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【連載】バイクの中型免許って?普通二輪は何ccまで?種類は?

バイクの中型免許について私の心境を語ります。私が中型免許(現在の普通二輪免許)を取得したのは33年前。もう記憶は曖昧ですが、教習の流れは同じなものの、教習時間は短かったように記憶しています。中型バイクより大型バイクのほうが上?そんなお話もしますね。
2021年1月25日
hosokawa_taka
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目次

バイクの中型免許:はじめに

乗れる排気量や免許の種類

「何なん、これ?」と私が聞くと「おもしろいやろぉ?安かってん!」と妻。妻が近所の激安スーパーでペヤングの「超超超大盛ギガマックス」を買ってきました。「※1日1食までにしてください…」という但し書きに嘘はありません。手に取るとずっしりと重く、重量を測ると455gもありました。

それから一週間、超超超ギガマックスは今もキッチンの食品庫で眠っています。どうも!暮らし~のでライターをしておりますhosokawa_takaです。

大きいほうが優れている?

私の妻は大きなものが大好きです。独身時代には三菱のパジェロに乗っていたこともありました。「すぐに大きくなるんやから…」といって、6歳の息子の服はいつもワンサイズ上です。しかし、靴だけはジャストサイズを履かせます。「サイズが合わない靴は歩きにくいし、ケガの原因になるから」というのです。

そういう私は何でもジャストサイズ派。服や靴のサイズだけでなく、排気量の大きいバイクや自動車も苦手です。

バイクの中型免許って?

そういえば、私がバイクの中型免許を取得したのはちょうどこの時期です。雪の降る中、母の通勤用原付ジョグで約23キロの道のりを教習所まで通った記憶がよみがえります。冬はバイクの免許を取得する人が少なく、一緒に教習を受ける人は多くて5人、少ないときは私一人だけの時もありました。

では本題!ここではバイクの中型免許について語ります。なお、この記事は2021年1月20日現在の私の心境をもとに作成しますことをご了承ください。

バイクの免許の種類

中型バイクに乗れるのは普通二輪免許


バイクの免許には①原付②AT小型限定普通二輪③小型限定普通二輪④AT限定普通二輪⑤普通二輪⑥AT限定大型二輪⑦大型二輪の7種類があります。その中で、400cc以下の中型バイク乗れるのはAT限定普通二輪と普通二輪免許です。

「AT限定普通二輪」はクラッチ操作の必要がないバイク(主にスクーター)に限定された免許で、「普通二輪」ならクラッチ操作が必要なMT車にも乗れます。「普通二輪免許」と呼ばれるようになったのは四半世紀以上前です。

なぜ中型免許といわれるのか?

「中型二輪免許」という種類の免許はありません。かつて「自動二輪免許中型限定」と呼ばれた名残です。当時、400cc以下のバイクに乗れる免許を取得すると、免許証の種類の欄の「自二」の上に「1」がつきました。そして、免許の条件等に「自二車は中型に限る」と記載されたのです。それが「中型免許」や「中免」と呼ばれるようになった原因。400ccを超えるバイクに乗るには、この「中型限定」を解除されなければなりませんでした。

限定解除について

乗れるバイクの排気量を限定されない、それがいわゆる「限定解除」。当時は試験場でしか限定解除できませんでした。現在は「AT限定」や「小型限定」を解除するのを限定解除といいますね。AT限定や小型限定の限定解除コースを設けている教習所もあります。

ちなみに、400cc以下のバイクに乗れる免許のことを「中型免許」や「中免」と呼ぶとおっさん扱いされます。大型バイクの免許を取得して「やっと限定解除されたよ~」というのも同様です。

中型免許と中型バイク

現在は自動車の免許に「準中型免許」や「中型免許」といった種類があります。ですので、バイクの免許の種類を差すときに「中型免許」という言葉を使うと混乱を招くかもです。ですので、以降は普通二輪免許と言い換えますね。

しかし、小型バイクと大型バイクの中間排気量という意味合いで、125ccを超える400cc以下のバイクを「中型バイク」と呼ぶのは一般的です。他に呼びようがないので問題もないでしょう。

普通二輪免許を取得するには?

実技と卒業検定、学科教習と学科試験

教習所で普通二輪免許を取得するには①実技19時間(AT限定なら実技17時間)と学科26時間の教習を受ける②実技の卒業検定をクリアする③試験場で学科試験に合格する、これが流れです。

実技と学科の教習を順調に受けられれば最短12日(AT限定なら11日)で卒業できます。自動車の普通免許を持っていると実技教習を受ける時間は2時間少ないですね。学科教習は1時間受けなければなりませんが、試験場での学科試験は免除されます。

普通二輪免許を取得する流れ


ずいぶんと前のことですので記憶が曖昧ですが、私が普通二輪免許を取得した33年前は11時間の実技教習をクリアすれば卒業検定を受けられました。学科教習の時間は今と同じくらいだったように覚えています。

第1段階は外周をぐるぐると回るだけ、第二段階は課題に特化、第3段階は法令に沿ったコース内の走行、そんな流れだったような…。今は教習時間が長いですね。今は損?いえいえ、教習時間は長いほどいいのではないでしょうか。

公道デビューが恐怖!

普通二輪免許の教習には路上教習がありません。当時は教習所のコース内を400ccの教習車に11時間乗っただけで公道を走行しなければならず、私はそれがとても怖かったのです。

私は小柄で腕力もなく、スポーツも得意ではありません。予期しない何かが起きても力任せの対処ができないのです。私にとって初めてのバイクは250ccのコンパクトなネイキッドでしたが、手に負えないモンスターマシンのように感じました。

大型二輪免許と大型バイク

中型バイクより大型バイクが優れている?

普通二輪の免許を取得して14年後、私は時代の流れに乗って大型二輪の免許を取得しました。高校時代の友人が大型バイクに乗り始めたのがきっかけです。道路交通法と安全運転を見直す機会にもなりました。

狂気的なエンジンパワーに酔いしれ、750cc空冷4気筒の豪快なエンジンフィーリングを楽しんでいました。ところが、せっかく大型二輪の免許を取得したにも関わらず大型バイクに乗ったのは2年ほど。すぐに中型バイクに戻ったのです。

私の中の猛獣が目覚めてしまったような怖さ

当時は750ccのバイクをミドルクラスと呼び始めた時代です。それでも中型バイクとのパワー差は大きく、アクセルワークもイージーで、ツーリングも快適でした。しかし、アクセルを捻るだけで刺激を得られる大型バイクに、私の中の猛獣が目覚めてしまったような怖さを感じたのです。

中型バイクと大型バイクの違いは大きいものの、それぞれには優劣で推し量れない魅力があります。パワーの違いは優劣ではなく、選択肢として捉えるべきではないでしょうか。

大きいほうがいい?ジャストサイズがいい?

話は戻ってペヤングの超超超大盛ギガマックス。標準サイズの「ソース焼きそば」は544kcalですので、1875kcalの超超超大盛ギガマックスは約3.45倍です。息子に1/4を食べさせて妻と残りを半分こしたとしても私の分は703kcal…。

学生カバンにまたがってハングオンしていた中学生時代なら食べられたかな?ちなみに、ペヤングのホームページでラインアップを確認すると、7.7倍4184kcalの「超超超超超超大盛ペタマックス」も存在します。

バイクの中型免許:まとめ


楽しみ方の選択肢

ペヤングのカップ焼きそばですのでおいしいのは間違いありません。しかし、超超超大盛ギガマックスは大きさに手ごわさを感じます。超超超大盛ギガマックスと標準サイズのソース焼きそばとでは楽しみ方が違うといっていいですね

私の現在の愛車XR250は28馬力。その約3.45倍は約97馬力ですので、102馬力のCRF1100Lアフリカツインと同等のボリュームです。XR250なら私の腕前でもダートへ気軽に進入できますが、CRF1100Lアフリカツインでは躊躇します。

おいしさと大きさに関係性はない

いやちょっと待って!話が違う!私が妻に「何なん、これ?」と聞いたのは大きさではなく味の種類です。「納豆キムチ味って…」どうしても舌がイメージしてくれません。キムチ味は想像できても納豆味ってどうよ。

第一妻は納豆を食べません。私が1878kcal全部食べろってコト?大きいものを好む妻とジャストサイズを好む私。どちらも食い道楽ではあるのですが、楽しく食べられないと意味がないのです。

バイクの楽しみ方は人それぞれ

そういえば、妻はこの前も永谷園の「カレーに、梅干を〈まるごと〉いれてみた。」というトリッキーなネーミングのふりかけを買ってきました。理由はやはり「おもしろいやろぉ?安かってん!」。

それがです。恐る恐る白飯にふりかけると思いのほかおいしかったのです。カレーの香りが梅干しの酸味に中和され、爽やかな味わいでした。何にでもマヨネーズをつける私、一味唐辛子をかける妻、しょうゆをかける息子、我が家は味の好みがみんなバラバラです。