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コアラの食事風景でお馴染みのユーカリ!育て方のポイントを環境別にご紹介!

ユーカリは、コアラが食べる葉として有名ですが、葉が銀色がかった緑色をしていておしゃれな雰囲気です。ユーカリを育ててみたいと思っている人も多いでしょう。どんな育て方をすればいいのか、育て方を環境別にご紹介します。枯れないように育てるコツを詳しく知ってみませんか。
2021年2月6日
tryworks.oka
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コアラが好物のユーカリの特徴は?

オーストラリアが原産

Photo byFotoshopTofs

ユーカリと言うとコアラが食べている様子を思い浮かべる人も多くいますよね。ユーカリは、オーストラリア原産でコアラはユーカリの新芽を食べているのが特徴です。ユーカリの種類は600種類以上もあるのを知っていますか。オーストラリアの森は、4分の3がユーカリの木となっているのも凄いでしょう。

ユーカリの葉は誤飲すると有毒

ユーカリの葉は毒があるとも言われ、葉が落ちると心配な場合があります。内服したりすると中毒症状を起こしたり、喘息を悪化させたりしますので注意が必要です。コアラは新芽を食べていますが、気を付ける必要があります。
 

また、ユーカリの葉には香りがあり、精油としてアロマテラピーにも使用。その独特の香りを虫よけに使っていた話もあり、害虫予防効果がありそうです。しかし、ユーカリの新芽にはアブラムシなどの害虫が付くこともあり害虫予防にはあまり効果がありません。害虫が付いていないかは、やはり注意する必要があります。

生長が早い高木

Photo bydimitrisvetsikas1969

ユーカリは、フトモモ科ユーカリ属の常緑で葉が個性的。多くの種類があるのも特徴的です。初期生長が早く高木になり、高さは品種によって大きく異なります。5m~100mに高くなる木もあって圧巻です。

銀丸葉がおしゃれで魅力的

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日本では、主に「ユーカリ・ポポラス」と「グニーユーカリ」をガーデニングで見かけますが、丸いかわいい葉が特徴です。葉がかわいくおしゃれですので庭のシンボルツリーとして植えている人も多いでしょう。特に「グニーユーカリ」は銀丸葉でよりかわいらしい印象です。

あまり銀葉でシルバーリーフの木はありませんので、ガーデニングで個性的な木を庭や鉢植えしたい人に人気となっています。

切り花やドライフラワーに人気の銀葉

Photo bysbaynham

切り花でもよく一緒に使われていて、ドライフラワーとしても人気です。また、ユーカリは花も咲き、白やクリーム色、ピンク、オレンジ、黄色、赤といった様々な花色があって、品種によって楽しめますよ。

ユーカリの育て方の特徴は?

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ユーカリの育て方の特徴ですが、乾燥地でもよく育つのが特徴です。水やりをし過ぎないよう乾燥気味の育て方が、ガーデニングで栽培するコツとなります。春か秋に植え付けると、早く大きく生長。鉢植えの育て方としては、1年か2年で植え替えを繰り返しながら育てるのがおすすめです。

夏の蒸れは嫌い、日本の夏の高温多湿は苦手ですので、風通し良く栽培しましょう。冬越しは、寒さに弱い品種もありますので、冬は室内で育てる必要がある場合もありますよ。

「グニーユーカリ」は寒さに弱い

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小さめの銀丸葉が特徴の「グニーユーカリ」は寒さに弱く、高温多湿が苦手ですので、より育て方に注意が必要です。「ユーカリ・ポポラス」は、それほどでもありませんが、「グニーユーカリ」の栽培には注意しましょう。

環境別ユーカリの育て方のポイントは?

人気のユーカリの環境別育て方を参考に!

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ここからは、環境別にユーカリの育て方をご紹介します。人気の「ユーカリ・ポポラス」と「グニーユーカリ」は、それぞれに育て方が異なりますので、それぞれに育て方のポイントをご紹介していきますので、参考にして下さい。

屋外で栽培する場合、屋外で鉢植えで育てる場合、室内で鉢植えしたり、ガーデニングで寄せ植えをしたりする場合など、環境別に育て方で悩むことも多いでしょう。実際に育てている環境ごとにご紹介しますので、参考になりますよ。

屋外で地植えの育て方のポイント

屋外だと大きく生長しても育てやすい

ガーデニングを楽しむ人の中には、ユーカリを屋外で地植えで育てたい、シンボルツリーにしたいと言う人も多いでしょう。屋外で地植えをする場合は高く生長しますので、あらかじめ場所を考えて植えるのが育て方のポイントです。特に「ユーカリ・ポポラス」は日当たりを好み、早く生長します。観葉植物として室内で栽培するよりも、屋外で育てると安心して大きく育てられるでしょう。

屋外の地植えで枯れる原因は?

屋外で地植えする際には、枯れた場合も心配ですね。栽培のポイントとしては、乾燥気味に育てましょう。枯れる場合の原因ですが、害虫や病気も心配です。「ユーカリ・ポポラス」の葉に茶色の斑点が出た場合はカビの病気で、うどんこ病やハダニの害虫の心配があります。

銀丸葉の「グニーユーカリ」の場合には、夏の高温多湿が苦手ですので、夏は風通しが良くなるよう育て方に気をつけましょう。耐寒性もありませんので、冬は暖かい時間に水やりをし、株元をマルチングして冬越ししないと枯れることがあります。

大きく生長するので剪定も大事

庭で育てる場合ですが、特に「ユーカリ・ポポラス」は生長が早いため、株が乱れたり、大きく育ち過ぎたりします。いつでも大丈夫ですので剪定をよくして、低めに育てることが育て方として大切です。あまり大きく育ちすぎないようにすることも、庭植えの栽培ポイントと言えます。

屋外で鉢植えの育て方のポイント

生長を見越して育てるのがポイント

屋外で鉢植えでユーカリを育てたい人もいますよね。「ユーカリ・ポポラス」などは観葉植物として売られていますが、大きく生長しますので可能な場合は地植えでの育て方もおすすめです。屋外で鉢植えを楽しみたい場合は、小さめの苗を買ってくるようにするといいでしょう。

また、寒さが苦手のユーカリは、鉢植えのメリットもあります。日当たりのいい場所に置き、寒くなったら暖かい場所に移動しながら栽培できて便利ですよ。

低めに剪定して栽培を楽しむ鉢植え

鉢植えでのユーカリの育て方ですが、大きくなりがちな「ユーカリ・ポポラス」も、剪定の仕方でこのように横に広げていく育て方もおすすめです。また「グニーユーカリ」は元々よく横にも伸びますので、高さを調節しながら春・秋に枝を剪定して形を整えるのもいい育て方と言えます。

屋外で鉢植えで生長すると困る点は?


銀丸葉の「グニーユーカリ」は、若いうちは細い幹のために高さが高くなり、風で途中で折れてしまう可能性があります。屋外で育てる場合は特に、鉢に支柱を立てる育て方も大切です。また、ユーカリは生長が早いために、「グニーユーカリ」は2年~3年に一度、「ユーカリ・ポポラス」は1年に一度程度植え替えます。その際に、一気に大きな鉢に植えずに一回り程度大きな鉢にして少しずつ大きくするのが育て方のポイントですよ。

大きくならないのはなぜ?

ユーカリの育て方で大きくならないと悩んでいる人もいます。大きく育てる育て方のポイントとしては、鉢植えの場合には植え替えをこまめに行うことが大切です。生長が早いので根詰まりしていないかをよくチェックしておきましょう。

また、剪定の際に主幹を切ってしまうと高く生長しなくなります。高く生長させたい場合は、脇の枝だけを選定して主幹を伸ばしてあげるような育て方がおすすめです。

成長期や植え替え時には肥料をやる方法も

普段はあまり肥料が必要ありませんが、根詰まりなどもしていないのにあまり大きくならない場合には、成長期に肥料をあげるのもいい方法です。また、鉢植えで植え替えをする際には、緩効性肥料をあげるといいでしょう。

室内で鉢植えの育て方のポイント

日当たりのいい室内で育てるのがポイント

ユーカリを室内で鉢植えで栽培する育て方のポイントとしては、日当たりのいい風通しのいい場所で育てることです。観葉植物と同じですが、夏は熱がこもらない室内に置き、エアコンの風があまり直接当たらない場所に置きましょう。また、大きく育ちますので小さなうちは観葉植物として室内で育て、大きくなったらできれば庭植えするようにするのもおすすめの育て方と言えます。

肥料をやることよりもまず風通しを良くすることで、病気や害虫なども防ぐことができますので、室内で育てる場合は特にいい環境を作りましょう。

室内の鉢植えの葉が枯れる場合は?

急に葉が落ちる、枯れるということなどが心配ですが、室内の鉢植えでは、水やりをし過ぎて過湿になって枯れることが多くあります。乾燥気味を好みますので、土が乾いても1日~2日程度間隔を置いてから水やりをしましょう。また肥料はあまりやる必要がありませんので、枯れるからと肥料をやらなくても大丈夫です。

鉢植えで根が大きくなりすぎて根詰まりして葉が落ちることがありますので、1年以上経ったら根詰まりに注意し、植え替えをするようにしましょう。

寄せ植えの育て方のポイント

ユーカリとの相性を考えた寄せ植えがおすすめ

ガーデニングを楽しむ人の中には、ユーカリで寄せ植えをしたいという人も多いでしょう。銀葉のシルバーリーフがおしゃれな印象をもたらします。寄せ植えをする場合は、乾燥を好みますので同じ性質の植物と一緒に植えるのが育て方のポイントですよ。

ただし、よく根を張りますので大きくなると他の植物とあまり相性が良くないでしょう。ユーカリは、葉が落ちると毒性がありますので他の植物を枯らし、相性が良くないことがあります。

乾燥気味に育てるパンジーなどと寄せ植え

ユーカリが小さなうちは他の植物と寄せ植えを楽しんでみるといいでしょう。少し大きめの鉢に寄せ植えをして、パンジーやビオラなどのかわいらしい花と寄せ植えをしてみませんか。パンジーやビオラなども過湿を嫌いますので相性がいい寄せ植えです。

ローダンセウムなどのかわいらしいナチュラルな花と相性が良く、他にも乾燥に強いハーブと寄せ植えをするのも人気!ナチュラルな雰囲気で、シルバーリーフとグリーンの色の違いを楽しんでみませんか。

ロックガーデンの寄せ植えにもおすすめ


ユーカリは、乾燥を好みますので、ロックガーデンの寄せ植えにもおすすめです。銀葉のシルバーリーフがおしゃれなロックガーデンの一役を担ってくれます。ユーカリのおしゃれな観葉植物としての雰囲気が出て、地植えをすると素敵です。

ユーカリを地植えで大きくする育て方で、ロックガーデンのシンボル的な観葉植物にしてみませんか。

剪定した枝は切り花やドライフラワーに活用

ユーカリは大きく生長しますので、剪定も頻繁にする必要がありますよね。観葉植物として人気ですので、剪定した枝を切り花やドライフラワーにおしゃれに活用する人も多くいます。他の花と一緒に花瓶に挿すだけで印象的です。特にナチュラルな花と一緒に挿すと似合いますよ。

また、簡単に乾燥させるだけでドライフラワーになる観葉植物です。かわいい丸い葉をドライフラワーにしてアンティークな雰囲気で楽しんでみるのもいいでしょう。ガーデニングで様々に楽しめるユーカリと言えます。

ユーカリを挿し木で増やす方法

最後になりますが、ユーカリを挿し木で増やす方法についてもご紹介します。ユーカリは、挿し木で増やせますが、地植えしても根が割とつきにくい植物です。多めに挿し木をすることで発根の可能性が高まります。6月~7月に挿し木で増やしてみませんか。

また根づくまでは、水をしっかりやるのも育て方のポイントです。最初は根が浅いため、風などで倒れる可能性がありますので育て方に気を付けましょう。小さな苗のうちは支柱で支えながら育てるのがおすすめの育て方です。

ユーカリは環境別の育て方がおすすめ

ユーカリの育て方のポイントについて、環境別にご紹介しました。美しい葉が人気のユーカリですので、庭でシンボルツリーとして育てたり、鉢植えで育てたりしてみるといいでしょう。屋外と室内では環境が異なりますので、育て方のポイントをしっかり押さえておくことも大切です。枯れそうになった場合もそれぞれの環境別の育て方がありますので、理由を考えてみるといいでしょう。

大きく生長しますので、特徴を知った上で、お好みの栽培環境で育て方を楽しんでみませんか。

ユーカリが気になる方はこちらもチェック!

ユーカリについてもっと知りたい方はこちらをチェックしてみませんか。暮らし―のには、ユーカリについて詳しい記事が他にもあります。「ユーカリ・ポポラス」や「グニーユーカリ」について、それぞれの詳しい個別の育て方もありますので、ガーデニングをする際の肥料や害虫のことなども参考にしてみるといいでしょう。