コールマン ケトル ファイアープレイスケトル
コールマン パッカウェイケトル/0.6L
コールマン(Coleman)とは
Colemanってどんな会社?
Colemanは1900年頃にガソリンランプ、ランタンの製造業として創業します。現代でも口コミ・レビューのよい「赤ランタン」がColemanの定番商品で、ホームページのロゴにも起用されていますね。1960年代頃からはキャンプ用品の製造に取り組み、今はバーナーやクッカーなどのキャンプ用品を取り扱うアウトドアブランドです。
Colemanの特徴
Colemanはキャンプ用品店だけではなくホームセンターでも扱い店舗が多いことから、日本では有名なブランドです。Colemanの商品はコストパフォーマンスが良く、安定した品質による信頼感から初心者はもちろん、上級者まで広く使われています。デザイン性も優れているものが多く、インテリアとしても利用され女性も好んで使われる傾向があります。
ケトルと熱効率について
ケトルとコーヒーについて
テント設営終わり、夕食の後、朝起きた後、一息つきたい時にはコーヒーブレイクをしたくなりますね。コーヒーに必要なお湯を沸かすため、鍋を使ってドリップを失敗した経験はありませんか。そんなかたはお手頃価格で手が出しやすく、熱効率のよいColemanのケトルをご紹介します。
熱効率とは?
Colemanに限らず「熱効率が良い=すぐに温まる」ので、その分お湯はすぐに沸きます。素材により熱効率に差があり、なかでもアルミは熱効率のよい素材として知られています。2.0Lの水を素材ごとに沸騰させる実験では、アルミ製:7分、ステンレス製:9分、の結果となりました。アルミ製は他の素材と比べても熱効率の良い素材です。
コールマンのケトルの種類は?
Colemanのケトルについて
Colemanのケトルには、縦長タイプでサイズの大きい「ファイアープレイスケトル」、ヤカンタイプのサイズの小さい「パッカアウェイケトル」の2種類が販売されています。Colemanのクッカーは他にも商品化されていますが、ケトルはこの2種類のみです。以下の通り、それぞれのスペックを載せているのでご確認ください。
ファイアープレイスケトルのスペックは?
コールマン ケトル ファイアープレイスケトル
サイズ | 約13×22×23(h)cm |
---|---|
重量 | 約570g |
容量 | 約1.6L |
材質 | ステンレス |
付属品 | 無し |
Colemanのケトル「ファイアープレイスケトル」は写真から分かる通りクラシックな装いで、可愛らしさは無く無骨なキャンプギアです。焚き火の中に吊り下げられているとキャンプらしさが増しますね。焚き火で煤がついた状態をそのままにして、黒焦げの状態にしておくのも味が出ます。
パッカアウェイケトルのスペックは?
コールマン パッカウェイケトル/0.6L
サイズ | 約15×13×8(h)cm |
---|---|
重量 | 約150g |
容量 | 0.6L |
材質 | アルミニウム、ステンレス、シリコン |
付属品 | メッシュポーチ(ケース) |
Colemanのケトル「パッカアウェイケトル」はサイズが0.6Lと小さく、丸いフォルムで可愛いデザインには口コミ・レビューでも高評価です。Colemanのシングルバーナーの上にちょこんと乗せられた可愛い写真をよく目にします。Coleman付属のメッシュケースはあまり可愛くないため、ケースを自作する人もいるようです。
ファイアープレイスケトルのポイント
ポイント①焚き火で使える
ファイアープレイスの商品名からも分かるように、耐熱性に優れているため焚き火に直でも利用可能です。ストーブのうえにずっと置いておいても問題がないため、寒い日など暖かい飲み物を何回も欲しい場合に重宝します。バーベキューの網の上に直置きして使うといった口コミ・レビューもあります。
ポイント②注ぎ口に蓋が付いている
焚き火では蓋がないとケトルの中に灰が入ってしまうことがありますが、注ぎ口に蓋が付いているためれば灰が入ることもなく安心です。蓋は水圧で勝手に開くので、沸いたら片手で注げます。さらに注ぎ口が三角形になっておりお湯を細く出せるため、コーヒーのドリップには向いていますね。
ポイント③容量が大きい
容量が1.6Lあり大きいサイズです。縦長構造で、コンロ・バーナー用のガス缶がすっぽり収納できるため、ガス缶のスタッキングにも向いています。コンロ・バーナーに取り付ける缶はかさ張るので、収納できるのは嬉しいですね。
ただし取っ手が付いていたり、注ぎ口も出っ張っていたりと、荷物としてはかさ張るため、収納場所も事前確保をおすすめします。
ポイント④取っ手がついている
取っ手が付いているため、ヤカンとは異なりお湯を注ぐ時に不安定さはありません。1Lを超えると上に付いている取っ手だけではグラグラとして油断するとお湯をこぼしてしまいそうですね。その点、取っ手が横に付いているため安定してお湯を注げます。
焚き火の熱で取っ手も高熱になるため、耐熱グローブはセットで必要になります。軍手を使ったら溶けたという口コミ・レビューもあるので取り扱いは要注意です。
パッカアウェイケトルのポイント
ポイント①お湯がすぐに沸く
お湯沸かすだけならコールマンのパッカウェイケトルええすよ😋
— こっぴー (@Delica_6G72) February 5, 2018
安くて熱伝導率もよくてシングルバーナーですぐお湯湧きます✌ pic.twitter.com/canuGVcN39
アルミ製のため熱効率が良く、0.6Lの容量のためお湯がすぐに沸きます。ただし、焚き火のような高熱では溶けてしまうため利用しないでください。シングルバーナーやコンロには向いているのですぐにお湯を沸かしたい時には重宝します。
時間のない朝に、家のコンロでお湯を沸かす用として使っている人も多いようです。コンロで手軽にお湯を沸かすには最適ですね。
ポイント②小スペースに収納可能
小さめのヤカンでも注ぎ口が出っ張っている、高さがあるなどスタッキングに悩みます。その点、容量が0.6Lでサイズが小さく、注ぎ口も短くスタッキングに向いていますね。口コミ・レビューではColemanのパックアウェイ クッカーセットの収納がベストで、なるべく荷物を減らしたいかたにはセット利用がおすすめされています。
ポイント③蓋が落ちない構造
ヤカンタイプなので上の取っ手を持ち、傾けてお湯を注ぐことになります。注ぐ際に垂直になったとしても蓋が外れません。蓋が開いてお湯をこぼしてしまう心配をせず、沸かしたお湯を最後まで使いきれるのは嬉しいですね。
また、蓋に付いている取っ手が自立するので熱々の状態で蓋を開けたい時には便利です。Colemanの細かいところまで考えられた設計には頭が下がります。
ポイント④底面が滑りにくい
底面が滑りにくいように円でデコボコを作ったスパイラル加工が施されています。ひっかかりがあり滑りにくい形状のため、不安定な土台やごとくの上でも安定です。また、軽いものは収納から出すときに滑り落ちることがありますが、滑りにくいのは安心ですね。
特にアルミのような軽い素材の場合はひっかかりがある加工にColemanの細かい気遣いを感じます。
ポイント⑤傷がつきにくい
アルミ製はすぐに曲がってしまったり、落として穴が空いたり、柔らかい素材の印象がないでしょうか。その欠点を補うためにハードアノダイズド加工がされています。これにより硬度・耐久性が高まり、傷がつきにくくなっており、Colemanの加工技術の高さを証明しています。
コールマンのケトルおすすめ使用法
使用法①ソロツーリングキャンプ
ソロツーリングの際は特に収納性の高いものが重宝されます。容量、サイズ、収納性ともに優れているColemanの「パッカアウェイケトル」をおすすめします。
ひとりで焚き火は面倒だな、というかたもコンロやシングルバーナーですぐにお湯が沸くのは嬉しいですね。カップラーメンとコーヒーで簡単にすませるには最適です。小さいシングルバーナーとコーヒーを本体の中に収納する人もいます。
使用法②冬キャンプ
冬キャンプの場合、体を温めながら料理が作る焚き火は常にあってほしいですね。そんな中でステンレス製のColemanの「ファイアープレイスケトル」であれば焚き火の中にずっと置いておけるのでいつでも暖かい飲み物が飲めます。
口コミ・レビューでも保温性の高く、冷めづらい点は高評価なようです。容量が1.6Lあるという点も、何杯も温かい飲み物が欲しくなる冬には嬉しいですね。
使用法③ファミリーキャンプ
ファミリーキャンプであれば容量の大きいColemanの「ファイアープレイスケトル」をおすすめします。焚き火を使って鍋などのクッカーとセットで使うと、ステンレスの冷めにくい素材は嬉しいです。1.6Lサイズなので6人分のコーヒーは1回で沸かせます。
お湯を沸かした後に、鍋を作っている間に焼酎のお湯割りを楽しむようなシチュエーションでは冷めにくいステンレスはありがたいですね。
使用法④おうちや公園で使う
キャンプではなく、おうちや公園で使うにはすぐにコンロやバーナーでお湯が沸くColemanの「パッカアウェイケトル」をおすすめします。大きいケトルではおうちのコンロでは使い勝手が悪いですが、「パッカアウェイケトル」は0.6Lなので短時間でお湯を沸かすにはちょうどよいサイズ感です。
キャンプ用途だけでは無く、おうち用・キャンプ用で兼用できるのは嬉しいですね。Colemanのロゴを見るだけでおうちでもキャンプ感を味わえます。
コールマンのケトル使用法番外編
番外編①「ファイアープレイスケトル」を黒焦げにする
使い込んだキャンプギアのカッコよさがあります。まさにColemanの「ファイアープレイスケトル」を焚き火で使った後の黒焦げ感はそういった類のものです。Colemanのログが見えなくなるくらい、あえて黒焦げ感を残したまま使うのはいかがでしょうか。黒焦げケトルをもっているだけで、キャンプ慣れをアピールできますね。
番外編②「パッカアウェイケトル」をドリップ用に改造する
注ぎ口が広いため、口コミ・レビューでも細いお湯を出そうとして本体を伝って垂れてしまったという声もありました。そんななか、注ぎ口をペンチで潰す改造をしてドリップ性能を高めている上級者もいるようです。コーヒードリップを主な使い道とする場合には、注ぎ口を潰す改造はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
Coleman推奨の使い方ではないため、注ぎ口を尖らせすぎる改造の場合はケースが破れてしまうなどの弊害にはご注意ください。
番外編③Colemanの「パルテノンコーヒードリッパー」を使う
Colemanのコーヒードリッパーを使うのはいかがでしょうか。ペーパーフィルターが不要なコーヒードリッパーでエコですし、高級感も出るのでコーヒーが美味しく感じます。Colemanのランタンロゴが刻まれているのがColemanのデザイン性の高さを感じますね。ブランドをまとめた時の統一感も出てきます。
まとめ
Colemanのケトルについて
Colemanのケトルの紹介はいかがでしょうか。Colemanのケトルは口コミ・レビューでもコストパフォーマンスの高さには定評があります。予算に余裕があれば「ファイアープレイスケトル」、「パッカアウェイケトル」をColemanケトルセットを持っていてもよいですね。
商品 | ![]() | ![]() |
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商品名 | コールマン ケトル ファイアープレイスケトル | コールマン パッカウェイケトル/0.6L |
サイズ | 約13×22×23(h)cm | 約15×13×8(h)cm |
重量 | 約570g | 約150g |
容量 | 約1.6L | 0.6L |
材質 | ステンレス | アルミニウム、ステンレス、シリコン |
付属品 | 無し | メッシュポーチ(ケース) |
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Coleman以外のケトルが気になる方はこちらをチェック!
当サイトではColemanだけではなく、ユニフレーム、スノーピークなどさまざまなブランドのケトルも紹介しています。Colemanのケトル以外にもデザイン性に優れた、熱効率の良いケトルが見つかるかと思います。Coleman以外のブランドや異なる容量で検討したいケースもあるので、ぜひ参考にしてみてください。あなたのケトル選びに少しでも貢献できたら嬉しいです。

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出典:https://unsplash.com/photos/fu58lFvJJeI