ヘリテイジ クロスオーバードームf 2G
ヘリテイジクロスオーバードームf 1G
ヘリテイジによる最新ドーム型テント
ヘリテイジクロスオーバードームfは、高機能な山岳テントなどを製造販売する国産メーカー「ヘリテイジ」による最新型の人気ドームテントです。最近では、おひとり様でのキャンプ愛好家も増加している状況です。クロスオーバードームfは、コンパクトなソロキャンプなどに最適なサイズ感で、徐々に親しまれつつあります。
エマージエンシードームが正しいカテゴリー
自立可能な軽量ツェルトとして誕生した同系のクロスオーバーシリーズをさらに進化させて、より快適な空間演出を実現させました。また、クロスオーバードームfの発売にあたって、メーカー側の趣旨ではテントのカテゴリーにはあえて入れていません。クロスオーバードームfは「エマージェンシードーム」と呼ばれる独自な位置づけをしています。
収納しやすくアクティヴに動けるのが魅力
ヘリテイジクロスオーバドームfが人気を集める理由の1つは、前シリーズよりも軽量化とコンパクト化が実現されている点です。登山やキャンプでの悩みの1つは、準備段階での装備の簡略化だといえます。宿泊のためのさまざまな備品をパッケージするため、アイテムはできる限りコンパクトに軽くしたいものです。
コンパクトさを追求したツェルト
とくにソロキャンプなどが好きな人は、所持するアイテムをミニマムに詰めて移動したいと思うことでしょう。クロスオーバードームfは、機能面とコンパクトさを追求する人におすすめできるツェルトタイプです。
現在のところ1人用・2~3人用の2種類で販売されています。今回は、その洗練されたスタイルやスペックを中心にした特集です。ぜひ、参考にしてみてください。
人気のテントとして進化できた理由
クロスオーバードームfの特徴①設営方法が簡単
アウトドア愛好家に人気のツールへと進化したクロスオーバードームfは、ツェルトながら自立式による設営が簡単にできます。構造は「スリーブ式」と呼ばれ、筒状のスリーブ内部へポール通して自立する機能です。
初心者がすぐに設営可能
片方の末端は袋状に加工され、必ず一方行からポールを差し込む仕組みになっています。そのため、アウトドア初心者でも簡単に設営が完了するでしょう。また、セット後でも手元で張り具合を調整できます。袋状の逆側はV字状の固定用ソケットが付属し、そのまま自立する機能が採用されているのです。
クロスオーバードームfの特徴②手軽さと収納性
ヘリテイジが作り上げたクロスオーバードームfの各シリーズは、収納した状態で約500mlのペットボトルに近いサイズ感です。生地全体の縫製ラインはシームシーリングにより、軽量さとコンパクト性が重視されました。クロスオーバードームfは、リュックへ簡単に収まることが前提になっています。
クロスオーバードームfの特徴③プライベート空間の確保
ヘリテイジクロスオーバードームfの基本機能は、既存の人気シリーズを継承しながら、新しい側面より開発されています。入り口ファスナー部分は逆L字型で大きく開閉可能です。縦ファスナーがダブルスライダー式で通気性を良くします。
ドーム入り口の配置に注目
また、ドーム入り口を四方の短辺側に配置しています。そのため、入り口から中を覗くと、奥行きがあるような配慮です。クロスオーバードームfの場合、大型テントと違って狭さは否めませんが、少人数型テントでも圧迫感がない工夫を施しました。大人1人が室内で胡坐をかいて過ごせる空間です。
使えるテントとして改良した点は?
防水対策用に生地へこだわる
ヘリテイジがプロデュースしたクロスオーバードームfへ人気が集中する理由は、優れた防水性にもあります。テントの使用では、シーズン問わず結露などの防水対策がポイントです。テントやツェルトは、どうしても密な状態になり、湿気などがこもって結露が生じやすくなります。
室内がこもらない特殊生地を採用
そこでヘリテイジでは、既存のクロスオーバードームのシリーズを見直し改良しました。より外気の状態に左右されにくい生地素材にこだわり、なるべく結露や凍結からドーム内を保護するような工夫です。
シームシーリングによるプロテクション
近年の優れているテントは、縫い目に丁寧なシームシーリングを施すことで、結露や雨水侵入などから防水できる機能があります。ヘリテイジクロスオーバードームfでも同じ加工方法が採用されました。ある程度の強い雨・結露などでも防水対応ができるでしょう。
従来製品の改良が特徴
もちろんツェルトである以上は、完璧な防水を約束できないのも現状です。しかし、このドーム型ツェルトは、元来の同系製品よりさらに発展させています。とくに冬季に表われやすい結露・凍結からの室内プロテクトも踏まえて、ほぼ問題なく使えるタイプです。
収納しやすい通気性
最新のクロスオーバードームfは、後面のベンチレーターの配置を見直したことで、以前のシリーズよりも換気性能の向上に成功しています。さらには、パネルそのものが通気性に優れているため、空気が抜けやすい構造に改良されました。使用後に折りたたんで、バッグやリュックへもスピーディーに収納することが可能です。
商品が高評価されているレビューの紹介
最新型テントにも引けをとらない機能と簡単な設営
ヘリテイジクロスオーバードームfの人気レビューの中で、圧倒的に高評価なのは設営の素早さです。初心者が困るテント貼りでも、クロスオーバードームfを選択すれば簡単設営できます。また、ドーム全体のテンション調節ができます。
手袋のままでも女性でもスピーディーに設置することができた。デザインや居住性は折込済みだったので、特に問題なし。
優れた防水性が自慢
ヘリテイジクロスオーバードームfが人気になったのは、防水や結露などの悪条件に強くなった点でしょう。近年のテントの場合、生地の縫い目にシームシーリング加工を施すのは通常です。
クロスオーバードームfでも同じシステムを導入しました。悪天候での使用は口コミレビュー上でも高評価です。クロスオーバードームfで扱われる生地素材は、結露・凍結の問題点を踏まえています。
軽量でコンパクトな収納は便利
ヨーロッパ旅での「家」が届いた
— 🎉🐹🎉happyパパモルモット (@5884hiroaki) August 19, 2018
自立式ではたぶん最軽量のクロスオーバードームf pic.twitter.com/Mkcf0DEIFn
ヘリテイジクロスオーバードームfのレビューでは、全重量が770gと軽量さが評価されています。本体自体の重さはわずか461gです。ポールは、アルミ合金中空ポールを採用し重量308g、長さ38cm程度しかありません。
自立式で且つ非常に軽量コンパクト。
ツェルトは積極的な利用は気が向かなかった横着者な自分にも、積極的利用が可能そうです。
夏山登山や自転車旅には最適
所持してる4つ目のテントはミニマムに目的を絞ったクロスオーバードームf。ツェルト的な緊急避難向けのテントながらポール含めて600g(生地はポリウレタンコーティング耐水圧1000ミリ(ギリギリ豪雨に耐えられる数字)透湿性も少しある))と軽量なので自転車向けといえるかも(^ω^) pic.twitter.com/oq33eNWHqr
— 松本規之 10月20日「制服コミュニケーション6」参加 (@matsumoto0007) September 8, 2019
上記レビューからも、クロスオーバードームfの本当の魅力を体感するのは、冬よりも夏場のほうかもしれません。クロスオーバードームfに備わった利点は、コンパクトな仕様によりアクティブに動けることです。移動が多い自転車ツーリングのお供として、いざという場合に使えるでしょう。
居住性、機動力、重量など総合すれば、クロスオーバードームfが頭ひとつ抜けますね
fシリーズを扱う際の注意点は?
空気がこもりやすく息苦しさもある
ヘリテイジの「クロスオーバードームf」は閉所恐怖症ぎみの自分には見てるだけで呼吸が苦しくなるくらいの閉塞感。でも540グラムは魅力的。こちらも → https://t.co/bEpCZ3wRwp
— アウトドアギアニュース (@outdoorgearnews) April 24, 2020
これぞ究極の自立式シングルウォールシェルター HERITAGE×SHMW / Crossover Dome 1 & f https://t.co/SgixIqVxUz pic.twitter.com/jUBjPq36Wc
クロスオーバードームfのレビューの中で指摘されるのは、シェルター内の息苦しさです。クロスオーバードームfは、ツェルトとテントの良さを融合したシェルターです。しかし、テントほどの快適さはさすがに実現できません。初心者が真冬に使うと、多少の不便さを感じるでしょう。
このテントを使う人は、快適さよりも軽量化をめざす人だろう。
テントとしては軽いが、二重テントほどの快適さがなく、ツェルトとしては重い。
通気性などの快適さは通常のテントより劣る
ある商品レビューでは通気性が問われています。ベンチレーターが天井に配置され、入り口ジッパーとの併用で通気を確保する方式です。ジッパーを空けて放置すると雨水など侵入する恐れがあります。また、靴などは外に放置するか別に収納する必要があるでしょう。
はじめて購入するテントとしては、メッシュの通気などの快適性やフライなどのより安定した天候対策がないためあまりおすすめはできません。
ボトムの耐久性を見直して欲しい
ヘリテイジクロスオーバードームfは、前シリーズ以上に生地素材も向上し、軽量でありながら丈夫になったというレビューが目立ちます。ただし現実的には、完全に丈夫な状態とはいえず、ボトム部分の耐久性をもう少し考慮して欲しいという意見もあるようです。
薄い生地なので空気抜けは最高ですが、もう少しボトムの耐久性があったら良かったかなと思います。 多少の重量増は否めませんが、フロアだけ15Dとかで有ればもう少し安心感がありましたね
クロスオーバードームf2Gの商品紹介
強度のある国内製生地を採用
ヘリテイジ クロスオーバードームf 2G
素材 | 10dnナイロン高強度ミニリップストップ |
---|---|
カラー | クレセントゴールド |
重量 | 540g |
ポール | アルミ合金中空ポール(7001-T6)7.5mm径ショックコード内蔵 |
耐水圧 | 1230mm |
透湿性 | 367g/平方m/h |
クロスオーバードームf2Gは、強度が高く極薄な日本製素材を生地にしています。より強化された織り糸を使って、パネルとスリーブを縫製しているのが特徴です。
これは「高強度極薄素材」と呼ばれ、織糸に特殊な糸を使うことで、引裂強度を上げています。また、パネル素材は防水透湿PUコーティングにより特殊加工され、耐水圧は前シリーズよりも約1.5倍に向上しました。結露・浸水にも強い素材といえるでしょう。
透湿性と換気性の向上化
今回のクロスオーバードームf2Gは、透湿性も前シリーズよりも約1.9倍へ向上させています。同時に軽量化も実現させました。他にも、ベンチレーターの位置などを改善したことで、換気性能をアップさせています。
パネル自体にも通気性があり、収納の際にもコンパクトでスピーディーに反応できるでしょう。シームテープをミリ単位にこだわり、20mm幅から15mm幅に変更したことで、より軽量化を図っています。
クロスオーバードームf1Gの商品紹介
オールシーズン使いこなせる
ヘリテイジクロスオーバードームf 1G
素材 | 15Dナイロンリップストップ(透湿PUコーティング) |
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カラー | フォレストグリーン |
重量 | 600g |
ポール | アルミ合金中空ポール(7001-T6)直径7.5mm |
耐水圧 | 1000mm |
透湿量 | 8000g/平方m/24hr |
ヘリテイジクロスオーバードームf1Gは、完全にソロキャンプなどで活躍する1人用のサイズ感が魅力です。それでも、オールシーズン快適に使えるツェルトとして工夫が施されています。基本的な機能は従来のクロスオーバードームシリーズを継承しつつ、より快適さと安心感を追求した変更を施しました。
圧迫感のない空間作りを工夫
ドーム入り口は短辺側へと配置しています。入り口から覗くと、奥行きが出るような作りになり全体的に広く見える工夫です。シェルター的な役割にもなり圧迫感がないよう配慮された構造といえるでしょう。
また、入り口のファスナーは逆L字型に開くため、ドーム内の換気の際に役立ちます。設営方法も扱いやすく、初心者でも簡単に取り扱えるのが特徴です。快適なソロキャンプやビバーク空間を求めている方におすすめできます。
ソロキャンプに最適なドーム型テント
コンパクトサイズに収納が可能で、簡単な設営ができるのが、ヘリテイジクロスオーバードームfの大きな特徴です。とくにソロキャンプや単独で登山をする場合のビバーク用、あるいはサブのテントとしても安心して活用ができるでしょう。既存シリーズの不便な箇所を見直し、防水性や快適さにこだわった最新作として登場しました。
手軽に持ち運べるツェルト
シンプル設営と軽量化に成功したことで、ヘリテイジクロスオーバードームfのシリーズは、使いやすいツェルトやシェルターとして人気も上昇中です。
大きなテントを使う多人数でのキャンプではなく、手軽にふらっと出かけたい人や、さまざまな場所に移動するアウトドアにも最適でしょう。オールシーズンを使いこなせる頼りになるグッズです。今まで以上に、キャンプをより手軽で快適にするアイテムとしておすすめできます。
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