いちご狩りとは?
「いちご狩り」という言葉に何か違和感を持ったことはないですか。「狩る」という言葉は鳥獣などを追い出して捕らえるという意味以外に、訪ね探して観賞する、探して取るという意味もあり、いちご狩りは後者の意味で使われています。
いちご狩りとは、いちごを栽培している農家が、いちごを栽培しているビニールハウスで時間制限を設けた中で、お客様を入れ、お客様は自分で選んだ新鮮ないちごを摘んで食べられるという販売方法の1つです。(この記事の情報は2021年2月11日時点のものです。)
いちご狩りの産地は?
いちごの産地でみるとダントツ1位は栃木県となります。栃木県で生産されているいちごの9割は「とちおとめ」で、甘くてジューシーないちごになります。
2位は福岡県で、福岡で育成された「あまおう」は甘さだけでなく、甘酸っぱさも加わり濃厚な味がして安くておいしいです。東日本の代表が「とちおとめ」西日本の王様が「あまおう」になります。
そのほか、熊本県、静岡県、愛知県が代表的な産地で、日本のいちごは約300種類あり、全国各地で栽培されています。いちごの本当の旬の時期は春です。3月~4月ぐらいが、一番甘い美味しいいちごを召し上がれます。
福井で人気のいちご狩りスポット6選!
福井県で生産ランキング上位の果物はメロンやウメになっています。そして福井県では、いちご狩り、梨狩り、ブルーベリー狩り、さくらんぼ、ぶどう狩りなど様々なイベントが行われていますが、今回は果物の中でも人気のいちごの農園をご紹介します。
いちごの栽培方法は「土壌栽培」と「高設栽培」の2種類がありますが、最近は「高設栽培」のところが増えてきています。福井のいちご農園の開催期間、料金、穴場の場所をご紹介していきます。旬の時期に安い甘いいちごを食べに行きましょう。
いちご狩りスポット①【パピィフルーツパーク】
パピィフルーツパークは福井県大飯郡の青葉山の麓にあります。山の上にあるので寒暖差があり、いちごがゆっくり熟するので、甘いいちごが育ちます。栽培している品種は甘みが強くて美味しい章姫(あきひめ)になります。
いちごは高設栽培といって、高いところでいちごを栽培しているので、水で洗う必要もなく、腰を曲げて低いところに手を伸ばす必要もないので、車いすをご利用の方や小さなお子様からご年配の方も手軽にいちご狩りを楽しんでいただけます。
パピィフルーツパーク 基本情報
パピィフルーツパークは福井県の最西端の高浜町の鎌倉区にあります。栽培品種の章姫は1992年に品種登録され、「久能早生」と「女峰」を交配してできました。実がやわらかいので、長距離輸送より産地での消費が多いので、やはり行ってみないと、酸味が少なくジューシーで甘い章姫を味わうことはなかなか難しいです。
今年のいちご狩りの時期は2021年3月中旬予定なので、料金も未定です。ホームページで開始日を確認してから旬の時期に安い美味しいいちごを食べにでかけましょう。
パピィフルーツパーク
- 住所〒919-2352
福井県大飯郡高浜町鎌倉26-17 - 電話番号0770-50-7729
- 公式サイトURLhttp://pappyfruitspark.com/index.html
- アクセス松尾寺駅から車で9分
いちご狩りスポット②【くだものがかり】
くだものがかりの苺狩りは高設栽培で、最新式のハウスで出来ており、広々としており、雨の日も服装を気にすることなく普段着で苺狩りをしていただけます。受付を済ませた後は、スタッフが無料でお替り自由の練乳カップとへた入れを渡してくれます。
60分間、ゆっくりと苺狩りを楽しんでいただけます。当日の状況にもよりますが、多いときは章姫、紅ほっぺ、おいCベリーの3種類の苺を召し上がっていただけます。いちご狩りを行っている期間は、ソフトクリームや、いちごパフェづくりもできます。(別料金)
くだものがかり 基本情報
くだものがかりの苺園は11月中旬~翌年5月末頃までの期間通常行っておりますが、2021年2月は不定休となりますので、事前に公式ホームページでご確認ください。受付時間は9:30~15:00までとなります。
料金は大人(中学生以上)2,100円、シニア(70歳以上)1,700円、小学生 1,500円、3歳~小学生未満 1,000円、2歳以下 無料(家族同伴必要)となります。小さなお子様は安いです。穴場の場所ですので家族で出かけましょう。
くだものがかり
- 住所〒919-2124
福井県大飯郡おおい町小車田16-26 - 電話番号080-2958-6695
- 公式サイトURLhttp://kudamonogakari.jp/strawberry/
- アクセス大飯高浜インターから3分
いちご狩りスポット③【Noraいちご園】
Noraいちご園は福井県坂井市三国町にあります。 Noraにはレストランやカフェもありますが、お店付近のいちごハウスでいちご狩りを行っています。いちご狩りの期間は12月中旬~5月頃までです。
いちご作り職人の岡田氏は土の研究者です。土からこだわり、丁寧に管理された有機肥料で育ったいちごは、甘くて美味しいと評判です。高圧栽培の設備が整ったハウスで、お子様からご年配の方、ご家族みなさまでいちご狩りをお楽しみいただけます。
Noraいちご園 基本情報
Noraいちご園のいちごは一株一株丁寧に育てられていて、濃くて深く安いいちごが召し上がれます。入園料は大人(中学生以上)2,000円、小学生1,700円、4歳~小学生未満1,400円、3歳以下は無料となります。
小さなお子様は安くなっています。Noraいちご園の営業時間は10:00~15:00(最終入園は14:30まで)です。事前予約が必要ですので、ホームページをご確認の上、予約をしてからお出かけください。ミニ動物園や宿泊施設もあります。
Noraいちご園
- 住所〒913-0001
福井県坂井市三国町池上103-36 - 電話番号0776-43-0281
- 公式サイトURLhttp://nora-farm.jp/strawberry/index.html
- アクセスJR芦原温泉駅から車で10分
いちご狩りスポット④【明城ファーム】
福井県越前市にある明城ファームはいちごの生産加工販売を行っています。いちご狩りの期間は例年3月上旬か~5月下旬まで実施されています。 今年の詳細はまだ発表されておらず、料金は未定ですが通年事前に予約が必要となり、参加希望日の3日前までにホームページからの予約が必要になります。
綺麗なハウス栽培で大切に育てられたいちごをご家族みなさまで、お天気を気にすることなくお楽しみいただけます。ハウス内のいちごはお持ち帰りできませんが、特別価格の安い甘いいちごを販売しております。
明城ファーム 基本情報
明城ファームは甘いいちごはもちろんのこと、いちごジャムいちご以外にもトマトブルーベリーも生産と加工販売をしています。2020年にはカフェスペースを併設した明城ファーム直営店がオープンし、新鮮ないちごやトマト、ぶどうのフルーツを使ったスイーツが召し上がれます。
一番人気は「いちごパフェ」ほかには、ケーキやプリン、かき氷もあります。安心できる農家で作られたスイーツを穴場の場所の開放感のある店内でお召し上がりいただけます。
明城ファーム
- 住所〒915-0006
福井県越前市杉崎町3-9-1 - 電話番号0778-42-7201
- 公式サイトURLhttps://myojo-farm.jp/strawberry/
- アクセス武生インターから車で2分
いちご狩りスポット⑤【海辺のいちご畑】
海辺のいちご畑ジョリーファームはいちご専門のハウスとして平成30年開園しました。場所は福井県大飯郡高浜町にあり、広大な敷地で、最新の設備を使い、いちごの育苗から販売までを行う観光いちご農園を運営しています。
いちごの種類は風味がよく濃厚で美味しい「よつぼし」、いちご本来の甘酸っぱさと風味が味わえる「紅ほっぺ」、あっさりとした甘さの「章姫」の3品種です。 60分の時間指定で2~3種類のいちごを召し上がっていただけます。
海辺のいちご畑ジョリーファーム 基本情報
海辺のいちご畑ジョリーファームの毎年のいちご狩りの期間は1月中旬~6月上旬までになります。ただし今年は5月末まで休園となっております。
残念ながらいちご狩りを今現在おこなっておりませんが、いちごの直売はしているということですので、どうしてもいちご畑ジョリーファームのいちご食べたいという方は事前にお問い合わせの上お出かけください。いちご以外にいちごジャム、どら焼き、いちご大福も販売しております。
海辺のいちご畑ジョリーファーム
- 住所〒919-2201
福井県大飯郡高浜町和田55号101番地 - 電話番号0770-50-9024
- 公式サイトURLhttp://www.mattis-tanaka.sakura.ne.jp/jollyfarm/contact.html
- アクセス大飯高浜インターから車で約30分
いちご狩りスポット⑥【とんぼふぁーむ】
とんぼふぁーむは福井県越前市にあります。 とんぼファームのいちご狩りはビニールハウスの中となりますのでお天気に左右されるという心配がありません。 またビニールハウス内にテーブルと椅子が用意してありますので、疲れたら一休みできます。
コーヒーの無料サービスもある予定ですが、バリアフリーの整備はございませんので、予めご了承ください。開園期間は2月下旬~5月下旬で、今年のいちご狩りは2月29日より開園予定で、公式サイトで予約受付が始まりました。受け入れ人数が残り少ない日もありますので、お早い目のご予約をおすすめします。
とんぼふぁーむ 基本情報
とんぼふぁーむのいちご狩りの営業時間は土日の10:00~11:30、または13:30~15:00、完全予約制となっています。 料金は大人(中学生以上)2,000円、子供(小学生)1,700円、幼児(3歳以上)1,400円となります。
今年は数が少なく、先着順で予約人数に達したら予約を締め切りとなってしまいます。予約は電話では受付していませんので、メールでお早めにご希望の方は予約をお済ませください。 穴場の場所で旬の時期に安いいちごを食べに行きましょう。
とんぼふぁーむ
- 住所〒915-0801
福井県越前市家久町96-7 - メールアドレス
- 公式サイトURLhttp://tombofarm.web.fc2.com/ichigo.html
- アクセス家久駅から徒歩で約12分
いちご狩りのやり方は?
最近、いちご狩りをやったことありますか。小さい頃行ったきりでやり方を忘れてしまったという方も多いと思います。基本的にいちごの摘み方は、指の間に茎を挟み、親指でくるっと返せば、茎が簡単に外れます。
いちごを力で、茎ごと引っ張ってしまうと、いちごの苗が痛む可能性が高く、もともといちごはデリケートな果物ですので、そっと摘み取るのがコツ。いちごの品種や農園によっても、やり方は異なるので、説明をよく聞いてください。
真っ赤ないちごを選ぶと甘いことが多いですので、甘いいちごを選んでくださいね。
美味しいいちごの見極め方
美味しいいちごを見極め方は、3つ方法があります。1番目は大きさです。いちごの下、先がとがっているものより、平らないちごを選びましょう。平らなところに美味しさが詰まっています。
2番目は色です。へたのところが白い部分が残っているいちごは、もう少し熟するまで待ち、へたのところまで赤く、粒も黄色ではなく赤く色づいたいちごを選びましょう。
3番目は鮮度です。いちごのへたが反り返っていて、実が熟しているいちごが食べごろ。いちご狩りはその場でご自身で摘み取ったいちごが召し上がれますので、新鮮ないちごを堪能しましょう。
いちご狩りの行く際の服装は?
いちご狩りをするのに、どうしても必要な持ち物はありませんが、しいて言えば、ペットボトル飲料、ハンカチ、ウエットティッシュ、日焼け止めなどお持ちいただくと便利です。
そして行く予定の農園が土耕栽培の場合は、女性の方はスカートよりはパンツスタイルがおすすめ。また、ハイヒールより、汚れてもよい運動靴などヒールのない靴を用意しましょう。
あと、ビニールハウス内には蜂もいますので、黒い服だと寄ってくる可能性がありますので、黒い服は避け、強い香水も蜂は香りによってくることがあるので、つけないようにしてお出かけください。
いちご狩りのマナーとは?
いちご狩りを行っている農園は、大切に作ったお客様にいちごを大事に召し上がってもらいたいと思っています。いちごを無理に引っ張ったり、まだ食べられる部分が残っているいちごが捨ててあるのを見ると悲しくなってしまいます。
それぞれの農園の注意事項は守りましょう。また、いちご農園は予約が必須の場所が多いです。予約したけれども、参加できなくなった場合、また変更があった際には、お電話でキャンセルや変更をお願いします。
キャンセルしないと、他の方が予約ができなくなりますので、皆さんが楽しめるようにマナーを守ってご参加をお願いします。
福井でいちご狩りを実施しない場所
福井県あわら市の観光いちご農園 農楽里は開催中止となっております。また、福井県あわら市の山岸農園は臨時休園中となっております。
開催予定の農園でも、お客様の予約がない日は急に休園になることもありますので、事前に各農園のホームページの最新情報を確認し、ご予約を済ませてからお出かけください。農園によっては、農作業をしながら電話を受けていることもありますので、忙しい時間帯は出られないこともありますので、余裕をもってお問い合わせをお願いします。
福井で人気のいちご狩りスポットのまとめ
【2021】福井で人気のいちご狩りスポット6選!いかがだったでしょうか。いちご狩りをご希望の方は最新情報をご確認の上、お早めにご予約ください。最近はマナーを守らないお客様も残念ながらいらっしゃるようです。 農園の方も皆さんに楽しんでいただきたいと思っているので、みんなでマナーを守り、いちごが美味しく召し上がれる時期に、穴場の場所でいちご狩りをめいいっぱい楽しみましましょう。
福井のいちご狩り選ぶポイント!
- 行っている場所は「くだものがかり」「Noraいちご園」「とんぼふぁーむ」
- 近日予定の場所は「パピィフルーツパーク」「明城ファーム」
- 行っていない場所は「海辺のいちご畑ジョリーファーム」「観光いちご農園 農楽里」「山岸農園」
福井県が気になる方はこちらをチェック!
福井県は過去に幸福度ランキングで4回連続1位に選ばれた県です。雇用が安定していて、地域資源を磨き上げており、観光地では永平寺町の大本山永平寺、勝山市の福井県立恐竜博物館、坂井市の東尋坊などが有名で、宿泊地としてはあわら市にある芦原温泉が人気です。
当サイトではいちご狩りの他にも大自然を満喫できる福井県のキャンプ場のおすすめや、福井県の人気、名物お土産のおすすめなどの情報をまとめています。福井県のキャンプ場や、人気名物お土産について知りたい方は、ぜひ合わせてチェックしてみてください。
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