初心者にもおすすめのムスカリの育て方!植え付けから球根の増やし方まで徹底解説!

初心者にもおすすめのムスカリの育て方!植え付けから球根の増やし方まで徹底解説!

ムスカリは球根での増やし方ができる植物。プランターや鉢植えの他花壇に地植えにしてもかわいいアクセントになる植物。日当たりや水やりなど栽培基本から季節の切り戻しや植え付け場所の注意・植え替え時期・越冬・病害虫とムスカリという植物栽培・育て方を網羅してご紹介します

記事の目次

  1. 1.はじめに
  2. 2.ムスカリについて
  3. 3.ムスカリの育て方1.日当たり
  4. 4.ムスカリの育て方2.土
  5. 5.ムスカリの育て方3.球根の選び方
  6. 6.ムスカリの育て方4.植え付け・植え替え
  7. 7.ムスカリの育て方5.水やりと肥料
  8. 8.ムスカリの育て方6.間引き
  9. 9.ムスカリの育て方7.増やし方
  10. 10.いろいろある!人気のムスカリの種類
  11. 11.まとめ

はじめに

ムスカリの開花時期・植え付け場所や時期をご紹介

Photo byHans

ムスカリはあまり病害虫の心配もなく放置しておいてもどんどん増える丈夫な植物。育て方難易度はとてもやさしく初心者向けの球根植物といえます。その利用方法も花壇への地植えに使うほか、その個性的な姿にファンも多くプランターや鉢植えでムスカリだけを栽培する方も珍しくありません。植えっぱなしで越冬もらくらく。あまり季節を気にせずほかの植物のお世話をしているついでに気がついたらその根元にムスカリが大きくなっていたということもあるくらい。イングリッシュガーデンなどでもおなじみのこのかわいらしい花の育て方や植え替え・上手な増やし方・開花の季節など詳しく解説していきましょう。

ムスカリについて

ムスカリの具体的な育て方の前に、まずは基本情報や特徴・開花時期などをご覧いただきます。知っておくと何かの時に役立つことばかり。もっとムスカリと向き合うために是非ご一読ください。

基本情報

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科・属:キジカクシ科ムスカリ属
原産地:地中海沿岸やアジア南西部
英語名/学名:Grape hyacinth/Muscari

特徴とおすすめの使い方

ムスカリは背の高さ15センチくらいの小さな植物。そのため背の高い花や木の根元などグランドカバーのような使われ方をよくされます。花色は紫や白が多いですが、ピンクやバイカラー(2色使い)の品種も人気。変わり咲きの種類についてもっと知りたい方は後述の種類の章もぜひ御覧ください。

ムスカリの開花時期

開花時期はまだ寒さが残る春ごろから。小さな花がたくさん付いて三角っぽい先が細くなっている形に開花するのも特徴的。紫色が多いため果物のぶどうの様だと形容されることも少なくありません。

ムスカリの育て方1.日当たり

それでは早速育て方解説をはじめていきましょう。まずは植え付けには重要な日当たりから。鉢植えやプランターのように移動できない地植えの場合は花の開花時期に合わせて日当たり調整してあげることで、よりたくさんのきれいな花を見ることができるでしょう。

ムスカリが好きな日当たりは

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日当たりはよいに越したことはありませんが、木の根元のような半日陰になる場所でもよく育つ植物。芝生の間にも植え付けできるので庭のあちらこちらに使えるでしょう。春にはよく日があたり夏の休眠期間には日陰になるような場所を地植えの場所として選ぶことで、徒長しづらく葉も花も色濃い美しい株になってくれます。成長しすぎでほかの植物が日陰になるようなら葉のみを切り戻しするという方法もあります。

寄せ植えや地植えのムスカリの日当たり注意点

アクセントとして冬から春の寄せ植えに使用されることも多いムスカリ。咲き始めは良いのですが成長してくると葉が茂りすぎてほかの花を邪魔してしまうことも。この場合適当な長さに切りそろえてあげると良いでしょう。地植えの場合も寄せ植えと同様で株が大きくなりすぎてまわりの日当たりを阻害する場合は間引きやバッサリと剪定してあげることも必要です。ムスカリ自体の日当たりも考慮して、ほかの花との植え付け距離をとってあげるのもひとつの方法ですよ。

鉢植え・プランターの置き場所

鉢植えやプランターでムスカリだけを育てる場合は、日当たりの良い場所に移動させることも容易なのでそれほど植え付け時には気をつける必要はありません。地植えと同様に春はよく日が当たるところ。夏になったら日陰になるような他の花を置けないようなところに移動させて水やりをしながら管理するようにしてください。

ムスカリの育て方2.土

植物の生命線ともいえる土。ここから水やりや肥料をあげたあとの水分や養分を吸収して、葉を茂らせたり花を咲かせます。ムスカリ栽培をする際の土の配合をご紹介しましょう。

ムスカリ用の土の配合例

Photo bycongerdesign

土の配合は一般的な赤玉土と腐葉土を7:3くらいの割合いで混ぜたもの。地植えの場合は雨で酸性に傾いていることがほとんどなので、あまり中和していない花壇の場合は植え付け・植え替えの2週間くらい前には苦土石灰をすきこんで酸性に傾いた土を中和させましょう。

初心者におすすめの簡単に用意できる培養土

2週間前から土の準備をしたりいろいろな種類を混ぜ合わせたりというのが大変という方は鉢植えやプランターにして市販の草花用培養土を用いるのがおすすめ。これならばpH調整ずみですし元肥も入っているので手間いらずでムスカリに適した土に植え付け・植え替えすることが可能です。

ムスカリの育て方3.球根の選び方

土と一緒に準備したいのが球根です。この選び方で花の数や大きさなどが影響されることもよくあります。ムスカリの球根の選び方・コツを紹介しましょう。

ムスカリの球根は

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ムスカリの球根の販売時期は2通り。春先にすでに芽や葉が出たものと夏の一般的なよくみる球根の形で販売される2種類。どちらでもお好みで良いのですが、種よりも1個あたりの販売価格が高い球根。まずは品種や色で選びそのあと中から充実している球根を選ぶようにすると後悔や失敗が少なくなるでしょう。

球根選びのポイント・コツ

夏の球根と春の芽だし球根。どの場合も持ってみて重みがあり葉が出ていれば葉色が濃いものが好ましいです。球根自体にカビが生えていないということも重要。これはどの球根にしても言えることなのですが、見た目は大きそうでも中がスカスカで軽いというものがたまに存在します。数個パックになっているものは、そんなものが混じっていても気づかないこともあるでしょう。バラ売りがあればそちらから手で持ってみて確認してから買ってください。

こんな球根は避けた方が良い

先程も申し上げたようにカビが生えているものは問題外です。あまり関係ないという方もいますが、激しく皮が向けているようなものもできれば避けた方が得策。芽だし球根の場合は葉や茎がひょろひょろしているものも避けましょう。

ムスカリの育て方4.植え付け・植え替え

植え付けははじめて球根を買った時のことを差す場合が多く、植え替えはすでにある株を間引きしたり別の場所に移動すること。増やし方のひとつとして行う場合もあります。呼び方は違いますがやることは同じですのでこの2つを一緒にご紹介しましょう。

ムスカリの植え付け・植え替え時期

Photo byFree-Photos

この花の球根の植え付け・植え替えは気温がしっかりと涼しくなってから。11月が適期といわれます。あまり早すぎると土の中の栄養がききすぎて急激に大きくなり越冬するには葉が伸びすぎる場合も多々あるので、少し遅い12月くらいまでを目安にして植え付け・植え替え時期としてください。

ムスカリの上手な植え付け・植え替え方法は

植え付け・植え替え方法のコツは球根の間隔にあります。やり方ポイントは主に2種類あってひとつは地植えや寄せ植えにも使える方法で球根2個分を間隔の目安とします。はじめは間が開きすぎと感じるかもしれませんが、掘り起こして間引きしたり植え替えしたりするという手間がグンと減ります。寄せ植えの場合はほかの花たちの邪魔をしないという点でこのような植え付け・植え替え方をします。植えたあとは十分に水やりをして完了です。

鉢やプランターで単独で育てる・最初から茂らせたい

ほかの草花の心配も必要なく鉢植えやプランターという限られた場所で栽培する場合は最初から球根を詰めて植え付けてしまってかまいません。水やりを忘れずに育てていけば、植え付けた翌年にはこんもりと茂った株の鉢植えやプランター栽培のムスカリが楽しめるでしょう。葉が伸びすぎて花が埋もれてしまうときは葉のみの切り戻しをしてください。

植え付け植え替えのコツとポイント

11月が一般的な植え付け・植え替え時期ですが遅らせることで葉があまり大きくならず小さな草丈で育てることができます。しかしあまり時期が遅くなってしまうと花の時期もずれることが。遅くとも年内12月までには植え付け・植え替えを終わらせるようにしてください。

ムスカリの育て方5.水やりと肥料

植えるところまで終わったらあとはしばらくは水やりといった日常的なお世話をして成長を見守りましょう。開花時期までは数ヶ月あること、冬はやはり成長が遅いということですることもあまりなくゆっくりとした時間が流れていきます。

ムスカリの水やりのコツ

Photo by sorarium

ムスカリの水やりもほかの植物と同じで毎日やるというのではなく、土の様子を見ながらおこなうのがポイント。あげる目安は土が乾いたのが確認できたときです。湿っているのに水やりをしてしまうと植物を甘やかして良くないだけでなく根腐れという致命的な状態になることも。水やりはかならず土が乾燥してから十分にあげてください。

肥料をあげる時期とやり方

肥料は植えた場所によって少しだけあげかたや時期が変わってきます。庭の土の場合開花時期が終わったあと株元に化成肥料をあげるやり方。鉢植えやプランターなど土が限られた量しかない場所では元肥として植え付け時に固形肥料を花が終わったときに球根を充実させる意味で追肥をあげます。こちらも化成肥料でも良いですが液体肥料を月2回程度水やりのときにあげるのもOKです。

ムスカリの育て方6.間引き

はじめから間隔を開けずに植えた場合や、子球が増えて茂りすぎていると感じた場合は、間引きをして株の数をセーブしてあげると良いでしょう。間引きは無理にする必要はなく増やし方のひとつの方法として行ったり、見た目を良くしたりするという目的でおこないます。

自然に増える!ムスカリは丈夫な植物

Photo byJillWellington

こんもりと茂らせたいからとひとつの場所に球根をぎゅうぎゅうに植え付けたのは良いけれどどうも株の間隔が狭くてイメージに合わない・何年も植えっぱなしにしておくうちにだんだんと大株に育ってきてほかの花々とのバランスが悪いので少なくしたい。丈夫な植物だけに少し贅沢な悩みも出てくるのがムスカリの特徴でもあります。

株が混み合ってきたら掘り起こして間引きをする

間引きの時期は植え替えや球根の掘り起こし時期におこないます。掘り上げた株についている子球をある程度整理して、全部バラバラにしても良いですしいくつか残しても。好みの量になるまで少なくして再び植え直してください。特に鉢植えの場合は限られたスペースであるため、鉢を大きくしたくないなら球根の方を合わせるやり方がおすすめ。

ムスカリの育て方7.増やし方

植えっぱなしで放置していてもどんどん伸びる植物ですが、栽培する方の意思でおこなう増やし方も可能。実生(みしょう:球根が付く植物を種から育てること)という増やし方もありますがはじめての方は簡単な分球でのやり方からはじめてみてはいかがでしょう。

簡単にできるムスカリの増やし方と時期

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増やし方にはいくつかの手順が必要です。まずは開花時期が終了したあとそのまま育てていた球根を掘り起こす時から。このときひとつずつバラバラにして保管します。晩秋の植え付け時期にこれを別々に鉢植えやプランター・花壇に植え付けることで簡単にできる増やし方。

増やし方簡単!放置でよく分球するムスカリ

株の面積が大きくなるということもひとつの増やし方といえるでしょう。それでよければ特に何もすることはありません。花がら摘みをしっかりと行っていればその後葉が枯れるまで球根に養分が蓄えられ、子株も大きく育ちます。大株になると同じ場所にたくさんの花を咲かせるようになりますよ。

増やし方は種まきからも可能

咲き終わった花を剪定してしまわなければそのあと種を付けます。この種をとっておいて球根と同様に11月ころに種まきをおこないましょう。2年ほど花が咲かず葉だけ出て球根を育てます。開花の目安は種まきから3年目の春。それまで水やりなどをしてしっかりと大きくしてください。時間はかかりますが球根に比べて数を増やせる増やし方といえるでしょう。

いろいろある!人気のムスカリの種類

ムスカリにもいろいろな種類があります。最後になりますが代表的な3品種をご紹介して締めさせていただきましょう。

種類1.ダブルマジック

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八重咲きのムスカリは種類もとても少なく珍しいものです。花びらが八重なだけでなくカラーも白と黄色・紫の淡いグラデーションがとてもきれいで見た目の雰囲気がガラリと変わったと感じるでしょう。

種類2.ラティフォリウム

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色の濃い紫色でスリムな花姿なのはラティフォリウムという品種。耐寒性にすぐれ植えっぱなしで安心な丈夫なムスカリ。ほかの植物を引き立てる役が得意な種類です。

種類3.マウンテンレディー

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こちらも白と青のグラデーションが美しいムスカリです。色が変わるだけで別の花のように見えますね。白だけよりも装飾性がアップするのでムスカリだけで鉢植えを作ろうというときにも使えるのではないでしょうか。

まとめ

個性的な花壇のアクセントにおすすめのムスカリ

フリー写真素材ぱくたそ

小さな花が房になってたくさん開花する個性的な植物ムスカリ。その育て方は秋植え球根で植え替えをしなくても何年も子球を増やしながら毎年大きな株になっていきます。増えすぎたなと感じたら一度掘り起こして分球して広範囲に植え付けたり鉢植えやプランターで寄植えに使ったりできるでしょう。病害虫の心配もほぼなく肥料もあまり必要としないので、あまり時間を掛けられないがかわいい花がほしいという方はぜひ育ててみてはいかがでしょう。

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佐藤3
ライター

佐藤3

ガーデニング、DIYを中心として自分の経験を活かして執筆中!多くの人の役に立つ記事を心がけています。


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