アネモネとは
アネモネの花の特徴
アネモネの原産地は地中海です。色の種類は赤色、紫色、青色、白色、ピンク色、複色などで、一重咲き、二重咲き、八重咲きの品種があります。開花時期が長く、初心者にも育てやすい花です。春、2月~5月が開花時期で、花壇を赤や紫で鮮やかに彩ります。誕生花の設定日も多いので、ぜひチェックしておいてください。
二重咲きとは?
日本語で「二重咲き(ふたえざき)」とは、花弁が二重になった種類の花のことです。アネモネには一重咲き、二重咲き、八重咲き、さらには「吹き詰め咲き」という、菊咲きを一重咲きが囲んでいるような珍しい種類があります。英語では二重以上はすべて“double”と呼びますが、日本語表現では花の形状が目に浮かぶのが魅力です。
アネモネの名前の意味と由来
アネモネはギリシャ語で風を意味する「アネモス」に由来する名前で、「風の花」または「風の娘」という意味の名前です。開花時期である春に、風にアネモネの細長い茎がゆらゆらと揺れる様子や、アネモネの種子が風に乗って遠くへ飛ぶ様子が、風を意味する名前の由来になっています。
アネモネの別名
アネモネの別名は、牡丹一華(ボタンイチゲ)、花一華(ハナイチゲ)、紅花翁草(ベニバナオキナグサ)といいます。「一華(イチゲ)」とは、一輪の花のことでアネモネの花姿に由来する言葉です。「翁草(オキナグサ)」は、アネモネと同じキンポウゲ科の多年草です。花姿が似ていることが名前の由来になっています。
アネモネの種類と名前
アネモネの主な種類と名前です。八重咲きの大輪品種「セント・ブリジッド」、草丈が高く切り花にも向く「モナ・リザ」、切り花向きの清楚な一重咲きの品種「デカン」(上の写真)、草丈が低めで鉢栽培に向く一重咲きの大輪品種「ポルト」などがあります。特に八重咲きのアネモネは、優雅な花姿が人気の高い種類です。
開花時期
アネモネは主に春(4月~5月)が開花時期ですが、開花時期が10月頃までの種類もあります。キンポウゲ科アネモネ属の多年草球根植物で、耐寒性は強いのですが暑さに弱いのが特徴です。美しい花を咲かせるためには、病気や害虫が発生しやすい3~5月、適切な管理とこまめな害虫駆除に気を付けます。
アネモネの誕生花
誕生花とは?
誕生花とは、1年365日、すべての日に定められた花のことです。親しい人への誕生日プレゼントに添えて誕生花を贈ったり、花言葉を添えて誕生花を贈ったりと素敵な使い方ができます。ご自分の誕生花や親しい人の誕生花を、この機会に調べてみませんか?アネモネの誕生花は、開花時期とおおよそ同じ季節です。
アネモネ全般の誕生花
アネモネ全般の誕生花は、1月22日、3月10日、3月12日、3月13日、4月6日、4月13日です。誕生花は、一種類だけでなく複数の種類の花が設定されていることもあります。誕生日のお祝いブーケや誕生日プレゼントに添える花を選ぶ際の、ご参考にしてください。
赤いアネモネの誕生花
アネモネは、色によって誕生花の日が異なります。赤いアネモネは、3月1日と4月4日の誕生花です。誕生花の設定日が、アネモネの開花時期(3~5月)と重なります。赤いアネモネの花言葉は「君を愛す」というロマンチックなものなので、誕生花を贈る際には花言葉も添えたいですね。
白いアネモネの誕生花
白いアネモネは、4月2日の誕生花です。いろいろな花言葉を持つアネモネですが、白いアネモネの花言葉は「真実」「期待」「希望」と前向きな意味ばかりなので、お誕生日の誕生花のプレゼントにもふさわしいといえます。この誕生花の設定日は、青いアネモネ、紫のアネモネの誕生花と同じです。
青・紫のアネモネの誕生花
青いアネモネは、2月15日、4月2日の誕生花です。紫のアネモネは4月2日の誕生花で、白・青と共通しています。青いアネモネの花言葉は「固い誓い」、紫のアネモネの花言葉は「あなたを信じて待つ」、どちらも大切な約束を連想させる花言葉です。お誕生日に大切な約束をしたい時に贈りたい誕生花ですね。
アネモネの花言葉
アネモネ全般の花言葉
アネモネ全般に共通する花言葉は、「はかない恋」「恋の苦しみ」「見捨てられた」「見放された」です。この恋の苦しみを象徴するような花言葉は、アネモネの英語の花言葉“forsaken”(見捨てられる、見放されるの意)に由来します。恋の苦しみに悩む美しい女性と、きゃしゃな花姿が重なる花言葉です。
赤いアネモネの花言葉
アネモネの花言葉は花の色によって異なります。赤いアネモネの花言葉は「君を愛す」です。一般に、赤色は燃えるような愛や温かな愛情を連想させることから、赤い花の花言葉の多くは、愛に関連しています。「君を愛す」という素直な花言葉は、アネモネの丸みのある花弁や、すっと伸びた優しい花姿にぴったりですね。
白いアネモネの花言葉
白いアネモネの花言葉は「真実」「期待」「希望」です。一般に、白い花は清楚で清らかな印象があることから、「真実」「希望」といった花言葉を持ちます。白いアネモネの花言葉「期待」は、心待ちに待つことを意味する言葉です。紫のアネモネの花言葉「あなたを信じて待つ」とも似通っています。
青いアネモネの花言葉
青いアネモネの花言葉は「固い誓い」です。一般に、青色が持つ抽象的イメージは「信頼、誠実、冷静、落ち着き」であり、青いアネモネの花言葉でもある「固い誓い」が守られることを予想させます。誰かと何かを約束したり、将来を誓い合ったりする時に、青いアネモネを贈ると素敵です。
紫のアネモネの花言葉
紫のアネモネの花言葉は「あなたを信じて待つ」です。一般に、紫の持つイメージが「高貴と下品」「神秘と不安」など二面性を持つことから、この花言葉には信頼と同時に不安がうかがえます。青いアネモネの花言葉が双方向の信頼、「固い誓い」なのに対して、紫のアネモネの花言葉は一方的な信頼の印象です。
アネモネの伝説
花の女神フローラの伝説
風の神ゼフュルスは、花の女神フローラの侍女、精霊のアネモネを愛していました。フローラは、頻繁にアネモネの元を訪れるゼフュルスが、自分のことを愛していると勘違いしてしまうのです。真実を知ったフローラは、嫉妬でアネモネを追い出します。ゼフュルスはフローラとの関係悪化を恐れ、アネモネを花の姿に変えてしまいました。こうして花のアネモネが誕生したのです。
美の女神ヴィーナスと美少年アドニスの伝説
アネモネにまつわるもう一つの伝説をご紹介します。ギリシャ神話の中で、ある日キューピッドの恋の矢が、美少年アドニスの母、美の女神ヴィーナスの胸を射抜いてしまいました。ヴィーナスがアドニスのとりこになった後、アドニスは運悪くイノシシにかみ殺されてしまいます。ヴィーナスはアドニスの死を嘆き、あの世を支配する神様にアドニスを花の姿に変えてもらい、アネモネが誕生しました。
まとめ
アネモネの花言葉は「恋の苦しみ」「希望」など種類豊富で、花色により異なります。誕生花や誕生日プレゼントにアネモネを添えて贈るときは、花言葉の意味やアネモネ誕生秘話を添えると素敵です。誕生花がアネモネの人やアネモネ好きの人は、ぜひアネモネ誕生にまつわる言い伝えも一緒に覚えておきましょう。
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