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独特の味わいがあるアンティーク風のDIYをご紹介!材料から作り方まで徹底解説!

近頃高まっているDIY熱。高価な家具がなくても、100均の製品や手持ちの小物リメイクだけで、アンティーク調の部屋になります。ぜひDIYで理想の内装を作り上げてみませんか?ドライフラワーの作り方からアンティーク塗装、和室のリメイクまで徹底解説します。
2021年4月13日
maysa
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目次

この記事で紹介しているアイテム

アイアンペイント

アンティークなドライフラワーを自作する

100均雑貨の造花ではなく、生花からドライフラワーを自作してみませんか。部屋におしゃれなアンティーク感が醸し出されます。単なる枯れ花に見せずにDIYで鮮やかな色を残すには、いかに水分を早く抜くかが大事です。

バラやかすみ草、センニチソウなど、もともと水分の少ない花がドライフラワーに向いています。小さい花は乾燥でさらに小さくなるので注意してください。美しい長期保存のための、主なDIYメソッドがこちらです。

ハンギング法でDIY

出典:https://www.pexels.com/ja-jp/photo/6626976/

自然乾燥させるだけの最も簡単な作り方です。花束を麻紐などでしばり、直射日光を避け、風通しの良い場所に吊るします。なるべく開花したばかりで綺麗な状態のまま水揚げしましょう。さらに不要な葉は取り除き、1本ずつの方が早く乾燥します。

晩秋から早春までの乾燥している季節を選び、湿気の多い時期は冷房や扇風機を当ててあげましょう。

ドライインウォーター法でDIY

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1〜5センチの少量の水に挿して、少しずつ蒸発させていきます。花を逆さにしないことで、アジサイやかすみ草などの丸い形やふんわり感を残せる作り方です。

花瓶は直射日光を避け、風通しの良いところに置きましょう。水を替える必要はありません。完成までに時間がかかり、色が黒ずみやすいのでご注意ください。また茎や枝が柔らかい植物は曲がってしまう可能性があります。

新鮮な生花を使って、飾りながら変化を楽しんでください。

シリカゲル法でDIY

フリー写真素材ぱくたそ

この作り方は、バラなど花びらが多く立体的な花に向いています。密閉容器にドライフラワー用シリカゲルを敷き詰め、茎を2、3センチくらいに切った花を置きます。その上にシリカゲルを振りかけて蓋を閉めます。粒子が細かい方が綺麗に仕上がります。

鮮やかな色や形が残り、乾燥でさらに萎む小さな花も美しくDIYできます。密閉状態から少しでも空気に触れさせると色褪せが進むので、好みに応じてアンティーク感を出してください。

Photo byFotocitizen

どの作り方でも1〜2週間で完成します。ユーカリなどの観葉植物や木の実なども美しく仕上がるので、一緒に束ねてみましょう。出来上がった花束は、ドライフラワー用の型崩れ防止用のスプレーをかけておくと長持ちしますよ。

壁に吊るしたままのスワッグも素敵ですし、棚やテーブルの花瓶に挿してみるのもおしゃれですね。アンティークなリースやガーランドなどを自作して飾ってみたり、ハーバリウムやポプリにするのもお薦めです。

アンティーク家具をDIYで作る

収納家具のパーツをDIYで取り付ける

収納家具の一部を自作することで、内装全体の雰囲気が変わります。DIYで引き出しの取手や棚受けなどに真鍮やアイアンを使ってみましょう。100均雑貨にもアンティーク調のパーツが揃っています。お手持ちの小物をリメイクしてみてください。

アイアンブラケットやアイアンバーは、おしゃれに棚や収納スペースがDIYできて人気の商品です。違う素材や複数の製品を組み合わせることで、写真のようなアンティークな棚や吊るし棚が簡単に自作できます。


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収納家具をDIYというと大変に聞こえますが、100均ショップの木箱や板、すのこをアンティーク塗装して組むだけでも棚を自作できます。まな板や鍋敷きなども工夫して棚に応用可能です。素敵な小物を飾りたいですね。

壁やキッチン棚の扉、マントルピースにモールディング(飾り彫り)をつけると、さらにインテリアのアンティーク度が増します。高級感や優美さを醸し出す、欧風アンティークのDIYには欠かせないモールディングです。

アンティークな猫脚家具を自作する

Photo by27707

最近はDIY用アイテムが豊富になって、英国風インテリアもお手のもの。猫脚テーブルなどのアンティーク家具も自由に作れるようになっています。モールディングのついたテーブル脚なら、フレンチシャビーや英国風アンティークのインテリアにぴったりです。

既製品で満足できない場合は、100均の粘土をモールディングのように成形して脚に接着させましょう。一緒に塗装すれば、DIYで見事なアンティークテーブルができあがります。

染めやプリントでアンティーク風にDIY

Photo byDariuszSankowski

既製の白黒写真だけでなく、思い出の写真をセピア色で印刷し直して飾るだけでも、おしゃれなインテリアになります。またポスターや布製品を色あせさせたり、セピア色にリメイクすることで、部屋が一気にアンティーク調になります。

染色で、時の経過を感じる雑貨をDIYで作ってみましょう。身近な素材を使って布や紙、木材まで染められます。シミや黄ばみ、汚れにもアンティークな風情が出てきますよ。作り方を詳しく解説します。

コーヒー染めのDIYでアンティーク感を

紙のアンティーク染め

紅茶や玉ねぎなどでもブラウン系の染色ができますが、今回はより色の濃いコーヒーを使って、おしゃれなアンティーク小物にリメイクしてみましょう。インスタントコーヒーや出しがらなどを用意してください。

コーヒーの溶液を普段飲む時より濃いめに作り、大きめの容器に染め物を1時間ほど浸けましょう。紙の場合はそのまま乾かせば大丈夫です。アンティークな本やポスター、便箋、タグなど、いろいろな雑貨でDIYしてみましょう。

布のアンティーク染め

布の場合は<下準備>から。大きな鍋やボウルに、水と牛乳/豆乳を同量混ぜて1時間ほど布を漬け込むと、タンパク質でコーヒーの色がより定着しやすくなります。

陰干しの後は<染め>。沸騰したコーヒー液に布を入れ、好みの色合いになるまで、弱火で菜箸などでかき混ぜます。

次は<色落ち止め>。火を止めたコーヒー液の鍋に塩を入れて溶かすか、鍋から布を取り出して、別のミョウバン溶液に漬け込みます。どちらも30分~1時間置いたら水ですすぎ、乾かして完成です。

木材のアンティーク塗装

コーヒー液は木材家具にも使えます。木材をやすりがけしてから、刷毛やスポンジ、ウェス(布切れ)にコーヒーを浸して塗りましょう。赤みの強いブラウンになります。乾かして重ね塗りすると、さらに発色が良くなります。

ペンキと違って換気が要らないので、DIY作業しながらコーヒーの香りを楽しめるのも、この塗料のいいところですね。このままでは水には弱いので、屋外や食卓には蜜蝋クリームやニスなどで重ね塗りしましょう。


雑貨や家具を本格ペイントする

男前なヴィンテージ風にDIY

出典:https://pixabay.com/photos/deadman-ranch-ancient-buildings-283367/#content

ニューヨーク、ブルックリンスタイルなどのDIYは、濃い色の木材が特徴です。「ブライワックス」など蜜蝋などを使用したワックスは、木目が引き立ち、使い込まれた深みが出ます。

塗り方は、やすりがけしてからスポンジやウェスなどを使います。角を削ったり、わざと傷をつけたりしてもいいですね。

ロマンチックなシャビーシックにDIY

出典:Photo by Maria Orlova from Pexels https://o-dan.net/ja/

白やパステルカラーを生かしたフレンチカントリー・スタイルには天然のミルクガゼインを使った塗料、「ミルクペイント」がおすすめです。

DIYで子供っぽくせず、シャビーシックにするには、やすりがけをして木材に刷毛でペイントした後、乾く前に布で拭き取ること。木目が透けて見えることでアンティーク風になります。
 

汚し加工でDIY

Photo by AndyRobertsPhotos

ペイントが乾いたら、経年劣化したように四方に軽くやすりをかけ、さらに「ウッドステイン」や「アンティークメディウム」など茶色の塗料をスポンジで、角の周辺や端に沿ってポンポン叩いて汚していきます。

使い込んだ感じをDIYでさらに出すには、一度、白木に濃い色のステインを塗り、完全に乾いてから白など明るい色を塗り重ねます。表面をやすりがけして下の色を出しながら、すり減った感じが出るよう、念入りに端を削ります。

DIYでさらにアンティークの風合いを出すために、「クラック塗料」を使うと自然にひび割れを起こすことができます。

塗り方にはコツが要ります。濃い色を下塗りし、完全に乾いたらクラッキングメディウムを刷毛で塗り重ね、生乾き状態で上に明るい色をさらに塗り重ねます。少し手間はかかりますが、おしゃれに仕上がります。

このようにDIYで手持ちの小物から家具まで本格的にエイジング加工できます。100均雑貨も塗り方次第ですよ。
 

小物や雑貨をDIYでアンティーク塗装する

既製の雑貨をおしゃれに汚し加工する

出典:https://unsplash.com/photos/XeGZeCP2ycE

亜鉛合金のほか、ステンレス、ABS樹脂などの素材はそのままでは木材用ペンキを弾いてしまいます。でも塗り方を工夫すると簡単な汚しや錆の風合いがDIYで出せます。

エッジに沿ってやすりをかけ、茶色や黒、赤や金などのアンティークペイントやアクリル絵の具を細筆やスポンジで載せていきます。全体を塗る場合は、やすりがけしてからスプレー塗装するか、「ミッチャクロン」などの水性プライマーで下塗りしましょう。

プラスチック小物をDIY塗装で高見えさせる

アイアンペイント

出典:楽天

全体に目の細かい240番のやすりを掛けてから、プライマーを下塗りし「アイアンペイント」をスポンジで叩いて塗りこみます。ザラザラした鉄の感触がDIYで作れて、アンティーク風になるのが分かるでしょう。

さらに汚し加工で錆やくすみを入れます。こちらも赤や茶をスポンジでエッジに沿ってポンポンと。100均のプラスチック小物も見違えるような風情のあるリメイク完了です。手持ちの雑貨を自作でアンティークにしてしまいましょう。

和室を洋風アンティークにカスタマイズする

畳をリメイクする

Photo bychonchoro7

和室の心地良さを残しながらも、椅子に座る現代の生活にマッチした、おしゃれでアンティークな内装を作り上げたいですね。

まずは和室と切っても切り離せない畳。意外にも和洋を問わず、アンティーク家具が似合います。骨董品らしい濃色の家具や小物をDIYしてみましょう。

洋風にDIYする場合、ラグや絨毯を敷くのも素敵ですが、クッションフロアがお薦めです。固定させないので、めくるだけで頻繁に畳のお掃除ができて清潔です。

砂壁やふすまをDIY

和室の砂壁やふすまはもちろん情緒がありますが、ちょっと雰囲気を変えたい時はどうすればいいでしょうか。

100均店舗にはいろいろな壁紙が並んでいますよね。まずは手軽な壁紙を貼ることで、内装の大幅なイメチェンが可能です。裏の糊が壁についたまま剥がせなくなることが多いので、賃貸住宅の方はマスキングテープを貼ってから壁紙を貼りましょう。

クッションレンガやかるかるブリック、タイルなども壁のリメイクに大人気です。
 

まとめ

Photo by melissamhartley

一口にアンティークと言っても世界各地の文化に根ざしたものだけにいろいろありますし、そのDIY工法も様々です。

ドライフラワーを作ったり、染めや塗装で手持ちの小物や家具をリメイクすればいいので、費用を抑えながらおしゃれな部屋ができあがります。100均にもDIY工具やグッズがどんどん増えていますよ。

古い椅子をペンキで塗り直すだけでも雰囲気が一変するので、自分なりの色と味を出しながら、楽しんで作ってみてください。

アンティークDIYが気になる方はこちらをチェック!

当サイトにはほかにも素敵なアンティークDIYを扱った記事がたくさんあります。個別にいろいろな作り方が詳しく書かれているので、欲しいアイテムがある方は、ぜひご参照ください。世界に1つだけの物に囲まれた、贅沢なアンティーク空間を作り上げましょう。