本棚diyの基本
本棚diyは所有している本に合わせた設計が可能です。本を上に積んで保管したり、無理矢理詰め込む必要がないことが、人気の理由のひとつになります。また現在は多数の書籍に、diy用の設計図が付属していて取り組みやすいインテリアです。
好みの時代やジャンルのアンティーク風本棚は、あるだけでdiy後に部屋で過ごす時間を心地よくすることも、アンティーク好きな人に人気の理由になります。
アンティーク好き本棚diyのデザイン
- アンティーク本棚diyデザインは素朴
- 本棚の色合いをアンティーク加工
- アンティーク家具を本棚にリメイク
アンティーク風本棚diyの準備
具体的な本棚のデザインと、本棚を置く場所のサイズ確認と、組み立て前の木材などもおける作業場所の確保をします。本棚の作り方は、収納する本の種類によってアレンジするのか、壁を背にしたラック型にするのかなどの詳細を決めることも、作り方を決める事前準備になります。
また組み立てに必要な各種道具や、塗装作業に必要なシートと道具の準備も必要です。diyにとれる時間や作業計画も考えておくと、計画通りに完成しやすくなります。
アンティーク好きのdiy人気色
アンティークdiy向き塗料 | 特徴 |
ミルクペイント | マットな質感の水性ペンキ |
蜜蝋ワックス | 木製家具用で自然なツヤ |
ウレタン塗料 | 木材専用の水性保護剤 |
水性ステイン | 木に染みこむ着色剤 |
アンティークdiyにおいて、塗料での加工は仕上がりを好みにするのに必要です。塗料を完全に乾燥させるため、diyをはじめる前に、木材を塗装後1日以上の放置ができる乾燥場所も必要。塗料はオフホワイトやオークなどの人気色を単色で使うほかに、複数塗料を混ぜてアレンジする方法があります。
新しい木材からアンティーク風本棚diy
新品の木材を素材に使うときは、カラーとデザインを好みの時代風の本棚diyにするか、デザインは素朴でカラーのみでアンティーク風本棚diyにする方法があります。簡単な本棚diyではデザインは素朴にする方法になります。
木材の切断サービス利用は『板取り図』が必要になります。店によっては『板取り図』は『木取り図』ともよばれていて、サイズや板の枚数と、仕上がりデザインを書いた絵です。本棚だけでなく、どの家具でもmm単位で書くのが一般的になります。
木材の種類
素材 | 特徴 |
スギ | 柔らかく加工しやすい |
パイン | 家具に多く使用 |
集成材 | 木の板を複数つなげた人工木材 |
SPF材 | 家具に多い3種類の木材 |
ランバーコア合板 | 歪みにくく硬度が高い |
本棚diyでは、部屋に合わせた細かな設計をおこなう場合と、規定の切断済み素材を使用する方法があります。店で販売されている切断済み木材を使用するほうが簡単になります。
木材が割れていたり、虫食いやカビが生えるものと、歪み部分の有無に注意が必要です。人気の素材はツーバイ材や集成材やSPF材などになります。本棚の素材で100均で購入できるMDFは仕切りや、埃よけの裏板には使用できても、メインの枠にはむかない素材です。
本棚diyの道具と材料
ドライバー | 電動ドリル | カナヅチ |
メジャー | ボンド | ヤスリ |
クランプ | サシガネ | キリ |
鉛筆 | 角度定規 | 穴埋めパテ |
ビズ | 棚ダボ | ネジ |
簡単な本棚diyでは、木の切り出しから始める場合でなければ、道具にノコギリやカンナなどは必要ありません。ヤスリは粗めと細かい目の両方があると仕上がりがよくなります。色を塗る予定なら、ローラーやハケなど着色する道具も必要です。
固定の手順
木材に接着幅の下書きをして、垂直に接着剤で固定します。完全乾燥後にキリで穴を開け、クギやネジかビズを使用する手順になります。先に接着剤で固定すると、組み立て時のずれを防げるので、人気の下処理方法になります。パテはネジ後の板との段差を埋めるのに使います。
ラック型の本棚diyは、棚ダボを使うと機能的なインテリアになります。本だけでなく手持ちのアンティークグッズに合わせて調整できるので人気です。
アンティーク好きの本棚diy例
天井まで届く本棚diy
縦になる列分の一枚板と、段数分の複数の横板と背面の一枚板が材料です。背面の板は本棚全体のサイズで一枚のみ。デザインは最大の本の収納サイズで統一することが、簡単な作り方になります。
多くの書籍で設計図も出ているデザインですが、背面に使用する木材は、高さも幅も大きくなるので、diyでは列ごとに独立した本棚を固定する方法もおすすめです。本棚をじかに壁と天井にネジなどで固定するので、塗装作業は組み立て前にすることがおすすめになります。
本棚diy後のアンティークグッズの配置
壁一面の本棚では、窓の配置によっては直射日光が当たる部分があります。アンティークグッズの日焼けの心配がある場合は、日に当たる場所を避けたり、大きめの本は下の段に配置します。
ラック型アンティーク本棚diy
ラック型は、仕切り板を自由に配置できることが魅力の本棚diyです。手順は外側の板と横板のみをしっかり固定して、仕切り用に板を入れるので、1枠内の横幅に変化をつけることが可能になります。本を置くスペースとアンティークグッズを飾るスペースをわけると、より個性的に仕上げられます。
下段に扉を付けて本棚にも使える工夫があれば、日を避けたいアンティークグッズや本の収納に役立つ収納家具になります。カラーは光沢感のない水性ステインを使うことで、木目をいかした色合いです。
ラック型本棚diyのポイント
- 壁のカラーに合わせる
- 本が重ければ木材を厚くする
アンティーク本棚へリメイクdiy
アンティーク食器棚やアンティークデスクは、リメイクdiyで本棚への応用が可能です。アンティーク家具のリメイクの注意点は、安定性を確認するために金属部品の交換や、腐食の確認は必要になります。
アンティーク食器棚は、カテラトリー用の引き出し部分に大型本の収納が可能です。本棚diyではアンティーク家具の凝ったデザインは変えず、ワックスなどの保護材を塗るdiyになります。アンティークデザインをそのまま利用するため簡単な作業です。
リメイク本棚のポイント
- 木材の腐食の確認
- アンティークデザインをいかす
- 保護剤を塗布
アンティーク好きの収納例
色調を揃える
アンティークグッズや他の家具によって、インテリアのジャンルが決まっている場合は本棚も合わせます。カントリー調であれば、色合いは床や他の家具に合わせると落ち着いた雰囲気になります。
アンティークグッズのジャンルや置物などの種類で、本棚diyでは落下防止対策に、ポールを設置したり金属線や網を使う方法があります。色の種類を合わせることで、diy本棚の雰囲気を保ちつつ、落下防止の対策になります。
本が倒れない工夫
本の収納は、ジャンルを揃えれば背表紙が似ていることが多くまとまり感があり、また大きさごとにわけると、収納に統一感があって安定します。
本が横倒れして、アンティークグッズとの衝突を防ぐために、ブックケースやブックスタンドなどの支えの使用がおすすめです。アンティーク色にケースや支えを揃えたり着色する方法は、雰囲気を乱さないのでおすすめになります。
部屋に調和させる
アンティーク風の深い色の本棚に新品の本をならべると、雰囲気と調和しないことがあります。簡単にできる工夫は、部屋と本棚にとって違和感のないブックカバーをつける方法になります。本の保護だけでなく、色合いやジャンルでの整列でも統一されるのでおすすめです。
アンティーク風の既製品ブックカバーはもちろん、ブックカバーのdiyでは、雰囲気のある絵を印刷した紙のブックカバーや、革のブックカバーができます。革のブックカバーは重厚感があり、diyのアンティークの雰囲気に合います。
アンティーク好きの収納ポイント
- 本の色で収納をわける
- 大きさを揃えて収納する
- ブックカバーを活用する
まとめ
アンティーク好きの人のための本棚diyは、部屋の雰囲気に合わせたインテリアであることが大切です。おしゃれに本もアンティークグッズも飾るには、ジャンルと年代が近くなるdiyをすることがポイントになります。
リメイクでは、強度に問題が無ければ、壁に沿って既存の本棚や三段ボックスを積み上げて固定する作り方があります。固定するのと色を変えるリメイクだけなので、アンティーク本棚diyではおしゃれなインテリアにしやすいです。
アンティーク好きの簡単な本棚diy
- 魅せるインテリアを意識
- 配置する部屋に合わせる
- 既存の本棚や一般販売の設計図も使用
アンティークdiyが気になる方はこちらもチェック!
アンティーク本棚diyの各材料の詳細や、他のインテリア家具diy記事を探している方に、参考になりそうな記事を見つけました。塗料はインテリアの雰囲気を決める重要で人気な材料で、塗り方のこつを知るとdiy作業がはやくなります。
塗料の種類は多く、おしゃれなインテリアdiyやアンティークアレンジにはかかせない材料です。100均で販売している水性塗料もありますが、色の種類がおおいホームセンターや、塗料ショップで大容量の塗料の比較をすることがおすすめになります。
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出典:https://unsplash.com/photos/_YzGQvASeMk