【連載】クリスマスリースに使える生花はどれ?花屋で買える花材<実もの編>

【連載】クリスマスリースに使える生花はどれ?花屋で買える花材<実もの編>

花屋さんで買える、生花やドライのクリスマス花材をご紹介!前回の枝もの編に続き、今回は実もの編です。クリスマスリースの飾りでよく見るあの実はなんて名前?!生花で手作りしてみたいけど何を買えばいい?という方におすすめ。リースの材料に人気の実もの花材11選です。

記事の目次

  1. 1.クリスマス装飾の実ものたち
  2. 2.生花のクリスマスリースに使える実もの1:松ぼっくり
  3. 3.生花のクリスマスリースに使える実もの2:コットン
  4. 4.生花のクリスマスリースに使える実もの3:ヒメリンゴ
  5. 5.生花のクリスマスリースに使える実もの4:スキミア
  6. 6.生花のクリスマスリースに使える実もの5:サンキライ
  7. 7.生花のクリスマスリースに使える実もの6:ユーカリ
  8. 8.生花のクリスマスリースに使える実もの7:ブルニア
  9. 9.生花のクリスマスリースに使える実もの8:バーゼリア
  10. 10.生花のクリスマスリースに使える実もの9:ペッパーベリー
  11. 11.生花のクリスマスリースに使える実もの10:リューカデンドロン
  12. 12.生花のクリスマスリースに使える実もの11:ドライフルーツ・スパイス
  13. 13.生花のクリスマスリースに使える実もの12:採取できる実もの
  14. 14.さいごに

クリスマス装飾の実ものたち

前回の枝もの編に引き続き

出典: https://unsplash.com/photos/gJkHcgXGQcU

今回の日曜連載は前回に引き続き、クリスマスリースに使える花材・材料特集です。前回はクリスマスリースの土台にも使える枝ものや葉っぱなどをご紹介しましたが、今回はパーツに使える実ものについて。お花屋さんで出回る主なクリスマス花材をご紹介します。

【連載】クリスマスリースに使える生花はどれ?花屋で買える花材<枝もの編>のイメージ
【連載】クリスマスリースに使える生花はどれ?花屋で買える花材<枝もの編>
お花屋さんで買える、クリスマスらしい生花たちをご紹介!自分でクリスマスリースを作るときはどんな切り花を買えばいい?クリスマス装飾によく使われている葉っぱや枝ものの名前は何ていう?どんな種類がある?特徴は?クリスマスに使える生花の基本を解説します。

クリスマスリースとは

出典: https://unsplash.com/photos/Kk7We33je7Y

クリスマスリースは古代ヨーロッパの風習や信仰がキリスト教と結びついた文化です。そのかたちから途切れることのない永遠を意味したり、豊作祈願や魔除の意味が込められたりします。クリスマスカラーの赤はキリストの流した血や太陽などの意味があり、緑はエバーグリーン、常緑樹の生命力を意味します。

リースの材料の由来は

出典: https://unsplash.com/photos/-tEHoH5kP7w

欧米では赤い実はアメリカンホーリーとも呼ばれるセイヨウヒイラギの実が一般的ですが、日本ではほかの実で代用されることが多く見られます。また豊作祈願を願って、木の実などの装飾をつけることも多いよう。実際には細かいルールはあまりなく、今日ではさまざまな飾りや材料が使われています。

花屋で買えるクリスマス装飾の実ものたち

フレッシュやドライの実もので作ったリースは、ナチュラルな雰囲気やフレッシュならではの香りを楽しめます。今回は11月頃から主に花屋で並ぶ実もののクリスマス花材をピックアップしました。造花やオーナメントのクリスマスリースとは趣向を変えたい方はぜひ参考にしてみてくださいね。

生花のクリスマスリースに使える実もの1:松ぼっくり

クリスマス装飾定番の材料

出典: https://unsplash.com/photos/BnrJPGaJ88U

クリスマスリースの実ものといえば、松ぼっくり。松かさなどとも言います。クリスマス装飾の時期には、お花屋さんや雑貨店でクリスマス装飾用の松ぼっくりが出回ります。大きさもいろいろあり、白やゴールドに塗られていたりラメがついているものなど、定番の材料です。

自分で見つけるのも楽しい

ただ松ぼっくりってその辺に落ちているもの…と思う方もいるはず。わざわざ買わなくても、自分で採取するのもおすすめです。ただし私有地などには入らないよう気をつけましょう。拾ってきた松ぼっくりはお湯で洗って天日干ししておくと安心です。

生花のクリスマスリースに使える実もの2:コットン

冬の花材の定番

出典: https://unsplash.com/photos/xSSkGMhrETI

クリスマスといえば温かみのあるコットンも人気の花材のひとつです。花屋では1本の枝に5〜6個の実がついた切り花が出回ります。色は白と茶色が主流です。茶色も染めたものではなく天然の色。切り花として出回ることはほとんどありませんが、ほかにも赤や緑の品種もあります。

インテリアとしても使いやすい

コットンフラワーはクリスマス装飾だけでなく冬のインテリアにとっても使えるスグレモノ。枝を数本花瓶に生けておくだけでも美しい切り花です。もともとドライフラワーなので水は要りません。コットンだけのクリスマスリースもナチュラル好きにはおすすめです。

生花のクリスマスリースに使える実もの3:ヒメリンゴ

花屋では周年定番の実もの花材

出典: https://unsplash.com/photos/ZapM9s1AzTE

この連載では度々登場する実もの・ヒメリンゴ。周年で回る花屋では定番の花材ですが、クリスマス装飾の材料としても欠かせないアイテムです。造花も多いですが、フレッシュのヒメリンゴの甘酸っぱい香りは特有。ヒメリンゴは緑と赤があり、秋以降は赤色が多く出回ります。

香りもして日持ちもするスグレモノ

ヒメリンゴは実だけの状態で販売されるので、爪楊枝や竹串などをお尻に刺してパーツとして使います。特に冬はかなり日持ちするので、クリスマスリースを飾る1ヶ月くらいはきれいな状態で楽しめます。また、乾いた布などで磨くとツヤが出ます。

生花のクリスマスリースに使える実もの4:スキミア

Photo by Derek N Winterburn

実ものとして使える花材

シキミアとも表記されるスキミアは、ミカン科の植物です。小さな丸いつぼみが密集してつくのが特徴で、切り花では実もののように扱われます。赤色と緑色の品種があり、切り花では濃い緑の葉っぱもついています。クリスマスシーズンには葉の濃い緑と赤色のつぼみがクリスマスカラーにぴったりの花材です。

クリスマス装飾にもお正月にも

赤色の品種と緑色の品種を合わせて使ってもクリスマス装飾らしく、硬質な質感がお正月装飾にも使えるスグレモノ。つぼみのままでよく日持ちする使い勝手のよい花材です。茎が短いので大きな花束などには向きません。茎が硬めなので、ワイヤリングしやすくクリスマスリースのパーツにおすすめです。

生花のクリスマスリースに使える実もの5:サンキライ

赤い実といえばこれ

フリー写真素材ぱくたそ

ぷっくりとしたまんまるの赤い実がつくサンキライ。房状につける実がセイヨウヒイラギの実に似ているため、クリスマス装飾によく使われる花材です。日本の花屋ではサンキライのほうが手に入りやすいかも。輸入が多く年中出回りますが、クリスマスからお正月頃によく店頭に並びます。

パーツにもリースの土台にも

初夏にはフレッシュな緑色の実が出回ることも。クリスマスシーズンには、ドライフラワーを着色したゴールドのサンキライも出回ります。小分けにしてクリスマスリースのパーツにしたり、つる性の枝はリースの土台にも向いています。サンキライには枝にトゲがあるので扱いには注意が必要です。

生花のクリスマスリースに使える実もの6:ユーカリ

種類豊富なユーカリの実

前回のクリスマス花材枝もの編でもご紹介したユーカリですが、実ものも大活躍します。ユーカリは本当に種類が豊富で、実もいろんなかたちの品種があります。ゴツゴツしたシルバーホワイトのテトラゴナや、ベルのようなかたちのベルギーナッツなど、どれもクリスマスリースにぴったり。

ちょっと変わった品種も

ほとんどそのままドライフラワーになるので、スワッグにもクリスマスリースの材料にもとてもおすすめ。ちょっと変わった品種では、蜘蛛のようなかたちのスパイダーガムクロウという種類があります。レマニーという品種の実で、クリスマス装飾だけでなくインテリアにも人気です。

生花のクリスマスリースに使える実もの7:ブルニア

シルバー系の品種が主流

南アフリカなどが原産のブルニア科ブルニア属の植物。切り花ではシルバー系の種類がよく出回り、シルバーブルニアという品種が代表的です。ほかにも赤や緑色などもあって、結構品種は豊富です。玉のような部分はお花ですが、実もの花材としてクリスマス装飾の材料によく使われます。

葉っぱや茎も魅力的

ブルニアは葉っぱや茎も特徴的でおもしろく、いろんな見せ方ができます。クリスマスリースの材料にするときにはワイヤリングしてパーツにしますが、葉っぱも一緒に使うと表情が出ておすすめ。がさっと花瓶に生けておいてもかわいい花材です。そのままドライフラワーになります。

生花のクリスマスリースに使える実もの8:バーゼリア

ブルニアとは別の植物

ブルニアとよく似たかたちのバーゼリア。ブルニア科バーゼリア属で、ブルニアとは種類は異なる植物です。鎖状をした葉や茎のブルニアと比べ、バーゼリアは細かい葉っぱが密集してつくのが特徴的です。切り花では花色も豊富で、白や赤、緑、シルバー系の品種もあります。

ほかの花材と組み合わせやすい

品種によって花の大きさもさまざまで、小さいものから大きいものまであります。目立つ花材ではありませんが細かい葉っぱはスギやヒバなどとも相性がよく、ナチュラルなアクセントになって使いやすい花材です。ブルニアと同じくそのままドライフラワーになります。

生花のクリスマスリースに使える実もの9:ペッパーベリー

ピンクペッパーの実

Photo by kanonn

ピンク色の3〜4mmの小さな実がたくさんついているペッパーベリー。切り花では半ドライ〜ドライフラワーで出回ります。香辛料のピンクペッパーの名前でも知られる植物ですが、黒胡椒などとは違う植物で、コショウボクもしくはペルーコショウなどとも呼ばれる植物の実です。

ペッパーベリーだけのリースもかわいい

茎が繊細ですが、意外と扱いやすくて重宝します。絶妙なピンク色がかわいく、ペッパーベリーだけのリースも人気です。ピンクは本来の自然の色ですが、切り花では自然ドライと着色のものが出回ります。また青やゴールドなど着色の種類もたくさん。いろんな使い方ができる花材です。

生花のクリスマスリースに使える実もの10:リューカデンドロン

かたちや色が豊富

出典: https://unsplash.com/photos/jVMYout_Q4k

ワイルドフラワー・ネイティブフラワーとして人気の高いリューカデンドロンも、品種によってかたちや色がさまざま。松かさのようなつぼみや、ブルニアにも似たつぼみの品種もあれば、黒っぽい苞葉(ほうよう)が魅力的な品種まで楽しみ方もさまざまです。

クリスマスにはプルモサスが人気

クリスマス装飾の材料には、松かさのようなつぼみが特徴的なプルモサスという品種が人気。切り花ではつぼみの状態で出回り、ドライフラワーになるにつれ蕾が開いて綿毛のような状態になります。茎が硬いのでワイヤリングしやすい花材です。

生花のクリスマスリースに使える実もの11:ドライフルーツ・スパイス

ナチュラルなスパイスリース

出典: https://unsplash.com/photos/k5NdZnUGSKU

ドイツやオーストリアではスパイスを使った伝統的な装飾がありますが、日本でもクリスマス装飾にドライフルーツやスパイスを使うのが人気です。スパイスのクリスマスリースはスパイスリースとも言われ、ブラウンを基調としたナチュラルな雰囲気と香りが楽しめます。

オレンジやシナモンが人気

ドライフルーツで代表的なのはオレンジスライスやレモンスライス、スパイスではシナモンスティックやアニス 、トウガラシなどがあります。花屋さんなどではクリスマスリースに使えるよう、少量の数種類がセットで売っていたりします。

生花のクリスマスリースに使える実もの12:採取できる実もの

実もの探索が楽しい!

出典: https://unsplash.com/photos/KiWnJhSl-FA

以上はお花屋さんで売られることの多い実ものたちですが、秋くらいから、街や山で実を採取するのも楽しくておすすめ。街中でも例えば、公園に落ちている松ぼっくりや、モミジバフウの木の実も面白いかたちをしています。街路樹のナンキンハゼの実やツバキの実の殻も魅力的。

お気に入りを探してみて

Photo byNennieinszweidrei

空き地や山林では、ヘクソカズラなどのつる性植物の実ものも魅力的です。ドングリやドングリのカサなどもリースにつけてみると面白いかも。そうやって街を見ると使えそうな実ものがたくさんあってワクワクします。採取するときは落ちているものを拾い、私有地などには入らないように気をつけましょう。

さいごに

飾っておくだけでクリスマスムードに

出典: https://unsplash.com/photos/VJ1tHtgL69A

松ぼっくりやスパイスなどはきれいに保存しておけば来年も使えます。ご紹介した実ものたちは、クリスマス飾りの周りに散らしたり、花瓶に挿しておくだけでも絵になるものばかり。ちょっとしたクリスマスのインテリアによく使えます。ぜひお花屋さんをのぞいてみてくださいね。

過去の連載はこちらから

この日曜連載では、お花屋さんで実際に買える生花をいろんなテーマでご紹介しています。季節ごとにおすすめの切り花や、長持ちする切り花なども記事にしていますので、気になる方はぜひこちらもチェックしてみてくださいね。

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しまうま花屋
ライター

しまうま花屋

花屋・園芸店勤務で培った知識を生かしてガーデニングやお花に関する記事をメインに書いています。現在、花屋勤務は子育てでお休み中。日曜連載では、花屋の観点からお伝えしたいお花の楽しみ方や買い方のコツなどをぽつぽつと書いています。


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