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初心者でも簡単に育てられる!春のガーデニングにおすすめの草花6選!

春はガーデニングに最適のシーズンです。植物栽培・育て方の知識や経験がないガーデニング初心者の方でも簡単に育てられる、春の草花をご紹介しています。園芸店で人気の花苗は、種まき不要ですぐに花壇やプランターに植えられ便利です。鉢植えにして室内に置くと季節感が出ます。
2021年4月5日
森川 美月
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目次

春はガーデニング向きの季節

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春に咲く花の種類は多く、色とりどりの花が花壇を彩る季節です。多くの園芸品種の中から、ガーデニング初心者におすすめの春の花をご紹介しています。育てやすい一年草の花苗や、一度植えたら毎年花が咲く多年草や宿根草など、ガーデニングで人気の育て方の簡単な植物ばかりです。暖かい陽光を浴びながら、春のガーデニングを楽しみましょう。

ガーデニング用語:一年草、多年草、宿根草とは

一年草

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ガーデニングで頻繁に登場する一年草とは、種まきにより発芽し、花が咲いた後は種をつけて枯れる植物で、鉢植え栽培に向いています。花が咲くのは1シーズンだけですが、園芸店で安価に購入できるのが魅力です。種が採取できれば翌年も種まきから育てられますが、多くの一年草は毎春植え替えます。

多年草、宿根草

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多年草は、一度植えたら花後も枯れずに毎年花を咲かせる、ガーデニングで人気の植物です。放っておくと花からできる種により、種まきせずとも自然に増えて広がることもあります。宿根草は多年草と似ていますが、多年草との違いは、冬に地上部が枯れることです。春になると再び活動を開始し、花を咲かせます。

園芸店に花苗が並び始めるのは早春

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多くのガーデニング専門店・園芸店では、早春(2月から3月)に春の花苗が店頭に並び始めます。どのような種類の花が出回っているか眺めながら、花壇や植木鉢・プランターの準備をし、春のガーデニング計画を立てましょう。早い時期に春の花苗を購入する場合は、夜は室内に取り込むなど、寒さで枯らさない工夫も必要です。

植える場所に適した花苗選びを

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園芸店に並ぶ色鮮やかな春の花に魅かれてつい買ったものの、どこに植えるか悩んだことはありませんか?お庭の花壇でもベランダのプランターでも、まず日当たりをチェックし、環境に適した花苗を選ぶことがガーデニングのポイントです。日光を好む植物もあれば、日陰で育つ植物もありますし、乾燥に強いかどうかで水やりの回数も変わってきます。

花壇におすすめの春の花2選!

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一戸建てのガーデニングは、住まいによって庭の面積や日照条件が異なるため、自宅の庭に適した植物を選ぶことが大切です。また、何もない殺風景な花壇を見ると、ついあれもこれもと数多く植えてしまいがちですが、生育後の株の大きさを考慮し、間隔を空けて植えるようにします。

1:パンジー・ビオラ

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パンジー・ビオラは園芸品種が豊富で花壇を鮮やかに彩る、ガーデニング定番の花です。10月頃から園芸店に花苗が出始め、秋から翌春にかけて長い期間咲き続けます。そのため、花が少なくなる冬に人気の高い植物です。初心者におすすめの育てやすい種類は、冬の霜に強い「フルーナ」シリーズや、花つきのよい「ペニー」シリーズなどです。

春のガーデニングの主役

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パンジー・ビオラは春のガーデニングの代表的な花です。草丈は10~30cmほどですので、花壇に植える場合はなるべく前面に植えます。ポット苗から出してすぐ植えることができ、生長につれ見ごたえのある大株に生長するのが魅力です。花壇の他、春の寄せ植えや鉢植えで育てることもできます。

2:球根植物

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春に花が咲くチューリップ、水仙、ムスカリ、スノードロップなどの球根植物は、秋から冬にかけて球根を植え付けます。失敗が少なく、ガーデニング初心者でも簡単に育てられる植物です。広い花壇の中でも、隣接する植物を根が邪魔することがありません。春に花が咲いた後、球根を土中でそのまま眠らせておくと、翌春再び芽を出します。

春の花壇の定番

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球根植物は種類が多く、春の花壇の定番です。秋に球根を地中に埋めておくだけなので、ガーデニング初心者でも簡単に育てられます。花壇に植える場合は背の高いチューリップを奥に配置し、ムスカリなどの小さいものを手前に配置するのがポイントです。ガーデニングでは、春の寄せ植えや鉢植え材料としても人気があります。

グラウンドカバーにおすすめの春の花2選!

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ガーデニングにおいて、シンボルツリーや大きな植物の足元を飾るグラウンドカバーは、庭の景観づくりに大切な存在です。少しずつ横へ広がって増える這性の、丈の低い多年草を植えると、ガーデニングが楽になります。

1:アジュガ

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アジュガはセイヨウキランソウ(山野草)から交配された園芸品種が多く、「チョコレート・チップ」と呼ばれる美しい暗褐色の葉を持つ種類や、「マルチカラー」と呼ばれる白とピンクの斑入り葉の種類がガーデニングで人気です。葉色の明るい種類としては、葉の中心部がクリーム色をした「アークティック・フォックス」があります。

らくらくガーデニング

アジュガは、花壇に植えるとほふく茎で地をはうように広がるため、ガーデニングではグラウンドカバーとして使える植物です。多年草なので、小さな花壇に3、4個の苗を植えておくと、翌春には生長して全面に拡がります。庭植えの場合は水やりは自然降雨だけでよいので、ガーデニング初心者でも栽培が容易です。

2:ベロニカ・オックスフォードブルー

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ベロニカ・オックスフォードブルーを花壇に植える場合、水はけをよくするため腐葉土を混ぜた土で育てましょう。春に花咲くグラウンドカバーとしてガーデニングで人気ですが、寄せ植えや鉢植えの材料としても人気があります。春をテーマにした寄せ植えで、背の低い小花が欲しいときや、青みをプラスしたいときに最適です。

グラウンドカバーにもなる多年草

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ベロニカ・オックスフォードブルーもアジュガ同様、這性で多年草、草丈は10cm程度、グラウンドカバーにもなります。その青い花は夜になりかけた空のように美しく、しゃがみこんで見とれてしまうほどです。暑さ・寒さに強いためガーデニング初心者でも簡単に育てられます。

植木鉢・プランターにおすすめの春の花2選!

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広い庭や花壇がなくても、ベランダガーデニングや室内ガーデニングといったアイデアで春の花を身近に置くことができます。ベランダガーデニングや室内ガーデニングでは、おしゃれな植木鉢やプランターなどのガーデニング用品を活用しましょう。

1:プリムラ・ジュリアン

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プランターや植木鉢で春の花を育てるなら、植え替えのしやすい一年草がおすすめです。プリムラの中でも特にプリムラ・ジュリアンは、プリムラ・ポリアンサとコーカサス地方のプリムラを交配してできた園芸品種で、プリムラ・ポリアンサよりもコンパクトなのが特徴です。ガーデニングで人気の高い花で、鉢植えにして室内の明るい場所でも栽培できます。

春のガーデニングにおすすめ

ガーデニングで寄せ植えや鉢植えと材料して大人気のプリムラ・ジュリアンは、春を代表する花の一つです。花の種類が豊富で、定番のサクラソウのような形のほか、フリルがエレガントな八重咲きの品種もあります。近年、ダークパープルなどのアンティークカラーや、春のガーデニングにふさわしいニュアンスカラーの種も加わりました。


2:サフィニア

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春のガーデニングで、寄せ植えや鉢植えに大人気のサフィニアをご紹介します。サフィニアは、サントリーフラワーズが作出したペチュニアの園芸品種です。「サフィニア」という名前は、次々と波打つように花が咲く様子から「サーフィン」と「ペチュニア」を組み合わせてつけられました。豪華な花付きのよさが、世界中のガーデニング愛好家を虜にしています。

ハンギングプランターがおすすめ!

春のガーデニングでは、ハンギングプランター栽培がおすすめです。四方八方に花が咲き広がりドーム状に仕上がるため、見栄えがします。いくつかの種類を混ぜて寄せ植えにすると、色のグラデーションが生まれてきれいです。摘芯を繰り返すことで、春の花数をさらに増やすことができます。

まとめ

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初心者向きの、春のガーデニングにおすすめの草花をご紹介しました。根の張り具合や生長の特性により、花壇向きの花やプランター向きの花があります。花の特性を知り、日当たりや水の管理を行なうことは大切です。春の花を使った寄せ植えや鉢植えは、室内や玄関先に飾ると、季節を感じさせる素敵な演出ができます。

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