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【連載】キャンプツーリングへ行ってきた!持ち物リストとバイクへの積載!

早春の3月初め、潮岬キャンプ場を目指すキャンプツーリングへ行ってきました。この時期にキャンプツーリングへ行くのは久々でしたので、持ち物リストは寒さや強風対策に余念なし!ところがそれが原因で…。キャンプツーリングの快適さは積載量に反比例します。
更新: 2022年8月22日
hosokawa_taka
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失敗だらけのキャンプツーリング!はじめに

持ち物リストと250ccバイクへの積載

出典:ライター撮影

「土曜日は保育園のママ友とランチへ行くからねぇ」と妻。そして「キャンプツーリングへ行ってもいいでぇ」というのです。「あんたがいてへん間にのんびりするねん」あぁ、そういうことですか。

暖かくなり始めてキャンプの話題が増えてきましたので、妻は少々うんざりしていたようです。どうも!暮らし~のでライターをしておりますhosokawa_takaです。

キャンプ場を目指すキャンプツーリング

今回のキャンプツーリングは和歌山県串本町にある無料キャンプ場を目指すことにしました。キャンプ場を目指すキャンプツーリングをするのは久々です。

実は私、キャンプ場を目指すキャンプツーリングが上手ではありません。ついついキャンプ場を目指しがちになり、ルート上での遊びが少なくなるのです。今回のキャンプツーリングはキャンプカテゴリーで公開される記事の取材も兼ねていますので、キャンプがメインになりそうです。

超ド定番の持ち物をバイクに積載

出典:ライター撮影

だったら超ド定番の持ち物でキャンプツーリングをしてみようと持ち物リストを作成しました。3月上旬の早春に海沿いのキャンプ場へ行くとなると「昼間は暖かいけど夜は冷え込む」ことが想定されます。

持ち物リストを確認しながら準備していると、息子に「父ちゃん、キャンプツーリングへ行くんやろぉ」となじられました。我が家の家族キャンプの装備は半袖で過ごす季節を想定したもの。暖かくなったらキャンプへ行こうねぇ。

気温が低いとバイクに積載する荷物が増える

キャンプツーリングの持ち物は季節によって変わります。しかし、キャンプツーリング用のテントは小さいので、家族キャンプほど寒さに影響されにくいのがメリットです。

では本題!ここでは早春のキャンプツーリングの持ち物について語ります。気温が低い早春、XR250に荷物をたくさん積載した顛末を報告します。なお、この記事は2021年3月10日現在の私の心境をもとに作成しますことをご了承ください。

キャンプツーリングの基本的な持ち物

テントを持ち物リストに加えた場合

出典:ライター撮影

基本的なキャンプツーリングの持ち物リスト
テント、ブルーシート(#3000、1.8×1.8m)、レジャーシート(#1000、0.9×0.9m)、銀マット、クッカー、シェラカップ、カラトリーセット、水筒(1.5L)、保温ボトル(0.35L)、ハンドライト、ヘッドライト、軍手、ライター、地図、モバイルバッテリー、デジカメ、レインウエア、登山用スパッツ、財布、免許証、バイク書類、ペグハンマー、ラジオ、タッパー、針金、プライヤー、石鹸

基本的な持ち物の解説

季節に関係のないキャンプツーリングの持ち物は上記の通り。リアリティを優先して、手書きメモの順に記載しました。

水筒は飲料水を入れた状態で持っていきます。海沿いのキャンプ場は水道水が美味しくないことが多いので必須です。ランタンは持って行かず、ハンドライトに乳白色のレジ袋をかぶせて代用します。ラジオはもう不要かも。今は天気の情報をスマホで収集することが多いですね。

くさび型テントで強風対策

今回はキャンプツーリングの持ち物リストにテントを加えました。いつもは登山用のツェルトを使っているのですが、風力が4mの予報だったからです。私が使っているテントはダンロップのR207で、耐風性の高いくさび型。テントの出入り口を風下にすると強風も平気です。

若いころにキャンプツーリングで酷使しすぎたためか、シープテープは剥がれたまま。今回は雨が降らない天気予報ですので、まぁよしです。

テントは登山用ツェルトより重い

テントをキャンプツーリングの持ち物リストに加えたためか、シートバッグが重くなりました。登山用ツェルトの重さはポールとフライシートを合わせても0.85Kgしかないのですが、ダンロップのR207は2.7kg、重さは約3倍です。

キャンプツーリングでは大した重さではない!とお叱りを受けそうですが、私にとってはダメージ大!キャンプツーリングの快適さは積載量と反比例します。

キャンプツーリングの季節的な持ち物

シュラフとガソリンストーブ

出典:ライター撮影

季節的なキャンプツーリングの持ち物リスト
春秋用シュラフ(0℃以上対応)、夏用シュラフ(15℃以上対応)、シュラフカバー、ガソリンバーナー、燃料ボトル、燃料用漏斗、ガソリン抜き取りポンプ、ハクキンカイロ、カイロ用漏斗

季節的な持ち物の解説

今回のキャンプツーリングでは春秋用と夏用の2枚を持ち物リストに加えました。春は日によって最低気温に差がありますので、温度調節できるようにするためです。

結局、高機能インナーのみを着用し、春秋用シュラフにシュラフカバーをかぶせて就寝しました。夏用シュラフは不要だったかもです。ジャケットやパンツで寒さをしのぐのが正解でした。ちなみにこの日の潮岬の最低気温は5.6℃。

ガソリンバーナーは最強過ぎた

今回はガソリンバーナーをキャンプツーリングの持ち物リストに加えました。ガスバーナーと比較すると重くてかさ張りますが、ガソリンバーナーは気温が低くても安定した火力を得られるのがメリットです。

ガソリンバーナーの威力に唖然…。潮岬は標高が低いからか、驚くほどすぐにお湯が沸きます。これなら自作アルコールバーナーの試運転をするキャンプツーリングにすればよかったかもです。

ガソリンバーナーと標高

ガソリンバーナーにはバイクの燃料タンクに入っているレギュラーガソリンが使えます。しかし、燃料をテントサイトに持ち込むためのボトル、燃料を給油するための漏斗、ガソリンバーナーの燃料タンクに残ったガソリンを抜き出すポンプ、これらも持ち物リストに加えなければなりません。

キャンプツーリング用のシートバッグはパンパン。バイクからガソリンバーナーに燃料を直接給油する方法を選択すべきでした。

失敗だらけのキャンプツーリング:まとめ

XR250のリヤサスがフワフワに

出典:ライター撮影

重いテント、2枚のシュラフ、ガソリンバーナー…キャンプツーリング用のシートバッグに持ち物をパッキングすると相当な重さになってしまいました。私のXR250は登山用ツェルトをパッキングする持ち物リストに合わせてリヤサスを調整してありますので、乗り心地がフワフワになってしまったのです。

こんな重さの荷物をバイクに積載するのは久々かも…。バイクに乗っていても楽しくありません。

XR250のリヤサスはフルアジャスタブル

水筒に水を入れなければよかった…ブルーシートは薄手のものを選べばよかった…そう後悔してもあとの祭り…。

そうだ!XR250のリヤサスはフルアジャスタブル!XR250は豪華なサスペンションが特徴です。フロントサスは圧側調整ができます。出先でプリロード調整するのは難しいのですが、圧側と伸び側の減衰力調整は簡単です。乗り心地が少しマシになるかも!とバイクを止めると…。

ドライバー1本で泣く

出典:ライター撮影

OH!車載工具もシートバッグにパッキングしていたのです。ドライバーを1本取り出すのに今から積載したシートバッグを下ろして、車載工具を出して、再び積載するのか…。

その手間を考えるとフワフワのままでいいのでは?と思ってしまったのです。フルボトムしないから許容範囲内やない?そう思い込むしかありません。走って楽しくないバイクで目的地を淡々と目指すキャンプツーリングっていったい…。

ツーリングが気になる人はこちらをチェック!

キャンプツーリングであってもバイクに乗る楽しさを疎かにしてはいけません。250ccのオンロードバイクが羨ましいです。段付きのプリロード調整は出先で簡単にできますものね。

ツーリングについて私の心境を語ったこれまでの連載記事もチェックしてください。次回は続編として、潮岬望楼の芝キャンプ場の裏話を報告する予定です。