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ウッドデッキ塗装にはキシラデコール!塗料の特徴と上手な塗り方をご紹介!

ウッドデッキのメンテナンス、どうされてますか? 今回は、ウッドデッキをきれいに長持ちさせてくれる強い味方、キシラデコールをご紹介いたします。 ペンキとは一味違う、木材保護塗料のキシラデコール。 その魅力と使い方、塗り方のコツを、徹底的に解説します!
更新: 2024年8月29日
よっしー
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この記事で紹介しているアイテム

憧れのウッドデッキを手に入れよう!

DIY愛好家の皆さんが、一度は挑戦したいと思うのがウッドデッキ作りではないでしょうか?

大工さんにお願いするのもいいけれど、自分の手で作り上げたとなると、愛着もひとしお。広い庭がなくても、すのこ組み合わせてベランダに置けば、簡易型ウッドデッキに早変わり!

休日にのんびり読書、家族みんなでわいわいバーベキュー、様々な場面で活躍してくれます。

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ウッドデッキ、きれいに長持ちさせるには?

あなただけのウッドデッキを手に入れたら、きれいに長持ちさせたいですよね。それにはこまめなメンテナンスが欠かせませんが、必ずやっておくべき対策があるのです。やるのとやらないのとでは、耐久年数に格段の差が生まれます!

天敵は雨風と太陽光!

ウッドデッキには様々な木材、樹脂など素材がありますが、やっぱり天然木で作られたものの味わいに勝るものはありません。 でも、天然素材であるがゆえに、長年雨風や太陽の光にさらされていたら、どうしても月日が経つごとに傷みや劣化が出てきてしまいます。

木材にとって大敵なのは湿気です。

ならば、日当たりが良い場所で湿気がこもらなければよいというわけでもないのです。太陽光による温度上昇も、木材の劣化の大きな要因となるためです。 厳しい自然環境にさらされ続けるウッドデッキを守るために、オススメしたいのが「キシラデコール」です!

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キシラデコールで天敵対策!

キシラデコールは、木材保護を目的とした塗料です。 発売から45年以上、様々な現場で使われている製品です。 防腐・防カビ効果が高く評価され、建築のプロからも厚い信頼を寄せられています。

より高い耐久年数が求められる公共の建築物や文化財の塗装にも採用されています。 もちろん、プロ用としてだけではなく、家庭用としても多くの人に長年愛用され続けています。

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キシラデコールの特色

キシラデコールは、木材の表面を覆うペンキとは異なり、木材に浸透するタイプの塗料です。 配合されている耐候性顔料の効果で、日光や雨風の影響から木材を守ってくれます。

また、内部に浸透することで、防腐・防カビ・防虫効果を発揮。 木材の耐久年数を伸ばしてくれることが期待できます。

塗膜を作らず通気性を保つので、塗装面が膨れたり割れたりする心配が少ないです。 そして、再塗装の時に残った皮膜をはがす手間が軽減するので、メンテナンスしやすいという利点もあります。

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キシラデコールのバリエーション

キシラデコールは、用途に合わせて様々な製品が販売されています。 オーソドックスな油性タイプ、環境にやさしい水性タイプの「水性キシラデコールエクステリア」。白木の風合いを生かすなら「キシラデコール白木やすらぎ」。

油性と水性を比較すると、油性の方が塗りムラが少なく、作業性に優れていますが、臭いが強く、完全に乾くまで24時間程度かかることが難点。

水性は使用後のハケを水洗いできますし、臭いが少なく乾きが早いなど、使いやすさの点で油性より優れています。

防腐・防カビ・防虫については、同程度の効果を有しています。 油性、水性とも色展開が豊富で、使用感やお好みで選べます。

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キシラデコールを塗る前に、まずは準備!

お好みのキシラデコールを選んで、さぁ塗装! のその前に、まずは準備を整えましょう。 きれいに仕上げるために必要な手順をご紹介します!

ウッドデッキを洗おう!

新品のころはピカピカだったウッドデッキも、長年の雨風にさらされていれば、思った以上に汚れがたまってしまうものです。

設置してしばらく経っているウッドデッキは、汚れを洗い流してから塗装を施すことで、防腐・防カビ効果が高まり、耐久年数を延ばすことができます。 まずはホースでデッキ全体に水をかけて濡らし、砂ぼこりや汚れを浮かします。

中性洗剤をデッキブラシやハンディブラシ、細かなところは使い古しの歯ブラシを利用しながら、まんべんなくしっかり洗いましょう。

高圧洗浄機で一気にきれいに! という方法もありますが、手洗いすることで、板の状態を見極めることができます。 特に傷んでしまっている部分があれば補強や板の交換を行いましょう。

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しっかり乾燥させよう!

デッキ全体を洗い終わったら、しっかりと乾燥させましょう。 天気の良い日に、できれば2~3日程度時間をかけて乾かすことをお勧めします。 木材に含まれる水分の割合(含水率)は塗装の仕上がりに大きな影響があります。

塗装に適した含水率は8~12%といわれています。 含水率が高いと塗料の浸透が悪くなるなど、塗装トラブルの原因となってしまうのです。

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表面のお手入れ

乾燥が終わったら、電動サンダーや紙やすりで、板表面をこすります。 洗ったときに落ち切らなかった細かい汚れを落とすほかに、塗料が木材にしみこみやすくなるので、より防腐・防カビ効果が得られ、耐久年数を延ばせます。 まんべんなく全体をこするようにしましょう。

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マスキングは丁寧に

木材のつなぎに使われている金具など、木材以外の部分には、塗料がつかないようにマスキングを施します。 塗るところ、塗らないところの境目をきっちり取ることで、仕上がりに差が生まれます。

細かいところは一般的なマスキングテープで細かく保護します。 粘着テープつきのマスカーは、広い範囲の養生に向いています。

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ハケの種類と使い方

塗装のためのハケ選びは、準備の中でも一番大切といっても過言ではありません。 油性用と水性用で分かれていますので、使用する塗料に応じて購入しましょう。

少し奮発して、よいハケを選ぶのが、きれいな仕上がりへの近道です。 毛にボリュームと腰があると、塗料の含みがよく、一度に濡れる範囲が格段に広くなります。

また、コテバケにつぎ柄をつければ、モップのように塗り広げることができて、楽に作業することができます。

丁寧に仕上げたい方は筋交いハケ、一気に仕上げたい方はコテパケと、塗り方のお好みで選んでみてください。

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キシラデコールを塗ってみよう!

さぁ、いよいよキシラデコールの出番です! 塗り方のコツを押さえて、きれいな仕上がりを目指しましょう!

キシラデコール 開封前に撹拌をお忘れなく

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いよいよキシラデコールを開封します! そのままの状態では顔料が底に沈んでいて、すぐに塗ると色ムラができてしまうので、よーく攪拌してください。 しばらく缶を逆さにしておき、開ける前によく振ります。

開けたら棒を使って底の方までかき混ぜます。塗っている最中も、たまに棒でかき混ぜるようにしましょう。

容量の小さい丸缶はそのまま使用できますが、大きな缶の場合は写真のように別容器に取り分けて使いましょう。

キシラデコール ハケをむしる!?

使い始めのハケは、毛が抜け落ちます。抜け毛が塗料に混ざってしまうと、仕上がりがとても残念なことに…。 ハケを下ろすときは、軽くむしるようにして抜けやすい毛を取り除いてしまいましょう。

キシラデコール カラレスで下塗りしよう

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油性タイプの色番#101「カラレス」は、その名の通り無色の製品です。 カラレスは紫外線をカットする顔料を含まないので、単独での塗装より、下塗りに使用するのがお勧めです。

下塗りをすることで、色付きの塗料を塗ったときの塗りムラを防ぐ効果があります。

カラレスと色付き品を混ぜて使うと、顔料分が少なくなる分耐候性が弱まるってしまうので、必ず「カラレス」で下塗り→半日程度の乾燥→色付き品の塗装、の手順で進めましょう。

キシラデコール 塗装の順番は上から下へ 塗り始めは細かい部分から

塗り方の順番は、柱→フェンス→床と基本的に「上から下へ」進めていきます。 広いところから一気に塗りたいところですが、まずは細かいところから塗り始めましょう。

塗料をつけすぎるとハケの扱いが悪くなりムラになりやすいので、適量をつけるようにします。 木目に沿ってハケを丁寧に動かし、塗り進めます。

キシラデコール 広い部分は最後に丁寧に

細かいところを塗り終わったら、いよいよ床板などの広い部分に取りかかります。 塗りムラができないよう、板一枚一枚を丁寧に仕上げていくことが塗り方の最大のコツです。

板と板の隙間も忘れずに塗りましょう。 細かいところをしっかりと塗ることで、防腐・防カビ効果がさらに上がり、耐久年数に差が出てきます。

キシラデコール オススメは3回塗り!!


カラレスでの下塗りを終えたら、その上に色を重ね塗りしていきますが、さて、何回塗ればよいでしょうか? 自然な風合いを残すなら二度塗りで十分だろう、と思われるかもしれません。

でも、断然オススメなのは「3回塗り」です! キシラデコールの耐久年数は3~5年といわれていますが、カラレス1回、色付き品2回の「3回塗り」をすることで、そのパフォーマンスを最大限に引き出すことができるのです。

油性の場合、次の塗装まで12時間程度の間奏時間が必要なので、作業が何日にもかかってしまいます。

でも、1回重ねるだけで防腐・防カビ効果がぐんと上がり、耐久年数を延ばすことができるのですから、断然「3回塗り」ガオススメです!

塗り終わったら 用具のお手入れ

使い終わったハケは、うすめ液でしっかり洗います。 せっかくちょっといいハケを用意したのですから、大事にメンテナンスして長持ちさせましょう!

別容器に取り分けた塗料が余ってしまった…というときは、缶には戻さず、容器五とビニール袋に入れ、袋の口を縛って次の重ね塗りまで保存します。 液の揮発を防ぐように、缶や袋の口をしっかり閉めることをお忘れなく!

豊富なカラーでカスタマイズ!

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キシラデコールはカラーバリエーションがとても豊富です。 木目を生かせるナチュラルな色から、ブルー、グレー系の濃い色までそろっています。

長い間使いこんだ木材は、アクが浮かび上がって黒ずんでくるものです。 敢えてその風合いを残すように淡色で塗装するもよし、濃色で隠してシックにまとめるもよし。

仕上げにニスを重ねてツヤをプラスしてみてもいいかもしれません。 さらに、複数の色を混ぜることで、新しいを作り出すことができます。

下記リンクを参考に、自分好みの色を作ってみてはいかがでしょうか? 塗り方のバリエーションは、あなたのアイデア次第で、まさに「無限大」! ※油性と水性を混ぜたり、カラレスと色付き品を混ぜることはNGですのでご注意を!

こまめなメンテナンスできれいなウッドデッキを楽しもう!

あなたの手でピカピカになったウッドデッキを、きれいな状態で長く使うためには、日ごろのお手入れが大事です。 砂ぼこりや日陰部分につく苔など、汚れはこまめに取り除く。

落ち葉も湿気をためる原因になるので、気づいたら掃除して取り除きましょう。 きれいに保つことで、いつでも気持ちよく使える上に耐久年数までアップ!

一石二鳥ですね。 がんばって塗装して、ますます愛着の湧いたウッドデッキ、大切にしていきましょう!

キシラデコールで素敵なナチュラルライフを!

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ここまで、ウッドデッキのお手入れについていろいろご紹介してきました。

雨風や太陽光にさらされると、ウッドデッキは劣化が進む。 防腐・防カビ効果の高い浸透性保護塗料「キシラデコール」は、天候の影響から木材を守るのに有効。

塗り方や長持ちさせるコツ、などなど… いかがでしたでしょうか? あなた好みに生まれ変わったウッドデッキとともに、素敵なナチュラルライフをお過ごしください!