はじめに:ボウフラの対策をしよう
ボウフラの発生原因や時期とその予防対策
温かい時期になると出てくる害虫。畑や田んぼの作物を荒らすものだけでなく人を刺したり血を吸いそのあとが痒くなる蚊も立派な害虫のひとつ。その蚊は発生場所が人の家の庭の片隅であったり住宅街の空き地や道端の溝の中など人の済むところのすぐ近くにあるのも特徴です。
今回はそんないやな害虫蚊の発生を防ぐ対策・予防としてその原因となる幼虫から駆除対策していく方法をいろいろとご紹介します。
ボウフラ対策は身近なものでできる
薬剤など何も使わない方法や食器を洗ったり漂白したりと身近にある液剤・掃除にも使える大人気のあの粉末もこの蚊の赤ちゃん対策に使えると話題です。手軽にできるボウフラ殺し方わかないようにする対策方法を御覧いただきましょう。
対策の前にボウフラの生態を知ろう
対策方法の前にまずはその親である蚊とボウフラの生態からご紹介しましょう。生態を知ってもらうことでより対策しやすくなると考えます。発生時期や一生のサークルその原因などボウフラ対策に役立つことばかりです。
ボウフラは蚊の子供
多くの方がもうすでにご存知のようにボウフラというのは蚊の子供(幼虫)時代の名前です。このボウフラという名前の語源はその姿が棒(ボウ)のようであり泳ぐさまが棒が振られる=ボウがフラれるようだったことを縮めてボウフラと呼ぶのが通説です。
感じでは子供の子という字のようなものをふたつ並べて一文字とし孑孑と書きます。
ボウフラの生態・発生時期や期間
さてそんな細長い虫・ボウフラの生態ですが何としっぽに呼吸する口があります。そのため息をするときは縦に長く伸びた状態で水面にあがってきます。ボウフラの時期の大きさは6mmくらいで親よりも少し大きめ。
発生する時期は日本では6-9月ころの温かい気温の季節となっていて、産卵から2-5日でかえり、そこから1週間くらいでさなぎに進化しさらに3日程度で蚊になって飛び立っていくでしょう。だいたい産卵されてから3週間もあれば大人になって同じことを繰り返します。
ボウフラがわく原因
さてボウフラ対策にはそのわく原因も知る必要がありますね。これは成虫が卵を産卵する場所を放置しているということにほかならないでしょう。
その場所というが動きのない静かな水(水たまり)の中です。
例えば庭の片隅の溝・放置されたタイヤに溜まった雨水・庭で植物を育てている睡蓮鉢やおきっぱなしのバケツと水があれば蚊はどこでも産卵します。1度に生む卵の数は200とも300とも言われています。それが全部大人になったらとても恐ろしいことですね。
自分でできるボウフラ対策方法【環境編】
ボウフラという虫やその親である蚊が卵を産み付ける場所などわかったら早速それをヒントとして環境を変えていくという対策をしていきましょう。さきほどの原因や産卵時期をしっかり踏まえておこなうことが効果の高い対策方法です。
農薬・殺虫剤を使わないボウフラ対策
このボウフラがわかない環境づくりは何より農薬や殺虫剤という人にとっても有害なものを使わずにする対策。特に庭で放し飼いのペットがいる・鳥がよくベランダに水を飲みに訪れて見るのが楽しみという方にも安心して試せる対策方法であるのがメリット!まずはここからはじめるのが良いですよ。
ボウフラが発生する環境をなくす
水たまりに蓋をする対策
最初にできそうな簡単な対策は卵を生む場所となる水に蓋をしてしまうこと。たとえば側溝であればその上に板などを渡してしまえば蚊が水の中に卵を生むことはできなくなり、結果的に別の場所で産卵してくれるでしょう。
同様に捨てられる水たまりの水はボウフラがわいたあとでも地面に流してしまうという駆除方法もあります。少し手間ではありますが産卵場所をわざと作ってその水を天気の良い日にコンクリートの上などで流してしまえばそこにある卵も幼虫も絶滅します。
メダカの餌にする対策
ボウフラを食す動物や魚は意外とたくさんいます。その中で飼育してかわいいメダカはよくボウフラ対策にすすめられている魚のペット。この他に蚊の幼虫を食べる生き物としてゲンゴロウ・ヤゴ・カダヤシ(蚊絶やしから命名された)という魚があります。
上の動画はきれいな熱帯魚たちがボウフラを食べ尽くしてしまうものです。これらの魚も蚊の幼虫を食べることがわかるでしょう。
透明な容器に卵を産まない(根拠不明)
ボウフラの駆除や予防対策の実験というのは手軽にできることからいろいろな人が試して発表していますが、その中に透明なアクリル容器に張った水では一切ボウフラがわかなかったというものがあります。
もし庭に水たまりを設置する必要があれば、ガラスや強化アクリルなど透明な容器に貯めてみてください。これだけでボウフラがわかないなら一番安全で手間かかからない方法といえるでしょう。
ボウフラ対策に!身近なものでできる殺虫剤
まずはあまりお金をかけずに根本からボウフラの対策ができる身近な注意点、ちょっとした工夫でできる対策をご紹介しましょう。
前述でご紹介した生態環境や増える原因などを考えるとどうしたらよいのかおのずと見えてるくるものばかりです。うっかりボウフラの発生源をできるだけ少なくしていきましょう。
農薬不要でボウフラ対策
油
これはボウフラの殺し方ではなく蚊の成虫に卵を産ませないための工夫です。油は食用油ですと表面に広がらず一定の範囲を覆うだけなので効果はありません。水全体に膜を貼り蚊の成虫に産卵させないために有効な身近な油は灯油です。
しかし雨がふって容器から一番最初に流れ出てしまうため時々入れ直しが必要となるだけでなく、ギラギラ光る灯油入りの水をそのまま放置するなら水たまりができないような工夫をした方が健全とは感じますね。
10円玉を入れる
10円玉に含まれる銅成分がボウフラの殺し方としてよく話題にあがります。100ccの水に10円玉2枚でほぼ99%駆除できたという実験結果を出している方がいますが、屋外ならば途中で雨水が入る可能性があるのでこの量が完璧であるという証明はできません。
とにかく10円玉の枚数が少ないと効果がないことはわかっているので、できるだけたくさん入れるのがおすすめの方法です。
ボウフラの殺し方・身近な殺虫剤
台所用洗剤
殺虫剤としての使い方は台所用の中性洗剤を水たまりに数滴たらすだけです。即効性はなく約1日半から2日程度で全滅するという実験結果がありました。(使用したのはヨーグルトカップに2滴の台所洗剤)
しかしこの間に雨が降れば水は薄まり効果はさらに低くなり2日以上かかってしまうことも。その間に成虫になる可能性も考えられますね。緩やかな効果でそれほど危険性の高くないものとして天気の良い日が続くとき用の予防・対策方法とお考えください。
塩素系漂白剤
食器洗い用中性洗剤よりも効果が早く現れるのは塩素系の漂白剤です。こちらも同じカップに1滴程度で24時間かからずにボウフラは全滅したといわれています。
このくらい即効性があると蚊の幼虫の殺虫剤としても使えるのではないでしょうか。ただしペットなどが飲んでしまうと危険度は洗剤の比ではありません。動物の放し飼いをされている方はくれぐれも誤飲には気をつけてあげてください。
重曹
重曹もボウフラの殺し方に含まれるときがありますが、この効果はあるという方とほとんどない・無いという方に大きく分かれるのが特徴。効果があったという方もいたので、水に対する重曹濃度がかなり必要なものではないかと推測できますね。
こちらも雨が降ると一気に濃度が低くなり効果が0に近くなるため天気の良い日が数日つづかないと使えないと思っていた方がよいでしょう。
ボウフラ対策に乾燥剤が超強力
乾燥剤(酸化カルシウム)
一番強力でなんと1時間もあればボウフラが死滅するほどの殺虫力を見せるのが、お菓子や乾物の缶などに入っている乾燥剤を水たまりに入れる方法です。乾燥剤の成分もいろいろありますが、酸化カルシウムがボウフラの駆除・予防対策に効果があるといわれています。
もちろんこちらも食べられない薬剤ですので放し飼いの動物やお子さんに気をつけるとともに、作成時に手についたまま放置せずしっかりと手洗いもおこなってください。
市販品でボウフラ対策!効果的な農薬は
最後になりましたが早急に確実にボウフラ対策をしたいという方にはやはり市販の薬剤が即効性もあり確実に効果が期待できます。市販の駆除剤対策薬の中で通販でも買うことができる手に入りやすいボウフラの薬を簡単な対策方法として御覧いただきましょう。
1.フマキラーボウフラ退治
小さな水たまりにも使いやすい顆粒タイプ。水がたまっているところにまくことで薬剤がとけてオニボウフラとよばれる蚊のさなぎが成虫になるのを阻害してくれる薬です。
この薬のよいところは一度に全部溶けずにじわじわと薬効成分が出てくることです。その効果は長く1ヶ月続くのでもし逃してしまった蚊がまた同じ場所に産卵したとしてもそちらも対策することが可能な駆除剤であるということ。
2.AgriMart ボンフラン
駆除剤の対象は蚊のほかに水の中に生息する害虫一般。側溝や外の手洗い場だけでなく薄めた水を家の排水槽に流し込むことでたまり水に発生して家の中で孵化する幼虫にも対策できます。
まとめ:ベランダも忘れずボウフラ対策
まずボウフラの発生原因をつぶして対策しよう
いかがでしたか。今回はボウフラ対策としてその生態や発生原因をはじめにご覧いただいてから、環境をかえることでできる対策や身近な薬剤等を使っていく方法とさまざまな対策をご覧いただきました。
病気などの媒介の原因ともなる蚊は幼虫であるボウフラのうちから予防して増えないよう対策していきたいですね。しかし身近にあるものとはいえ、ペットや小さなお子様に影響のある駆除剤等もございます。くれぐれも使用にはご配慮ください。
害虫対策が気になる方はこちらもチェック
今回はかまれるとかゆい蚊の幼虫であるボウフラ対策についての記事となりましたが、この他にも暮らしーのにはたくさんのいやな虫を退治予防する対策例をご紹介しています。大切に育てているグリーンの大敵である害虫に効果的な農薬や無農薬での対策はきっとお役に立つでしょう。

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出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/433018?title=%E8%B6%A3%E3%81%82%E3%82%8B%E7%94%B0%E8%88%8E%E3%81%AE%E5%85%A5%E3%82%8C%E7%89%A9