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薪割り&焚き付け作業が快適になるキンドリングクラッカーの使い方を解説!注意点も!

キンドリングクラッカーは、キャンプで焚き火をするときにとても便利なアイテムです。使い方も簡単で、子供でもあまり危険性がなく安心して薪割りができます。そこで、キンドリングクラッカーの基本情報や使い方、注意点などを詳しく紹介します!
2021年5月27日
sorayou
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目次

この記事で紹介しているアイテム

キンドリングクラッカー

キンドリングクラッカーキング

キンドリングクラッカーはキャンプの救世主

キンドリングクラッカーとは?

キンドリングクラッカーという名前を聞いても、どのような道具か見当がつかないかもしれません。しかし、ファイヤーサイドという会社の名前を聞いたら、焚き火や薪に関連する道具だとわかる人もいるでしょう。

このキンドリングクラッカーは、ニュージーランドで2013年13歳の少女が発明しました。きっかけは、少女の母親が斧で薪割りをする光景を見て、ケガが心配になり発明されたのです。その後キンドリングクラッカーは、世界中で使われるようになったのです。

ファイヤーサイドのアイテム

キンドリングクラッカーを売っているファイヤーサイドは、30年薪ストーブを取り扱っている老舗の会社です。本社は信州駒ケ根高原にあり、まわりは南アルプスや中央アルプスに囲まれています。

扱っている商品は、薪を使うときに必要なものがたくさんあり、薪ストーブから着火剤までファイヤーサイドでは全部揃うのです。アウトドア商品を扱っているメーカーは色々ありますが、キンドリングクラッカーをはじめ、薪に関しての道具はファイヤーサイドが最も多いでしょう。

薪ストーブのファイヤーサイド
ファイヤーサイドは薪ストーブを通して自然と共にある心豊かな暮らしを提案します。

キンドリングクラッカーの使い方

キンドリングクラッカーの基本情報

キンドリングクラッカー

出典:楽天
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:楽天
出典:楽天

サイズ 直径190(リング外径)×H310mm
重量 4.8kg
材質 ダクタイル鋳鉄(ちゅうてつ)
保証期間 1年間

キンドリングクラッカーの使い方を紹介する前に、スペックを説明します。薪を割る道具なので、多少の重さは必要です。斧やナタに比べると、4.8kgは重いかもしれません。キャンプ場などに持って行くには、不便さを感じる人もいるでしょう。

しかし、車でいくならそれほど収納スペースはとりません。また、一度持って行って使うとキンドリングクラッカーの必要性がわかります。材質も強度の高い鉄を使用しているので、濡れて錆が出ないようメンテナンスに気を付ければ長く使える道具です。

キャンプなどで焚き火をしたいときにおすすめ


キンドリングクラッカーの基本情報を知っても、キャンプや焚き火の時に必要かどうか疑問に思うかもしれません。まず、重いし収納に不便だと考えるでしょう。実は、トランクに入れても収納スペースは少なくて問題ないのです。

リングの外径が190mmありますが、下の部分は写真でもわかるようにほとんど隙間だらけです。落ち運びには少し力が必要ですが、収納に関しては斧を持って行くときと同じくらいの収納スペースを確保できれば大丈夫なのでかなりおすすめになります。

サイズが2種類ある

キンドリングクラッカーキング

出典:Amazon
出典:楽天
出典:Amazon
出典:楽天
出典:楽天

キャンプの焚き付け用だけではなく、家に薪ストーブがある人や太い薪が必要な人には、キンドリングクラッカーキングというサイズが大きいものをおすすめします。サイズは直径260×H430mm、重量は9.5kgです。

普通のキンドリングクラッカーの約2倍のサイズなので、太さが18cmの薪を入れて割ることができます。こちらは、キャンプ場に持って行くには重くて持ち運びには不向きです。しかし、薪ストーブの薪は細いとすぐ燃え尽きるので、太めの薪を使います。

キンドリングクラッカーの使い方手順

使い方は簡単なので、大人がついていれば子供も薪を割ることができます。最初にリング内に薪を入れ、下にある刃に薪が食い込むようにハンマーで軽く叩きます。そして、土台が固定されているのを確認したら、ハンマーで上から叩き割るだけです。

たったこれだけの方法で、硬くて太い薪を焚きつけ用の細い薪にすることができます。下の刃が、木の繊維に沿って割れてくれるので、強い力の必要性はありません。女性や子供の力でも十分割ることが可能です。
 

どんな薪でも割れるの?

薪の種類は関係ありません。ホームセンターなどで売っている薪でも割ることができます。ただ、キンドリングクラッカーは太さが14cmまで、長さが25~50cmに対応しているので、それ以上の太さや長さの薪は割れないのです。

あくまでも、キャンプで使うときや焚き付け用に使う薪です。もし、太くて長い薪が手に入ったときは、そのまま使うか必要性のある薪ストーブで使いましょう。キンドリングクラッカーキングなら、問題ないかもしれません。

広葉樹は要注意

キンドリングクラッカーは、リングに入るサイズであれば、板や端材などでも割ることができます。木の種類の中でも広葉樹は硬い木ですが、火持ちがよいでの薪ストーブやキャンプなどでよく使われます。

もちろん、広葉樹でもキンドリングクラッカーで割ることができますが、節目がある薪はかなり固いので割れないかもしれません。広葉樹ではなくても、年輪のような大きな節はかなりの力がいるし、危険な可能性があります。その時は、あきらめてそのまま使いましょう。

一緒に準備するアイテムは?

キンドリングクラッカーを使うとき必要なのがハンマーです。ハンマー以外で薪を割るのは危険な可能性があります。ハンマーの種類は様々ですが、あまりにも軽いと割れない可能性があります。男性なら1kg前後のハンマーを用意すれば問題ないでしょう。

その他、グローブや軍手も準備してください。手が滑らないようにするためのものですが、割った薪などを運ぶときにけがをしないためのものでもあります。また、長袖、長ズボン、靴、ゴーグルを用意すれば十分です。


台座は必要?

キンドリングクラッカーを使っている人で台座をつけている人もいます。キンドリングクラッカーは、台座を固定するために必要なビスを打ち込む穴があるので、しっかりと固定した状態で薪割りをするなら台座を準備してください。

キャンプで持って行く場合は、台座があると不便かもしれません。台座の必要性はそれほど重要ではないので、芝生などでキンドリングクラッカーを使うときは、安全に考慮して下の部分を足で踏むなどして固定しましょう。

使うときの注意点

キンドリングクラッカーは、基本的にメンテナンスは必要ありません。もし、薪を割った時切れ味が悪いと感じたら、やすりで削ってみて下さい。また、研ぎ方としては、水研ぎをしてメンテナンスをします。刃の研ぎ方は色々ありますが、それほど鋭角にする必要はないでしょう。

また、キンドリングクラッカーの素材が鉄なので、水がついたままだと錆が発生する可能性があります。少しでも水気があったらタオル等で拭いてください。万が一錆が出てしまったときは、メンテナンス時に金物ブラシなどで錆を落としましょう。

持ち運びに適したアイテム

キンドリングクラッカーは、持ち運び用の袋やカバーはついていません。キャンプで持って行くならわざわざ箱や袋に入れない方が簡単に収納できます。もし必要なら、本体が入っていた箱に収納したり、麻袋や破れないカバーをかけてもいいでしょう。

キンドリングクラッカーを出しっぱなしにしておくと、水に濡れたら錆が発生することがあります。その時は、雨や水が当たらないブルーシートのようなカバーをかけておくと長く使えること間違いなしです。

その他の薪割りアイテム

薪割りと聞いて、最初に思い浮かぶ道具は斧と言う人が多いでしょう。木の土台に薪を置いて、上から振りかぶって薪を割る光景が目に見えます。しかし、斧で薪を上手に割る方法は少し練習しなければいけないかも知れません。

キンドリングクラッカーはハンマーを上からふりおろすのではなく、刃先に少し薪を当ててだんだんと力を入れます。斧の場合、斧の重さを使って薪の真ん中部分に刃を当てなければきれいに割れません。しかし、太いのから細いのまで何でも割ることができます。

鉈(なた)

鉈を使って割る薪は、細いものや枝など主に焚きつけ用として使うときに必要です。キンドリングクラッカーは、リングに入ればある程度の太さがあってもハンマーの力で割ることができます。しかし、鉈は自分の力で薪を割るので太い薪は割れません。

ただ、持ち運びが簡単で薪を割る用途以外でも活躍します。キャンプで使用するときは、キンドリングクラッカーと合わせて持って行くのがおすすめです。取り扱うときは、子供でも楽に持ち歩けるので注意して保管しましょう。


タガネ

タガネとは、見た目がノミに似ていてハンマーと一緒に使います。使い方は、タガネを薪に直角に当てて上からハンマーで打ち付けます。何回か売っていくうちにタガネが薪に食い込み、木の繊維によって割れます。

細かい作業ができるので薪のサイズを合わせたり、太い木を何本かのタガネを使って割ったりできるので使い勝手はたくさんあります。ただ、キンドリングクラッカーや斧のように割った時の爽快感はないですし、割るのに時間がかかることがあります。

どのアイテムも土台が不可欠!

キンドリングクラッカー以外の薪割りアイテムは、固定できる台座がほとんど必要になります。斧で薪を割るのはもちろんのこと、タガネを使うときも下が固定されていなければうまく割ることができません。

鉈は割る薪が細いので必要ないかもしれませんが、きちんと固定しなければけがをするかもしれないという注意点があります。その点、キンドリングクラッカーはリング内で割るので薪が飛び散る心配もないし、大きくハンマーを振り下ろさないので力があまり必要ではないのです。

キンドリングクラッカーはキャンプの必需品!

ファイヤーサイドのキンドリングクラッカーは、見た目が大きく重そうに見えるので、キャンプなどで持ち運ぶには不向きだと考えてしまうかもしれません。しかし、一度キンドリングクラッカーを使ってしまうと、想像以上の実用性に感動するでしょう。

薪割りがいつもの半分の時間で済んだり、疲れることがなかったりすれば、そのあとの時間をたっぷりと有意義に過ごすことができます。けがや危険性も他の薪割りと比べると少ないです。ぜひ、キンドリングクラッカーで楽しい薪割りライフを過ごしてください!

キンドリングクラッカーが気になった方はこちらをチェック

キンドリングクラッカーが気になった方は、他の薪割り方法も比較して、自分に合った薪割りを見つけてください。キンドリングクラッカーは誰でもできる薪割り方法ですが、薪のサイズなどによってはキンドリングクラッカー以外の方法が最適だということもあります。

キンドリングクラッカーに限らず、楽しく薪割りをするなら下の記事もチェックして、様々な楽しみ方を選んでください!