常に簡単です。便利さを重視したいという方は、ぜひこの機会に購入してみてください。
おすすめ③:ノンレールタイプ 2枚折れ戸
ASCN-LAB 08M20
2枚折れ戸タイプのクローゼット扉をお探しの方には、こちらのアイテムがおすすめ。2枚折れ戸タイプなので小さめサイズのものをお探しの方に適しています。
カラーバリエーションが豊富なので、お部屋の雰囲気に合わせて選択可能。また、ノンレールタイプなので床に溝がなく、お掃除しやすくなっています。右側と左側、お好みに合わせて選べるので、クローゼットに合わせて購入してみてください。
クローゼット扉のDIYで理想の空間に!
クローゼットの扉は、簡単な方法で交換できます。引き戸と折れ戸、どちらの方法も大きな違いはないので、基本を押さえた上でDIYに挑戦してみてください。DIYする際には、引き戸と折れ戸それぞれの利点を確認し、用途に合わせて選ぶことが大切です。
部屋のスペースが狭い場合は引き戸、フルオープンにしたい場合は折れ戸といったように選べば、生活しやすい空間に仕上げられます。和室のふすまも、扉を変えればイメージが一新。ぜひ、DIYを楽しんでみましょう。
クローゼットのDIYが気になる方はこちらもチェック!
クローゼットのDIYには、さまざまな方法があります。参考記事にもDIYに役立つ情報が掲載されているので、ぜひ参考にしてください。
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