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DIYで押入れをクローゼットに!簡単リフォームできる方法やアイデア術をご紹介

クローゼットが足りず押入れをクローゼットにできたら洋服が収納しやすいのに、と思っていませんか?本記事では、うまく使えない押入れをクローゼットにできるDIYのリフォームアイディアなどもご紹介しています。是非、あなた好みのリフォームアイディアを見つけてください。
更新: 2021年12月10日
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押入れをどう使っていますか

持ち家でも賃貸でも押入れが付いている家がほとんどですが、押入れをうまく使いこなせていますか。生活していく中で、ここに物を収納するより洋服を入れたい、収納は足りているから使えるスペースにしたいなど希望が次々とわいてくるのではないでしょうか。

本記事では、押入れをクローゼットにするためのアイディアや押入れの活用法をご紹介します。

押入れをクローゼットにするには

押入れはたくさんあるけど、洋服を収納する場所がないという悩みをお持ちの方は多いです。では、押入れをクローゼットにするにはどうしたらいいのでしょう。自分でDIYするのは手軽ですし費用も安いです。ただ、押入れの中棚を取るのはとても難しいので、中棚を残しながら改造して収納を作っていくようになります。

また、持ち家で大掛かりにリノベーション(ウォークインクローゼットを作るなど)したい場合は費用はかかりますが、業者に依頼することになるでしょう。

押入れをクローゼットするにはいくらかかる?

賃貸の場合は、基本的には業者に頼んで押入れをリノベーションすることは無理ですから、自分でDIYをすることになるでしょう。

持ち家の場合は、自分でDIYをするか、業者に頼んでリフォーム、またウォークインなど大掛かりにリノベーションするか選べます。それぞれ、押入れを改造するのにどの程度の費用がかかるかみていきましょう。

自分でDIYをする

押入れをどこまでDIYをするかで、費用はずいぶん変わってきますが、扉(ふすま)をカーテンに変えるだけなら、費用は1万円以下で簡単にDIYできます。高いカーテンを選ぶと、もちろん高くなりますが、そのあたりはご自身の好みです。

また、押入れに洋服などを掛けてクローゼットとして使いたいなら、中に入れられる市販のハンガーラックを買えばよいですから、物によっては費用は5千円以下でもできます。上の棚にハンガーラックを置き、下に収納ケースを置くのもよいでしょう。

業者に頼んでリノベーションする

押入れを業者に頼んで本格的にリノベーションするとなると、もちろん費用もかさみます。見積もりを取ってみるといいでしょう。ポールを付けるだけなら業者さんによりますが数万円で済みます。

中の棚を外したり、板を貼り直したり、扉を変えたり、収納の棚を作ってもらったりすると、当然費用はかさみますし、ウォークインクローゼットに改造したり、ウォークインの中の棚などこだわると、だいたい費用は10万円から100万円程度として見積もっておくとよいでしょう。

業者に依頼するか、自分でDIYするか

業者に依頼した方が扉を変えたりと本格的に作れますが、賃貸では難しいですし費用もかかります。どの程度のリノベーション、改造がしたいのかまず決めるといいでしょう。

これから、リフォームアイディアをご紹介します。どのようなリノベーション、改造がご自分に合っているのかイメージを思い描きながらお読みください。

DIYで押入れをクローゼットにするリフォームアイディア①

押入れのふすまは、賃貸にありがちです。洋室はもちろん和室でも、ロールカーテンやカーテンにすると雰囲気が変わりますよ。クローゼットにするなら、ロールカーテンやカーテンにすると一気に開けられて使いやすいです。

また引き戸の扉の場合も、ロールカーテンやカーテンに変えると、洋服を見渡すこともできますし、下に収納ケースを置く場合でもすぐ引き出せて便利になります。

カーテンレールを取り付ける

ふすまをカーテンにするために、カーテンレールの取り付けをDIYで行います。市販のつっぱり式ワンタッチのものもありますし、賃貸でも原状復帰に気を付けて施工しましょう。引越し先でも使えるので、転勤族の方は持っておくと良いかもしれません。

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つっぱり棒をつかう

ふすまをカーテンにするために、カーテンレールをつっぱり棒で代用しDIYで使用します。なるべく太いつっぱり棒の購入がおすすめです。それでも強度はあまりありませんので、時々緩みがないか確認する必要がありますが、とても手軽にDIYすることができます。

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出典:Amazon
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鴨居アイテムを使って、カーテンポールを使う


鴨居アイテムを2つ以上使って、その上にカーテンポールを乗せるDIYです。つっぱり棒より安定していてお勧めです。この鴨居アイテムもそれほど強度はありませんので、時々緩んでいないか確認するようにしましょう。

100均にも鴨居アイテムは売っています。なるべく重さに耐えられるものを選ぶと安心ですね。
 

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DIYで押入れをクローゼットにするリフォームアイディア②

押入れを、簡易的にクローゼットにするために、市販のハンガーラックを入れる方法です。奥行によっては、今の季節のものを手前、それ以外を奥に、などとすると衣替えも楽にできます。

DIYとは言えないくらい簡単なものですが、充分にクローゼットとして使用できるでしょう。

平安伸銅工業 ハンガーラック OHW-10

出典:Amazon
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ジャケットや短いスカート、またハンガーを工夫してパンツは掛けられます。中の棚の上に置く方が、洋服が見やすく取り出しやすいでしょう。下にもハンガーラックを置いてもよいですが、収納ケースを置くのもよいですね。

2段のハンガーラックにするのも便利!

平安伸銅工業 押入れハンガー タブル OHW-20

出典:Amazon
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前後に2段のハンガーポールのあるタイプのハンガーラックです。高さを前後で少し変えると、洋服の肩部分も重なりにくく、前のポールによく着る洋服、後ろのポールに特別な時に着る洋服、など分けて掛けることもできます。

よく着る洋服が手前にあると、迷うことなく素早く取れるので便利ですね。

DIYで押入れをクローゼットにするリフォームアイディア③

パイプハンガーを取り付けるDIYを3種類ご紹介します。賃貸など原状復帰と強度の問題もあるので幾分ハードルが高く簡易的とは言えませんが、取り付けてしまえば便利です。ご自分の状況に合わせて考えて取り付けるようにしましょう。

つっぱり式のハンガーをつける

強度は落ちますが、賃貸でも壁に穴を開けずにハンガーを付ける方法として、つっぱり式ハンガーがあります。たくさん掛け過ぎると、重さに耐えきれず落ちてしまいますので気を付けましょう。時々、緩んでないか確認もするようにした方がいいですね。

押入れ用のハンガーポールを取り付ける

積水樹脂商事 押入れハンガーポール 2 HP-2

出典:Amazon

押入れ用のハンガーポールは、とても手軽使えて便利です。横の長さも伸縮式になっていますので、ご自宅の押し入れのサイズに合わせて調節できます。

また、高さの調節も出来るので、押入れの上の段に取り付けるのであれば、ハンガーに掛ける洋服の長さとご自分の背の高さに気を付けて取り付けるとよいですね。中間部に補強もされていますので、ある程度の重さに耐えられます。

手前に引き出せる!便利な押入れ用ハンガー

平安伸銅工業 押入れスライドハンガー SOH-7

出典:Amazon
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突っ張り式なので簡単に取り付け可能なハンガーです。今までのハンガーと違うのは、押入れの縦方向に突っ張って、手前にスライドして洋服を取り外しできること。

手前に引けるのは、思っている以上に便利ですよ。このハンガーでしたら、手前にすぐ引き出せるので、下の段に取り付けても便利に使えるでしょう。

壁にパイプハンガーをわたす

パイプハンガーをホームセンターなどで購入してきます。25mmから32mmくらいが一般的です。きちんと壁から壁の寸法を測っていき、ホームセンターでカットしてもらうとよいでしょう。壁に下地があるかどうか分からない場合は、業者さんにお願いした方が間違いないでしょう。

DIYする場合は、壁に下地があれば片側のソケットをネジで固定し、パイプに反対側のソケットを付けでDIYします。また下地がない場合はボードアンカーを埋め込んで作業をしますが、強度があまりないのでお勧めできません。

ディアウォールなどを使ってパイプハンガーを取り付ける

WAKAI ツーバイフォー材専用壁面突っ張りシステム

出典:楽天
出典:Amazon
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賃貸の場合や強度が心配、下地が分からない場合に、壁を傷つけずハンガーポールを取り付けるDIYの方法として、ディアウオールを使います。

ディアウォールは、ツーバイフォー材に取り付けて柱を作れるDIYアイテムです。つっぱり棒みたいなイメージを考えるとよいかもしれません。このディアウォールに直接パイプハンガーを取り付けル場合は前述のパイプハンガーと方法は同じです。壁を傷つけないので、賃貸の現状復帰にも安心となります。

ラブリコでも同様に改造できます

平安伸銅工業 ラブリコ 2×4アジャスター DXO-1

出典:Amazon
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ラブリコという商品も、ディアウォールと同様に使えます。こちらは片方のカバーに突っ張りする機能がついているので、取り付けてから調整がしやすいです。

ディアウォールを使うか、ラブリコを使うかは好みによります。ホームセンターでもたくさんの付属品が一緒に売っていますので合うものを購入するとよいでしょう。

ラブリコで作った柱に、このようにポールを取り付ければ、たくさんかけられて便利ですね。

ディアウォールやラブリコなら、洋服以外の収納にも使える!

洋服ではありませんが、ディアウォールやラブリコなどの商品を使うと、洗面所のタオルや洗剤などもこのように収納できます。自分の作りたい幅や高さで作れるので、自由自在でよいですね。壁を傷つけず作れますので、賃貸にお住まいの方にも使いやすくておすすめとなります。

お部屋の一部にクローゼットコーナーを作るのもおすすめ!

押入れの中の棚を取るほどのリフォームを考えていない場合、お部屋の一部にクローゼットコーナーを作るのもおすすめです。これなら、長いコートも問題なく掛けられます。見せる収納と隠す収納の2種類をご紹介します。

壁一面をクローゼットにする

ワイエムワールド  クローゼットハンガー 6648-18

出典:Amazon
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お部屋のサイズに余裕がある場合、壁面一面にクローゼットハンガーを作ってしまうのもよいアイディアです。カーテンを閉めてしまえば、洋服の雑多な感じも隠せますし、存在感や圧迫感もそれほど感じません。

かなりの量を収納できるので、大量の洋服に頭を悩ませている方は検討してみてはいかがでしょうか。

インテリアのように、見せるクローゼットを作る

まるでインテリアのようなクローゼットスペースです。前述したディアウォールで作成されています。よく着る洋服などを押入れやクローゼットに隠さず、インテリアのように飾りながら収納していいる点が魅力的ですね。

洋服だけでなく、鞄、リュックや帽子、メガネなどの小物も上手に収納されています。お友達がお部屋に来ても自慢できるクローゼットスペースですね。

費用があるなら、業者にリフォームを依頼するのも有り

ここまで自分でできるDIYをご紹介してきましたが、簡単にできるものから、かなり難しいものまで様々でした。

DIYでは自分の理想としているクローゼットができそうにない、またどうせするなら思い切ってウォークインにしたい!という場合は業者にリフォームを依頼するのもよいでしょう。

業者に依頼する:押入れやクローゼットのリフォーム①

DIYでは簡単にふすまをカーテンに押入れをクローゼットに改造する方法をご紹介しました。業者に頼むリノベーションであればご自分の希望にあった扉に改造することができます。ここから、2種類の扉についてご紹介です。
 

折れ戸

新築のクローゼットでよくみる扉です。手前に引くので、ある程度の余裕が必要ですが、洋服全体を見回せるので使いやすく重宝するのではないでしょうか。この扉のすぐ近くに家具やベットを置く場合は、ぶつからないよう計算して置いてくださいね。

引き戸

横にスライドさせて開ける形の扉です。クローゼットのリノベーションで引き戸に改造する良い点は、扉の前に家具やベットを置く場合でも、折れ戸より余裕をもたなくてよいこと。ただ、デメリットももちろんあり、クローゼット全体を見渡すことができません。

洋服を確認するために扉をスライドする必要があります。洋服を一気に見渡せないのは、選ぶ時や探す時に、面倒に感じる可能性もあるでしょう。

業者に依頼する:押入れ・クローゼットのリフォーム②

ふすまのまま、内部をクローゼットにする簡易的なリノベーションなら、扉代もかからず、少し費用も安くできるでしょう。下地など補強もしてハンガーポールを取り付けてくれますので、強度も安心して使うことができます。

中の棚を取り外してもらえるので、コートや長いスカートなども掛けられて、とても使いやすくなるでしょう。また、収納を増やすため棚を取り付けてもらうのもよいアイディアです。

業者に依頼する:押入れ・クローゼットのリフォーム③


通常サイズの押入れではサイズが足らず難しいですが、大きな押入れであればウォークインクローゼットにすることも可能です。

またサイズが足りない場合は、押入れの横部分にある部屋まで改造し、ウォークインクローゼットにすることもできますが、できるかどうかは、お部屋に配置によります。壁も壊し、床板も貼り直しとなる場合がほとんどで、ここまでくると大掛かりで完全なリノベーションとなるでしょう。

憧れのウォークイン!使いやすく依頼する

せっかく憧れのウォークインクローゼットを業者へ依頼するのなら、自分が使いやすいようにこだわりの収納スペースを考え、備え付けの棚を作ってもらうこともできます。

自分の希望が通りやすくよいですが、当然費用がかさみます。費用が準備できるのなら検討してもよいでしょう。

ウォークインにするなら導線に注意!

ウォークインを作るのであれば、どこからウォークインクローゼットに入れるようにするか導線も考えないといけません。寝室や、洗濯機の置いてある部屋などからウォークインで入れると便利です。

クローゼットだけじゃない!押入れのリフォーム

ここまで押入れをクローゼットにするDIYやリフォーム、リノベーションをご紹介してきましたが、押入れを他の用途に使うアイディアもたくさんあります。

中の棚を外さずにDIYできる場合もあるので、ご自分のライフスタイルにあう形があれば改造するのもよいのではないでしょうか。

押入れを奥さんや子供の作業スペースに改造

押入れを奥さんの作業スペースや、お子さんの遊び場に改造するアイディアです。インテリアにこだわれば多少費用はかかりますが、簡素なものであれば、ほとんど費用もかからないでしょう。

中の棚の部分を机のように使います。本や教科書、文房具などを置く収納スペースも作れて便利です。こういったものを綺麗に整頓できるような棚などを購入すれば形になります。下の段は、小さなお子さんでしたら頭をぶつける心配もなりので、遊び場にするのも楽しいですね。

押入れをお父さんのワークスペースに改造!

書類など、収納するためカラーボックスを入れて整理できますし、クリップ式のライトを付ければ、簡易的な書斎の出来上がりです。また、ロールカーテンなどで隠すとすっきりしますね。

家族のスペースが多く、自分の書斎が欲しい、というお父さんにもよいでしょう。棚もきれいにつけて、作業しやすいスペースになっています。とても押入れとは思えないクオリティですね。下は収納場所としてうまく利用されていて、デットスペースがなく、利便性もよいでしょう。

押入れをクローゼットにリフォームすると便利!

本記事では押入れを手軽にクローゼットにするアイデアや、業者に依頼する方法、またウォークインクローゼットに改造する大掛かりなリノベーションなどをご紹介しました。

ご自分のイメージにあう改造・リフォーム・リノベーションが見つかれば幸いです。使いにくいと感じたら、少しずつ改造して便利な住空間を是非作ってください。

押入れ・クローゼットのリフォームについて気になる方はこちらもチェック!

押入れ・クローゼットのリフォームや、DIY、ウォークインクローゼットのリノベーションなどについて当サイト「暮らし~の」では、他にもたくさんご紹介しています。是非、下記リンクをチェックしてみてくださいね!