バイクの人気ランキング:はじめに
2021年の新春ツーリングは諸般の事情によって取りやめました。うぅ~ん、しばらくはプチツーリングでガマンするしかありません。2021年の新春ツーリングは「妻の通勤用原付ビーノのコンディションを整えるため」という名目で計画していましたが、エアフィルターの交換をしたあとは調子がいいとのことですので、無理して長距離走行しなくてもよさそうです。どうも!暮らし~のでライターをしておりますhosokawa_takaです。
冬になるとバイクを買い替えたくなる
私のXR250は年末に基本的なメンテナンスをしましたので快調そのものです。エアフィルターの洗油が乾かないうちにフィルターオイルを塗布したのが気がかり。フィルターオイルは塗布しなおしたほうがよさそうです。
なぜか私は冬になるとバイクを買い替えたくなります。年末のXR250のメンテナンスは送り出す準備に近いものでした。新型CRF250L(MD47)はダート走行とツーリングを両立した最高傑作ですし、ジクサー250も魅力的です。
バイクの人気ランキングってどう?
年始ツーリングへ行けないはけ口として、年明けにスペック比較ランキング表を更新しました。バイクのスペックを入力すると理論上の最高速度や特定の速度でのエンジン回転数を自動で計算してくれるシートで、記事のネタに使っています。
では本題!ここでは中型バイクの人気ランキングについて語ります。人気とスペックは比例する?それとも無関係?なお、この記事は2021年1月13日現在の私の心境をもとに作成しますことをご了承ください。
今まで乗ってきたバイクの私的ランキング
XR250はランキング2位
中型免許を取得して約33年、私は5台のバイクを乗り継いできました。GF250、ジェベル200、XLR250R(MD22)、ゼファー750RS(D2)、そして今乗っている後期型XR250(MD30)です。
免許歴の割には乗ってきた車種は少ないですね。それはXR250に15年以上乗っているのが原因。XR250に特別な思い入れはないものの、アスファルトからダートまで楽しめる走行性能が気に入っていて、私的ランキングでは2位です。
ゼファー750RSはランキング3位
私が乗ってきたバイクでもっとも出世したのはゼファー750RSです。400ccクラスに近い車体サイズ、クセのある楽しいハンドリング、快適な乗り心地は「優」ですが、私的ランキングでは3位です。
今は中古車市場で人気があり、国内仕様が存在しないD2には200万円近くの値段が付いています。しかし当時はメガスポーツが全盛期。XR250購入時の下取り価格は35万円ほどでした。もう少し頑張って維持しておけばよかったです。
ランキング1位はジェベル200
私的ランキング1位はジェベル200です。長距離ツーリングに特化したオフロードバイクで、私にとってはすべてが「優」。足つき性のよさ、丈夫で粘り強いエンジン、400km以上の航続距離がお気に入りでした。
しかし、ジェベル200は人気車種ではありません。セロー225ほどの走破性はありませんし、スーパーシェルパほどのパワーも備えていないからです。しかし、ツーリングバイクとしては名車だと断言できます。
400ccのバイクは安定した人気
新型が出ないのなら旧車も選択肢に
バイクの人気ランキングと私の私的ランキングには大きな差があります。人気ランキングでは、1位ゼファー750(RS)、2位XR250、3位ジェベル200。ゼファー750が人気なのは納得できますが、ジェベル200は思いのほか健闘していました。
ついでに400ccクラスの人気ランキングを見ると安定志向。400ccのバイクは新型が発売される要素が少ないためかゼファー400やドラッグスター400といった旧車にも人気があります。
400ccは国内ツーリングでベストバランス
400ccは不人気かと思いきや、CB400スーパーフォアやニンジャ400は全排気量対象のランキングでも検討しています。400ccのバイクは動力性能と車体サイズが国内ツーリングでベストバランスだからです。
400ccに乗っているバイク乗りはお目が高い!同じ中型でも250ccは高速道路走行が課題になりがちです。XR250で高速道路120キロ区間を長距離巡行…正気の沙汰ではありません。
250ccと400ccには大きな差がある
合理的に考えるとCBR250RRよりCBR400R、ニンジャ250よりニンジャ400がおすすめです。しかし、250ccには250ccの楽しさがありますよね。他の排気量にない車種の幅広さはもちろん、非力なエンジンを使いこなす楽しさや課題をクリアするための工夫など、250ccのバイクには大型バイクにない奥の深さがあります。同じ中型バイクでもこれだけの違いがある…だからバイク選びは楽しいのです。
人気ランキングを気にしてこなかった私
主流を避けてバイク選びをする私
250ccや400ccの人気ランキングを見ると、売れるべくして売れているバイクが上位を占めています。世のバイク乗りはよく研究されていますね。
そういえば私、バイクやツーリングの記事を書いているにもかかわらず、バイク選びをするときに人気ランキングを参考にしたことがありません。逆に主流を避けてバイク選びをする傾向にあります。当時はジェベル200よりセロー225が、ゼファー750RSよりZZR1100が人気でした。
人気に気後れする私
XR250を選んだときもそう。当時、オフロードバイクで人気があったのはモタードでした。オフロードバイクをハイグリップなロードタイヤで楽しむカテゴリーで、バイク雑誌でパワースライドのやり方が解説されていた時代です。
モタードのシート高の低さにトキメキましたが、パワースライドなんてできませんし、コースへ行く勇気もありません。俺にはこれくらいがちょうどいい…かっこよすぎると気が引けてしまう…私は人気のバイクに気後れしてしまうのです。
ズレた指向の私に合うバイクって…
キャンディーズではランちゃんよりスーちゃんが好き、80年代アイドルなら松田聖子より河合奈保子が好き、ゆるキャン△ならなでしこやリンちゃんよりイヌ子が好き…そんなちょっとズレた指向の私に合うバイクってある?
250ccや400ccの2021現行車種はハズレなし!どの車種もキャラクターの差別化ができていますし、デザインに説得力があります。人気ランキングも順当。でもその「人気」ってバイク選びでどれほどの価値があるのでしょう。
バイクの人気ランキング:まとめ
「人気」の価値はどこにあるのか?
私はこれまでバイクの人気ランキングに無頓着でした。人気ランキングはリセールバリューを推測するため?そんな賢い選び方はしたことがありません。バカにされないバイク選びをするため?バイク乗りにとってバカは誉め言葉です。自分のバイクがどんな評価をされているのかが気になるから?乗るのは私ですので人目なんて気にする必要なし!失敗したくないから?バイク選びに失敗なんてありません。モテたいから?ちょっとそれは気になるかも…。
人気のバイクはパーツの入手が容易
しかし、これだけは断言できます。人気のあるバイクはカスタムパーツに困りません。タイヤの選択肢も豊富です。純正パーツ以外はもちろん、安いパーツも簡単に見つかります。各部を共用している車種が多いので補修パーツも入手しやすいですね。
私的ランキング1位のジェベル200。とてもいいバイクでしたが、リヤキャリアはライディングスポット社の一択でした。純正サイズのタイヤもブリジストンの一択。マフラーはRSVとスーパートラップしかなかったのです。
人気ランキングは優劣を知るためのものではない
バイクの人気ランキングは気になるところです。自分が乗っているバイクが高く評価されると気分がよくなります。「人気のないバイクだから買わない」というバイク乗りも少なからずいらっしゃるでしょう。
しかし、人気ランキングは優劣を知るためのものではありません。友人に恋愛相談をして「あいつは手を焼くぞ~」と忠告されたら身を引きますか?バイクを擬人化するのもどうかと思いますが、憧れを手にしたときの気持ちの高まりは人に理解されなくてもいいのです。

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