【連載】ドライブで楽しむおすすめの旅 ～果物狩りと絶景で茨城の冬の魅力を満喫～

茨城の冬は見どころ満載

いい旅してますか？今週は冬の茨城県を楽しむドライブ旅をお届けします。旅のスタートとなるのは圏央道「つくば中央IC」です。この道路の開通によって東京方面や千葉方面からのアクセスがしやすくなり、日帰りでも十分に観光スポットを巡ることができるようになりました。今回ご紹介する観光コースはつくば市と隣接する下妻市、石岡市が舞台となっています。カップルのデートにもぜひおすすめしたい魅力のスポットが満載の観光コースとなっています。果たしてどんな観光やレジャーのスポットが登場するでしょうか。

ドライブ旅の行程をご紹介

今回のドライブ旅の行程をご紹介しましょう。最初につくば市にある有名な科学館でたっぷりと遊んでからランチスポットへと向かいます。食事の後は下妻市に移動して冬の味覚を味わい、ドライブ旅の定番スポットである道の駅に立ち寄ります。買い物などを楽しんだ後は茨城県の名峰に登って絶景を堪能し、最後は石岡市に移動して日帰り温泉施設で旅の疲れを癒します。

茨城の人気科学館で遊んで学ぼう！

つくばエキスポセンター

最初に訪れるスポットはつくば市で人気の科学館です。昭和60年に筑波学園都市で開催された国際科学技術博覧会の会場となった施設で、多くの人が現代の科学技術に関心を持ち親しめるようにと整備されました。最新の科学技術や生活の中に取り入れられている身近な科学技術について、年齢を問わず学べるようになっています。定期的に開催されるイベントに参加したり、科学実験などを披露するサイエンスショーを楽しんだりと家族やカップルで一日楽しく遊ぶことができます。

デートにもぴったりなプラネタリウム

デートのカップルにぜひおすすめなのがプラネタリウムですね。つくばエキスポセンターのプラネタリウムはドームの直径が25.6mあり、世界最大級となるこのドームのスクリーンに最新の4Kレーザープロジェクターを使って映像を映し出します。より明るく、より鮮やかな星の映像を堪能できるので感動もひとしおです。この美しい映像を二人で楽しめばデートが盛り上がること間違いありませんね。日によってプラネタリウムの内容やスケジュールが異なるのでチェックしておきましょう。

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イタリアンのランチでお腹満足

Ban zai naporitan(バンザイナポリタン)

科学館で遊んだ後は人気店でランチグルメを味わいましょう。科学館から10分ほどドライブした場所にあるのがバンザイナポリタンです。イタリアンのお店ですがその名の通りナポリタン専門店という変わり種です。麺は県内にあるラーメンの麺などを手掛ける製麺所に特注したものを使用しており、味付けに使用するケチャップも特徴の異なるものをブレンドして味に深みを出しています。茹でた麺の表面に焼きを入れることで、外はカリッと、中はソフトに仕上げてあります。

おすすめメニューはコレ！

料理の注文方法は最初にパスタの量を選択し、トッピングをチョイスして出来上がりを待ちます。いろいろ試してみたくなりますが、初めてこのお店を訪れるならミートボールのナポリタンをおすすめします。このミートボールはインスタントのものではなく、精肉店で手づくりされる国産牛の肉を使った本格的なミートボールとなっています。テーブルの上にはハバネロオイルや粉チーズが置いてあるので、味に微妙な変化をつけながら食べてみることをおすすめします。

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茨城は果物狩りも有名

(有)大地下妻農場

ランチタイムの後は下妻市へ移動しましょう。次に向かうのは冬の人気フルーツであるいちごが味わえるスポットです。バンザイナポリタンから25分ほどドライブすると大地下妻農場に到着します。この観光農場は関東最大級の規模を誇っており、全部で44棟のビニールハウスを整備しています。いちご狩りは1月初旬から5月末まで楽しむことができ、「とちおとめ」や「あまおとめ」、「さちのか」といった品種を味わうことができます。高所栽培なので収穫しやすいのがいいですね。

絶品トマトジュースもお忘れなく！

ハウスの数が多いだけに他の農園に比べてゆったりといちご狩りが楽しめますね、完熟のいちごを味わえるのでそのままでも十分に美味しいのですが、味に変化をつけたいなら練乳をつけて食べるのもおすすめですね。農場には練乳がないのでぜひ持参しましょう。この農場では別の農場で育てられているトマトを加工したトマトジュースを販売しています。特にミニトマトを使ったジュースは他では味わえない一品ですね。観光のお土産に購入してみてはいかがでしょうか。

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道の駅はドライブ旅の定番

道の駅 しもつま

いちごをたらふく食べた後は人気の道の駅に立ち寄ってみましょう。いちご狩りのスポットから10分ほどのドライブで道の駅にアクセスできます。比較的規模の大きな道の駅で、農産物の直売コーナーや土産コーナー、フードコーナーなどが整備されています。特にユニークなのが納豆の工場ですね。納豆といえば茨城県の名物グルメですが、道の駅に納豆の製造工場があるのは見たことがありません。平日の月曜日と水曜日、金曜日は製造見学もできるので見逃せませんね。

デートで食べるパンを調達

道の駅を訪れたなら3階にある展望台に上ってみましょう。展望台からは次に向かう予定の筑波山の美しい姿を眺めることができます。これからこの山の頂上に登ることを考えるとワクワクしますね。その前に道の駅にある人気ベーカリーで食べるものを調達しましょう。「しもんぱん」というベーカリーが営業していて、リーズナブルな値段でパンやサンドイッチを購入できます。寒いとお腹がすくため軽い食べ物や飲み物を確保してから移動すると次のスポットで役立ちます。

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茨城の名峰で絶景を堪能

筑波山ロープウェー

道の駅を楽しんだ後はいよいよ絶景スポットへと移動します。道の駅から30分ほどドライブすると筑波山のロープウェイ乗り場に到着します。このスポットで楽しめるのは日本夜景遺産にも登録されている美しい夜景の絶景です。「サンセット&スターダストクルージング」と名付けられたこの企画は、9月から翌年の2月までの土・日・祝日に毎年行われているもので、ロープウェイを夜の時間に運行して美しい夕景と夜景を堪能します。悪天候の場合以外は20分間隔で運行しています。

美しい夜の絶景に感動！

山頂からは近隣のつくば市や土浦市の夜景をはじめ、遠く関東平野の夜景や東京都心の夜景など非常に広い範囲の景色を堪能できます。東京タワーやスカイツリーなども見えるので感動的ですね。空気が澄んでいる冬は夜景を鑑賞するには最適です。夕暮れの景色も綺麗なので、真っ暗になる前に山頂にアクセスして長い時間とどまりたいですね。道の駅で仕入れた食べ物を食べながら時間の経過とともに変化する景色を楽しみましょう。頭上に広がる満天の星空もお見逃しなく。

冷えた体を温泉で温めよう！

やさと温泉 ゆりの里

夜の絶景を満喫した後は冷えた体を温泉で温めてみてはいかがでしょうか。ドライブ旅の最後を締めくくるのは筑波山から15分ほどドライブした石岡市にあるやさと温泉ゆりの里です。地下1,300mから汲み上げる温泉は単純弱放射能泉で、このお湯を加温して内風呂と露天風呂の湯船に流し込んでいます。内風呂の広々した湯船にはアトラクション機能が付いており、疲れた体を優しく解きほぐしてくれます。また、広いスペースが確保されている開放的な露天風呂も最高です。

夕食も一緒に楽しもう！

温泉を楽しむついでに夕食もこちらで済ませてみてはいかがでしょうか。この施設には食堂があり茨城県産の食材を盛り込んだメニューが多数提供されています。茨城県産の豚を使ったとんかつ定食や、筑波山麓で育てられるつくば鶏の肉を使った唐揚げ定食、地元やさと産のそば粉を使った天ざるなど夕食にぴったりなメニューが揃っています。リーズナブルなメニューが多いのでお財布に優しいのが嬉しいですね。温泉とグルメを満喫しながら楽しかった一日を振り返ってみてはいかがでしょうか。

冬の茨城をドライブしよう！

今週は冬の茨城を巡るドライブ旅をご紹介しましたがいかがでしたか？今回お届けした観光コースは日帰りでも十分に楽しめる内容になっています。本記事を参考にして早速ドライブ旅の計画を立ててみてください。