一度は買いたい岩手のお土産
浄土ヶ浜や八幡平など、岩手県は海沿いにも山沿いにもたくさんの魅力的な観光スポットが存在します。名所巡りは非常に楽しみですが忘れてならないのが現地で購入できるお土産の数々です。多くの観光スポットは周辺にたくさんの土産店があり、旅の思い出になるさまざまなお土産が販売されています。
お菓子のお土産や名産品を使ったグルメなど、種類が豊富でどれにしようかと迷ってしまうほどです。本記事では岩手観光の際のお土産探しに役立つ情報をご紹介。多彩なお土産の中から一度は購入してみたくなる食べ物のお土産をピックアップします。果たしてどんな絶品のお土産が登場するでしょうか。
岩手のお土産おすすめランキング発表!
それではこれから岩手県のお土産にぴったりな食べ物をご紹介していきましょう。銘菓などのお菓子や岩手県産の食材を使用したグルメ、地元市民にも愛され続けているご当地B級グルメなどさまざまな食べ物の中から10種類をセレクトしてみました。
それぞれのお土産の特徴や魅力、購入できる店舗情報など情報盛りだくさんでお届けします。お菓子のお土産とお菓子以外のお土産に分けてランキング形式にしてみました。岩手観光に出かけたい方には必見のお土産情報です。どうぞご覧ください(岩手県のお土産おすすめランキングの情報は2021年4月10日現在のものです)。
岩手のお土産おすすめランキング5【菓子】
ランキング【5位】:南部せんべい
今では全国の家庭で頻繁に食されるようになった岩手県の有名なお土産です。岩手県の銘菓といえばやはり南部せんべいは外せませんね。小麦粉に塩と水を入れて混ぜ合わせた生地を丸い鋳型に入れて焼いたのが南部せんべいで、その素朴な味わいは年齢を問わず多くの人を虜にしています。
南部藩で昔から食されてきたこのお菓子は岩手県の欠かせない銘菓となっており、岩手土産は南部せんべいと決めている人も多くいます。商品の性質上比較的日持ちするため、たくさんお土産に購入して長く味を楽しむのもおすすめですね。近年ではさまざまなフレーバーの南部せんべいが登場しています。
この岩手県のお土産を手掛けるのは?
年齢を問わずに好まれるこの岩手県のお土産を手掛けるのは、「南部せんべい乃巖手屋」のブランドで南部せんべいを販売する菓子メーカー「小松製菓」です。創業者が子供のころ奉公に出ていた青森県の町でせんべいの焼き方を習い、昭和23年にせんべいのお店を開業して現在に至っています。まさに老舗の味ですね。
創業当時はゴマせんべいが主流でしたが、時代の流れとともに徐々に種類が増え、今ではスイーツになった進化系南部せんべいもラインアップされています。有名なせんべい汁用の「かやき」と呼ばれるせんべいも販売されているのでぜひお土産にして試してみましょう。
お土産は岩手のココで買おう!
南部せんべい乃巖手屋 本店
- 住所岩手県二戸市石切所字前田41-1
- 電話番号0195-23-2209
- 営業時間9:00~17:00
- アクセス八戸自動車道「一戸IC」より10分
ランキング【4位】:平泉黄金バウム
観光名所の特徴を反映した荘厳な姿が魅力の岩手県の有名なお土産です。平泉といえば岩手県を代表する有名な観光スポットですね。世界文化遺産にも登録されたため国内のみならず海外からも多くの観光客が訪れます。そんな平泉の観光土産として人気なのがこのスイーツグルメで、黄金色をした丸い形のお菓子は何とも高級です。
スイーツグルメの正体はバウムクーヘンで、外側の黄金色はその昔平泉を中心に東北地方一帯に勢力を保持していた奥州藤原氏の黄金文化をモチーフにしています。食べずに部屋に飾っておきたくなるようなインパクトのあるお土産ですね。
この岩手のお土産を手掛けるのは?
「いわて国産品コンクール」で賞を受賞したこともあるこの岩手県のお土産を手掛けるのは、バウムクーヘンをメインにさまざまな種類の洋菓子を製造販売する「ブルージュ」です。このお土産はどうしても黄金色の見た目に注目が集まってしまいますが、お菓子に盛り込まれている岩手県産の農産物を忘れるわけにはいきません。
健康にもよいとされている雑穀をもっと食べてもらいたいという思いがこのお菓子に込められていて、岩手産の米と雑穀、鶏卵がお菓子にたっぷりと盛り込まれています。決して安いお菓子ではありませんが、岩手県の名産品が使用されていて岩手土産としてふさわしでしょう。
お土産は岩手のココで買おう!
ブルージュ プリュス花巻店
- 住所〒岩手県花巻市星が丘1-28-4
- 電話番号0198-23-0480
- 営業時間9:00~19:00
- アクセス東北自動車道「花巻南IC」より7分
ランキング【3位】:かもめの玉子
お菓子好きなら知らない人はいないほど有名な岩手県のお土産です。ホクホクっとした甘い黄味餡をカステラ生地で包み込み、さらにそれをホワイトチョコレートでコーティングしたおしゃれで可愛らしい銘菓です。三陸の海を飛び交うカモメの卵をモチーフにつくられていて、一口食べると口いっぱいに黄味餡のコクのある味わいが広がります。
ブラックコーヒーにも渋めの緑茶にもぴったりなお菓子で、しっとりとした上品な味わいはクセになる美味しさです。卵型のユニークな形もこのスイーツ菓子の特徴となっていて、手土産にしても必ず喜ばれるに違いありません。
この岩手県のお土産を手掛けるのは?
お菓子でありながら日持ちもするこの岩手県のお土産を手掛けるのは、昭和8年創業という老舗菓子舗「さいとう製菓」です。和菓子と洋菓子両方を手掛けており、どのお菓子にも東北産の小麦粉や卵が使用されています。
かもめの玉子はさいとう製菓の大ヒット商品となっていて、黄金バージョンやプレミアムバージョン、季節限定バージョンなどさまざまなタイプのかもめの玉子があって選ぶのが楽しみです。お菓子そのものも魅力的ですが、岩手県の名所巡りができるパッケージなど商品全体の価値にも注目できますね。お土産選びに迷ったならこの定番商品をおすすめします。
お土産は岩手のココで買おう!
かもめテラス 三陸菓匠さいとう 総本店
- 住所岩手県大船渡市大船渡町字茶屋前7-31
- 電話番号0192-27-3135
- 営業時間9:00~19:00
- アクセス三陸自動車道「大船渡碁石海岸IC」より8分
ランキング【2位】:奥州ポテト
なめらかな口ざわりが魅力の岩手県の人気のお土産です。スイートポテトといえばサツマイモを使った人気のスイーツグルメですね。奥州ポテトもそのスイートポテトに分類されるお菓子ですが、食感が一般的なスイートポテトと少々異なっています。口に入れると実にクリーミーで、口の中でとろけていくような食感が魅力的です。
そのソフトな食感を生み出しているのは、生地に練りこまれている生クリームとスイートポテトの中央に盛り込まれているカスタードクリームで、サツマイモの自然な甘さを犠牲にすることなくしっとりとした美味しさを実現しています。
この岩手のお土産を手掛けるのは?
メディアで取り上げられて話題となったこの岩手県のお土産を手掛けるのは、岩手県の食材を使った地元ゆかりのお菓子を製造販売する「フルールきくや」です。お店では奥州ポテトを1個から購入できるので、お土産にする前に味見をしてみるのもおすすめですね。大きいものでは20個入りも用意されているので、職場などへのお土産にも最適ではないでしょうか。
そのまま食べてももちろん美味しいのですが、冷蔵庫に入れて冷たくすると意外にも絶品です。夏場など暑い時期にはたくさん購入して冷蔵庫にストックしておくといいでしょう。賞味期限は2週間ほどと比較的長めです。
お土産は岩手のココで買おう!
フルールきくや 前沢本店
- 住所岩手県奥州市前沢三日町15-3
- 電話番号0197-56-5002
- 営業時間9:00~19:00
- アクセス東北自動車道「平泉前沢IC」より5分
ランキング【1位】:純良発酵バターケーキ
有名観光スポットで購入できる岩手県のお土産です。洋菓子の味に大きな影響を及ぼすのがバターですね。このスイーツグルメの味に決め手となっているのも使用されている発酵バターです。家庭で一般的に使われているバターはクリームをそのままかき混ぜてつくりますが、発酵バターは原材料となるクリームを乳酸菌を使って発酵させています。
クリームをたった半日から一日発酵させるだけでバターの味は格段にアップしますね。純良発酵バターケーキもその発酵バターならではのコクと風味がお菓子そのものの味わいをより高めています。コーヒーや紅茶とよくマッチする味わいです。
この岩手のお土産を手掛けるのは?
高級感のある上品な味わい魅力のこの岩手県のお土産を手掛けるのは、岩手県を代表する有名観光スポットの「小岩井農場」です。小岩井農場といえば乳製品のお土産が人気ですね。小岩井農場では発酵バターも製造しており、その発酵バターをケーキにたっぷりと使用しています。
また、農場内にある朴の木でこしらえた木枠を使って焼いているのもこのお菓子の美味しさの秘密です。ひと口食べると発酵バターの風味が口の中いっぱいに広がって、まるでバターをそのまま食べているような感じがします。バターケーキはすでにカットされているのですぐに食べることができて便利です。
お土産は岩手県のココで買おう!
小岩井農場
- 住所岩手県岩手郡雫石町丸谷地36-1
- 電話番号019-692-5575
- 営業時間平日10:00~15:30,土日祝日9:00~16:30
- アクセス東北自動車道「盛岡IC」より15分
岩手のお土産おすすめランキング5【菓子以外】
ランキング【5位】:ベアレンビール
美味しいお酒が飲みたいという人にぜひおすすめしたい岩手県の人気のお土産です。ビールの本場といえばドイツですが、ベアレンビールを飲むとその本場の味を確かめられます。クラシックやアルト、シュパルツなどいくつかの種類がありますが、どのビールも香り高く麦芽の味わいが素晴らしい絶品のビールに仕上がっています。
季節限定のビールも販売されているので、購入する際にはぜひチェックしたいですね。手間暇かけてつくられる地ビールのため安い値段ではありませんが、たまにはちょっとおしゃれに岩手県のご当地土産などをつまみながら高級ビールを楽しんでみるのもいいでしょう。
この盛岡のお土産を手掛けるのは?
観光のついでに購入できるこの岩手県のお土産を手掛けるのは、こだわりの製法でビールを醸造する地ビールメーカー「ベアレン醸造所」です。ベアレンはビールづくりの本場であるドイツの伝統的な製法を取り入れているのが特徴で、わざわざドイツから年代物の設備を一式購入し、それを船で岩手県まで運んできてビールを製造しています。
ビール工場の見学もできるようになっているので観光も兼ねて訪れるといいですね。特に季節限定のビールはここでしか買えない岩手限定品のため要チェックですね。アルコール類は日持ちするのでお土産として購入しやすいでしょう。
お土産は岩手のココで買おう!
べアレン醸造所
- 住所岩手県盛岡市北山1-3-31
- 電話番号019-606-0766
- アクセス東北自動車道「盛岡IC」より20分
ランキング【4位】:じゃじゃ麺
ご当地Bグルメの美味しい味を自宅で楽しめる岩手県の有名なお土産です。わんこそばや冷麺など岩手県には美味しいご当地麺グルメがありますが、忘れてならないのが盛岡市の誇るB級グルメ「じゃじゃ麺」ですね。平べったい茹で麺の上に肉味噌とキュウリ、ネギなどをのせて混ぜ合わせていただきます。
肉味噌がじゃじゃ麺の味の決め手といっても決して過言ではなく、お店によってそれぞれに肉味噌の味に違いがあるのが特徴です。麺を食べ終わる寸前に器に残された肉味噌スープにアツアツの麺の茹で汁を加え、生卵を入れて混ぜ合わせて食べるシメの「チータンタン」も欠かせません。
この岩手県のお土産を手掛けるのは?
岩手県民のソウルフードでもあるこの岩手県のお土産を手掛けるのは、老舗有名店の味を継承して人気を博している「ぱんだ食堂」です。じゃじゃ麺の人気店だった初代ぱんだは区画整備のためやむなく閉店してしまいましたが、その老舗の味を二代目のぱんだが受け継いでいます。
ぱんだではこのご当地グルメをお土産用として販売しており、自宅で本場の美味しいじゃじゃ麺を味わうことが可能です。出来上がりのじゃじゃ麺に粉海苔をかけるとさらに美味しい味に仕上がります。もちろん最後はチータンタンも試したいですね。比較的安いお土産なので購入しやすいでしょう。
お土産は岩手のココで買おう
ぱんだ食堂 盛岡大通店
- 住所岩手県盛岡市大通2-7-19
- 電話番号019-623-1515
- 営業時間11:30~24:00(日・祝日は21:00)
- アクセス東北自動車道「盛岡IC」より20分
ランキング【3位】:サヴァ缶
そのカラフルな色遣いと美味しい味が話題となっている岩手県の人気のお土産です。缶詰といえば比較的地味なデザインが多くなっていますが、この缶詰は赤や黄色、水色や緑色など派手な色遣いが特徴となっています。
缶詰の中身は魚介の「サバ」で、国産のサバを洋風の味付けにして缶に詰め込んでいます。オリーブオイル漬けやチリソース味、レモンバジル味などおしゃれな味付けが魅力的ですね。カラフルな缶詰はキッチンに置いておくだけでも楽しくなってきます。缶詰は比較的安く日持ちもするため、たくさん購入して買い置きをしておくことも可能です。観光土産として重宝しますね。
この岩手のお土産を手掛けるのは?
奇抜なデザインと中身が特徴のこの岩手県のお土産を手掛けるのは、東日本の食の魅力を発信している「東の食の会」とその協力企業です。サヴァ缶は東日本大震災で衰退してしまった三陸の漁業を再生することを目的に開発された商品で、フランス語で「元気ですか?」を意味する「サヴァ」というワードを商品名として採用しています。
サバの缶詰というと味噌風味や塩風味のものが一般的ですが、このサヴァ缶なら味付けが洋風のためパンやパスタなどにも活用が可能です。ぜひ全種類購入して味を確かめてみましょう。話題づくりにはもってこいのおしゃれで美味しい人気のお土産です。
お土産は岩手のココで買おう!
らら・いわて 盛岡店
- 住所岩手県盛岡市菜園1-3-6 農林会館1F
- 電話番号019-626-8178
- 営業時間10:00~18:30
- アクセス東北自動車道「盛岡IC」より15分
ランキング【2位】:三陸海宝漬
高級魚介グルメを惜しげもなく使用した岩手県の有名なお土産です。マスメディアでも取り上げられて話題となった絶品グルメで、三陸名物のイクラとアワビ、メカブをお店秘伝の醤油ダレに漬け込んでいます。高級食材であるイクラとアワビがいっぺんに味わえるとあって人気が高く、年間で10万食を売り上げる驚異的な大ヒット商品です。
ご飯のおかずにも酒の肴にしても絶品で、一度食べたならリピートしたくなること間違いありません。近年ではいろいろな種類の魚介が入ったお店限定のセット物も登場しており、その人気はとどまることを知りません。
この岩手県のお土産を手掛けるのは?
手土産にしても喜ばれる高級感たっぷりのこの岩手県のお土産を手掛けるのは、昭和20年創業という老舗「海宝漬 中村屋」です。入札権を所有する中村屋では漁師から直接グルメに使用する食材を仕入れており、調理に使う魚介類が獲れない季節であっても食材が途切れぬよう独自の製法で加工して、いつでも美味しい三陸海宝漬が提供できるように工夫しています。
アワビの上にちりばめられたイクラはまるで宝石のようにきらびやかですね。見た目も味も高級なこのグルメは話題性抜群です。ただ生の材料を使用しているため日持ちしません。お土産にする際には早めに食べきるようにしましょう。
お土産は岩手のココで買おう!
らら・いわて 盛岡店
- 住所岩手県盛岡市菜園1-3-6 農林会館1F
- 電話番号019-626-8178
- 営業時間10:00~18:30
- アクセス東北自動車道「盛岡IC」より15分
ランキング【1位】:瓶ドン
ご当地名物を瓶に詰め込んだ岩手県で今話題のお土産です。瓶の中のカラフルでおしゃれな食べ物は岩手名物の新鮮魚介で、生で食べられるためそれをアツアツのご飯にそのまま乗せて海鮮丼にして食べることができます。
岩手県には名物の生ウニを滅菌処理して牛乳瓶に入れた「ウニの瓶詰」という有名なご当地グルメがありますが、それにヒントを得て開発されたのがこの瓶ドンです。牛乳瓶という入れ物とおしゃれな色合いが面白いとマスメディアでも取り上げられて話題となり、多くの人々の知るところとなりました。今では新たな岩手県のご当地グルメになりつつあります。
この岩手のお土産を手掛けるのは?
名物を手軽に美味しくいただけるこの岩手県のお土産を手掛けるのは、岩手県産の地物の海産物を使った絶品の珍味を製造販売する「三陸海産暖簾 山口屋」です。山口屋の名物グルメといえばやはり生ウニの瓶詰ですね。ただ、この名物グルメはウニの獲れるシーズン限定の商品のため、他の季節には食べたくてもお土産にすることが不可能でした。
しかし、瓶ドンは期間限定ではなく一年中販売することが可能なため、今では新たな山口屋の名物グルメになっています。山口屋の瓶ドンにはいくつかの種類があるので、お土産にする際にはぜひ全部の種類を購入して食べ比べてみましょう。
お土産は岩手のココで買おう!
三陸海鮮暖簾 山口屋
- 住所岩手県盛岡市盛岡駅前通1-44
- 電話番号019-654-7814
- 営業時間9:00~20:30
- アクセス東北自動車道「盛岡IC」より15分
岩手で思い出に残るお土産を!
ここまで岩手県でお土産にしたいおすすめの食べ物をランキング形式でご紹介してきましたがいかがでしたか?話題のお菓子や銘菓、名産品を使ったグルメやご当地B級グルメなど、岩手県にはお土産に購入してみたくなる魅力的な食べ物がたくさんあります。岩手県を観光する際にはぜひ本記事を参考にして、「岩手土産ならこれ!」というお気に入りのお土産を探してみてください。
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