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押入れのリフォーム術まとめ!DIYでクローゼットやドレッサーに改造しよう!

和室の押入れ。毎日布団を敷いて畳んで収納するのには便利ですがベッドなどを使う家にとっては使いにくい収納になってしまっています。押入れリフォームDIYで使いやすくしたいと思う人が増えています。押入れリフォームをDIYの費用ややり方ょ実例をまじえて紹介します。
更新: 2021年12月30日
佐藤3
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押入れをクローゼットやドレッサーにリフォーム

押入れを使いやすくリノベーションしよう

流行りのセルフリノベーション。家の中で手軽に手が出せそうな場所に「押入れ」があります。クローゼットではなく、昔ながらのふすまがあり、中が上下に分かれている、あの「押入れ」です。昔の日本には使いやすい収納だったのでしょうが、最近の生活スタイルには不向きなところもあります。ハウスリノベーションのはじめては、まず押入れを使いやすく改造するところからはじめませんか。

押入れリフォームのみんなの意見は?

押入れリフォーム口コミ①

押入れの扉といえば、ふすまのイメージもありますが、中にはこのように観音開きの扉がついているところもあります。ふすまをスライドさせる場所がない場合など、この扉がついていることがありますね。観音扉だと手前に家具を置けないという悩みがあります。押入れ下段の使いにくさにもお困りのようです。たしかに、低い位置にある収納は、重いものをしまいがちですが、取り出しにくいという問題点がありますね。

押入れリフォーム口コミ②

ご兄弟が多い方なのでしょうか。子供のころは、よく押入れの中を秘密基地にして遊んだことを思い出しました。家族の壁がないご家庭だと、どうしてもプライベートを持ちたいと思う年頃には、押入れを自室にDIYする方が増えます。

押入れリフォーム口コミ③

切羽詰まった押入れ改造の宣言をされています。収納が不足したのか、部屋の居住面積が狭いワンルームにお住まいの方なのか。荷物を収納するだけの押入れは、何かもう少し生活空間が欲しいというときに、手軽に広げられる部屋の部品です。

押入れリフォームのメリット

部屋が明るくなる

押入れの悩みにもありましたが、古くて使いにくいものが多い押入れ。思い切って扉を取ってしまって、中に綺麗な壁紙などを貼ることで、パッと部屋が明るくなります。ふすまがなくなることで、仕切りが取り払われて、部屋が広くなる感じも受けるので、なおさらです。

リノベーションで使いやすく

奥様方に流行りの「セルフリノベーション」。ノリベーションの意味は、改善、修理などです。自分が住んでいる場所だから、「ここは不便」というところはよくご存知でしょう。古くてカビっぽいじめじめしたイメージの押入れから、明るい開放された雰囲気のクローゼットやドレッサー、その他のスペースへリノベーションしたい人が増えています。

押入れリフォームに便利な道具・材料

ふすまの解体に便利な道具

それでは、さっそく押入れリフォーム方法をご説明します。まずは、押入れといえば「ふすま」がありますね。このふすま。和風のプリントの紙が貼られていて、洋風な家具が多くなった現代の生活環境にはちょっと不似合い。まずは、ここからリノベーションしていきましょう。ふすまの解体にあると良い道具は、小さな釘を抜くペンチや枠を取り外す用に差し込むヘラ。

張り替えに必要な材料

[Isdy] 壁紙 シール はがせる

出典:楽天
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ふすまの部品が外せたら、さっそく綺麗な洋風な紙に張り替えていきましょう。花がらや木目調などが人気があります。のり付きのシートタイプのリメイクシートなら、接着剤は不要です。ただの紙であれば、別途接着剤も用意しましょう。紙以外に、持ち家で枠を塗り替えられるなら、枠も白や木枠のような色に塗り替えるペンキもあると雰囲気が大きく変わります。

100均でも買える材料

リメイクシートといえば、最近は100均のものが話題です。サイズは小さいのですが、使いやすいデザインが揃っているのが魅力です。ただし、使う人も多いのでよく似たような改造になってしまうことも。100均ではそのリメイクシートの他にも、布や包装紙なども豊富に揃っています。リメイクシートにこだわらず、いろいろな素材で押入れをリノベーションしていきましょう。

本格派な扉にしたい場合費用は?

押入れ改造。ふすまを張り替えるだけではなく、もっと本格的に扉を取り替えたいとしたとき、いったいどのくらいの費用がかかるのでしょうか。ふすまからクローゼット扉に取り替えるのにかかる費用の目安は以下のようになっています。

クローゼットの改造費
扉代金 2~3万から
取り付け工賃目安 2~3万程度

扉の費用の参考に

ASCN-LAA 1723

出典:楽天
出典:Amazon
出典:楽天
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クローゼット扉にはサイズがありますので、押入れに合うサイズを選びましょう。それによって価格も変わってきますので要注意。こちらは、クローゼット扉の一例です。

押入れリフォームのやり方①

押入れをクローゼットにリノベーション

押入れDIYで多いのが、クローゼットにDIYする例です。クローゼットにはウォークインクローゼットというものもありますが、これは後述で。普通の服を収納するタンスのような場所として押入れをクローゼットにする場合も、上下段をそのまま使って棚など設置、衣類を収納する場合と、中の板を取り払って丈の長いコートやワンピースなどを収納できるようにした本格的なものまでやり方はいろいろになってきます。

専門業者のリフォーム風景

押入れを完全に改造してクローゼットにするやり方は、大工さんに頼むのも、自分でやるのはやり方は一緒ですので、こちらの動画を参考にしてください。まずは、押入れの中の壁の設置。もちろん、この場合中央の仕切り板は外してしまいます。クローゼットによくある、高い位置の棚付け、ハンガーをかけるポールの取り付けと作業はすすみます。最後に扉を設置してクローゼットのリノベーションの完成です。

クローゼットリフォーム費用の目安

業者にこの作業を依頼すると、リフォーム費用の目安としてだいたい10万~かかってしまいます。その分綺麗になるのですから、長い目で見たら良いのかも知れませんが、自分でやればもっと費用は節約できます。セルフリノベーションにかかる費用は、工具があれば材料費代程度。高価な壁紙やポールを使用したとしても、1万円+扉も交換するのであればさっき紹介した扉費用を見ておけば十分です。

ウォークインクローゼットとは

クローゼットの種類は、通常の洋風の収納といったクローゼットと、広くて中に人が入れるような「ウォークインクローゼット」の2つ。ウォークインクローゼットの定義は、「扉を開いて中に入り(ウォークイン)服を収納したり取り出したりする部屋」となります。すでにクローゼットという家具ではなく、部屋と呼べるくらい広い空間になります。また、棚の位置が正面だけでなく横にもついていることが多いのが特徴です。

ウォークインクローゼットへの改造

一般的な押入れをウォークインクローゼットに変えるには、中に照明をつけたり、棚の位置を工夫する必要がでてきます。人が入れないとウォークインクローゼットとはいえませんから。ウォークインクローゼットにしたい人は、かなりの大改造が必要と考えておきましょう。

ウォークインクローゼットへの改造は難しい

またウォークインクローゼットは中に照明を取り付けます。この照明工事のために電気の知識も必要ですので、主婦が趣味でやるのは困難になってきます。本格的なウォークインクローゼットに押入れを改造するには、大きな一間以上の押入れであること、簡単な改造では難しいこと、電気工事資格が必要であることこの大きな3つの難関が待っています。ご家族が電気やDIYに詳しい方なら協力してもらえると良いですね。

押入れリフォームのやり方②

押入れをドレッサーにリノベーション

押入れのセルフリノベーションとして、こちらはワンルームの部屋などにお住まいの若い女性に多い改造です。押入れの広さからいうと半間(はんま)の小さなサイズの押入れがドレッサー改造に向いています。賃貸の方がおこなうことが多いので、あまり大きな改造はせず、「あるものを利用しておこなう」ようになるのがドレッサー改造の特徴です。

ドレッサーへのリフォーム例

簡単なドレッサーリフォームならば、真ん中に区切りがあるタイプであれば、そこに布などを敷いて綺麗に見せることからはじまり、壁にも布などをピンで貼り見た目をよくすることになります。リメイクシートなどを使う場合は、ベニヤ板などを押入れサイズにカットしてそこに貼って入れていくようにすると原状復帰しやすくおすすめです。足が入る分、下段のスペースを残して奥は物入れとして利用することもできます。

ドレッサーリフォーム費用の目安

押入れをドレッサーにするリフォームは、業者に依頼するほど力を入れることは少ないでしょう。DIYでプロに依頼せずともできる改造ですので、必要なのはペンキ代、シート代、木材の費用くらいです。あとは自分の持っている鏡、小物入れなどを上手に利用していくことになるでしょう。費用はおおまかに見繕って材料費として5,000円~10,000円程度見ておきます。棚を作ったり、下段に収納ケースなどを入れる場合は、その分費用にプラスします。

押入れリフォームのやり方③

簡単リノベーション「ふすまの張り替え」

材料・道具のところでも少しご紹介したふすまの張り替えリフォームのやり方をもう少し詳しく、動画付きでご紹介していきます。ふすまの見た目が変わるだけで、和風から洋風に変わるので、手間をかけるだけ大きな変化がうまれます。セルフリノベーションのがんばりどころですね!張り替えるシートなどのデザインなど、しっかり選んで素敵なものにしていきましょう。

洋風のリメイクシートが大活躍


市販品の壁紙やふすま用紙も利用できますが、費用を抑えて納得いく出来にするのには、ここでもダイソーやセリアのリメイクシートが活躍してくれます。扉っぽくするなら木目調。部屋の雰囲気に合わせて、壁との一体感を重視してレンガ調を選ぶ方もいます。ロマンチックな部屋を目指すなら、ふすまに思い切った花がらなどもおすすめです。貼り方も接着剤がついていますので、しわにならないように貼り合わせていくだけ。簡単です。

押入れリフォームは大変?

女子一人でもできる本格派改造動画

押入れをウォークインクローゼットにするのは大変というお話をしましたが、それでは、押入れリフォームはどのくらい難しいの?女子一人では無理なの?という疑問もわく人もいるでしょう。実際に女性がひとりで押入れ改造に挑戦している動画があります。こちらを見ると、中段の仕切りを取るという大変そうな改造も、女性の力で十分できています。

女性でもやる気があればできる!

DIYでできる押入れリフォームとして、簡単なのはほとんどそのままの形でリフォームするドレッサーへの改造ですが、クローゼットなど大きな改造もやる気と時間さえかければ、費用をかけずに女性でも十分可能です!棚つけも持ち家であれば、棚受けの板や金具を取り付けることで好きな場所に設置することができるでしょう。次項ではこの棚付けの時のポイントとなる柱の探し方をご紹介します。

押入れ大改造!壁の中の柱の探し方

クローゼット改造の突っ張り棒設置

押入れをクローゼットにリフォームするとき、棚を新しくつけたり、ハンガーをかけるために突っ張り棒を設置したいという人が多いです。でも、ここにはちょっとした工夫をしないと、押入れの中の壁を壊してしまったり、棚が落ちてきたりと面倒なことになります。とくに突っ張り棒など横の強度が必要な場合は、下地の見えない柱を探してそこに設置するようにしましょう。

下地探しグッズを利用する

シンワ測定 下地センサー 78575

出典:楽天
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見えないところの柱をどうやって探すのか…というと、とても便利な道具が売られています。価格は1,000円くらいから2,000円くらい。やり方も針で差してその手応えで判断するものや、マグネットがついていて張り付く場所を探したりといろいろです。価格に応じてできる探し方が本格的になると思っておくと良いでしょう。

下地探しアプリもあるが…

Androidアプリの中には、何と下地探しアプリなどというものもあります。しかし、壁の石膏ボードの厚みによっては探知できない場合も。こちらは有料アプリであること、iPhoneには対応していないということ、日本の下地ボードの厚みでは正しく測定できないこともあるという3つの難点がありますが、興味のある方は知っておくだけでも後で役に立つこともあるでしょう。料金は$99.9がセールになって$49.99です(2018年11月現在の価格)。

押入れリフォームすると収納力はどうなる?

収納力の変化なし?

さて、押入れリフォームをしている人の興味は、リフォームしたあとの収納力も気になるところでしょう。実際に、押入れをリフォームしたからといって中の容量が変わるわけではありません。問題は中のデッドスペースが増えるか減るかになってきます。

使い勝手は上がる場合も

長ものを収納したりするとどうしてもデッドスペースも増えて、リフォーム前よりも収納力が落ちることもあるリフォーム。ただし、中にピッチリと押入れ収納などを並べたら格段に使い勝手も収納力もアップします。収納力を気にする人は、デッドスペースを作らないことに気をつけてリフォームしてみてください。

もっと簡単に押入れリフォームをしたい!

ふすまを外してみよう

張り替えが面倒なふすまは、取り外してロールカーテンをつけるだけで簡単に洋風なリフォームができます。

中に棚をセットする

作り付けの棚を付けるのが面倒だという人は、このようにカラーボックス家具を利用した棚を活用することで、もっと簡単に押入れリフォームができますのでおすすめです。

その他の押入れリフォーム方法例

子供の机や作業スペースに


押入れリフォームDIYは、クローゼットやドレッサーだけとは限りません。子供の勉強スペースに中段を机のように使う方法や、自室を持たない主婦の方の趣味の机として活用している人も多いです。

中段をそのまま活かすには

中段を机として活用するなら、どうしても背中にライトを背負うことになり暗くなりがちです。内側にライトなどを設置して、正面から明るくする工夫をしましょう。ひろい一間(いっけん)の押入れなら、片側に棚やカラーボックスを設置して、本棚や引き出しの変わりの収納として利用するのもおすすめです。

みんなの素敵押入れリフォームを見てみよう

押入れが大人の趣味のスペースに

どうしても薄暗くなりがちな押入れの中。その薄暗さを利用して、大人な雰囲気の趣味スペースにしています。

色や雰囲気を揃えてリフォーム

押入れのふすまを外して見せる収納にしたら、部屋の他のカラーもそろえて統一感を出すと成功しやすいという、素敵リフォーム写真です。

変形押入れもリフォームで使いやすく

押入れも部屋の中だけとは限りません。階段下などのデッドスペースを利用した、イレギュラーな形の押入れも、机になる棚を横向きで設置することで高さを確保できています。

賃貸の押入れリフォームおすすめアイテム

市販のものを利用する簡単リフォーム

安価な北欧家具で人気のIKEA。こちらで家全体の押入れを片付けたり簡単改造している紹介動画がありました。IKEAの収納家具は、通販でも購入可能です。気になる方は下記リンクから自分の押入れに合う収納があるかチェックしましょう。

まとめ

押入れをリフォームしてもっと活用しよう

ただ荷物をしまい込むだけの場所だった押入れを素敵空間にリフォームする方法をご紹介してきました。押入れリフォームは、その改造イメージにより難易度も大きく変わってきます。はじめてという人はドレッサーリフォームなどの簡単なものからはじめるのをおすすめします!

リフォームが気になる人はこちらをチェック