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屋根付きウッドデッキをDIYしよう!簡単な作り方をイチから徹底解説!

ウッドデッキをお庭に設置したいとお考えの方必見!自作の屋根付きウッドデッキは、やり方を知れば意外と簡単DIYで作れる上、後付けよりも床部分の耐久性があがります。お庭にお手製の屋根付きのウッドデッキをDIYして、ワンランク上のお庭に変身させてみませんか。
2021年5月20日
佐藤3
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はじめに:屋根のあるウッドデッキをDIY

できるだけ簡単に屋根ウッドデッキをDIYする方法

Photo by sukitamba

屋根があると多少の雨が降ってもウッドデッキが使えますし、雨ざらしではないのでテラス部分の寿命も伸びます。DIYで屋根のあるウッドデッキを日曜大工で自作しましょう。

屋根付きのエクステリアをDIYするとなると難しそうと少し尻込みしてしまう方もいらっしゃるかも知れませんが、しっかりと転圧して基礎を作っておけば沈むこともほとんどなく柱を固定することができるでしょう。

お気に入り屋根付きテラスをDIYしよう

屋根付きのウッドデッキで庭をながめながらお茶をいただいたり、子どもやペットを遊ばせたりと優雅なひとときを過ごすしたい方へ。できるだけ簡単にできる屋根のDIY方法をご紹介します。

今回は作業量が多いので基礎と柱などを作る基礎編と屋根をあげる屋根編のふたつに分けてわかりやすくご説明いたします。

屋根付き木製ウッドデッキDIYの材料と道具

屋根付きウッドデッキテラスのDIY解説の前に、まずは屋根付きウッドデッキDIYに必要な材料と道具類をチェックして揃えておきましょう。

またこれは作り方の一例ですので木材部分をアルミ製の柱にしたり、屋根材をポリカーボネートではなく別の素材に変える場合はそれに適した材料や道具を別途ご用意ください。

屋根ウッドデッキDIY材料1.柱や基礎材

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今回庭に木製テラスを自作するのに使用する柱材は木製。ウッドデッキ部分は2x4材を使います。屋根部分は垂木用の杉材(2x4材でもよいですが杉材で十分)をDIYするテラスの広さに合わせて長さ・本数を割り出しましょう。

すべての木材を屋外用塗料で塗装しておくと耐久性が上がるので屋外用の防腐・防水できればUVカットなどの効果のある塗料も使います。

柱を建てる束石やコンクリート板も必要

柱は直接地面に打ち込むわけではありません。木材ですと土の湿気で腐るからです。柱を立てる下にはコンクリート板や束石を置きましょう。これも柱の本数分準備しておきます。

屋根ウッドデッキDIY材料2.屋根材

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今回のウッドデッキDIYづくりは屋根にポリカーボネートを使って仕上げます。いわゆる波板というものですが軽くて水に強く耐久性もあり、扱いやすいという特徴があっておすすめ。

ウッドデッキ全体を覆う広い屋根の場合1枚だけでは足りないことがほとんどなので、DIYで気をつけるのは重なり分も含めてポリカーボネートの使用量を求めておくことでしょう。


屋根ウッドデッキDIY道具1.電動工具

Photo byfia1_1

屋根付きウッドデッキのような大きなものづくりDIY作業をするには、手動の工具では少し手間がかかりすぎて大変です。ドライバーや穴あけ用のドリルなど基本的な電動工具があるとよいでしょう。

木材カット用の電動ノコギリもあるとよいですが、これは木材購入の時に有料でホームセンターでやってもらえますので、そちらを利用しても一つの手。屋根付きウッドデッキDIYに限らず材料を買いに行く前に簡単でも良いので設計図と必要木材を出しメモとして持参すると話が早いです。

屋根ウッドデッキDIY道具2.シャベルなど

フリー写真素材ぱくたそ

いちから屋根付きウッドデッキをDIYするには、設置地面の整地・転圧(地面をしっかり押し固めて沈下を防ぐ作業)が必要なので、スコップなどの土木工事用の道具も必要です。

屋根ウッドデッキDIYなどの建築物では​​​​​​、​水平を取ることも大切なので水準器も安いものでよいので準備しておきましょう。墨つぼと水糸もあると直線のマーキングや水平を取るのも簡単にできますが、これは絶対になくてはいけないものではないのであれば用意する程度でokです。

簡単な屋根ウッドデッキの自作方法【基礎編】

簡単な屋根付きウッドデッキの作り方、まずは基礎を作って柱を立てて屋根を乗せられるようにするまでをご説明します。参考動画では先に屋根を取り付けていますが床と屋根どちらを先にしてもかまいません。

屋根付きウッドデッキDIY1.転圧など

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参考としてご紹介している動画では下はコンクリートでそこに束石を固定して柱を立てています。このような状況ならば沈む心配はまずないので固定と水平に気をつけるだけでよいです。

しかし下が土である場合は設置範囲には砂利を敷き転圧機や自体重でしっかりと地面を固め、その上に束石を置き水平を取ってから屋根付きウッドデッキの柱を立てていきましょう。

作り方のコツ

束石を置く(柱を立てる)場所の下にはコンクリート石でかかる力が分散するようにすること、ウッドデッキ部分が水平になるよう高さを調整するのが基礎部分の目的です。ここに気をつけてください。

屋根付きウッドデッキDIY2.柱を立てる

屋根付きのウッドデッキの場合は屋根が乗る高い柱をDIYします。この柱の幅は目安として1メートル前後。間隔は最長でも1.1メートルを超えないようにした方が屋根が安定するでしょう。

柱の立て方は簡単で束石にビスで固定します。水平をきちんと取っていれば力はひとつの柱にかかることはありません。


作り方のコツ

屋根は傾斜が必要となるのでその傾斜角度に合わせて、家側と庭側の柱の高さも変えてください。角度目安として三寸勾配の出し方をご説明しましょう。

三寸の角度を付けるには10の長さに対して3下げるので100センチの屋根の長さであれば奥と手前の柱の差は30センチとなります。ウッドデッキDIYの屋根勾配の参考にしてください。

屋根付きウッドデッキDIY3.梁をあげる

Photo byAlexas_Fotos

ウッドデッキの柱が立ったら屋根用に梁(はり)を付けていきましょう。梁は柱と柱をつなぐようにビス留めします。この上に棟(むね)が乗りウッドデッキの屋根をDIYすることになるでしょう。

梁を付けることで柱の前後左右のぐらつきを防ぐ役割もあるため、はしょらずにしっかりと取り付けてください。

屋根付きウッドデッキDIY4.根太

Photo byCapri23auto

手順としてはここで屋根を仕上げてしまうと雨が降っても作業ができるというメリットがありますが、屋根と基礎・柱で解説をわけているのでここではウッドデッキ根太(ねだ)の設置のDIY方法を先に解説します。

ウッドデッキ用の根太は屋根がつこうと付くまいと人が乗るための重要なDIY部分です。柱だけよりもより力が分散して崩壊しづらくなります。

作り方のコツ

根太は柱に2x4材をビスで固定してDIYします。この上にウッドデッキの床板が乗ることにもなるでしょう。横と縦できるだけ均等な間隔で根太が入るのが理想です。板の長さが足りなくて継ぐ場合は柱の部分でおこないましょう。

屋根付きウッドデッキDIY5.デッキ部分

屋根を除くウッドデッキDIY作業の最終工程はウッドデッキを貼ることです。縦でも横でもかまいませんが先程取り付けた根太にしっかりとウッドデッキ用の木材をビスで固定していきましょう。

板には表と裏があって反りやすい方向もあるらしいのですが、きれいな面を表から見えるようにしてしまっている方がほとんどです。

簡単な屋根ウッドデッキの自作方法【屋根編】

それではいよいよ屋根を取り付けるための垂木を取り付ける屋根をあげていきましょう。本格的な物置小屋や家では屋根の設置は大変なのですが、ここでは簡易的なポリカーボネートの波板を貼るだけなので、初心者の方でもできるくらい簡単な方法となっています。

屋根付きウッドデッキDIY1.垂木の設置


それでは屋根を固定していくのに必要な垂木を先程付けた梁部分に直角に固定していきましょう。ビス止めだと少し難しいのでシンプソン金具などを使うと簡単に作業ができるでしょう。

昔ながらの木造建築のように刻みを入れて組み合わせ釘で固定する方法でももちろんOKです。ウッドデッキのようなそれほど広くない範囲のDIY屋根づくりで、更に重い瓦が乗るわけでもありませんのでしっかりと固定することを一番に考えて作業してください。

屋根付きウッドデッキDIY2.屋根材の取り付け

垂木までDIYできたら屋根の完成までもう少しです。ここではポリカーボネートの波板を屋根として使用する方法で解説しましょう。取り付けには波板専用のビス(釘)を使います。

足がながく上にキャップが付いていることで雨水が侵入することを防げるでしょう。これを使ってウッドデッキに屋根をあげます。釘を打つ部分は波のあがっているところ。溝の部分には使わないようにしないと雨漏りしてしまいます。

作り方のコツ

もう少し波板の釘の打ち方を解説すると波板が重なっている部分は波があがっているところすべてに釘を使いましょう。途中の部分はすべて打つ必要はないので材料費節約や手間を省くためにひとつ飛ばしで作業しています。

軒部分もテラスよりも少し出すことで雨の吹き込みを多少防ぐことができるでしょう。動画では軒の出っ張り長さは7cmにしています。

まとめ:木材を使って屋根付きウッドデッキを作る

屋根付き木製テラスのある素敵な庭を目指す

出典:photo-ac.com/

屋根付きウッドデッキのDIY方法を基礎や柱編と屋根編に分けて解説してきましたがいかがでしたか?屋根が落ちたり柱が倒れたりも心配なので、屋根材は軽いものを使うのがおすすめ。

また基礎の整地作業はとても大切ですので、手を抜かずしっかりしないとウッドデッキが斜めになってしまって雨水がたまり結果的に腐りやすくもなります。どんなDIYでも基礎を一番注意して時間をかけるようにすると耐久性もアップしてよいですよ。

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今回は屋根つきのウッドデッキの施工方法を解説してきましたが、庭のエクステリアとしておしゃれで人気が高いDIYですね。暮らしーのではこのほかにもウッドデッキDIYについて、おすすめの素材や塗料の選び方などいろいろな観点から解説しています。

屋根だけでなく目隠しフェンスを後付けにする方法も掲載していますので、気になる方はこちらも是非見てくださいね。