MASYOME 玄米カイロ
あずきのチカラ 首肩用
あきたこまち 玄米鉄分 2kg
国産 食べる米ぬか ニチガ
玄米カイロの効能は?作り方もご紹介
ぬかぽんなど玄米カイロのよさを知ろう
玄米カイロは玄米ホットパックとも呼ばれているあったかグッズです。市販の使い捨てカイロとは違い、何度も使うことができてエコなカイロ。冷えが気になる大人の女性を中心に、女性だけでなく腰痛の男性からも密かに注目されているアイテムです。
ホットパックやぬかぽん、小豆カイロなどの市販品から、手作り玄米カイロまで。自然のちからであったまることができる、穀物を使ったカイロについて見ていきましょう。
玄米カイロ・玄米ホットパックとは
玄米を使ったホットパック
玄米を使ったホットパックは、手作り系販売サイトや個人のホームページなどで、主婦の方が作って販売しているものから、有名なメーカーから出ている玄米ホットパックまで、さまざまな商品が売られています。
鉄粉や活性炭などを使った使い捨てカイロと比べて、繰り返し使えるエコなところや、温まった時のじんわり感じる温度などに違いがあります。
通販でも買える玄米ホットパック
MASYOME 玄米カイロ
玄米カイロの中身はスーパーなどでも手軽に買えるものばかり。手作りが好きな人は自分で作ってもよいですし、市販品で完成しているものも売られています。市販の品をいろいろと見ましたが、お値段は小さめな枕くらいのサイズ(20センチ✕35センチ程度)で、3,000円から4,000円くらいの商品となっていました。
玄米カイロと小豆カイロの違いは
小豆カイロとは
あずきのチカラ 首肩用
小豆カイロも玄米カイロと同様で、穀類などの保温放湿効果を利用した、何度も使うことができる、とってもエコなあったかグッズです。自宅に小豆があるという人は自分でDIYで作ることもできます。手作りはできない、時間もないという人は、手軽にネットやドラッグストアなどで買うこともできます。
玄米カイロとの違い
まず、ハッキリと違いがわかるのがカイロの中身の粒の大きさです。小豆はどんなに小さなものでも玄米よりも小さいということはありません。そのために、小豆カイロから得られるよいことは「適度な指圧の効能も期待できる」ということ。
ただし、これが逆に腰の下に敷いて寝るなどの場合、粒が気になるということにもなります。また、小豆の粒が割れると使えなくなるので、使用期限がわかりやすいという面もあります。
どちらも同じようなもの【お好みで】
使用回数や使える年数など、いろいろな口コミを見てみましたが、玄米も小豆もあまり効果の違いはないようです。また、使う人によって回数などには差が出てくるということでした。保管方法や使う頻度にもよるのでしょう。
小豆カイロについては100回という人もいましたが、200回使えるという人もいました。粒の大きさの他は、性能や効能の違いが感じられませんでした。手作りする場合は、「自分の手に入りやすい材料で作るのが一番」です。
玄米カイロの効能
効能①冷え性対策
玄米カイロの基本的なことはおわかりいただけたでしょう。でも、この玄米を使ったカイロは、ただ「エコなあったかグッズ」というだけではありません。玄米を使うことによって、じんわりと体の中に浸透していくあたたかさがあります。
じんわりなあたたかさなので、低温やけどをする心配はありませんが、体の中がほかほかしてきます。足が冷たくて辛い、お腹が冷えて痛いなどの冷え性に効能があります。
効能②免疫力を復活
女性の方に多いのですが、年齢を重ねていくにつれて、交感神経の働きがにぶってきます。自分で自分の体温調節がしにくくなって、お腹が冷える、腰が冷えるなどの冷え性の症状に悩まされます。体の中から冷えているので、免疫力もさがってきます。
使い捨てカイロは外側をあたためるだけですが、玄米カイロは体の中まであたたまりますので、この免疫力が下がるのを防いでくれます。年齢とともに、お腹周りに肉がついてきたという人は、この免疫力の低下が原因なこともあります。
効能③肩こりの緩和
年齢に関係なく、血流が悪いことでおこるのが「凝り」です。代表的な凝りの症状に肩こりがありますね。目を使う仕事や、ずっと手を使う人などによく現れる症状です。ぬかぽんなどの玄米カイロは、肩こりにも効果があります。温めることで筋肉がこわばって流れが悪くなっている血管をやさしくほぐして、痛みやしびれを軽減してくれます。
効能④安眠
冬は布団にはいっても、寒さでなかなか眠りにつけないということもあるでしょう。ぬかぽんや玄米カイロの効果は、市販の使い捨てカイロほど長持ちはしませんが、30分から1時間くらいはあたたかさを感じます。
冷たい布団の足元に置いておくだけで、足が冷たくて眠れない悩みを解決してくれます。低温やけどの心配もありませんので、布団の中で使ってそのまま寝てしまっても安全です。
玄米カイロの作り方
作り方①材料
手作り玄米カイロ作りに使う材料を紹介しましょう。まずは、玄米、米ぬか、塩です。これは中にいれるもの。玄米2、米ぬか2、塩1の割合で入れます。あとは袋を作る布、カバーを作る布の2種類の布を用意します。
ぬか袋にするものは、目のつまった天然素材の生地を使用します。金糸銀糸などを使ったものは電子レンジで使えないので避けましょう。用意する材料の目安はB5サイズの大きさなら玄米100g米ぬか100g塩50g。布はそれぞれB5サイズ✕2枚分がとれるだけ必要です。
玄米
あきたこまち 玄米鉄分 2kg
玄米カイロを作る際は、チャック付きの玄米を買うのがおすすめです。チャック付きならすぐに食べない場合でも保管しやすく、さらにプラスで玄米カイロを作りたくなったときにも使いやすくなります。
また、こちらの玄米は2kgと少なめなので使いやすいです。玄米カイロで使わない場合でも美味しく食べられるため、こちらの玄米が気になるという方は、ぜひこちらの玄米を購入してみてください。
米ぬか
国産 食べる米ぬか ニチガ
玄米カイロで使用する米ぬかを購入するなら、こちらの商品がおすすめです。1000円以下で購入できるためコスパがよく、食べられるというのも魅力ポイントの1つ。
日本古来のスーパーフードと知られている米ぬかで、栄養素が豊富なのが特徴的です。こちらの商品はチャックがついているため、玄米カイロの作成ですべて使わなくても問題ありません。また、150g~2kgまでサイズを選ぶことができます。
作り方②袋を縫う
まずはぬか袋になるような内側の袋作りから。これは、洗濯することもありませんし上にカバーがつくので布はし始末などしなくても大丈夫です。袋にぬって、中に材料を入れて口を丁寧に縫うだけ。
玄米などが出てくるのが怖いという人はぬか袋だけは2重に塗ってもOK。大きいもの、長いものは、中身の寄りを防ぐ意味でも、間にステッチを入れて、かたより防止してもいいです。これは仕立てた後から手縫いでもOKです。
作り方③玄米などを入れる
ぬか袋ができたら、中に玄米などの材料を入れていきます。材料では、必要最低限の材料だけご紹介しましたが、玄米米ぬか塩の他に、ぬかのニオイ防止と、よい香りをつけるためのハーブ、あたたかさをアップさせる唐辛子(まるのまま1本)を入れてもよいです。
作り方④カバーも作ろう
手作りの玄米カイロは、電子レンジにかけるため、内側の袋には金属は使用できません。でも、カバーなら金属があってもOK。市販の巾着袋を100均で買ってきてもよいですし、サイズを合わせてぬか袋よりも少し大きめに作って、入れ口は折っただけでも十分。
汚れたら外側のカバーだけを洗いましょう。電子レンジに入れるときは、カバーから出してあたためます。慣れている方ならこのサイズなら手縫いで30分程度、ミシン縫いなら10分程度で作れます。
玄米カイロの注意点①使用回数
玄米カイロは200回使える
さて、ぬかぽんや玄米カイロの使用回数限度はどのくらいなのでしょうか。市販されているぬかぽんを見てみると、その使用回数は250回程度となっています。
実際に使っている人の口コミでは、冬の間使って2年めくらいで、そろそろ買え時かというものが目立ちました。1度ぬかぽんを買ったり自分で作ったりすれば、そのくらい使えるというのを目安にしましょう。
実際に感じる使用限界は
口コミの「そろそろ買い替え時」と感じる目安に、「あたたかい時間が短くなってきた」というものがあります。ぬかぽんなどの天然素材のカイロがあたたかいのは、玄米などの保温放湿効果によるものです。
なんども電子レンジにかけて温めているうちに、穀物としてのその効果が限界になってしまい、効果が落ちてきます。そうなったときが玄米カイロの限界です。
玄米カイロの注意点②保存は虫に気をつける
温かい場所厳禁
精米された白米でも、長い間保存しておき、保存状態が悪いと虫がわいたという経験がある人もいるでしょう。それは、コメのぬかにある栄養を虫が食料とするためです。精米した白米でもぬかのカスが微量ながらついています。
それが、ぬかそのものであったなら…。虫は、すでにぬかの中に卵を産んでいることが多いです。その卵を孵化させない。新しく虫を寄せ付けないために、虫がつかないような低温での保存が必要です。
おすすめは冷蔵庫や冷凍庫
買ったものでも、手作りのものでも、使わないときは冷蔵庫に入れておきましょう。夏の間など長期間使わないのであれば、冷蔵庫ではなく冷凍庫にしまいましょう。虫の卵は電子レンジに入れたときに死滅してしまうのですが、新しく虫がつく心配を避けられます。
未使用品でも保管は冷蔵庫で
冷蔵庫での保存は、未使用品に関してもいえることです。未使用品ならなおのこと、ぬか袋に卵がついていた場合、温かいと孵化してしまうことも。いただきものの玄米カイロなどの場合、すぐ使わないならすぐに冷蔵庫か冷凍庫に入れてしまいましょう。これで、ぬかの虫被害を避けられます。
玄米カイロの注意点③あたため時間
玄米カイロがレンジの中で発火?
ぬか袋を電子レンジであたためる際に、絶対に守って欲しいこと。それは「あたため時間」です。市販のものであれば、目安となるあたため時間が表示されています。それ以上あたため続けるとどうなるか…。ぬか袋が発火します。いくら何度も使えてエコなぬか袋でも、黒焦げになってしまってはもう使えませんね。
あたため時間の目安
それでは、手作りのぬか袋は…というと、目安は1分から多くても3分以内にするのがよいでしょう。上でご紹介している動画では、娘さんが10分電子レンジにかけてしまって、電子レンジの中が火事になっていたそうです。
長くレンジにかけたからといって、保温時間が長くなるわけではありません。何度も使えるエコなカイロだからこそ、しっかりとあたため時間を守って、最後までしっかりと使っていきたいですね。
玄米カイロの注意点④使用期限
自然のものなので1年を目安に使う
ぬかぽんは中身が糠を中心とした食品素材ということもあり、どうしても劣化は避けられません。主にレンジ加熱時の安全性や、虫つきや腐敗など鮮度の点で、現在はつめ舎では1つのぬかぽんにつき計200回の加熱と製造日から約1年を目安にご使用の期限を設定しています。(つづく
— ぬかぽんのはつめ舎 (@nukapon) November 9, 2014
さて、最後の注意点は回数ではなくて、使わなくても玄米カイロは劣化します…というお話です。ぬかぽんを作られているメーカーさんでは、「自然のものなので1年を使用制限」としています。
ご自分で作られた玄米カイロも、これと同様かそれ以下の使用期限と思っておきましょう。もちろん、この1年という期間は使わない時は冷蔵庫で保存するという約束を守った場合です。長くエコにつかうためには、保存方法も十分注意してくださいね。
まとめ
玄米カイロの天然のやさしい暖かさで冷えを防ごう
手作りもできる玄米カイロ。自然なあたたかさと、スッと体にやさしく入ってきて、体の中からあたためてくれるのが魅力です。天然素材ですので、劣化して使えなくなってしまいますが、それでも1年、長くて2シーズンは使えますので決してコスパは悪くはありませんね。
使い捨てカイロのあたたかさが「何か違う」と感じている人、玄米が余っている人は、ぜひ玄米カイロを試してみてはいかがでしょうか。
あったかグッズが気になる方はこちらもチェック
寒い冬のアウトドアなどに便利なあったかグッズが気になる方は、こちらもぜひご一読をお願いします。
ハクキンカイロの仕組みや使い方とは?使い捨てと比較しながら魅力を解説!
昔か多くの人に愛されてきたハクキンカイロ。使い捨てカイロよりも温かく、厳しい冬の友として様々な世代から人気を集めています。給油すれば何度でも...
テント内のおすすめ暖房器具12選!安全に寒さ対策をする方法や注意点も解説!
テント内のおすすめ暖房器具12選です。テント内で安全に暖房できるおすすめの製品を紹介します。換気が必要な物や喚起する必要なく安全に使用できる...
冬の車中泊で大切な寒さ対策決定版!暖房グッズ12選&防寒対策テクをご紹介!
冬の車中泊には寒さ対策が肝心です。しっかりと防寒・暖房グッズを装備しないと寒さで眠れなかったり風邪をひいてしまいます。冬の車中泊の寒さ対策に...