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【連載】ドライブで楽しむおすすめの旅 ~春の福島でお花見とグルメを堪能!~

春の花と美味しいグルメを楽しみに福島に出かけてみましょう。残雪のある美しい山々をバックにドライブ旅を満喫できます。今週は春の福島を巡る観光コースをご紹介します。全部で7つの観光スポットをドライブで巡ります。どうぞご覧ください。
更新: 2021年5月18日
iiyudana
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春は福島にドライブしよう!

出典:ライター撮影

いい旅してますか?今週は遅い春の訪れを感じられる福島県をドライブします。旅の舞台となるのは福島県喜多方市です。福島県の北西部に位置する喜多方市は、飯豊連峰や会津磐梯山を望む風光明媚な市として知られています。そばやラーメン、日本酒など名物もたくさんあって観光地として大変魅力的です。

今回の観光のスタートとなるのは会津縦貫北道路「喜多方IC」です。この道路はお隣の会津若松市から喜多方市まで延びている総延長約20キロメートルの地域高規格道路で、磐越自動車道と連絡しているため関東方面や新潟方面からのアクセスもしやすくなっています。

ドライブ旅の行程をご紹介

出典:ライター撮影

それではさっそく今回のドライブ旅の行程をご紹介しましょう。まず最初は喜多方市の山間部にあるスポットで春の訪れを告げる綺麗な花を観賞します。次に喜多方市の市街地にある老舗の酒蔵で蔵の見学を楽しみ、ついでに日本酒のお土産も購入します。続いてそこから歩いて行ける場所にあるB級グルメの博物館でグルメについての知識を学び、ランチスポットに移動して実際にB級グルメを食します。

午後の部のスタートは豆菓子の工場で冷たいスイーツグルメを味わい、そこからめずらしいアート体験ができる工房に移動します。遊んだ後は近くにある道の駅までドライブして、ユニークなグルメと温泉を堪能します。

 

綺麗な春の花に心癒されよう!

出典:ライター撮影

福寿草の里 沼ノ平

まず最初に訪れるのは福島県の有名なお花見スポットです。喜多方市山都町の沼ノ平地区には春の訪れを告げる花のひとつ「福寿草」の群生地があります。福寿草といえば黄色の可愛らしい花をつける宿根草ですね。

沼ノ平地区にある集落にはこの福寿草が自生していて、春になると約5ヘクタールの広さの丘の斜面に約100万株の福寿草が咲き誇ります。日本でも有数の規模を誇る群生地となっていて、見頃の時期には黄色の絨毯を敷いたかのような風景が目の前に広がります。見頃の時期は3月中旬から4月中旬までです。

福寿草まつりも見どころ

喜多方市は福島県内でも積雪が多いため福寿草の咲く時期は遅めですね。見頃前半の時期にはまだ斜面に雪が残っていることもしばしばです。雪の中から顔を出す福寿草もまた綺麗ですね。群生地には散策路が設けられているのでそこを歩きながら花を観賞します。

見頃の時期には群生地の周辺で福寿草まつりが行われ、山都町の特産品の販売や福寿草の苗の販売などが行われます。雪の下で保存して甘みが増した雪下野菜はぜひ購入したいお土産ですね。見学するには300円の環境保全協力金が必要なので準備しておきましょう。

観光スポットは福島のココ!

福寿草の里 沼ノ平

  • 住所
    福島県喜多方市山都町朝倉字東城乙1326-1
  • 電話番号
    0241-38-3655
  • アクセス
    会津縦貫北道路「喜多方IC」より30分

喜多方の酒蔵を見学

大和川北方風土館


綺麗な福寿草の花で春を感じたなら今度は酒蔵見学を楽しみましょう。福寿草の群生地から25分ほどドライブした場所にある大和川酒造に移動します。福島県の会津地方といえば酒どころとしても有名ですね。喜多方市は山形県と新潟県との県境にそびえる飯豊山の伏流水が湧き出る場所で、綺麗で豊かな水は酒づくりには欠かすことができません。

大和川酒蔵は寛政2年創業という老舗の酒蔵で、この豊かな水を使った美味しい酒をつくり続けています。酒蔵のすぐ脇にも水が湧き出している場所があるので伏流水の豊かさがよくわかりますね。

喜多方の銘酒をお土産に!

酒蔵に隣接する北方風土館では江戸、大正、昭和とそれぞれの時代につくられた蔵を見学することができます。酒づくりのためのさまざまな工夫と知恵が盛り込まれた歴史ある蔵は一見の価値がありますね。

見学が終わると大和川酒造で製造する日本酒を販売する売店へと移動します。利き酒が楽しめるコーナーとなっているためお酒好きにはたまりませんが、ドライバーはぜひ自宅に帰ってから美味しいお酒をいただきたいですね。一般の酒店などでは出会う機会の少ない銘柄の日本酒も並んでいるので、ぜひそれらをお土産にしてみてください。

観光スポットは福島のココ!

大和川北方風土館

  • 住所
    福島県喜多方市字寺町4761
  • 電話番号
    0241-22-2233
  • 営業時間
    9:00~16:30
  • アクセス
    会津縦貫北道路「喜多方IC」より8分

福島のB級グルメについて学ぼう!

出典:ライター撮影

喜多方ラーメンミュージアム・喜多方ラーメン神社

日本酒のお土産を購入したなら、次は福島県を代表するB級グルメのミュージアムへと向かいます。歩いて2分ほどの場所のためそのまま徒歩で向かうのがいいですね。喜多方ラーメンは全国的にも有名な福島グルメで、市内には100店以上のラーメン店がひしめき合っています。人口あたりのラーメン店の数は全国有数です。

喜多方ラーメンは前述の日本酒のように飯豊山の伏流水を使ってつくるモチモチの麺が特徴で、煮干しや鶏ガラなどでダシをとった醤油ベースのスープが一般的です。喜多方ラーメンミュージアムではこの喜多方ラーメンの歴史や美味しさの秘密を無料で知ることができます。

ミュージアムは絶好の撮影スポット

蔵づくり風の建物の入り口には割りばしの形をした柱でできた鳥居が立っています。とてもユニークな形の鳥居なのでぜひその前で記念写真を撮影してみましょう。また、屋内には大きなラーメンの丼ぶりがあり、その中に入って自分がラーメンになった気分で写真を撮影することもできます。

パネルを使って喜多方市内全域のラーメン店の情報を紹介するコーナーもあるので、まずはこのミュージアムに立ち寄ってラーメン店選びをしてみるのもいいですね。ミュージアムには駐車場がないため、市役所の駐車場などを利用することをおすすめします。

観光スポットは福島のココ!

喜多方ラーメンミュージアム・喜多方ラーメン神社

  • 住所
    福島県喜多方市2-4662
  • 電話番号
    0241-23-0404
  • 営業時間
    10:00~16:00
  • アクセス
    会津縦貫北道路「喜多方IC」より7分

喜多方ラーメンの名店でランチ

出典:ライター撮影

めん房 大喜

午前中たっぷりと観光を満喫した後は喜多方ラーメンのランチでドライブ旅を盛り上げましょう。おすすめするのはラーメンミュージアムから7分ほどドライブした場所にある大喜です。ランチ時は行列ができることもある有名なお店で、名店としてはめずらしくランチタイムからディナータイムまで通し営業をしています。

有名店の多くはランチタイムでスープがなくなってしまったり、ディナータイムまで店を閉めてしまったりするので、どの時間帯に立ち寄っても美味しいラーメンが食べられる大喜の存在は貴重です。


おすすめは味噌ラーメン

喜多方ラーメンは醤油スープが主流ですが、以外にも大喜の人気ラーメンは味噌です。大喜では全国から取り寄せた3種類の味噌を独自にブレンドしてスープに使用しています。味噌ラーメンといってもこってりと脂が浮いたスープではなく、あっさりとした和風の味噌味が特徴ですね。

美味しいスープなので食べているといつの間にかスープをすべて飲み干してしまいます。もちろんスタンダードな醤油ラーメンも美味しいので、ぜひ両方の味を注文して食べ比べしてみることをおすすめします。

観光スポットは福島のココ!

めん房 大喜

  • 住所
    福島県喜多方市関柴町上高額字東原1261-2
  • 電話番号
    0241-23-1695
  • 営業時間
    10:00~20:45
  • アクセス
    会津縦貫北道路「喜多方IC」より2分

スイーツグルメでお口直し

おくやピーナッツ工場

麺グルメを食した後は口直しにスイーツグルメはいかがでしょうか。大喜から5分ほどドライブするとおくやピーナッツ工場に到着します。豆を使った製品を製造販売する会社で、特に落花生は生産から加工までをすべて地元で行っているのが特徴です。

工場と名乗ってはいますが実際に販売も行っていて、こだわりの落花生を使ったお菓子や他の豆菓子を豊富にラインアップしています。保存もしやすい豆菓子はお土産にぴったりですが、ここでしか味わえない冷たいスイーツグルメがおすすめです。

トッピングでちょっと贅沢に!

こちらで味わえるスイーツグルメは自慢の落花生を使った「ロイヤルピーナッツソフトクリーム」です。会津産の落花生をペースト状にしてロイヤルソフトと一緒に練りあげてつくります。うす皮のまま加工するため風味がよく、ポリフェノールもたっぷりと含まれています。

濃厚な味わいのソフトクリームは塩辛いラーメンを食べた後には最高ですね。その日の朝につくっているので出来立てを味わえるのは何よりです。さらに50円を支払うと塩味のきいたピーナッツをトッピングできます。さらに美味しさがアップするのでぜひお試しください。

観光スポットは福島のココ!

おくやピーナッツ工場

  • 住所
    福島県喜多方市字天満前8930
  • 電話番号
    0241-23-7630
  • 営業時間
    10:00~18:00
  • アクセス
    会津縦貫北道路「喜多方IC」より6分

アトリエでアート体験

あとりえ山桜

絶品スイーツグルメを味わった後はおしゃれにアート体験を満喫しましょう。おくやピーナツ工場から20分ほどドライブした場所にある工房に移動します。アトリエ山桜で体験できるのは「フィルムステンドアート」と呼ばれるクラフトで、ガラス板などの素材に特殊なカラーフィルムを鉛製のリード線と一緒に張り付けていきます。

リード線は接着テープのように加工されているため、火や水などを使う必要がないので安全ですね。フォトフレームやネームプレートなどが本物のステンドグラスのような風合に仕上がります。

出来上がった作品をお土産にしよう!

クラフト体験は制作するものによって制作時間が異なっていて、フォトフレームなど大きめの作品の場合には2時間ほどかかります。観光のスケジュールにもよりますが、あまり時間が取れないなら30分ほどで完成する蝶々や花などの小さめの作品がおすすめですね。

料金は1,000円から3,000円ほどで楽しむことができます。材料もすべて工房で用意してくれるため手ぶらで出かけられるのでお手軽ですね。体験は完全予約制になっているので、喜多方観光のスケジュールが決まったなら早めに予約を入れることをおすすめします。


観光スポットは福島のココ!

あとりえ山桜

  • 住所
    福島県喜多方市熱塩加納町大字熱塩字中志田丁175
  • 電話番号
    090-7668-3700
  • 営業時間
    10:00~16:00
  • アクセス
    会津縦貫北道路「喜多方IC」より20分

ラーメンの進化系グルメを堪能

出典:ライター撮影

道の駅 喜多の郷

アートな体験を満喫した後は再びグルメを味わってみましょう。あとりえ山桜から10分ほどドライブした場所にある道の駅に移動します。この道の駅では喜多方ラーメンの進化系ともいえるめずらしいグルメを食すことができます。それが「ラーメンバーガー」です。

何と焼き固めたラーメンの間にラーメンの具材が挟み込まれています。ラーメンの素材には地元産の小麦が使用されていて、チャーシューも「会津地鶏」と「麓山高原豚」という福島県の特産品が使われています。奇想天外の福島グルメはSNS映えしますね。

温泉も一緒に楽しもう!

この道の駅には日帰り温泉施設があるのでグルメを味わったついでにドライブ旅の疲れを癒してみてはいかがでしょうか。肌に優しい単純温泉が内湯と露天風呂で堪能できます。内湯は大変広々していてガラス越しに外の景色が眺められます。

また、こじんまりとした露天風呂も解放感いっぱいで気分爽快です。サウナもあって疲れた体をほぐすにはぴったりですね。入浴料もリーズナブルで、特に午後5時以降は大人300円と銭湯価格で入浴が楽しめます。ドライブ旅のシメにふさわしい観光スポットですね。

観光スポットは福島のココ!

道の駅 喜多の郷

  • 住所
    福島県喜多方市松山町鳥見山字三町歩5598-1
  • 電話番号
    0241-21-1139
  • 営業時間
    9:00~21:00
  • アクセス
    会津縦貫北道路「喜多方IC」より10分

福島の春は魅力いっぱい!

出典:ライター撮影

今週は春の福島県でお花見とグルメを堪能するドライブ旅をお届けしましたがいかがでしたか?たくさんの福寿草が自生する群生地は大変貴重です。ぜひ次のお休みはマイカーを走らせて、綺麗な福寿草と美味しいグルメを楽しみに福島県に出かけてみてください。