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【連載】私の冬用パンツ!カジュアルウエアはバイク用に流用可能?

私が冬のツーリングで愛用してるユニクロの防風パンツについて語ります。バイクとの相性や私の工夫について記しました。バイクでの冬ツーリングではウインターパンツが快適なのは当然です。しかし、無意味なこだわりが私にカジュアルパンツを履かせようとするのです。
2020年12月23日
hosokawa_taka
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私のバイク用冬パンツ:はじめに

ユニクロの防風パンツ

「全集中、おっさんの呼吸、壱ノ型、酸っぱい足っ」流行りの人気アニメのキメ文句をもじって6歳の息子と遊んでいます。2020年は辛く悲しいニュースが多かったのですが、主人公の清々しい生き方や罪を悲しむ姿が話題になりましたね。私が「弐ノ型、メタボっ」とお腹を突き出していうと、息子はキャッキャと喜びます。どうも!暮らし~のでライターをしておりますhosokawa_takaです。

急成長中のウエストにパンツを買えない

今年の冬は寒さが厳しいとのこと。バイクに乗るときに履く冬用パンツを物色していますが、私のウエストは急成長中!高価なバイク用のウインターパンツを購入して履けなくなったら…そう思うと怖くて手が出ません。先月の衣替えでは履けなくなった細身のジーンズが何本も出てきました。少しかび臭くなった細身のパンツを試しに履いてみるとビックリ、太ももが入りません。おやっ?急成長したのはウエストだけではないようです。

冬のツーリングにふさわしいパンツの仕様は?

ユニクロの防風パンツ(旧モデル)

私は冬のバイク用パンツにユニクロの防風パンツを愛用しています。タグを見るとMサイズでウエストは76~84cmと記載されていますのでまだ履けそう。では本題!ここでは私のバイク用冬パンツについて語ります。バイク用ウインターパンツとカジュアルパンツの違いを確認しながら、ツーリングにふさわしい仕様を考えます。なお、この記事は2020年12月23日現在の私の心境をもとに作成しますことをご了承ください。

私のバイク用冬パンツ:股下

少し短い股下


ユニクロの防風パンツを購入したのはずいぶんと前のことです。Mサイズの割に股下が長く、バイクに乗るときに履いてもくるぶしが露出しなさそうだと思って購入しました。実寸で股下を測ると約76cmで思いのほか短かったですね。私はバイクに乗るのを想定してカジュアルパンツの裾を長めにしていますが、本来のジャストサイズは股下73cm。ユニクロの防風パンツは3cm長い計算になりますが、冬のバイク用パンツとして履けばかなり短めです。

普段履きパンツのプラス10cmがベスト

ユニクロの防風パンツをバイクに乗るときに履くと、くるぶしの上あたりまでずり上がります。あと8cmほど長ければちょうどの長さになりそう。いや、10cmほど長いほうがかっこいいかもです。つまり、カジュアルパンツをバイク用にするには股下を10~12cm長くするのがベスト。私の足は少し、いや、かなり短いので、10cm以上股下が長いと歩行時にかかとでパンツの裾を踏んでしまいそうです。

バイク用パンツは特殊

バイク用ウインターパンツの股下はMサイズで81~86cmほどです。ワークマンのレジャー向けブランドであるイージスシリーズはユニクロと同じくらいの股下ですが、バイカースシリーズはバイク用ウインタージャケットと同等。ワークマンのイージスシリーズは釣りやウインタースポーツでちょうどの股下で、私がバイクに乗るときに履くと短いかもです。なんだか私の足が長くなったような錯覚に陥って優越感。

私のバイク用冬パンツ:裾口

裾口はブーツとの相性が重要

ユニクロの防風パンツは裾の仕様も購入動機になりました。裾口がやや広いだけでなく、裾をファスナーで広げられるのです。オフロードブーツはすねのプロテクターが厚いので裾を広げられるパンツのほうが楽に履けます。ところが私のオフロードブーツは経年劣化で樹脂パーツが壊れ、今は安全靴をツーリングで履くことが多いのです。安全靴でユニクロの防風パンツを履くと裾口の隙間が広くなります。

裾口が広いとステップに引っかかる

パンツの裾口が広いと信号待ちで足をつくときステップに引っかかります。オフロードバイクは着座位置の真下にステップがあるからです。私のXR250のシート高は87.5cmもありますので、身長160cmの私が停止時にパンツの裾を引っかけるとパニック寸前!かといって、細身の防寒パンツをブーツインするのは好きではありません。私はがに股ですので悲しいくらい細身のパンツが似合わないのです。

登山用ゲイターがおすすめ

そこで私が使っているのは登山用のゲイターです。登山用のゲイターは走行風や水しぶきから足首を守ってくれますし、パンツの裾がステップに引っかかるのも防げます。しかし、登山用のゲイターをツーリングで装着しているバイク乗りは少数派。登山用のゲイターは化繊生地でXR250のエキパイに長時間触れると傷むかもです。ツーリングで装着しても違和感のないゲイターをコットン100%の生地で自作しようか検討中です。


私のバイク用冬パンツ:カーゴポケット

カーゴポケットは必要ない

ユニクロの防風パンツはカジュアル向けで、冬にバイクに乗ることを想定した構造になっていません。それが顕著に現れているのは右太ももに配されたカーゴポケット。バイク用のウインターパンツはバイクに傷をつけない工夫がなされていますが、ユニクロの防風パンツはファスナーのスライダーがバイクに当たるのです…と言えるのは一般的な体格のバイク乗り。私は腰の位置が低いので、ファスナーのスライダーがバイクの側面に当たりません。

ワークマンのライダースシリーズはコスパ最強

ユニクロの防風パンツと違い、ワークマンのイージスシリーズにはカーゴパンツがありません。股下は歩行を想定した長さなのですが、あらゆる使い方を想定してカーゴパンツになっていないのだと考えられます。また、ワークマンのライダースシリーズはライディングを想定した股下サイズ。そのためか、オンラインショップでは在庫ゼロの人気です。oh!もう少し早く気づいていれば即買いでしたね。

バイク用ウエアは足元から揃える

冬にバイクに乗るといえばウインタージャケットが注目されがちですが、実際はウインターパンツのほうが重要です。ジャケットはカジュアルウエアで代用できます。そう考えると、バイク用品は足元から順に予算を割いていくのが正攻法。ブーツ、パンツ、ジャケット、グローブの順ですね。頭から遠い場所ほどカジュアル用品で代用しにくいとも言えます。そういえば…私はバイク用のウエアを一度も使ったことがありません。

バイク用ウインターパンツが最強なのは事実

高価なウエアに対する苦手意識

Photo bysms467

私はバイク用ウエアのかっこいい雰囲気が苦手なのです。それはレーサーレプリカ全盛期にバイクに憧れたのが原因。バイクに乗るには皮ツナギとレーシングブーツが必要!当時はそう言われていました。中学生の私の目にバイク雑誌から飛び込んできたのは皮ツナギやレーシングブーツの値段。そんな高価なウエアが必要なのか?と疑いながらも「確かにコーナーで膝を擦るならバンクセンサーは必要やなぁ」と思ったのです。

私はバイクの運転が下手


高校生になって50ccの原付バイクに乗るようになり、母親のヤマハJOGで近所のワインディングロードへ行きました。「膝擦りなんて正気の沙汰やない」それが私の感想。バイクのレース中継がテレビで放映されることは稀でしたし、ビデオデッキが一般家庭に普及していなかった頃です。膝擦りは静止画像で見るほど簡単なことではありませんでした。物理の授業が嫌いだった私でさえ、膝擦りするにはかなりのスピードが必要だと分かったのです。

身の丈に合ったウエア?

俺ってバイクに乗るのが下手なんやぁ…そう気付いたときから私はバイク用のウエアに抵抗を感じるようになりました。安全性を謳ったバイク用ウエアが少ない時代でしたし、50ccの原付バイクにヘルメットの着用が義務づけられたころの話です。また、身の丈に合わない服装をしていると笑われた時代でもありました。ところが昨今は過剰気味のウエアを着るのが常識になりつつあります。

私のバイク用冬パンツ:まとめ

今はバイク乗りにとって幸せな時代

今はバイク乗りにとって幸せな時代です。私のような下手くそライダーがバイク用ウエアを着ても笑われることはないでしょう。いや、下手くそだからこそバイク用ウエアを着るべきなのかもです。とりあえずはウインターパンツを導入?パンツは流行に左右されにくいので長年愛用できますし、カジュアル用の防風パンツより快適なのは言うまでもありません。しかし「弐の型、メタボっ」というと息子が喜ぶほど私のウエストは急成長中。

成長が止まると経験が無駄になる

長年バイクに乗り続けていると無意味なこだわりがまとわりつきます。カジュアル用の防風パンツを工夫してツーリングで履くことには経験が活かされていますが、それが無意味なこだわりになってしまうと成長が止まってしまうのです。市松模様の羽織を着たアニメの主人公ではありませんが、私は愚直に感性を磨く時期にいるのかもです。まずは衣装ケースの肥やしになっている細身のパンツが履けるところまで鍛えるべきでしょうか?