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コンパクトで設営楽チン!ヘリテイジ クロスオーバードームで登山を快適に楽しもう!

ヘリテイジのクロスオーバードームは、登山用品(テント)業界で超軽量シェルターという画期的なジャンルを切り開いた商品です。今回は第1世代をさらに進化させた第2世代ヘリテイジクロスオーバードーム〈2G〉の魅力や第1世代との違いなどを詳しく紹介します。
2021年6月12日
eiji0601
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

目次

この記事で紹介しているアイテム

クロスオーバードーム〈2G〉1人用

クロスオーバードーム2〈2G〉2人用

クロスオーバードームf〈2G〉

クロスオーバードームとは?

クロスオーバードーム〈2G〉の特徴

出典:pixabay.com

クロスオーバードーム〈2G〉の2Gは「2nd Generation(第2世代)」の略称で、ヘリテイジ社が2015年に発売し超軽量シェルターというジャンルを確立させたクロスオーバードーム〈1G〉第1世代をさらに進化させた商品です。

登山者にとって緊急シェルターやテントやツェルトは必需品です。しかしザックの重量はできるだけ減らしたい、そんな登山者の快適性に答えるのが超軽量のクロスオーバードームなのです。

クロスオーバードームは超軽量シェルター

クロスオーバードームの最大の特徴は、ポールを含めた重量が630g(1人用)と超軽量でコンパクトに収納できどこへでも簡単に持っていけることです。

軽量と言われるテントでさえ1〜1.5kgあります。クロスオーバードームの630gという超軽量は500ml入りボトルとほぼ同じ、登山者が身軽に動け体力負担を減らす快適性のある最強のスペックです。

クロスオーバードームは設営が超スピーディー

出典:pixabay.com

クロスオーバードームは設営が非常に簡単でスピーディー、ほんの数分で設営できるのが特徴です。力も入らず女性でも簡単に設営できる点も優れています。

山の天気は変わりやすく、急な風雨などの緊急時にもサッと取り出して雨風をしのぐことができ、登山者の携行装備品として最強のアイテムです。

クロスオーバードームの撥水性と速乾性

通常のテントは雨に濡れると重量が倍増し、再設営してもジメジメとして不快です。ところがクロスオーバードームは撥水性と速乾性に優れているので、バサバサと振れば水分の大半が簡単に落ち風に当てればすぐに乾きます。

登山後にも家の風呂場やベランダで干せば簡単に乾き、メンテが簡単で便利なところも優れた特徴です。

クロスオーバードームのカテゴリー

クロスオーバードームはツェルトとテント(山岳テント)の中間の「ドームシェルター」というカテゴリーに属します。それではツェルトと山岳テント、ドームシェルターはどのような位置づけのカテゴリーで、それぞれの違いを検証してみましょう。

ツェルトとは

出典:unsplash.com

ツェルトは元々はドイツ語でテントという意味を持っていますが、登山用語では軽量で常に携行できる緊急時用テントというカテゴリーで使われます。

万一の緊急ビバークなど身動きが取れない状況で被ってしのいだり、余裕があればトレッキングポールと張り綱を利用してテントのような室内空間を設営できますが、あくまで臨時仕様です。

ドームシェルターとは


シェルターは避難所という意味の英語です。災害時の避難所や戦時の防空壕、核爆弾から逃れる地下施設など全てシェルターと呼ばれます。登山でいうドームシェルターとは、ドーム型をした緊急避難用ツェルトのことです。

クロスオーバードームはこのドームシェルターのカテゴリーに入ります。ツェルトは居住性能がないのに比べドームシェルターは居住スペースを作れるので山岳テントとツェルトのちょうど中間の快適性です。

山岳テントとは

出典:unsplash.com

山岳テントはキャンプ用テントとは違い、登山者がザックに入れて携行する装備なので、軽量でコンパクトに設計されていますが居住性や耐久性が必要です。

また山の天候は急変して一晩中悪天候にさらされることもあり、そんな雨風(冬山では防寒性)に耐える機能が必要になります。軽量でも耐風雨性を備えているのが山岳テントです。

第1世代から進化したクロスオーバードーム〈2G〉

クロスオーバードーム〈1G〉のレビュー評価

出典:unsplash.com

2015年に登場したヘリテイジのクロスオーバードーム〈1G〉第1世代はテント業界にセンセーショナルなデビューでした。しかし高評価だったレビューの中に気になる点がいくつかあったのです。それが第2世代のクロスオーバードーム〈2G〉を開発する原動力になっています。

クロスオーバードーム〈1G〉を購入した人の評価レビューで、気になる点がいくつかあるので紹介します。

①ベンチレーター(通気口)

1つ目は出入り口部分に網戸や通気口にモスキートネットがないので、夏場に開け放しにすると蚊や虫の侵入に悩まされるという評価です。

購入した人のレビューでは「オプションでモスキートネットを購入して通気口にかぶせて対処しています。簡単に着装でき安心して眠れました」と書いているのが気になる点です。

②結露ができやすい

出典:unsplash.com

2つ目は、雨天時には耐水性に優れていて中が濡れなくて済みますが、朝晩で気温差が激しいときは内側に結露ができやすいという評価があります。

「置いてある荷物が結露で濡れるので厚手のビニール袋をインナーシートとテントの間に敷いて対処しています」また「気温差の大きい秋冬は床だけでなく壁や天井部分にもビニール袋などで対応しています」という気になるレビューがあります。

③強風時の設営や耐久性

3つ目は、軽量なため強風に対する耐久性が問題という評価があります。軽いので風があるときの設営に苦労し、設営した後にも強風に飛ばされる可能性が心配です。

レビューでは「4隅をガイドラインで固定したり、自分がいないときは中に石などの重りを置いて動かないように工夫しています」などの対処法が書かれています。

④パッキングの際の空気抜き

出典:unsplash.com


4つ目は、使用後にパッキングする際にうまく空気抜きができず、収納袋に入れるのに苦労するという欠点があります。仕方がないので適当にザックの下に突っ込むことが多いというレビューがあります。

これらの気になるレビュー評価を真摯に受け止め、欠点をリカバリーするために改良を加え第2世代のクロスオーバードーム〈2G〉を開発したのです。

クロスオーバードーム〈2G〉で改善された点

第1世代のレビュー評価の検証を踏まえ、さらなる快適性をを求めて第2世代のクロスオーバードーム〈2G〉は改良を加えました。主に改善された点をこれから紹介します。

①軽量コンパクト化

出典:pixabay.com

登山者の携行必需品であるテントやドームシェルターの軽量化は、負担を減らすだけでなくヘリテイジのクロスオーバードーム発売頭初からの根幹となる開発理念です。

その理念をさらに推し進めるためにクロスオーバードーム〈2G〉では、〈1G〉より1人用では約70g、2人用では約80gの減量を実現しました。70〜80gは小さな数字に思えますが、長時間山岳地帯を歩く登山者にとっては非常に大きな負担軽減なのです。

②新素材の採用

クロスオーバードームに10dn高強度極薄新素材を採用することで、耐水性で〈1G〉の約1.5倍、透湿性で約1.9倍の性能アップを実現しました。

そのことにより通気性が良くなり気になっていた結露の問題を解消できたのです。さらに引き裂き強度もアップされ耐久性能も改善されました。

ベンチレーターの位置変更

〈1G〉ではベンチレーター(空気抜き・通気口)が背面上部についていて、パッキング収納するときに空気抜けが悪いという不具合がありました。

〈2G〉ではベンチレーターの位置をフロア近辺に変更することでスピーディーに空気抜きができるようになり、収納時のストレスが解消されています。

別売りオプション【フロントフライ】

クロスオーバードーム〈2G〉シリーズ発売に合わせ、少しでも居住性を求める方向けに別売りオプションで、クロスオーバードーム専用のフロントフライを発売しています。

内部に置きたくない土汚れがついた靴や、ストックなどをおく場所に活用でき、居住空間が広がり快適性が増します。クロスオーバードーム〈1G〉への互換性もあるので便利です。

クロスオーバードーム〈2G〉シリーズの商品紹介

クロスオーバードーム〈2G〉のスペックは最強

出典:pixabay.com

第1世代〈1G〉よりさらに進化した第2世代クロスオーバードーム〈2G〉シリーズのスペックは、軽量性・防水性・通気性・透湿性・耐久性・快適性どれをとっても最強です。それではクロスオーバードーム〈2G〉の各商品の特徴やスペックを紹介します。

①クロスオーバードーム〈2G〉1人用

何と言っても630gと超軽量なのが魅力です。500ml入りのペットボトルの重さが約600gなのでその軽さが想像できます。

また収納時の袋の大きさも径が9cm長さが20cmと顔の大きさよりも小さいのが驚きです。軽量化しているので居住空間は多少狭めなので、狭い場所が苦手な人には2人用をおすすめします。


クロスオーバードーム〈2G〉1人用

出典:Amazon

出典:amazon.co.jp

サイズ間口210×奥行100×高さ105cm
重さ約630g
耐水性1230mm
透湿性367g/平方m/h
パネル・グランド素材10dnナイロン高強度ミニリップストップ・透湿防水PUコーティング
ポールスリーブ素材10dnナイロン高強度ミニリップストップ・ACコーティング
ポールアルミ合金中空ポール7000-T6、7.5mm径
カラーパネル:クレセンゴールド、ポールスリーブ:ブラック

②クロスオーバードーム2〈2G〉2人用

床幅が130cmあるので1人使用ならゆったりと寝れます。無理をすれば3人まで可能ですが少し窮屈です。収納時のサイズも径10cm長さが21cm、重さも690gと1人用とほとんど変わりません。もちろん性能スペックは最強です。
 

クロスオーバードーム2〈2G〉2人用

出典:Amazon
出典:Amazon

出典:amazon.co.jp

サイズ間口210×奥行130×高さ110cm
重さ約690g
耐水性1230mm
透湿性367g/平方m/h
パネル・グランド素材10dnナイロン高強度ミニリップストップ・透湿防水PUコーティング
ポールスリーブ素材10dnナイロン高強度ミニリップストップ・ACコーティング
ポールアルミ合金中空ポール7000-T6、7.5mm径
カラーパネル:クレセンゴールド、ポールスリーブ:ブラック

③クロスオーバードームf〈2G〉

この商品はクロスオーバードーム〈2G〉1人用をさらに軽量コンパクトにした商品で、究極の1人用ドームシェルターといっても過言ではありません。

小さめのリュックやザックにも簡単に入り、急な悪天候時にさっと出してシェルターになるので便利です。狭いスペースが気にならない人におすすめします。

クロスオーバードームf〈2G〉

出典:Amazon
出典:Amazon

出典:amazon.co.jp

サイズ間口200×奥行75×高さ95cm
重さ約540g
耐水性1230mm
透湿性367g/平方m/h
パネル・グランド素材10dnナイロン高強度ミニリップストップ・透湿防水PUコーティング
ポールスリーブ素材10dnナイロン高強度ミニリップストップ・ACコーティング
ポールアルミ合金中空ポール7000-T6、7.5mm径
カラーパネル:クレセンゴールド、ポールスリーブ:ブラック

クロスオーバードームで登山を楽しもう!

出典:unsplash.com

ここまでの記事でクロスオーバードーム〈2G〉の軽量でコンパクトな機能性がお分かりになったのではないでしょうか。登山やハイキングに大活躍すること間違いなしです。クロスオーバードーム〈2G〉を携行して登山ライフを満喫してください。

クロスオーバードーム以外のギアが気になる方はこちらもチェック!

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