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登山やバイカーに!SOTOのアミカスを深堀り!コンパクトなのに火力抜群!

SOTOのアミカスは軽い重量とコンパクトなサイズが特徴のガスシングルバーナーです。過不足のない火力や燃焼時間、直感で使い方を理解できる簡単さが特徴。五徳の高さに注意すれば、登山やキャンプツーリングのお供に最適です。アミカスを深掘りして徹底検証しますね。
2021年3月6日
hosokawa_taka
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目次

この記事で紹介しているアイテム

アミカス(SOD-320)/SOTO

アミカスを徹底検証!はじめに

登山やツーリングにおすすめ!

SOTOのアミカスは荷物をコンパクトにしたいストイックなキャンプにおすすめのシングルガスバーナーです。登山、徒歩旅、自転車ツーリングといった人力移動でのキャンプはもちろん、収納性にこだわるバイクでのキャンプツーリングにも適しています。

ここではSOTOのアミカスの火力や燃焼時間などを徹底検証し、使い方も解説します。なお、この記事は2021年3月5日現在の情報をもとに作成しますことをご了承ください。

シングルガスバーナーは家族キャンプでも活躍!

アミカス(SOD-320)/SOTO

出典:Amazon
出典:Amazon

SOTOのアミカスは釣りや家族キャンプでも活躍するシングルガスバーナーです。本格的なキャンプ料理には適していないものの、手軽に使えますので、缶詰を加熱したりコーヒーやお茶を淹れたりするのに便利に使えます。入手しやすい価格ですので、ひとつ持っていて損しません。

では、SOTOのアミカスを深掘り開始!人気のウインドマスターとも比較し、全貌を明らかにしていきます。

アミカスを深掘り!サイズ

SOTOのアミカスは人力移動に適した軽量でコンパクトなシングルガスバーナーです。シングルガスバーナーには、人力移動を想定した軽量でコンパクトなものと動力移動を想定した火口や五徳が大きなものの2種類があります。

ガスシングルガスバーナーは用途に合った選び方がおすすめ!収納性と料理のしやすさを天秤にかけて、あなたに合ったものを選びましょう。

SOTOのアミカスは収納性が優秀

SOTOのアミカスの収納サイズは40×42×75mmとコンパクトで、重量も81gと軽量です。マグカップに入れて持ち運びできるサイズだといえます。

SOTOは付属の収納ポーチの重量を公表していませんが、ザックにパッキングしても重さを感じることはありません。バイクツーリングなどで振動や衝撃に備えたいなら、SOTOで別売りされているハードケースに収納するのもおすすめです。

OD缶にセットした五徳の高さ

ガスシングルバーナーは下部にOD缶をセットして使いますので、どうしても五徳の位置が高くなってしまいます。SOTOのアミカスも例にもれず、五徳の位置は高めです。SOTOのパワーガス250をセットしたときの五徳の高さは約176mmです。

アミカスを家族キャンプのサブガスバーナーとして使うのならクッカースタンドを併用したいところですが、登山やバイクツーリングで使うシェラカップや小さなクッカーを載せるのには問題ありません。


サイズをSOTOのウインドマスターと比較

SOTOのアミカスとウインドマスターのサイズや重量を比較すると、収納サイズや五徳の高さではアミカスに軍配が上がります。軽量さではウインドマスターが有利です。

登山や徒歩旅などの人力移動では1gでも荷物を軽くしたいのでウインドマスター、バイクツーリングなどの動力移動ではサイズにこだわりたいのでアミカス。しかし、SOTOのアミカスとウインドマスターの差はほぼ互角です。火力や燃焼時間に判断をゆだねるしかありません。

収納サイズと重量の比較
  アミカス ウインドマスター
42mm 47
奥行き 40mm 51
高さ 75mm 88
重量 81g 67g

アミカスを深掘り!火力と燃焼時間

出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B00U2TD4RA

SOTOのアミカスは火力の強さにも定評があります。ストイックなソロキャンプでは十分な火力だといっていいですね。

シングルガスバーナーの火力は横風に影響されやすいのが難点です。しかし、SOTOのアミカスの火口はすり鉢状になっていて、風防の役割も果たしています。別途ウインドスクリーンをパッキングする必要がありませんので、結果的に重量を軽量化できるのです。

登山やツーリングで十分な火力

SOTOのアミカスの火力は3.0kW(2600kcal/h)とやや強めです。登山ではハイスペックなシングルガスバーナーがベストという風潮もありますが、収納性の高さと必要十分な火力を求めるならアミカスが正解です。

火力に関するユーザーレビューを確認すると、一人分の湯沸かしには十分な火力とのこと。燃焼音が静かで、登山でのテント泊ではおとなりへ配慮できると評価されています。火口の防風効果に対する評価も高いですね。

初使用はカップラーメン用のお湯400mlを沸かしただけですが、風の中でも案外早く沸き、山道具としての実用性を見せてくれました。

数泊程度に対応できる燃焼時間

SOTOのアミカスの燃焼時間は25℃の無風状態で1.5時間(パワーガス250×1本)です。SOTOの公表通りの燃焼時間であれば、数泊分の炊飯と湯沸かしができます。

3連休を利用してのテント泊登山であれば十分な燃焼時間ですね。日帰り登山で湯沸かししかしないのであれば、パワーガス105もありです。キャンプツーリングでパッキングに余裕あれば、予備にパワーガス250を1本追加したり、パワーガス500を選択したりする手段もあります。

火力や燃焼時間をウインドマスターと比較

SOTOのアミカスの火力や燃焼時間をウインドマスターと比較すると、アミカスはウインドマスターよりややライトな使用環境向きだといえます。火力はウインドマスターに軍配が上がるものの、燃焼時間はほぼ互角です。ウインドマスターは寒冷地でも火力を安定させられるマイクロレギュレーターを搭載していますが、アミカスには搭載されていません。

その分、アミカスはウインドマスターより価格が安いのがメリットです。

火力と燃焼時間の比較
  アミカス ウインドマスター
火力 3.0kW 3.3kW
燃焼
時間
パワーガス250 1.5時間
パワーガス105 0.7時間 0.68時間
マイクロ
レギュレーター
非搭載 搭載
価格 4800円 7400円
※燃焼時間は25℃無風環境
※価格は税別


アミカスを深掘り!使い方

出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B00U2TD4RA

SOTOのアミカスはOD缶を燃料に使うガスシングルバーナーで、使い方が簡単なのもメリットです。レジャーキャンプでは手軽に入手できるCB缶を燃料に使うシングルガスバーナーに人気があります。

使い方はほぼ同じなものの、CB缶を燃料に使うシングルガスバーナーは半袖で過ごす季節でのキャンプを想定したものですので、冬の堤防釣りやスキーのお供には適していません。低地でのアウトドアをオールシーズンで楽しむならSOTOのアミカスが正解です。

SOTOのアミカスは両手で確実に着火

SOTOのアミカスの使い方は①OD缶をしっかり締まるまでねじ込んで取り付ける②五徳を軽く左に押しながら持ち上げてフックにかけてセットする③左手で器具栓つまみを反時計回りに半回転させてバルブを開く④右手で点火スイッチをカチッと押して点火する、この4行程です。

使い方は直感的に判断できるほど簡単ですが、初めて使うときは取扱説明書を必ず確認しましょう。

なぜアミカスは両手で操作する構造か?

SOTOのアミカスの器具栓つまみと点火スイッチは、両手で操作しなければ点火できない配置になっています。これを面倒だというユーザーもいますが、これは点火時の転倒事故を防ぐSOTOの配慮です。

ガスバーナーは比較的に安全な火器だといわれていますが、アウトドアには燃えやすいものが多く、使い方を誤ると林野火災につながる可能性があります。

余談:マッチやライターも携行したい

シングルガスバーナーの点火装置は標高が3000m以上になると点火しにくくなる可能性があります。マッチや石を擦って火花を飛ばすフリント式ライターを携行するのがおすすめです。

また、点火装置は汚れるとスパークしにくくなります。出発前にクリーニングしておきたいですね。スパークする場所をワイヤーブラシで軽く磨くだけで着火しやすくなります。

使い方をSOTOのウインドマスターと比較

SOTOのアミカスとウインドマスターの使い方を比較すると、五徳のセット方法が違います。アミカスの五徳は本体に取り付けられていますが、ウインドマスターの五徳は別体です。

五徳をセットする簡単さではアミカスが有利。ウインドマスターは五徳を忘れたり紛失したりする可能性もあります。また、ウインドマスターに標準装備されている3本五徳は華奢ですので、別売りオプションの4本五徳を追加するユーザーが多いですね。

アミカスを深掘り!キャンプ料理

出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B00U2TD4RA

SOTOのアミカスの五徳外径はΦ106mm、内径はΦ42mmです。シェラカップや直径130mm前後のクッカーにちょうどいいサイズの五徳だといえます。火口の面積が小さいので、大鍋で煮込み料理をしたり大きなフライパンで炒め物料理をしたりすると、加熱ムラが発生します。

手の込んだキャンプ料理には適していませんが、湯沸かし程度しかしないのであればアミカスは正解です。

アミカスできるキャンプ料理


湯沸かしや缶詰加熱

SOTOのアミカスは収納性と軽量さにメリットを求めて選択されるシングルガスバーナーですので、湯沸かしや缶詰加熱などの手軽なキャンプ料理に適しています。家族キャンプでの本格的なキャンプ料理ではメインのガスバーナーにしにくいですね。

キャンプ料理の幅を広げたいのなら、アミカスよりもシングルバーナー(ST-301)やフュージョントレックといった分離型シングルガスバーナーのほうが五徳の高さを抑えられます。

SOTOのアミカスで炊飯はどう?

SOTOのアミカスでの炊飯は1合から2合程度なら問題ありません。それ以上の炊飯も可能ですが、大きなクッカーが必要になりますので、高さのあるアミカスに載せると不安定になります。

ガスを節約するために、アミカスは固形燃料と併用されることもあります。炊飯は固形燃料で、湯沸かしはアミカスで、そう使い分けるのもありです。ザックの軽量化を考えると、予備のOD缶をパッキングするよりも現実的だといえます。

アミカスを徹底検証!まとめ

ちょうどいいシングルガスバーナー

出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B00U2TD4RA

SOTOのアミカスはちょうどいいシングルガスバーナーです。収納性が高く、低地ではオールシーズン対応可能で、価格も安い、そんな付き合いやすいキャラクターに魅力があります。実際のところ、過酷な条件下でシングルガスバーナーを使う登山愛好家は少数派ですよね。

アミカスは幅広い用途で活躍しますので、初めてのシングルガスバーナーにしやすいですね。長年にわたって愛用できますので、登山やキャンプツーリングの思い出をたくさんインストールしていけます。

SOTOが気になる人はこちらをチェック

SOTOの製品は安全性を重視した設計がおすすめポイント。ガソリンとOD缶を使い分けられるSOTOのストームブレーカーはバイクでのキャンプツーリングでも人気がありますね。アミカスを選択する前に、SOTOの不朽の名作ウインドマスターを深掘りした記事もチェックしたいですね。SOTOのサーモスタッククッカーコンボはガスの節約に貢献してくれ、予備のOD缶をパッキングする必要性も低くしてくれます。