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ZIPPOハンディウォーマーとは
ZIPPOハンディウォーマーの仕組みとは?
ZIPPO社のハンディウォーマーは、オイルを燃料とした何度でも使えるカイロです。オイルが燃料とはいっても、燃料を直接燃やすわけではありません。オイルが気化してバーナー(火口とも言います)部分にまで達すると、バーナー部分のプラチナが触媒となってオイルが酸化します。そのときに発生する熱がハンディウォーマー全体を温めるという仕組みです。
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つまり直接燃えるわけではないので、炎は出ません。また使い捨てのものとは異なり何度でも使えるため、ゴミを生み出しにくいエコロジーなカイロといえます。ZIPPO社のハンディウォーマーと同じ仕組みの製品に「ハクキンカイロ」というものもあります。
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ZIPPOハンディウォーマーの燃料は?
ZIPPO社の純正オイルです。しかし先ほど説明したようにZIPPO社のハンディウォーマーは、気化した燃料が酸化発熱するという原理を利用しているため、ZIPPO社の燃料ではなくても、ガソリンやアルコール、ベンジンであれば燃焼します。
つまりベンジンやキャンプなどで使うホワイトガソリンなどでも使えるようですが、ZIPPO社は推奨していません。燃料によってはオイル臭がきつくなることもありますから、ZIPPO社の純正オイルを使うのが無難です。
ZIPPOハンディウォーマーの温かさはどれくらい?
使い捨てカイロと比較した場合、ZIPPOハンディウォーマーの熱量は桁違いです。実際にハンディウォーマーを使うときは専用のフリース製袋に入れるようになっています。なぜなら発熱が始まった後、本体の温度はどんどん上がり素手ではさわれないくらいになるからです。
そのような高い熱量を持つため、寒い地域ほどZIPPOハンディウォーマーのほうが有利でしょう。口コミでも、ZIPPO社のハンディウォーマーは使い捨てよりも温かいという意見が多く見られます。
使い捨てカイロは熱源(体温)がないと熱反応が低下して冷えるので、チョークバッグに入れると期待ほど暖かくなってくれない。”ハクキンカイロ”や”ZIPPOハンディウォーマー”は肌身から離しても長時間しっかり暖かくおすすめ。短時間なら焼き石もいいが保ちと”チョークバッグ溶ける問題”が課題。
— ボルダリングの整体院 東京・目白 (@boulder_seitai) December 16, 2018
ZIPPOハンディウォーマーはどれくらいもつ?
ZIPPOハンディウォーマーへオイルを最大まで入れた場合、約24時間発熱します。使い捨てカイロと比較しても遜色ありません。しかし使用する環境の気温によって持続時間は前後します。気温が高いとオイルの燃焼量が増え持続時間が短くなります。逆に気温が低いとオイルの燃焼量が減り持続時間が長くなります。
zippo ハンディウォーマーの缶が今シーズンでまず一缶空きました。ハクキンカイロのベンジンよりzippoオイルの方が、ゆっくり発熱するみたいです。24時間以上暖かさが続くので冬に助かります。 pic.twitter.com/CMrrkY28X5
— ガンダム (@gundamdesu) January 2, 2019
実際には24時間以上使えるという口コミも多く、登山やキャンプでも心強いです。補充用のオイルを持ち運ぶ純正のオイルタンクも販売されています。
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ZIPPOハンディウォーマーの使い方と注意点
ZIPPO社のハンディウォーマーを長く使うには、正しい使い方やいくつかのコツを抑えておく必要があります。いずれもそれほど難しいことではありません。これらの使い方やコツをつかんでおくと、火が付かない、温度が上がらないといったトラブルも減りますし、部品の寿命も伸びることにもつながります。
注油するときのコツや気をつけるべきこと
ZIPPOハンディウォーマーへ注油するときにオイルをこぼしやすいので注意しましょう。購入時に同梱されている注油カップを使わないと注油した量がわかりにくく、オイルを入れすぎてしまう原因となってしまいます。きちんと注油カップを使って注油したほうがよいです。当然ですが、注油作業中は火気厳禁です。
また注意して注油をしても前回使用したオイルが残っていて、オイルがあふれてしまうことがあります。本体を逆にして本体側面の中央部分を押して、余分なオイルを捨てましょう。余分なオイルは火付きも悪くデメリットしかありません。
オイルがあふれた場合はきちんと拭いて乾かしてから点火しましょう。拭き残しがあると点火時に引火してしまう可能性があります。
火を付けるときのコツ
ZIPPOハンディウォーマーに火を付けるときに、ついつい本体を逆さまにして炎の先を近づけてしまいがちですが、そうするとススでバーナーを痛めてしまう可能性があります。上記インスタグラム画像のように炎の根元部分を数秒間近づけてやるだけで点火できます。燃やすのではなく熱を伝えるイメージです。10秒以上近づけても温かくならない場合、何らかの不具合がある可能性が高いです。
きちんと発熱反応が始まっているときは、バーナーがオレンジ色に薄く光っているのが確認できます。周りが明るくてよくわからないときは、蓋の部分をバーナーへ近づけると発熱による湯気が付くはずです。これらの現象が確認できない場合は点火できていない可能性が高いので、もう一度点火する必要があります。
使用中の注意点
ZIPPO社のハンディウォーマーは使い捨てのそれと比較して発熱量が多いため、低温やけどにはより注意しなければなりません。使用中は必ず専用袋に入れ、それでも熱いと感じるときにはさらに布でくるむなどの対応が必要です。
途中で消せる?
ZIPPOハンディウォーマーにいったん火をつけたら、途中で消す方法はありません。本体をビニール袋で密閉して酸素を遮断したり、ペンチなどを使ってバーナーを取り外すなどの消し方もありますが、メーカーが推奨するものではありません。
いずれの消し方もオイルを使い切らないため、次に使うときにオイルを入れすぎてしまう原因になってしまいがちです。途中で必要なくなったときは、安全な場所に放置して完全放熱させるのが一番です。
その他の注意点
旅行などで飛行機に乗る際は注意が必要です。ZIPPOハンディウォーマーは機内への持ち込みはおろか、手荷物として預けることも不可能です。新品未開封であれば持ち込み、預けともに可能です。空港で泣く泣く捨てることがないようにしましょう。
ZIPPOハンディウォーマーのメンテナンス
ZIPPOハンディウォーマーの寿命は?
ZIPPOハンディウォーマーの仕組みは複雑なものではありませんから、きちんとメンテナンスをしていれば永久的に使えて寿命はありません。しかしバーナーなどの消耗品は定期的に交換する必要があります。
交換が必要な部品って?
バーナー
一番よく交換する部品です。ZIPPO社によると100回弱使用するとバーナーが劣化するそうですが、きちんと使用していれば1シーズンくらいはもつようです。しかし、オイル漏れなどによりバーナー部分が燃えたり、点火時に必要以上に炎を当てていると寿命がかなり短くなることもあります。
点火するまで時間がかかるようになったと感じるときは、まずバーナーを交換したほうがよいです。口コミでもバーナーが原因と思われるトラブルが多いようです。
ZIPPOハンディウォーマー、今日は暖かくて出番無いけど、最近発熱量が激減してきてたのでバーナー買い換え。回数……と云うより、こないだ溢れたオイルに気付かずうっかり発火させちゃって、触媒ダメにしちゃったせいっぽい。京都ヨド店頭に在庫無さそうだったので通販。取寄せだった割に早かった。 pic.twitter.com/QNE4vPD0Kf
— 伍六参 (@GorosanTei) January 21, 2021
地域にもよりますが、交換用のバーナーは近所の店舗などではなかなか売られていないところが多いです。オイル漏れなど不慮のトラブルでバーナーがだめになったときに備えて、予備を1つくらいは持っておいたほうが安心です。
ZIPPO(ジッポー) ハンディウォーマー用 交換バーナー
その他の交換部品
中綿は5~6年は交換しなくても大丈夫です。何年か使っていて火付きが悪いと感じ、他に原因が見当たらないときは中綿を交換してみる価値はあります。
また部品ではありませんがオイルも古いものを使っていると、なかなか火が付かなくなったり、付いてもあまり暖かくならないことがあります。何年も経過したような古いオイルは使わないようにしたほうがよいです。
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まとめ
ZIPPO社のハンディウォーマーと使い捨てのそれとを比較すると、燃料を入れたりする面倒くささはあるものの、慣れてしまえば簡単です。一度買えば何度でも使えるので長い目で見ればリーズナブルな商品です。またZIPPOハンディウォーマーの熱量も使い捨てと比較して抜群ですから、登山やキャンプなどより厳しい環境で使うときにも頼もしい仲間になることでしょう。
ZIPPOハンディウォーマーが気になる方はこちらもチェック
この記事で紹介したZIPPOハンディウォーマー以外にも、充電式のカイロや小豆や玄米を使ったカイロなどもあります。当サイトでそれらについても紹介しています。ぜひ参考にしてみてください!

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