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一度は行きたい「名古屋」のおすすめ観光穴場スポット12選!珍スポットも!

愛知県の名古屋といえば中部地方の大都市で、古くから栄えた街です。それだけに、歴史的な遺産の数々や面白い観光スポットがたくさんあります。今回はそこではなく、観光の「穴場」に特化した情報ばかりを集めてみました。名古屋観光の穴場情報特集です。
2021年3月24日
カレーパン
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名古屋は意外な穴場観光スポットの集積地!

Photo by Dr. L.C.S.

名古屋は実際は中部地方の政治・経済の中心地。人口は大阪市に次いで全国4位、右肩上がりを続ける元気な大都市です。

遠く古墳時代から栄えた街で、国内政治にも深く関わってきただけあって、観光スポットにも事欠きません。シンボル的な名古屋城を始め近郊の歴史的名所の他、名古屋めしなどの食べ歩きやテーマパークもいろいろあります。※この記事は2021年3月の情報によります。

探せば見つかる名古屋周辺の穴場観光スポット!

名古屋とその近郊にある有名な観光スポットの情報は別の機会にまとめるとして、今回は穴場と呼べるような名古屋周辺の観光スポットに絞って紹介していきます。

名古屋市内や近郊地域に目を向けると、意外な見どころや見すごしてきた穴場の観光スポットが見つかります。有名でなくてもディープな魅力があったり、デートに使える穴場などをアクセスも含めて見ていきましょう。

名古屋の穴場観光スポット・見る穴場編5選

名古屋の穴場観光・見るスポット①南極観測船ふじ

この施設は、元南極観測船だった「ふじ」を係留して、南極に関する博物館にしました。船体は観測船当時の姿で保存され、後部甲板には搭載ヘリが乗ったまま展示されています。船内も現役当時が再現されていて、ディープな船好きには面白い観光スポットでしょう。

名古屋港の係留岸壁一帯は「ふじの広場」としてきれいに整備されています。南極で使った雪上車の実物や、ふじのプロペラ付き推進軸が展示されるほか、観測隊に同行したカラフト犬の銅像も建てられました。

船内展示は現役時代を再現・操舵室見学もあり

入場券(300円)で船内に入ると、内部は医務室、居住区画などが現役時代のままで再現されています。また、砕氷船としての特殊な構造や輸送船としての装備、観測用の装備・機器も見ることができるディープな観光施設です。

ヘリ格納庫を改装した南極博物館では、氷海の航行が疑似体験でき、最上階の操舵室では舵輪やレーダー画面などの航海機器にもさわれます。この博物館へのアクセスは、地下鉄名城線「名古屋港駅」下車徒歩5分、名古屋港ガーデンふ頭です。

名古屋みなと振興財団 事業部 管理第2課

  • 住所
    〒455-0033
    名古屋市港区港町1番9号
  • 公式サイトURL
    https://nagoyaaqua.jp/garden-pier/fuji/

名古屋の穴場観光・見るスポット②ノリタケの森

Photo by inazakira

ノリタケの森は、高級洋食器メーカーのノリタケカンパニーが、創業100周年を記念して作った展示場、ショップと、それを囲む都市公園です。新築ではなく、古いレンガ造りの工場群を展示・見学施設に転換しました。

もとの工場や中小のビルなどで雑然としたエリアが整理され、公園として地域に開放されています。そのおかげでこの一帯はおしゃれで癒しの空間に生まれ変わり、市民や観光客が訪れるようになりました。デートスポットとしても人気です。

陶器を見たり触って楽しめる穴場観光スポット

ノリタケの森のウェルカムセンターでは、この施設のことやノリタケの陶器について紹介されます。そして、ギャラリーがあり、そこでは著名な作家による陶器や絵、彫刻などの展覧会が頻繁に開催され、だれでも鑑賞できるおすすめな穴場です。

陶器工場・クラフトセンターでは、作陶や絵付けの行程が見学でき、プレートやマグカップなど、好きなものに絵付けする面白い体験もできます。ここへのアクセスは、名古屋駅から600m・徒歩10分、地下鉄亀島駅から5分です。
 

ノリタケの森

  • 住所
    〒451-8501
    名古屋市西区則武新町3-1-36
  • 公式サイトURL
    https://www.noritake.co.jp/mori/info/

名古屋の穴場観光・見るスポット③貨幣資料館

貨幣資料館というと、東京にある日銀の貨幣博物館と混同する人もいるかもしれません。貨幣資料館は名古屋にある三菱UFJ銀行が運営する施設です。ここには日本で使われた中国渡来の貨幣に始まり、最古の貨幣・富本銭から現代にいたる貨幣が展示されています。

展示品で珍品は、豊臣秀吉が作らせて恩賞に使われた「天正沢瀉(おもだか)」大判でしょう。現存するのは3枚だけといわれる大判のほか、日本の貨幣と海外の貨幣、約1万点が展示されます。

貨幣のほかにも面白い展示品が


展示品は貨幣以外にも万両箱や江戸時代の銀行(両替屋)の復刻店舗があります。使われていた天秤、箪笥などの用品も面白い展示品です。見学すると一億円の重さの体験など、穴場らしくて面白い観光ができます。

もう一つ、ここにはあの有名な歌川広重作・東海道五十三次の版画と、関連資料の展示があります。美術好きにはお宝で、ここは心ときめくディープな穴場でしょう。この資料館へのアクセスはバスだけで、名古屋駅⑩番のりばから基幹②系統猪高車庫行・赤塚白壁下車です。

貨幣資料館

  • 住所
    〒461-0026
    名古屋市東区赤塚町25番地
  • 公式サイトURL
    https://www.bk.mufg.jp/csr/contribution/kids/gallery/index.html

名古屋の穴場観光・見るスポット④鶴舞公園

名古屋の鶴舞公園といえば、サクラの名所で知られます。桜が咲く時期はとにかく混雑して、おすすめの穴場観光スポットとはいえません。ここが穴場になるのはサクラが終って人が減ってからです。

穴場観光スポットになるのは初夏のころ。ツツジやバラ、ショウブの季節がいいでしょう。デートにも最適で、その時も人は増えますが、春ほどではないので癒しやデートの穴場観光スポットとしておすすめします。

広い園内はリラックスできる癒しの観光穴場

静かで広い園内では、池の周辺などを散策するとリラックスできて癒しのひとときが楽しめます。桜が終っても、園内にはいろんな花が咲いていてデートにも。他では味わえない華やかな散策路が、おすすめの穴場観光スポットです。

アクセスはJR、地下鉄とも鶴舞駅下車、市営バスは鶴舞公園前下車です。

鶴舞公園

  • 住所
    〒466-0064
    愛知県名古屋市昭和区鶴舞1丁目1
  • 公式サイトURL
    https://tsurumapark.info/

名古屋の穴場観光・見るスポット➄東谷山フルーツパーク

東谷山フルーツパークは、名古屋市営のテーマパークです。ここは梅林があるし、何より枝垂れ桜の名所として有名です。桜の季節は多くの花見客でにぎわいますが、観光の穴場というわけではありません。

公園の名前にある通り、園内には温室があり、その内外には珍しい果物の木がたくさん栽培されています。四季を通じてその花が咲き、普通は見られない珍しい花が絶えません。そこが穴場として紹介する理由です。

四季折々の花で癒しとリラックスを楽しむ穴場観光

東谷山フルーツパークでは、桜や梅の他に果物の花がたくさん咲いています。その中を散策すれば、美しさや香りで癒しのひとときが楽しめるでしょう。デートにも最適ですが、眺めるだけでは間が持ちません。

初夏から晩秋にかけては、珍しい熱帯の果物や木の実の収穫期です。休日ならその収穫体験会に参加でき、採れたものは有料で持ち帰れます。売店ではカットやジュースでいただける楽しい穴場観光スポットです。アクセスは車が便利。市営バスはバス停終点から徒歩13分です。

東谷山フルーツパーク

  • 住所
    〒463-0001
    名古屋市守山区上志段味東谷2110
  • 公式サイトURL
    https://www.fruitpark.org/

名古屋の穴場観光スポット・遊べる穴場2選

名古屋の観光・遊べる穴場スポット①名古屋海洋博物館

名古屋海洋博物館の船のマストとブリッジをイメージした建物は、名古屋港のランドマークになるほど目立ちます。日本の海外貿易で、扱い量・利益の半分以上を稼ぎ出す名古屋港のすごさを、ここで初めて知った人も少なくないでしょう。

​​​館内では迫力あるジオラマ展示や、電動のコンテナターミナル模型に圧倒されます。そして、船の歴史や海上交易、航海の様子などが学べる資料エリアも必見です。

子供も大人も夢中になれる体験エリア

館内には船のブリッジが再現され、シミュレータで操船が体験できるコーナーもあります。また、船長のコスプレは子供に大人気。そして、圧巻はコンテナ荷役クレーンのシミュレータでしょう。大人も子供も間違いなく夢中になれる穴場です。

ここへのアクセスは、地下鉄名古屋港下車、3番出口から徒歩5分。車の場合はガーデンふ頭駐車場があります。

名古屋みなと振興財団 事業部 管理第2課

  • 住所
    〒455-0033
    名古屋市港区港町1番9号
  • 公式サイトURL
    https://nagoyaaqua.jp/garden-pier/museum/

名古屋の観光・遊べる穴場スポット②リニア・鉄道館


リニア・鉄道館はJR東海が運営する鉄道博物館で、大宮や京都の類似施設と違いJR東海らしさが前面に出た穴場スポットになります。館名にもあるように、最先端のリニアと新幹線関連の展示がポイントです。

展示される実物の車両数は39両で、そのほとんどが1階のメインホールに集中しているのが圧巻です。また、見せ場は日本最大級の鉄道ジオラマで、名古屋駅周辺のリアルさは必見でしょう。

多くのシミュレータで楽しめる穴場スポット

この博物館の穴場は車掌シミュレータがあること。車掌目線のスクリーンを見ながら車内アナウンス、ドアを開閉して車掌気分にになれる、マニアックでディープな楽しみが体験できます。もちろん運転シミュレータも在来線型が8台。新幹線N700系のリアルな運転席は感動ものの逸品でしょう。

ここへのアクセスは、地下鉄あおなみ線金城ふ頭下車、徒歩2分です。車の場合は市営金城ふ頭駐車場が利用できます(有料)。

リニア・鉄道館

  • 住所
    〒455-0848
    名古屋市港区金城ふ頭3丁目2−2
  • 公式サイトURL
    https://museum.jr-central.co.jp/

名古屋の穴場観光スポット・おいしい穴場4選

名古屋でおいしい穴場観光①おきつねバーガー

名古屋の穴場グルメ観光スポットでは、まずおきつねバーガーでしょう。珍スポットでもいいかもしれない珍しいバーガーです。つまり、バンズが油揚げのハンバーガーのことで、テレビのB級グルメ番組で優勝した実力派なのです。

ぱっと見はローカルで手軽なB級そのものですが、厚手の油揚げは特製のタレで味付けした特別製。具材も食感を最優先したレタス、玉ねぎ、トンカツを使いました。食べ応えのあるハンバーガーは、ローカルB級であって一級品です。

名古屋近郊豊川稲荷の名物・おきつねバーガー

おきつねバーガーは、名古屋市近郊の豊川稲荷の門前にあるおきつね本舗が販売元です。豊川稲荷といえば稲荷ずし。そのサブメニューとして考案したのが大うけして、今では豊川の穴場観光グルメとして有名になりました。

そもそもはうどん屋で、その出汁がベースのタレがおきつねバーガーヒットの原動力なのかもしれません。ここへのアクセスは、JR豊川、名鉄豊川稲荷から徒歩5分、豊川稲荷門前です。

おきつね本舗

  • 住所
    〒442-0037
    豊川市門前町1番地
  • 公式サイトURL
    http://www.okitsune.net/index.html

名古屋でおいしい穴場観光②リバティサンド

名古屋周辺の食べる穴場観光スポット・2つ目は千種区にあるリバティサンドです。ここの見た目はローカルなカフェですが、サンドの隠れた穴場として、地元の若い女性の間ではかなり名前が知られます。

それにつられて観光客も来るらしく、昼時はかなり混む穴場です。ここのおすすめは、チーズがとろけるチーズサンドでしょう。切り口から流れるチーズのたっぷり感が人気を集めます。

ボリュームと豊富なメニューで人気のリバティサンド

店内はテーブル席と壁付けカウンター席の簡素な造りで、木目があたたかなインテリアです。メニューはサンド単品からランチセット、ハンバーガーも各種。見た目は分厚くボリューム感たっぷりですが、軽くいけます。飲み物も豊富で、海外ビールもかなりたくさんありました。

どのサンドにもフライドポテトが付くので、まずこれでビール、続いてサンドというのが定番です。アクセスは、地下鉄名城線本山駅から北へ10分のGIビル本山1Fにあります。

 

リバティサンド

  • 住所
    〒464-0038
    愛知県名古屋市千種区春里町4-23 G1 ビル本山 1F'
  • 公式サイトURL
    https://l-sand.shopinfo.jp/

名古屋でおいしい穴場観光③げんき庵

名古屋観光に来たら、名古屋めしは外せません。ただ、いろいろあるので観光客が迷うところで、手軽で代表的なのがきしめんでしょう。お店もたくさんある中、値段も味もいいと人気が高い、げんき庵がおすすめです。

名古屋周辺・近郊に何店かあって、どこも繁盛中のようです。特に昼どきは行列ができる穴場店なので、観光客は行列を見ると逃げたくなるでしょう。でも、回転が早くてすぐに座れるので、迷わず並んでください。

穴場のきしめんがワンコインでお釣りも

げんき庵のきしめんは、トッピングが豊富です。ランチに人気の天ぷらやかき揚げだと、安いものでは500円台でおつりが来ます。これなら昼どきに行列ができる穴場なのも、皆さん納得できるでしょう。他にもご飯や天丼とのセットなど、メニューが豊富で満足できる名古屋観光の穴場ランチです。
 

げんき庵伏見店へのアクセスは、地下鉄伏見駅6番から500m約10分、ライオンズホテル1階にあります。

げんき庵 伏見店

  • 住所
    〒460-0008
    名古屋市中区 栄 1-22-2 ライオンズホテル名古屋 1F
  • 電話番号
    052-231-7040

名古屋でおいしい穴場観光④黒豚屋らむちぃ


名古屋めしで外せないものに、味噌カツがあります。トンカツに八丁味噌で作ったソースをかけたもので、名古屋観光では定番化した名物です。味噌カツのおすすめは、名古屋の繁華街・栄にある黒豚らむちぃでしょう。

トンカツに味噌だれをたっぷりかけて、さらにネギを思いきりのせてカツが見えなくなった皿が出てきます。見た目は衝撃的ですが、後味がスッキリしているのは味噌とネギがよく合うからでしょう。これは名古屋観光のディープな穴場・黒豚らむちぃ限定の名古屋めしです。

名古屋観光のランチはコスパ抜群の黒豚屋がおすすめ

黒豚屋らむちぃのランチは定食が1,000円から、各種の数量限定定食が780円~980円で食べられます。味噌カツ定食でも1,600円とリーズナブルなお値段です。そのほか、天むす、串カツ、手羽先明太、味噌味の角煮など、名古屋めしも格安で食べられます。

名古屋観光で名物の名古屋めしを味わうなら、穴場の黒豚屋らむちぃの飲み放題堪能コース4,000円をおすすめします。アクセスは地下鉄名城線・名港線矢場町駅徒歩3分、東山線栄駅徒歩3分です。

黒豚屋らむちぃ

  • 住所
    〒460-0008
    名古屋市中区栄3-15-6 栄STビルB1
  • 公式サイトURL
    https://ramuti.gorp.jp/

名古屋の穴場観光スポット・珍スポット編1選

ほとんどの人は間違ったことをして、それを謝れないままになっていることがいくつかあるでしょう。ふとしたことでそれを思い出しては、胸の痛みを感じています。

そんな人が、今さらでも謝れる場所があります。それが名古屋市千種区にある「ごめんなさい地蔵」です。謝れない相手の代わりに、お地蔵さんの前で手を合わせて謝らせてくれます。

名古屋観光の帰りに絵馬に謝りごとを書いて奉納しよう

名古屋へ観光に来た人は、このお地蔵さんに手を合わせて謝って帰りましょう。脇に置いてある絵馬に謝りごとを書いて納めてください。お賽銭はいりません。そうすれば、すがすがしい気持ちで家に帰れる癒しの穴場・珍スポットです。

アクセスは中央線千種駅から徒歩600m。目印のない住宅街なので、スマホの機能を生かして探してください。

ごめんなさい地蔵

  • 住所
    〒464-0850
    愛知県名古屋市千種区今池1丁目19−20

まとめ・レアで楽しい名古屋の穴場観光スポット

Photo bynomase63studiounltd

愛知県名古屋市はさすが大都市です。みんなが行くような有名な観光地を避けて穴場をさがしましたが、意外にたくさんヒットします。そして、見る、遊ぶ・体験する、食べるというそれぞれの楽しみ方も十分満足できるものでした。

それでも今回紹介したのは12か所。見残しはまだまだあるでしょう。適度な人出で費用もかからず、しかも楽しい名古屋の穴場観光スポット。この記事を参考にぜひ名古屋周辺を訪ねてみてください。

名古屋周辺のお楽しみスポット紹介記事

愛知県名古屋市周辺は観光スポットの宝庫です。史跡が多いんですが、家族連れやデートスポットもたくさんあります。見るべき観光地を紹介する記事を挙げておきますので、プラン作成に役立ててください。