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【DIY初心者の入門講座!】DIYの始め方やおすすめ道具、簡単アイデアをご紹介!

自分で家具や小物を作る『diy』がここ何年かで注目を集めており、ステイホームの過ごし方としてもおすすめしたいDIY。でも一体何から作るべきか、初心者の方は戸惑うことが多いと思います。この記事は初心者の方に向けた、diyの基礎知識や始め方についてご紹介します。
2021年1月7日
セキ ユウスケ
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目次

diyの始め方

diyとは?

Photo byGrieslightnin

『diy』とはdo it yourselfの略で、家具や小物を自分自身で作ることです。日曜大工と同じような意味ですが、小物などから手軽に始められることで若者からも人気を集めています。100均やホームセンターなどで道具を買ってきて簡単に始めることが出来ますし、実際に買うよりも安く済ませることができるので魅力的です。また部屋のインテリアを考えたり、完成した時の達成感は何ものにも代えがたいでしょう。

diy初心者はまず作るものから考えよう。

フリー写真素材ぱくたそ

diy初心者の方はまず何から作るべきか、基礎知識が少ないのでわからないことが多いと思います。まずは部屋の雰囲気に合わせて作るもの・作りたいものを考えてみましょう。ホームセンターで木材を買わずとも、100均などで売られている小物入れに色を塗ったり、ビンテージ加工することも立派なdiyです。この記事ではdiy・日曜大工に関する簡単な基礎知識と、おすすめの道具などをご紹介します。

diyするにあたっての注意点

Photo byGaertringen

diy・日曜大工初心者の方はノコギリなどの工具の扱いに慣れていないことと思います。当たり前のことですが、まずは安全第一に作業することが大事です。気をつけていないと、切断した木材の断面に指が擦れて切れたり、ハンマーでうっかり手を打ってしまう事もあります。作るものもまず初心者のうちは、大きめの家具ではなく小物や飾り棚などから挑戦するのがお勧め。また近所の騒音なども配慮して安全に楽しくdiyを楽しみましょう。

diy初心者に必須の道具

ここからはdiyの初心者がまず揃えるべき、必須の道具を紹介していきます。diyを始めるのにきちんとした道具を選ぶことも大切なので、しっかりとしたものを選びましょう。

①測る

コンベックス

まずは物の長さを測ることができるメジャーのようなものが必須。ホームセンターなどで買ってきた木材をどのような長さに切り揃えるのか、欠かせない道具の一つです。コンベックスとは金属製の巻尺のことで、テープにメモリが書いてあり、伸ばしたり長さを固定したりできるのでとても使いやすいです。100均でも売られていますが、できればホームセンターなどでしっかりとしたものを買うのがおすすめ。

スコヤ

スコヤは物を直角に測ることができる金属製の物差しのようなもので、『完全スコヤ』『止型スコヤ』『自由スコヤ』など様々なタイプがあります。今回おすすめしたいのは『止型スコヤ』です。ポイントとしては、45°90°135°など様々な角度が測れることと、台がついているので固定してケガキ線が描けること。ケガキ線とは材料にケガキ針を用いて傷をつけ、切り出しの位置を決めたり、穴あけの位置を決めたりすることです。

②切る

ノコギリ

木材を切るために必要な道具です。ノコギリにも様々な種類がありますが、おすすめしたいのは縦挽き横挽きの両方に刃がついている替刃式両刃鋸。木目に合わせて使い分けが可能で効率よく真っ直ぐに切れます。切れなくなったら刃が交換できるので長く使い続けられることもポイント。電動ノコギリもあれば便利ですが、diyに慣れてきてからで十分だと思います。また大きな木材などはホームセンターでカットしてもらうと良いでしょう。

ソーガイド

木材を真っ直ぐに切るために重宝する道具です。やはりdiy・日曜大工初心者がノコギリだけでは真っ直ぐに切るのは少し困難。ソーガイドは直角・直線・45°など角度調整も可能で、初心者だからこそノコギリと一緒に合わせて購入をおすすめしています。また自由に角度を調整できるソーガイドも売られていますが、用途に合わせて購入を検討してみてください。

クランプ


ノコギリで木材をカットする際に、木材が動かぬよう材料を作業台に合わせて固定しておく道具です。クランプも木材を真っ直ぐに切るためには欠かせない道具の一つになります。クランプにも様々な種類がありますが、まずはC型クランプがあれば十分です。100均でも売られていますが、本格的に始めるならホームセンターなどで買うのがベスト。ネジを強く締めすぎると跡がついてしまうため、端材などを挟むと良いでしょう。

③加工

やすり

切断した木材の断面や木材の角にやすりをかけることによって、木材のトゲを削ったり、仕上がりを美しくできたりします。サンドペーパー表面のざらざら具合のことを番手と呼び、使用用途が変わってきます。まずは中目・細目・極細目を買うと良いでしょう。サンドペーパーはホームセンターなどで安く売られているのでいくつか購入しておくことをおすすめします。効率的に楽々研磨作業をしたい方は電動サンダーの購入を検討すると良いでしょう。

ドリルドライバー

ドリルドライバーは、木材に穴を開ける機能とビスを埋め込む機能を持っている電動ドライバーです。先端のビットを交換してネジを回したり、ドリルで穴を開けたりと用途によって使い分けが可能です。厚めの木材や、より楽に穴を開けたい場合などはインパクトドライバーがおすすめ。インパクトドライバーはパワフルなので力もいらずスムーズに作業ができます。

④組み立てる

金槌

木材に釘を打つために必要な道具です。ハンマーにも様々な種類があります。100均で売られていてる金槌でも十分ですが、ホームセンターでネイルハンマーを買うことをおすすめします。ネイルハンマーは片側がなめらかな湾曲になっていて、釘を抜く際にも使えるので便利です。また釘を打つ際にもネイルハンマーの方が打ちやすいと言われています。

グルーガン

グルーガンはスティック上の樹脂を熱によって溶かして、出てきたグルーが冷めるとものをくっつける接着剤になります。ホームセンターで売られているものから、今では100均でも買うことができより身近な道具になっていますね。グルーガンは一度貼り付けてしまったものでも、再び温めることで外すことができます。その使いやすさからdiyの初心者には必ず持っておきたい道具です。

diy・日曜大工初心者におすすめの道具3選

①下地センサー

下地センサーは壁の裏側が空洞なのか、石膏ボードなのかなど壁の中を探索してくれる道具です。これを使わずに壁に穴を開けネジを打ち込んでしまった際に、電線などを傷つけてしまうと事故の原因になる恐れがあります。安全にDIYを楽しむならば持っておきたい道具です。壁に穴を開け調べる針タイプのものや、センサータイプのものまで様々な種類があります。初心者の方はセンサータイプを選ぶと良いでしょう。

②水平器

水平器は角度を測る際にあると便利です。100均でも売っていますし、ホームセンターに売っている本格的なものはデジタルでメモリがついていてわかりやすいです。一般的なものは中に気泡が入っている水平器で、中の気泡が左右の傾き加減で水平かどうか測ります。プロ使用のものだと、レーザー水平器といってレーザーを照射し、高低差や距離感まで測れるものも売られています。

③コードレス掃除機

木材をカットしたりやすりをかけたりすると、木くずやほこりがたくさん出ます。そんな時に重宝したい道具がコードレス掃除機です。普通の掃除機だとわざわざ電源を持ってきて使わないといけなかったり、そもそもコードに木くずがついて邪魔だったりします。電源がない場所でもどこにいても使えるのでとても便利です。もちろんdiy意外にも使える点は主婦にも喜ばれる道具だと思います。

初めての日曜大工!おすすめの作るもの8選


①100均の道具でできる!ティッシュ箱

ティッシュ箱はサイズも小さく、100均の道具だけでも十分おしゃれなものを作ることができるので、diy初心者にはまずおすすめしたいです。ティッシュ箱は日常的に使うのでよく目に入りますし、部屋のインテリアとしても工夫次第では生活感を失くしおしゃれに変身できます。木箱を使ったアンティーク風が人気ですが、ご自身の好みに合わせたアレンジや工夫で製作を楽しんでみましょう。

簡単な基礎知識と始め方

100均で売られているすのこを買い、ティッシュ箱のサイズを測りカットしてみましょう。もちろんティッシュ箱が入るように少し大きめにカットしていきます。天板・横板・底板ができたら、サンドペーパーで角を落としていきます。ティッシュを入れ蓋(天板)をした時に蓋がずれないように、天板を裏返して薄めの板などをつけておくとベストです。ボンドや釘などで箱を組み立てたら、色を塗ったり好きなようにデコレーションしてみましょう。

②部屋の壁をおしゃれに見せる飾り棚

こちらは壁に設置するとおしゃれなカフェのような雰囲気が出せる飾り棚です。材料も100均で揃います。飾り棚にはグラスや小物、花を飾るのもおしゃれで良いと思います。西海岸風のインテリアやアンティーク風にしたり、自由に表現できるのが魅力的です。ポイントとしては、部屋の雰囲気に合わせた色合いやサイズ感で作るのがベストです。

簡単な基礎知識と始め方

100均で売られている小物入れをいくつか重ね、釘を打ち込んでくっつけていきます。100均で売られている水性塗料やペンキなどで好きな色を塗っていき乾くまで待ちます。ロープやベルトなどで壁に吊るすタイプを作る際は、壁にフックを取り付けてロープで吊るすとおしゃれな雰囲気です。壁に固定するタイプのクランプも100均で買えるので、身近なもので簡単に作れます。

③キッチンをおしゃれに!スパイスラック

キッチンをおしゃれに彩ることができるスパイスラックは主婦にも大人気です。板やすのこを組み合わせるだけで簡単に作れるので初心者におすすめ。おしゃれなスパイスラックを作ったら調味料入れもておしゃれな容器に変えたくなります。普段の何倍も料理が楽しくなること間違いなし。

簡単な基礎知識と始め方

100均で小さめのすのこや角材などを買ってきます。好きなサイズにカットし、ミルクペイントなどで色を塗りデコレーションしていきます。同じく100均で買えるボンドやグルーガンを使って好きなようにくっつけていき完成です。小物入れなどを重ね合わせて作るスパイスラックも簡単でおすすめです。

④壁の雰囲気に合わせたおしゃれな本棚

本棚はdiyの中でも少し大きめのサイズになります。もちろん作る大きさは自由で、本が収まり切らなくってきた場合などは棚を追加していく事も可能です。シンプルな設計の本棚はdiy・日曜大工初心者におすすめです。本棚を作ることができれば、diyの基礎はある程度習得できていると言っても過言ではないでしょう。本棚にはロータイプや縦型などがあります。ロータイプは横長なので倒れる心配が少なくおすすめです。

簡単な基礎知識と始め方

まずは本棚のタイプやデザインを決めましょう。そして作るものに合わせてサイズを測り、ホームセンターで木材を調達します。その際に、木材が真っ直ぐで反りがないかなど、一枚一枚手に取りしっかり確認しておきましょう。ホームセンターでは木材をカットしてくれるサービスもありますので、必要な場合はお願いしましょう。木材を研磨し、塗料などでコーティングしていきます。あとは仕切り板を組み立てていき完成となります。

⑤すのこを使った収納棚

すのこは軽いので女性や子供でも持ち運びできる万能な資材です。こちらも100均で道具を揃えることができるので、もちろんコストはかかりません。リビングやトイレの一角にちょっと置くだけでもおしゃれなインテリアになります。使用用途は幅広いのでぜひ作ってみて欲しいです。結束バンドやグルーガンなどで固定できるので、特別な工具は必要ありません。

簡単な基礎知識と始め方

100均にあるすのこもホームセンターにあるすのこもサイズや形は様々です。手っ取り早い方法は、買ってきたすのこのサイズに合わせてデザインを考え作ることです。サイズや形が気に入らない場合は解体して好みの形に変えてみましょう。すのこはノコギリでも簡単に切れるので、女性の方でも安心です。カットしたすのこを塗装し、グルーガンやボンドなどを使い組み立てて完成です。

⑥リビングをおしゃれに!テレビ台


家族団欒で過ごすリビングに自分で作ったテレビ台を置くのはまさにdiyの理想系。テレビに合わせたサイズや収納棚を取り付けることで、部屋のインテリアにはもちろん、周りからも好感度も抜群。基本的には大きいサイズになるかと思いますので、それなりに準備と気合が必要です。ですが、本棚の製作などでdiyの基礎を身につけていればそんなに難しいことはありません。部屋のインテリアを大きく左右するのでぜひ挑戦してみましょう。

簡単な基礎知識と始め方

基本的にはローテーブルを製作するのと同じやり方です。部屋のインテリアとテレビのサイズに合わせたデザインと色を考え、ホームセンターで資材を調達します。資材の大きさを整えたらやすりがけと、艶出しや塗装をおこないます。おすすめのアイディアとして、木製のパレットやレンガなどを重ねて脚部にし、ガラス板などで橋渡しするだけでもおしゃれに見えます。収納棚と同じようにテレビ台に収納スペースを作ると良いでしょう。

⑦玄関がおしゃれに!アンティーク風傘立て

雨の日に仕事に行くとき、おしゃれな傘立てが目に入れば、雨の日の憂鬱も吹き飛び気分が上がりませんか?生活感が出てしまう場所だからこそ、diyで一工夫しておしゃれにしてみたいものです。あまり目に入りにくい場所ですが、「おしゃれな傘立てだね」なんて言われた日には嬉しくてたまらないと思います。そんなに難しくないので、diy初心者にもおすすめです。玄関の雰囲気に合わせた傘立てをデザインしましょう。

簡単な基礎知識と始め方

まずは玄関の雰囲気に合わせた色やデザインを考えてみましょう。そして置く場所や使用する本数も確認し、サイズも考えていきます。100均で売られている資材でも十分作れる点が初心者におすすめです。すのこを買って取り付けたり、受け皿にステンレスのトレーや人工芝を敷いたトレーなどアイディアの見せ所が沢山あります。つっぱり棒なども用いてS字フックを使えば、折り畳み傘もかけることができます。

⑧プレゼントにおすすめ!フォトフレーム

最後に紹介するのがフォトフレームです。小さくて簡単そうですが、こだわればこだわるほど奥が深いのがフォトフレームです。diyフォトフレームは、もちろん部屋のインテリアとして飾るも良いですが、友人や恋人など大切な方にプレゼントすると喜ばれます。木材を45°に切らないといけなかったり、薄い木の板を切るのが繊細で難易度が高いですが、大切な写真などを飾るための一工夫として、ぜひ挑戦していただきたいです。

簡単な基礎知識と始め方

まずは木材に線を引いていきます。この時に止型スコヤを使うと正確に45°を測ることができます。木材を切る際に、刃が真っ直ぐについているアサリの無いノコギリを使用すると傷がつきにくいです。断面カットした木材はやすりをかけ、表面をなめらかにしていきます。塗装をして好みの色に仕上げたら、タッカーを使って枠を組み立てます。あとは好きなようにデコレーションを加え完成です。100均の資材でも作れるのでぜひ挑戦してみてください。

まとめ

あなたもdiy始めてみませんか?

Photo bySkitterphoto

今回はdiy・日曜大工について簡単な基礎知識と始め方についてご紹介しました。何から作るべきかわからなくて困っている方の参考になればと思います。またdiyの魅力は自分で作るものを考え、世界に一つだけの作品を作ることにあります。完成したものには愛着が湧き、部屋のインテリアもおしゃれになります。まずは手軽に始められることからやっていきましょう。あなたもdiyで部屋をおしゃれにしてみませんか?

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Photo by masato_photo

暮らし〜のでは様々なdiyについての情報を紹介しています。diy初心者の方でも気軽に始められるやり方やアイディアなど、きっとお役に立てるはずです。100均の道具でもアイディア次第ではおしゃれな部屋のインテリアに変わったり、本格的にdiyを始める方に向けた記事も沢山あります。これからもあなたのdiyライフがより良いものになるように寄り添っていけたらと思います。