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レイズドベットとは何か?簡単にできるDIYの方法からメリットなど徹底解説!

「レイズドベッド」を知っていますか?家庭菜園をしてみたいと思った場合に、ヨーロッパでも人気の「レイズドベッド」が楽におしゃれな方法として話題です。お家時間も増えましたので、家庭菜園を楽しむための「レイズドベッド」の作り方やメリットを知って手作りしてみませんか。
2021年2月2日
tryworks.oka
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家庭菜園で話題の「レイズドベッド」とは?

「レイズドベッド」の意味や成り立ちとは

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「レイズドベッド」と聞くとどういう意味なのかをまず考えますよね。「レイズドベッド(Raisedbed)」は、「Raised」は持ち上げられたという意味で、「bed」は持ちあげられた花のためのベッド、花壇の意味です。元々は、イギリスのガーデニングから始まったもので、ヨーロッパでは庭の片隅に「レイズドベッド(Raisedbed)」を作ることが多くなっています。

庭で家庭菜園を楽しむ人におすすめの、話題の「レイズドベッド」です。日本でもおしゃれに作る人が増えていますよ。

野菜を育てておしゃれに観賞する意味も!

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庭の中に一段高く、家庭菜園専用の畑を作るのが「レイズドベッド」です。そこには、家庭菜園を楽しみ、観賞するという目的があります。庭木だけでなく、野菜作りを楽しむおしゃれな工夫と演出法です。

自分だけの小さな菜園が本格的にできますので、野菜が育つ様子をゆっくり観賞してみませんか。大きなものから小さなサイズまで、それぞれの庭や庭木、家庭菜園の規模によって手作りすることが可能ですよ。
 

「レイズドベッド」のメリットはたくさん!

自由に作れる「レイズドベッド」とは

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家庭菜園をするにあたって「レイズドベッド」のメリットはたくさんあり、大きく分けると4つほどのメリットがあります。家庭菜園を本格的に楽しみたいならば、おすすめの「レイズドベッド」ですので、具体的にメリットをご紹介します。

1段高いので楽な姿勢で作業ができる

「レイズドベッド」のまず最初のメリットですが、家庭菜園の作業を楽にしてくれます。家庭菜園では姿勢を低くして土を耕したり、除草をしたり、肥料をやったりするなど結構大変です。長い時間同じ姿勢になることもあり、腰が痛くなったり足が痛くなったりするでしょう。その点、「レイズドベッド」ならば高さを高くすることもできて、楽な姿勢で作業ができて便利です。

野菜のベッドで美味しく収穫

また2番目のメリットとしては、庭とは別に野菜だけのベッドを作って育てますので、環境整備ができることです。土や肥料などをしっかりと整えることができて、野菜にとっての最適な土づくりなどができて、美味しい野菜が手作りできます。

高くすることで通気性や日照のメリットも

Photo byCouleur

3つめのメリットとしては、高くなることで通気性が良くなり、土の水はけが良くなります。通気性が良く、水はけがいい土づくりが可能です。また高い「レイズドベッド」を手作りすることで、日当たり良く野菜を育てられるのもメリットの一つです。

庭の中で家庭菜園がおしゃれな観賞用に

4番目のメリットとしては、畑というとどうしてもおしゃれでない印象になってしまいますが、「レイズドベッド」ならばおしゃれな作り方ができる点です。自分の好きなデザインで作れ、野菜の生長もおしゃれに鑑賞できるように作れるのが人気となっています。

「レイズドベッド」のDIYに必要なこと

DIYで自由に「レイズドベッド」を設計!

Photo byandreas160578

「レイズドベッド」は、やはりDIYすることができるのが大きな魅力と言えるでしょう。大きなものから小さなものまで庭に自分の作りたいサイズで作ることができます。DIYするためには図面を作ったり、材料を揃えたりする必要がありますが、簡単ですので作り方を参考にしてみるといいでしょう。

DIYするための図面とは


「レイズドベッド」をDIYしようと思った場合にはまず図面を作ることが大切です。庭木の位置や日当たり、水はけなどを考えて、どこに「レイズドベッド」を作ったらいいのかを考えます。どのくらいの野菜を育てるのか、どんな大きさや高さのベッドにするのかを図面で設計してみましょう。

図面作りをする際には、下記のポイントで見ていくといいですよ。

POINT

  • レイズドベッドの図面作りのポイントとは
    • レイズドベッドの場所
    • レイズドベッドの大きさ
    • レイズドベッドの高さ

レイズドベッドの場所選びは?

Photo byjf-gabnor

「レイズドベッド」の場所を選ぶには、できるだけ庭木などの陰にならない、日当たりのいい場所に長方形などのレイズドベッドを作るのがおすすめです。また庭木が多くスペースが狭い場合にも、小さなスペースにお好みのサイズが作れます。小さな「レイズドベッド」の作り方は簡単で、コンパクトに植えることができるのは嬉しいでしょう。

「レイズドベッド」に最適な大きさとは

多く作られているサイズが、横160cm~200cm程度、幅100cm~200cm程度のものです。長方形または正方形で作るといいでしょう。高さは30cm~40cmの割と低いものを作る人が多くなっています。高いものを作る場合は、土をたくさん入れて重くなりますので、強度、耐久性を考えて工夫しましょう。

「レイズドベッド」のおすすめの高さとは

「レイズドベッド」をDIYする際の高さは、どんな姿勢で家庭菜園をしたいのかによって決定。自分の作業しやすい高さに調整して図面を作ります。下記の高さを参考にして、自分の身長や子供たちと一緒に作業するなどを想定しながら図面を作ってみませんか。長時間作業をしても楽な高さがおすすめです。

また、庭木が近くにある場合は、日当たりがいいように日差しが差し込む高さも考えます。手作りする際は、日当たりと水はけのためにもできれば少し高く作るといいでしょう。

POINT

  • 「レイズドベッド」の高さのポイントとは
    • 高さ30cm~40cm あまり高くない高さでしゃがんで作業
    • 高さ70cm~80cm 椅子に座ったり車いすなどでも作業可能な高さ
    • 高さ80cm~85cm 立って作業

手作りする際の材料のおすすめとは

木材やレンガやブロックなどで簡単手作り

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「レイズドベッド」をDIYする際の材料としては、木材やレンガ、コンクリートブロックなどがおすすめの材料です。これらを使って枠を作ることで、中の土が漏れないようにし、重さに耐えるようにします。腐食する心配もありますので、材料選びについても詳しく見ていきます。

POINT

  • DIYする際の材料とは【構造を作るための材料】
    • 2×4の木材(連結用のジョイントパーツなどがあれば便利)
    • 枕木や丸太
    • レンガ(セットになっていて連結や組み合わせで大きさが変えられるものも便利)
    • コンクリートブロック
    • 樹脂の波板など

丈夫で防腐性のある材料がおすすめ

手作りする際には、丈夫で水はけが良く、防腐性のある材料で作ることが大切です。どんな材料を使ったらいいのかのポイントを挙げますので、手作りの参考にして下さい。

材料の耐久性が大事

「レイズドベッド」では土をたくさん入れますので、耐久性が大切です。重さで壊れないような耐重性、フレーム構造が崩れないような耐久性が必要となります。高くなればなるほど丈夫な物を作る必要がありますので、材料の素材や構造にもこだわって作りましょう。

材料の防腐性も必要

「レイズドベッド」は、屋外の場合には雨にも濡れます。また土を入れて水やりをしますので水はけを良くしたり、防腐性を高くしたりすることが必要です。外枠が腐ってしまわないように、手作りする際には水はけを良くし、素材に気を付ける必要があります。板で手作りする場合には、塗料にも気を配って、防腐性の高いものを塗るのがポイントです。

「レイズドベッド」のDIY方法とは

2×4の木材でDIYする方法


ここからは、具体的にDIYの方法についてご紹介します。まず2×4の木材で作る方法からご紹介していきます。木材には、腐食しないように防腐用のオイルステインなどを塗っておき、どこにどの大きさで作るのかを地面に杭などを打って、曲がらないように図面通りに位置決めをしておきましょう。

また、2×4の木材で作る場合は、四隅の補強を内側から行い、上下段を繋ぐようにします。そして、「レイズドベッド」を組み立てたら、地面との隙間がないようにしっかりと周りに土を埋めるのがコツです。

ジョイントパーツがあれば作り方が簡単

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木材で2段以上積み重ねて作りたい場合にはジョイントバーツがあれば簡単です。四隅を繋ぐ方法も楽に丈夫に作れます。高く積みたい場合も、ジョイントパーツがあれば、好きな高さに積み重ねられておすすめです。あらかじめジョイントパーツが付いているセットを購入するのも、いい方法と言えます。

蝶番を購入するのもおすすめ

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ジョイントパーツとして、「レイズドベッド」の上下段を連結するための蝶番を購入すると作り方も簡単で丈夫です。たくさん段積みができておすすめの方法となります。また、六角形などの変形の「レイズドベッド」を作ることも可能ですよ。

枕木や丸太でDIYする作り方

同じ木材でも、枕木や足場材や丸太などでナチュラルな雰囲気のレイズドベッドを作るのもいい方法です。この場合も四隅の角を内側から補強して固定。枕木を使った作り方も、腐食にも強くておすすめの作り方です。

レンガやコンクリートブロックでの作り方

レンガやコンクリートブロックを材料に手作りする場合、耐久性があり腐食に強いのがメリットです。コンクリートブロックの間にモルタルを入れて固定します。いろいろな形の変形したレイズドベッドを作ってみるのもおしゃれで楽しいでしょう。

また、レンガやコンクリートブロックの代わりに石を積んで作ったり、周りに石を詰めて固定するのもおすすめです。綿密な設計をして石積みをすることで、丈夫さと水はけのいいものが作れます。

レンガを専用接着剤で固定する方法も

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レンガやブロックなどを留める際に、モルタルが大変と言う場合は、レンガをコンクリート・レンガ専用のブロック用接着剤で固定する方法も簡単ですよ。水性でチューブに入っているために、簡単に使いやすい接着財となっています。

防腐性のある樹脂の波板を使う作り方

防腐性や耐久性を考えて、樹脂製の波板などで枠を作るのもいい方法です。図面を作ったら、それに合わせて樹脂を土に埋め込みながら全部囲ってしまうといいでしょう。作り方も簡単ですよ。

「レイズドベッド」のDIYでの注意点

防腐性を高める作り方が大事

レイズドベッドを手作りする際の注意点も知っておきましょう。まず防腐性を考えることが重要で、木材で作る場合には、特に水はけに注意が必要です。そうしないと腐ってしまいますので、防腐性を高めるために、2つのポイントを押さえましょう。

基礎を作って製作するのもおすすめ

木材と地面が触れることで湿気を帯びて腐食しやすくなります。防腐性を高めるために、レンガやブロックなどで簡単な基礎を作って、その上に木枠を置いて腐食を防ぐのもいい方法です。四隅だけでもいいので基礎を作って、直接木材が地面に触れない工夫をしてみませんか。

ベランダで日当たり良く手作り


庭ではなく、ベランダで「レイズドベッド」を手作りすることも簡単にできます。ベランダでは水はけや通気が心配ですので、脚付きの土台を置いた上に「レイズドベッド」を置くといいでしょう。基礎の代わりに、台を置いて高くすることで水はけや通気、小さな畑への日当たりを良くしてみませんか。

木枠に樹脂の仕切りを設置するのもいい方法

木枠と水けのある土が直接触れることで腐食しますので、土と木枠との間に樹脂の波板を張っておくのもおすすめの方法です。樹脂の仕切りを1枚入れることで、防腐性が高まります。

土づくりの注意点

図面に基づいた量の土づくりが必要

土は、流れ出ないように枠よりも低めに入れるのもコツですが、「レイズドベッド」に入れる土は結構たくさん必要になります。図面に基づいて必要な量の土を準備し、植えるそれぞれの野菜に適した土づくりをしましょう。

30cm以上の高さなら根菜作りにも最適

「レイズドベッド」では、小さな畑を作るイメージで、土はできれば野菜作りに向くふかふかの土づくりをしましょう。植える野菜に向いた畝を作ってあげるのもいい方法です。また、四隅の土を上から押さえて低くすることで水はけ良く、かつ土全体に水が回るように工夫しましょう。

「レイズベッド」でおしゃれな畑作りを

「レイズドベッド」について、メリットやDIYの方法をご紹介しました。家庭菜園を始める人、またきちんと菜園だけを分けて植える人に、簡単でおすすめの方法です。庭でのスペースを分けることで、おしゃれな菜園作りが目指せます。木枠やレンガなどの材質にこだわり、形や高さを工夫しておしゃれな「レイズドベッド」作りをしてみませんか。割と簡単に手作りできますので、自分の好きなサイズや形の「レイズドベッド」を完成させることができます。

家庭菜園を自分流で楽しむためにも、おしゃれな畑作りをしてみるといいでしょう。

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