【連載】オフロードバイクの足つき性!低身長ライダーのツーリング!

【連載】オフロードバイクの足つき性!低身長ライダーのツーリング!

オフロードバイクの足つき性について語ります。オフロードバイクの名車を振り返り、なぜ足つき性が悪くなったのかを検証しました。また、足つき性を改善するためのインソールを自作!文章とは別に画像で自作工程を紹介します。シート高は現実的な数値のほうが売れるかも?

記事の目次

  1. 1.オフロードバイクの足つき性:はじめに
  2. 2.オフロードバイクの足つき性:シート高
  3. 3.オフロードバイクの足つき性:かつての名車
  4. 4.オフロードバイクの足つき性:メーカー
  5. 5.オフロードバイクの足つき性:日本人の平均身長
  6. 6.オフロードバイクの足つき性:まとめ

オフロードバイクの足つき性:はじめに

足つき性はブーツのソールで改善できる

先日のこと、バイクで和歌山県のとある漁港へ釣りに行った時のことです。くるぶし丈のキャンバスブーツを履いてバイクに乗ったのですが、前回のキャンプツーリングで履いた安全靴よりも足つき性がいいことに気づきました。そういえば、オフロードブーツでも同じようなことがあったような。安全靴のソールは薄いので足つき性が悪くなるのです。どうも!暮らし~のでライターをしておりますhosokawa_takaです。

オフロードバイクに似合う厚底ブーツは少ない

楽天で「足つき」を検索すると厚底のブーツやインソールがたくさん見つかります。私のような低身長ライダーはもちろん、バイク女子も足つき性は課題です。しかし…オフロードバイクに似合うデザインの厚底ブーツはありません。もともとオフロードブーツのソールは厚いので足つき性を改善してくれますし、ソールが厚くなりすぎるとステップから伝わる路面の感触がつかめなくなりますので、あまり需要がないのかもです。

インソールを自作する画像を交えてオフロードバイクの足つき性を考える

オフロードブーツはダート走行で安心感を得られますし、走行中の疲労を軽減してくれます。しかし、ツーリング先で観光したり散策したりするのに不向きです。XR250に乗り始めた頃に買ったガエルネのEDプロは酷使してくたびれる前に樹脂パーツが経年劣化で砕けました。では本題!オフロードバイクの足つき性について語ります。画像では足つき性が良くなるインソールを自作する工程を載せました。なお、この記事は2020年11月18日現在の私の心境をもとに作成しますことをご了承ください。

オフロードバイクの足つき性:シート高

オフロードバイクは低身長ライダーやバイク女子に手ごわい

安全靴の足つき性を改善できるインソールを自作します。材料を探すとジョイントマットの切れ端が見つかりました。厚みは10mmです。私の足は平たいので使えそう。

250ccのオフロードバイクは大柄で足つき性が悪い車種が多いですね。私は身長が160cmの低身長ライダー。現在乗っているXR250のシート高は875mmもありますので地面に両足がつきません。お尻をずらせても片足のつま先しかつかないのです。平均身長のバイク女子でも厳しいレベルでしょう。XR250を買った15年前は足つき性が気になりませんでしたのにね。ちなみに、オンロードバイクなら私でも両足が着きます。かかとまでべったりとはいきませんが…。

かつては足つき性のいいオフロードバイクも多かった

かつては250ccのオフロードバイクは選択肢が多く、私のような低身長ライダーやバイク女子にも乗れる車種もありました。私が乗っていたジェベル200もその一つ。獣道アタック最強のヤマハの名車セロー225も足つき性のよさに女子から人気がありました。そのほかにも、水冷DOHC4バルブエンジンを搭載したホンダのXLディグリー、名車XL125Rの血統を引き継いだSL230やXR230、カワサキのスーパーシェルパも足つき性のいい名車として今に名を残しています。

シート高を選択できる車種もある

CRF250Lなら標準モデルとタイプLDを体格に合わせて選択できます。足つき性を選べるオフロードバイクが初登場したのは、1995年に新型として販売が開始されたスズキのDR250R。ハイスペックな4ストロークオフロードバイクでしたが、シート高885mmの標準仕様と845mmのローシート仕様がラインアップされていたのです。リヤサスの取り付け位置でシート高を変えられますので、DR250Rの派生モデルジェベル250も簡単にローシート仕様にできます。

オフロードバイクの足つき性:かつての名車

90年代のエンデューロレースで活躍した名車:2st

まずは型紙の作成です。型紙の目安にはゴム長靴のインソールを選びました。アイスクリームの空き箱で型紙を作ります。

1990年代、レーシーな250cc2ストロークオフロードバイクがエンデューロレースで活躍していました。CRM250R/AR(ホンダ)、RMX250S(スズキ)、KDX250SR(カワサキ)の加速感は凄まじく、最大トルクは250ccレーサーレプリカをはるかに上回っています。DT200WR(ヤマハ)は300mmのアクスルトラベルが特徴でした。しかし、エンデューロレースで活躍した2stの名車はシート高が895mmもあります。

90年代のエンデューロレースで活躍した名車:4st

4ストロークのオフロードバイクも2ストロークのオフロードバイクに影響されてシート高が高くなりました。2ストロークのオフロードバイクに迫る足回りに粘り強い4ストロークエンジン!4ストロークのオフロードバイクはオープンエンデューロで最強とうわさされたほどの名車ぞろいです。XLR250Rで860mmだったシート高はXR250(前期型)にバトンタッチして880mmになりました。カワサキのKLX250SRは885mm、ヤマハのTT250Rのシート高は895mmもあります。

低身長の私に名車TT250Rは無理!

私がジェベル200に乗っていた頃、高校時代の同級生はTT250Rに乗っていました。借りて乗ってみると愕然!低身長の私には手に負えない足つき性だったのです。何かの段差に立ってからでないと跨げないレベル!長いサスペンションストロークにも驚きましたが、視線の高さがジェベル200とまったく違っていました。乗りながらつま先を伸ばして足をブラブラさせても地面に当たりません。低身長の私がTT250Rでツーリング…ありえない足つき性です。

オフロードバイクの足つき性:メーカー

オフロードバイクが大柄になった理由は?

型紙を試しに敷くと少し小さかったので、太めのマジックで型紙をなぞりました。線の外側をハサミでチョキチョキと切ります。

最低地上高が高く、サスペンションストロークが長い…これがオフロードバイクの定義です。エンデューロレースで活躍したオフロードバイクが基準になっているためだと考えられます。しかし現在、オフロードバイクをレースで使う人は少数派、ツーリングで使う人は多数派。しかも、通行できる林道は少なくなりました。スパルタンなスペックは競技用車種に任せ、公道用のオフロードバイクは街乗りやツーリングでの扱いやすさを重視すべきではないでしょうか。

近いうちにCRF250L一択になる?

250ccのオフロードバイクを生産しているバイクメーカーはホンダ、ヤマハ、カワサキの3メーカー。そのうちヤマハはセロー250とトリッカーの生産を中止していますので、近いうちにホンダCRF250L、CRF250ラリー、KLX230の3車種になってしまいます。海外メーカーのオフロードバイクに目をやると、低身長ライダーやオフロードバイク女子にとって足つき性は厳しいですね。ここで期待したいのがスズキの存在!スズキは他社にないバイクを開発するのが好きなバイクメーカーです。

スズキのオフロードバイクに期待!

スズキは250ccクラスのエンジンをたくさん持っているメーカーです。ジクサー150に搭載されているロングストロークエンジン、ジクサー250の油冷エンジン、Vストローム250の水冷2気筒エンジンがあります。私はジクサー150のエンジンを搭載した旅系オフロードバイクに期待したいですね。ジクサー250のエンジンは街乗りから高速道路まで快適にこなすオフロードバイクにピッタリ!どうですか?スズキさん、覇道メーカーの意地を見せてくれませんか?

オフロードバイクの足つき性:日本人の平均身長

グローバル化が進む250ccバイク

愛用の安全靴に自作したインソールを入れました。大きさはピッタリです。履いてみると…もう少し薄い素材のほうがよさそう。何度かツーリングで履けば馴染むかもです。

かといって、バイクメーカーに低身長ライダーである私の意見が通るはずがありません。日本人の平均身長は徐々に高くなり、20~29歳の男性で171.7±5.9cm、女性で158.7±5.7cmとのこと。しかも、250ccのバイクはグローバル化が進み、海外の平均身長も加味しなければなりません。もはやかなわぬ願いか…両足べたつきでなくてもいいです。お尻をシートからずらさずに片足の母指球が地面に着けばうれしです。バイク女子が増えるとバイクがもっと売れますよ、メーカーさん!

XR250をローダウンさせたものの…

XR250の足つき性を改善しようと30mmローダウンさせたことがあります。サスペンションセッティングがうまくいかずノーマルに戻しましたが、DUROの激安タイヤに交換してフロントタイヤの落ち着きがなくなりましたので、もう一度ローダウンにチャレンジしようと思っています。ダートではノーマルでしっくりするのですが、ツーリングではアスファルトを走行する距離が圧倒的に長いので、足つき性を軽視したくありません。

新型CRF250L&ラリーが登場!

2020年11月13日に新型CRF250Lの詳細が発表されました。発売開始は12月17日とのこと。クランクケースの形状を変更して最低地上高を確保し(240mm)、シート高は830mmに抑えられています。低身長ライダーやオフロードバイク女子にも手が伸ばせる範囲です。足つき性が気にならない体格の人にはサスペンションストロークが長いSもあります。足つき性は旧型タイプLDが新型STD、旧型STDが新型Sになりました。CRF1100Lアフリカツインと同じ手法のモデルチェンジですね。

オフロードバイクの足つき性:まとめ

XR250は素直でイイ子のオフロードバイク

新型CRF250Lは名車の香りがプンプン匂います。リヤのABSはキャンセルできますし、アシストスリッパークラッチも導入されました。リヤサスペンションのダンパーが最適化されているか?が気になりますが、それはカスタムパーツで補えます。勤続15年のXR250を解雇して新型CRF250Lを新入社員として迎える?いやいや、足つき性は低身長ライダーに辛いものの、XR250はツーリングで素直でイイ子。手放せません。

低身長ライダーの悲しい性

危ないとわかっていても停止時に右足をついてしまったり、安定感を欠きながらも停止するまでにニュートラルに入れてしまったり…それはオフロードバイクに乗る低身長ライダーの悲しい性。そうそう、この前は渋滞で足をつくのがイヤになり、とうとう路肩走行をして縁石に足をつきました。「だったらオンロードバイクに乗れば?」といわれそうですね。確かにそれが正解で、足つき性のいい125ccMT車を物色中。しかし、素直でイイ子のXR250を手放すのには勇気が必要です。

ツーリングが気になる人はこちらをチェック!

ツーリングについて私の心境を語ったこれまでの連載記事もチェックしてください。足つき性の悪いXR250は渋滞で私をいじめます。もう少しライディングテクニックがあればオフロードバイクを乗りこなせそうですが、下手くそな私には無理。250ccのバイクは排気量的に中途半端ですので、乗る理由を明確にしておきたいですね。バイク乗りにとって最も大切なコト「バイクが好き」という気持ちは忘れないようにしたいものです。

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hosokawa_taka
ライター

hosokawa_taka

キャンプや野宿をしながらバイクツーリングをしています。狭路や林道で穴場のツーリングスポットを探索するのが基本スタイルです。家族旅行の宿代わりにするキャンプや車中泊も別の楽しみがありますね。愛車はホンダのXR250。


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